高野山親王院|1200年の歴史を守る蔵の建て替えにご支援を

高野山親王院|1200年の歴史を守る蔵の建て替えにご支援を

支援総額

14,115,000

目標金額 12,000,000円

支援者
494人
募集終了日
2023年8月31日

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プロジェクト本文

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今から約1200年前に弘法大師空海の十大弟子の一人、真如親王が開かれた高野山親王院。

和歌山県高野山の壇上伽藍の直ぐ側、本中院谷にある真言宗の別格本山です。

 

 

約350年前に建てられた蔵造りの本堂には、智証大師円珍作の本尊不動明王像、白鳳時代の金銅阿閦如来立像、平安時代の木造兜跋毘沙門天立像などの重要文化財を蔵しています。その他にも開基以後1200有余年にも及ぶ長い歴史の中で歴代先徳が収集し、大事に護持してきた国指定の重要文化財指定等を含む仏像仏具や、聖教経典類を数多く所蔵する寺院でもあります。

 

高野山に限らず真言宗において重要な役割を果たしている宝物類ですが、保存、護持管理してきた蔵が長年の風雨雪や経年摩耗にて大きく損傷し、維持していくことが難しくなっております。そこで、数々の歴史的遺産をよい状態で後世へ繋いでいくために、このたび蔵を建て替えることを発願いたしました。

 

この建て替えには総額6千万円が必要です。さまざまな資金調達方法を考えていますが、近年のコロナ禍で宿坊をご利用いただく方が激減した影響もあり、全てを賄うことができない状況です。

 

そこでクラウドファンディングにて広くご支援を募ることを決意いたしました。当院としても大きな挑戦です。先人たちの手でここまで繋いできた歴史を、今度は我々の手で守り継いでいくため、どうかあたたかいご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

 

高野山親王院

 

 

 

親王院は、今から1200年前に嵯峨天皇の皇太子である真如親王が開基した寺院です。

 

 

真如親王は平城天皇の第三皇子で、嵯峨天皇の皇太子となられた後、出家得度し高野山に登られ空海の弟子となり、後に十大弟子の一人となられた高僧で、空海の入定の際には奥の院に付き添ったと言われる人物です。

 

また、空海の御影を描いた人物としても伝わっており、真如親王が姿を描き空海自ら点眼したと伝わる御影が現在も高野山に伝わっています。その御影を元に模写が繰り返され、現在皆様がよく拝まれている弘法大師空海の御影を真如様式と呼ばれ、画力もあったと言われています。

 

 

そのエピソードを証明するのが現在、壇上伽藍の御影堂に祀られた弘法大師空海の御影です。通常見ることは叶いませんが、毎年旧暦の3月21日に行われる御逮夜法会(おたいやほうえ)の後にだけ一般の方も御影堂に入ることができます。

 

また、当時を物語る資料として、智証大師円珍作不動明王坐像、毘沙門天像(弘仁時代)と金剛阿弥陀如来像(白鳳時代)等が所蔵されています。

 

 

さらに江戸時代になると、仙台藩御用絵師であった狩野派の絵師、菊田伊州らによって障壁画を手掛けた歴史があり、170年以上そのままの形で保存されています。

 

本堂は今から約350年前の蔵造りで、燈明の明かりだけが点っています。ご本尊は重要文化財にも指定されている智証大師円珍作の不動明王坐像です。

 

 

 

当院では上記に記載した以外にも、歴史的に非常に価値のあるものを数多く所有しております。

 

本来それらを保管する役割を持つ建物が蔵ですが、長年の風雨雪や経年摩耗により傷みが激しく、また蔵に入りきらない、歴代先徳が護持してきた仏像仏具類、聖教経典類や掛け軸、蔵書などは、やむを得ず本堂や庫裡に保管しております。

 

このままでは、貴重な歴史的遺産をよい状態で保管し続けることが難しい状況です。

 

傷みの激しい現在の蔵
傷みの激しい現在の蔵

 

数々の歴史的遺産をよい状態でなんとか後世へ繋いでいけないかと考え、このたび蔵を建て替えることといたしました。

 

 

 

 

この建て替えには総額6千万円が必要です。しかし近年のコロナ禍で宿坊を利用いただく方が激減。それに伴い、当院の収入も減少しています。さまざまな資金調達方法を考えていますが、それでも全てを賄うことができない状況です。

 

そこでクラウドファンディングにて広くご支援を募ることを決意いたしました。当院として大きな挑戦です。

 

高野山は世界的に有名ですが、その中に親王院という寺院があることを、このプロジェクトを通じてより多くの方々に知っていただきたいと考えています。また、先師先徳が収集し大切に護持してきた宝物を未来へとつなぐという想いを皆様と共有し、それを蔵という形にできることを祈っています。

 

 

今回の建て替えは、今より大きな蔵にするため、沢山の方の協力が必要になってまいります。そこで今回クラウドファンディングを通じていただいたご支援金は、全て蔵の建て替えに使わせていただきます。

 

クラウドファンディングの成功後、まずは現在立ってる蔵の中の宝物類を出して蔵の解体、その後約2倍の大きさの蔵に建て替える計画で、期間は約1年を見込んでます。

 

