子ども達が描く未来を支える!支援の届かないシリア国内に教育を

子ども達が描く未来を支える!支援の届かないシリア国内に教育を

支援総額

2,172,000

目標金額 2,000,000円

支援者
206人
募集終了日
2019年10月31日

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2019年10月17日 06:00

シリアのおじいちゃんが教えてくれたこと

 

 

「1人の人間の死は悲劇だが、

 100万人の死は、もはや統計である」

 

 

先日、読んだ本に書いてあった言葉です。

 

シリア国内へのトルコ侵攻による死者が出る中、

僕はこの言葉とともに、シリアで出会った家族を思い出しました。

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「なんのために生きるのか」を教えてくれた

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僕がシリアにいた時、とても仲良くしていた家族がいました。

おじいちゃんからは「いつか一緒にトルコに行こう!」と声をかけてもらっていて、

特に深く考えずに「うん、いつかね」と、生返事で答えていました。

 

現在のシリアは、かつてはオスマン帝国があった場所で、

おじいちゃん世代には、シリア~トルコは大きな隔たりがなかったんだと思います。

(計算すると、すでに国境線は引かれていた時期だとは思います)

 

 

 

 

僕がシリアに住んでいたのは2008~10年。

1年が経とうとした時、おじいちゃんの体調が急激に悪化しました。

僕の家のすぐ近くにある、町の病院に入院したのですが、

点滴を打たれて横になる体は、どんどんやせ細っていきました。

 

しばらくして退院し、村に戻りましたが、

それは体調が良くなったからではなく、家族とともに過ごすためでした。

そして、家族に囲まれて、おじいちゃんは亡くなりました。

 

僕が村に行くと、おじいちゃんは、いつも家族や村の人たちに囲まれていました。

それは町の病院の時もそうでした。

葬儀の際には、村中から人が集まって、皆で穴を掘って、おじいちゃんが埋葬されました。

お墓の横に建てられたテントには、1週間、入れ代わりでたくさんの人たちが参列しました。

 

お葬式のテントの中

 

 

 

ある日、100人ほどの参列者がいる葬儀の中、家族から

「君も何か一言、話してごらん」と言ってもらい、僕が感じたことを伝えました。

 

「”僕の”おじいちゃんー血は繋がってないけど、僕のおじいちゃんだと思ってますーが亡くなったこと、とても悲しいです。

 

でも、嬉しいこともありました。

おじいちゃんは、亡くなる前も、亡くなった後もこうして、本当に多くの人に囲まれて、見送られていきました。

おじいちゃんが生きた証を、すごく感じました」と。

 

 

おじいちゃんは、社会的な名声を得た人でもなく、偉業を成し遂げた人ではないかもしれません。

しかし、身近な人たちを大切にし、家族を大切にした生き方をした人でした。

 

 

「目標を実現しないと、人生に価値がない」

「社会的に成功しないといけない」という思いが、かつての僕にはありました。

 

ですが、おじいちゃんのカッコいい生き様を見て、僕は心から尊敬し、憧れ、

「身近な人を大切に生き方」を目指したい、と思うようになりました。

 

 

お墓の横に建てられるテント。1週間ほど喪に服す場となる

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

統計ではなく、そこにある人生を

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おじいちゃんの死は、悲しい出来事です。

僕は今でも鮮明に、その日のことを思い出します。

 

僕がいた頃のシリアは、日本よりもはるかに治安が良く、飢える人もいない豊かで平和な国で、まさか、シリアが戦争に"巻き込まれる"日が来るなんて、想いもしませんでした。

 

(「内戦」とされていますが、戦争が始まる前から他国から干渉が行われていました)

 

 

 

2011年から始まるシリアの戦争は、発表する機関ごとに違う数の死者がカウントされ、まさに「統計」で表される”死”は、はるか遠くの出来事でした。

 

おじいちゃんのお葬式で感じた「命の重み」もなく、

見送られることのない死が、流れ作業のようにニュースの文字になっていきました。

 

 

じいちゃんのお墓に花を添える孫

 

 

 

おじいちゃんが亡くなった日、家族も僕も、大声を出して泣きました。

ですが、数時間経った頃、孫にあたる小学生の女の子が、

目を腫らしつつも、涙が止まった目を僕に向けて言います。

 

「泣くことは大丈夫。でも泣き続けるのは良くないの。

 地面にこぼれ落ちた涙が、おじいちゃんに届いて、痛みになってしまうのよ。

 だから、もう泣いちゃダメよ」

 

 

当時小学生だったその子も、今では結婚し、ママになっています。

おじいちゃんが生きた証が、こうして続いています。

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今、僕たちにできることは

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シリアのおじいちゃんから教わったこと。

それはまず、身近な人たちを幸せにすることです。

 

ノーベル平和賞を受賞した際に、マザーテレサが、

「私たちが平和のためにできることはなんですか?」と聞かれ、

「家に帰って、家族と一緒に過ごしてください」と答えた、というエピソードを聞いたことがあります。

 

私たちも、まずは身近な人たちのために、できることを最優先していただければと願います。

 

 

そして、余裕があるようでしたら、

是非、私たちの活動にご協力くださいませ。

 

 

私たちの支援先の地域は、先月から海外からの教育支援が打ち切られ、

35万人の小学生が学校に行けなくなる危険がある、という過酷な状況です。

 

その中で「ゼロを200にする、という私たちのプロジェクトの重要性が増している」というのが現地からのメッセージです。

 

皆さんのご協力、本当にありがとうございます!

