支援総額
目標金額 470,000円
- 支援者
- 35人
- 募集終了日
- 2020年8月5日
土壌や河川水の分析サービス (土の計るだけダイエット)
1 背 景
・化成肥料,BB肥料,多頭化による堆厩肥とスラリーの投入量増加によるKの過不足が課題(特に牛舎周りの草地は過多,牛舎から離れた飛び地は欠乏)。
・全体的に,炭カル・ヨウリンの無投入によるCa欠乏が拡大。
・結果として,土壌のK過剰,Ca欠乏の草地が牛舎周りを中心に増加。牧草体のK過剰によるテタニー比が上昇。その結果,グラステタニー,低酸度二等乳,乳熱,飛節の腫れなどの疾病リスク上昇。
2 対策の方法
・スラリー等を飛び地も含めて土壌K含量に合わせた散布が必要。草地更新時以外でもCaを投入する意識が必要。
・そのために・・・まず計ってみよう・・・土壌交換性および牧草体Na・K・Ca測定による計るだけダイエット。
・土壌を0-5cm採取(牧草体はハンドソーディング)・・風乾・・抽出・・炎光分析。
3 効 果
・スラリー等を均一に散布しようとする意識。
・土壌交換性Kの高い草地には,化学肥料・スラリー等を控える意識。
・土壌交換性Kから牧草のK含量およびテタニー比を推定し,乳牛疾病リスクの認識。
Kの高い草地の牧草のみを給与しない意識。
・Caを投入しようとする意識(=N投入とCa投入はコスト的にトレードオフ。Ca投入はN投入を減らす効果がある)→草地植生の改善と土壌から河川へのAl流出抑制。
河川水AlはKより推定(KとAlは相関があるとの既往の研究より)
4 対象地域 北海道全域
リターン
10,000円
土と水を保全する研究成果2020
このプロジェクトで明らかになった研究成果・データを,支援者の皆様にご提供いたします。データの活用は特に制限を設けないこととします。メール添付をご希望の場合は、メールをご選択ください。郵送をご希望の方は、郵送をご選択ください。郵送でお送りします。
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2021年3月
10,000円
ニシベツ伝記(小説)
今までの研究成果を小説化してみました。
架空の根釧原野に存在する、付属短期大学を持つニシベツ実業高校を舞台として、地域の課題を生徒たちが解決していく、と言ったストーリーです。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 99
- 発送完了予定月
- 2020年10月