クラウドファンディング概要

 

■目標金額:1200万円

 

■資金使途:高野山親王院の新しい蔵の建立にかかる費用、クラウドファンディングの諸経費

 

※本プロジェクトはAll or Nothing方式です。目標金額に1円でも満たなかった場合、ご支援者様に全額返金となります。

 

 

 

 

高野山に御縁深き皆様方におかれましては愈々御清祥の事とお喜び申し上げます。高野山別格本山親王院の住職、川上隆輝と申します。

 

親王院は、平城天皇の第三皇子で、嵯峨天皇の皇太子となられた真如親王(高岳親王)が薬子の変に連座して御落飾、仏門を志し高野山に登って弘法大師の弟子となり開かれた1200年の歴史を持つ寺院です。真如親王は弘法大師の十大弟子の一人で、特に知られるのが檀上伽藍の御影堂にまつられている弘法大師空海の御影は、真如親王が姿を描き空海自ら点眼されたと伝わっています。

 

また、弘法大師御入定後はさらに仏法を志し入唐、しかし当時の唐は仏教弾圧により仏教衰退により良い師を得られなかったことから天竺を目指され途中羅越国、現在のマレー半島辺りにて遷化されたと伝わっています。

 

その開基真如法親王より1200年にも渡り脈々と歴代先師先徳が今日まで伝えて来た法燈、仏像仏具、聖教経典類を絶やすことなく、この先100年200年、1000年先の未来へ残すべく新たに蔵の建替え工事を実施致します。

 

クラウドファンディングを通じて広く皆様方に御浄財の御寄進をお願い致します。何卒後世に残せる様皆様方の深いご理解と御協力をお願い申し上げます。 合掌

高野山 親王院

住職 川上隆輝

 

 

 

株式会社AND BIZ

代表取締役 鈴木 世一

 

「これが1000年以上も前の物!?」
寺社仏閣に訪れると、こんな感動の言葉が口をついて出ることがありますよね?

高野山別格本山親王院の本堂は未だに電灯も無く お灯明のあかりが灯るだけの、 幻想的な雰囲気のお寺です。
古刹である親王院では、1000年どころか約1200年の悠久の時を伝える、平安時代以降の数々の寺宝が収蔵されており、様々なタイミングで御開帳をしていただき、 私共も目にし、 感動させて頂いております。
拝見させて頂くたびに、 永きにわたり保管、 維持管理のご苦労は想像もつきません。
さてこの度、 寺宝を保管収蔵する上で最も重要な、 お「蔵」を建て替えるとのこと、 ぜひこの寺宝から頂く感動を子々孫々まで、 保管維持できます様に応援させていただくと同時に、皆様方の大きな応援をせつにお願い申し上げます。

 

高野山大学教授 
密教文化研究所所長 佐藤 隆彦


高野山親王院は多くの文化財を所蔵する高野山内屈指の名刹である。親王院は水原弘栄師、水原堯栄師、中川善教師という近代高野山を代表する学僧が住職を勤められた寺院でもある。特に水原堯栄師は、「高野山学」の研究に一生を捧げられ、その業績は『水原堯栄全集』にまとめられている。今日に至るも、その学問的意義は全く衰えず輝き放ち続けている。
水原堯栄師が集められた貴重な古文書、聖教類が、「堯栄文庫」の中核である。「堯栄文庫」については、これまで学術調査がなされたことはなく、その全貌は全く知られていない。お「蔵」が出来ればその内容調査が行われることが期待される。
「堯栄文庫」を含め親王院に伝来する貴重な法宝を次の世に伝えていくことは、大変な困難が伴い親王院一寺院だけでは簡単になせるものではない。そこで多くの人にお力添えをいただき、 寺宝を保管収蔵する お「蔵」を建て替えることによって文化財を末永く伝えていければと願っている。お「蔵」を建て貴重な文化財を次の時代に伝えていくのは今の時代に生きるものの責務であると思うからである。さらに仏教的に云えば、お「蔵」を建てることを支援することは、大きな功徳を積むことにもなると信じている。皆様方の大きな応援を切にお願い申し上げ「応援メッセージ」といたします。

 

 


●プロジェクトに関するご留意事項
 

○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

 

○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。

 

○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

 

○ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
川上隆輝(親王院)
プロジェクト実施完了日:
2024年10月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

親王院の宝物類を保存、護持管理するための新たな蔵を建立する費用を募ります。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填します。

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リターン

10,000+システム利用料


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クラウドファンディング限定 特別御朱印

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●クラウドファンディング限定 特別御朱印
●クリアファイル

申込数
232
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

30,000+システム利用料


独鈷杵御守り

独鈷杵御守り

●お礼メール
●公式ホームページにお名前掲載(希望制)
●クラウドファンディング限定 特別御朱印
●クリアファイル
●独鈷杵御守り

申込数
90
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


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クラウドファンディング限定 特別御朱印

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申込数
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30,000+システム利用料


独鈷杵御守り

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2023年12月
1 ~ 1/ 17

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