目標金額を達成し、是非一緒に200人の子ども達に教育を届けましょう!

 

 

 

① クラウドファンディングにご支援いただくこと

https://readyfor.jp/projects/syria2019

 

 

② 継続支援にご協力いただくこと

https://syncable.biz/associate/piece-of-syria/donate/

https://pieceofsyria.thebase.in/

 

 

③ イベントに参加いただくこと

 

 

どうぞ、ご検討いただけますよう、お願い致します。

 

 

 

リターン

10,000


プロジェクトを全力で応援!(1口=1人の子どもが1年間幼稚園に)

プロジェクトを全力で応援!(1口=1人の子どもが1年間幼稚園に)

① 子ども達からの感謝の手紙

② 活動報告書

③ オンライン活動報告会にご招待
(日時は後日、連絡いたします)

●2口以上のご支援も歓迎です!

●経費を除いた全額を、シリアの子ども達のために大切に使わせていただきます。

支援者
68人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

3,000


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【学生・イベント参加者限定】プロジェクトを全力で応援!

①子ども達からの感謝の手紙
②報告書(メールにてお送りします)
③次回イベント参加時にポストカード1枚をプレゼント


●学生の方、今までにPiece of Syriaのイベントに参加されたことにある方、限定になります。

●経費を除いた全額を、シリアの子ども達のために大切に使わせていただきます。

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

5,000


シリアの子ども達とつながろう!

シリアの子ども達とつながろう!

① 現地の子ども達が幼稚園で遊ぶ動画
② 子ども達からの感謝の手紙
③ 報告書

●経費を除いた全額を、シリアの子ども達のために大切に使わせていただきます。

支援者
69人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

15,000


グッズを買って応援!(アレッポの石鹸、アラブの珈琲、ノート)

グッズを買って応援!(アレッポの石鹸、アラブの珈琲、ノート)

① アレッポの石鹸「エキストラ40」
② 絵本作家 陣崎草子さんの絵のノート
③「アラブの珈琲」ドリップパック×3
④子ども達からの感謝の手紙
⑤活動報告書
⑥オンライン活動報告会にご招待

━━━━━━━━━━━━━

①オリーブオイルと月桂樹オイルを原料としたアレッポ石鹸「エキストラ40」(「株式会社 アレッポの石鹸」の皆さんからご提供)

②絵本作家・児童文学作家、陣崎草子さんが今回のために書き下ろした、シリアをモチーフにした絵を用いたノート

③シリアなど中東で飲まれているカルダモン入りのアラビアンコーヒーのドリップ版「アラブの珈琲」(鬼丸武士さんご提供)

支援者
29人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

30,000


子ども達から感謝のお手紙をお届けします!

子ども達から感謝のお手紙をお届けします!

① メッセージをお預かりして、シリアの子どもにお渡し、子ども達からのお返事を届けさせていただきます(ご支援者様のお名前入り)。

② グッズ(アレッポの石鹸、アラブの珈琲、ノート)※リターンなしも選べます

③ 報告書にご支援者様のお名前を掲載させていただき、お送りします。

④ オンライン活動報告会にご招待

支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

50,000


教室の壁にあなたのお名前をお書きします!

教室の壁にあなたのお名前をお書きします!

① 新しく設置する教室の壁に、ご支援者様のお名前をお書きし、教室の写真をお届けします。(法人名・飲食店名も対応可)

② メッセージをお預かりして、シリアの子どもにお渡し、子ども達からのお返事を届けさせていただきます。

② グッズ(アレッポの石鹸、アラブの珈琲、ノート)※リターンなしも選べます

③ 報告書にご支援者様のお名前を掲載させていただき、お送りします。

④ 中野貴行が、お礼報告やシリアの活動の講演にお伺いします

●旅費、宿泊費は別途ご負担ください。時期ご相談、2020年4月まで。
●オンラインでも対応可能です

支援者
4人
在庫数
26
発送完了予定月
2020年3月

100,000


プロジェクトを全力で応援!(1口=10人の子どもが1年間幼稚園に)

プロジェクトを全力で応援!(1口=10人の子どもが1年間幼稚園に)

① メッセージをお預かりして、シリアの子どもにお渡し、子ども達からのお返事を届けさせていただきます(ご支援者様のお名前入り)。

② 報告書にご支援者様のお名前を掲載させていただき、お送りします。

③ 中野貴行が、お礼報告やシリアの活動の講演にお伺いします
(交通費、旅費は実費となります。時期別途相談。オンラインでも対応可能です)

●経費を除いた全額を、シリアの子ども達のために大切に使わせていただきます。

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

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