土と水を保全するプレ活動の開始（2020年7月27日）

　この3週間で、多くの方々のご支援をいただきました。本当にありがとうございます。

　土と水の保全への活動は、早ければ早いに越したことはありません。今できる範囲で、プレ活動を行っています。

　先日は、根釧地方の酪農適塾にて、現地研修会に参加してきました。半世紀、草地更新を行っていない（草地を耕したことがない）採草・放牧兼用地を見させていただきました。この採草・放牧兼用地は、現在化学肥料は撒いていないそうです。それでも、草は育ち、土の腐植（炭素）は多く、近くの湧き水（アイヌ語でメムと言います）の水質も良好でした。

　北海道各地では、このような実践が、丹念に探すと多く見つかります。現場からの実践に光が当たり、普及していけば、土と水は確実に保全されると思います。

　根釧地方と十勝地方の河川水のサンプリングも行い、近日中に分析を行う予定です。

　データと現地での話題交換によって、課題を解決していけると信じています。