身近な科学を、カンボジアの子供たちに!

支援総額

369,000

目標金額 350,000円

支援者
36人
募集終了日
2024年2月29日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 私たちは、探求空間宮崎支部です。今回のカンボジアでの科学教室の実施は宮崎支部の私たち大学1年生がメインで企画立て、実施します。私たちが所属している探求空間は、子供たちに遊びの中から学ぶことの楽しさを伝えたり、自分の夢を探求をする空間を作りたいという気持ちからできたボランティア団体です。メンバーは、大学生、高校生、中学生をメインに、教育アドバイザーとして学校の元校長先生はじめ理科や英語を中心とする先生方や運営アドバザーとして社会人の方々も参加しています。現在、山梨本部と宮崎支部に分かれて、それぞれの場所で活動を行っています。山梨本部では、2020年より夏休みや春休みに大学生、高校生が中心となって「学生の手による子供のための科学教室」を企画し、保育園や地域の福祉協議会主催の子ども食堂、地域イベント等で実施しています。

そのほか、保育園にてアドバイザーの先生方による定期的な科学教室や中学校の総合学習の一環として、「生き方」教育のプログラムも開催しています。宮崎支部では、児童センターで定期的に科学教室を開催しています。また、2020年からカンボジアで科学教室を開催することを目的に、カンンボジアの学生たちとお互いの理解を深めるために定期的にオンライン交流会を行っています。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 私たちは、地域の子供たちに、身近な自然や現象から気づく科学の楽しさや不思議を学ぶことを目的とした科学教室活動を実施しています。活動を行っていく中で、実際に科学教室を0から企画して、実行するまでの大変さや、楽しさを知って、日本だけでなく海外の学生達ともこの体験を分かち合いたい、活動の輪をもっと広げたい、と考えるようになりました。そこで、いろいろな海外の教育の様子を調べる中で、カンボジアでは1970年代ポル・ポト政権時代に反知性主義のもと、ジェノサイトが行われ、多くの教育指導者が命を落としました。その後、国内が安定したあとも学校施設と教育指導者の人手不足が続いています。また、子供達は学校にたとえ行っていても語学、数学中心の学習で、理科指導者の不足と実験、観察道具の不足により、生活活動に必要な「生きるすべ」を学ぶ基本的な理科的知識を座学のみで、体験を通して学ぶ機会がほとんどありません。そのため、実験や観察などの体験がないまま大学に進学している学生が大多数であることを知りました。

 

 観察や実験をしていないということは、「コロナウイルスに気をつけようといわれても、微生物を見たことがない人たちには実感がわかないだろう」、科学の便利さや有用さを体験を通して学んでいないと「科学進歩の大切さ、それからから生まれる豊かさを想像できないのでは」と、自分たちの経験から振り返って感じました。さらに、「環境の保護、温暖化現象の深刻さを訴えても協力を広く得ることは難しいのではないか」と。

 

  そこで、私たちが行っている活動をカンボジアの学生達と共有すれば、一緒に活動する学生達には体験を通して学ぶ科学教育の必要性と楽しさを経験していただく機会となり、彼らが近い将来その経験をカンボジア国内で広めていく大切な仲間として活躍してくれるかもしれない。また、カンボジアのこどもたちと遊びを通して科学を楽しむ機会を持てば、自然には、たくさん不思議な現象や生物が存在し、それを学ぶことで、それを活かし、共生しながら「豊かに生活していくすべとして、科学が必要であること」に気づく機会になるのではないかと。

 

 そして、それらを学ぶための手段として、語学や数学の知識も必要になる。だから、人は「学ぶということが大切なんだ」と感じ、学習意欲につなげる機会になってくれるといいなと思います。

 

 私たち日本人の多くは、日本の教育環境のなかで、衣食住すべてにおいて、自然科学の現象や知識を用いて、生活を豊かにし、安全な環境を維持できることを理解して生活しています。だからこそ、科学体験は、生きていく上で大切な経験だと実感している私たちが行くことで、経験してもらう機会をもち、一緒にその喜びや楽しさを共感し、私たち自身もその経験から、より多くのことを学べる機会になるのではと思っています。その経験が、お互いの国の未来へと生かせるのではと考えています。

 

  科学の楽しさは、実際に触れてみること!自分の目で見て、体験すること!

日本での科学教室の経験を生かして、私たちは2024年3月に、カンボジアへ行って、体験型の科学教室をカンボジアの学生達と一緒に開催したい! 

 

 それらを実現するため、今回のプロジェクトを実施します!

 

 あわせて、日本のともみそろばん教室のご協力で、そろばんの寄贈とその後の無料オンラインそろばん教室の開催の計画があるため、その準備とオリエンテーションを合わせて、簡単なそろばんを使った算数教室の開催、およびフリスクール(tiny toones)に通う子供達は、現地の公立学校にも通うことも困難な家庭環境の子達も多いため、その保護者に向けて、裁縫セットを日本より無償提供し、地元のクロマーという布を用いたテーブルランナーの制作教室を開催後、それらを私たちの団体で正当な価格で買い取り、日本での販売も計画しています。

 

 

 

 

▼プロジェクトの内容

 今回のプロジェクトの目的は、以下の6の項目になります。

・カンボジアの子供達に実験や観察を取り入れた遊びを通して、身のまわりの科学や自然の楽しさにきづく機会をつくる。

 

・カンボジアの学生と一緒に科学教室などの体験活動の共同開催より、お互いに交流を深め、お互い学び合う機会とする。

 

・顕微鏡をはじめとする科学教材やノートなど教育教材の提供。

 

・日本のそろばん教室より寄贈されたそろばんを使って、簡単な算数教室を行い、その後日本のそろばん教室の先生方による無料オンラインそろばん教室の準備とプレ教室を行います。そのために必要な教育機器の提供。

 

・フリースクールに通うお子さん達の保護者に向けて、カンボジアの生活に身近なクロマーという布を使ったテーブルランナー製作教室を開催し、それらを現地の正当な価格で購入後、日本のイベントなどで販売を予定しています。

 

・カンボジアの大学(アジア・ユーロ大学予定)の見学と学生との今後の活動に向けての交流会を実施する予定です。

 

・カンボジアのマンゴー農家(SKファーム予定)の見学と今後の加工品工場建設に向けての勉強会を行う予定です。

 

以上のような内容で、今回のプロジェクトを実施する予定です。しかし、これらのプロジェクトを行うためには、私たちの微力な力では、難しいのが現状です。そこで、皆さんのお力をお借りできれば、体験を通して学ぶ機会の少ない多くのカンボジアの子供達や学生に、これらのプロジェクトを提供できるのではと思います。参加してくださったカンボジアの方々の未来の夢をつくるひとつの機会になると思います。どうぞ、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

寄付先の団体とは、協力団体JECSAとつながりがあり、職員と連絡しながら交流を深めています。今後JECSAを通してカンボジアでのボランティア活動と学生間交流を拡充する計画があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 今回のプロジェクトを通して、カンボジアの子供達や学生達に科学を身近に捉え、生活に多くの科学的要素があることを、体験を通して実感してもらうことで、自然の豊かさや科学現象の面白さを一緒に共感し、まずは自分で、見て、体験する学びは楽しいと感じてもらいたいと思っています。そして、それは決して特別な活動ではなく、いつもの生活の中で「なぜかな?」という科学的視点をもって見ると、たくさんの実験や観察の要素があり、学ぶ機会があると気づいてもらう機会になると思います。

 

そんな機会となれるように、現地の学生とも事前に打ち合わせをオンラインなどで行いながら、協力して楽しい科学教室を開催したいと考えています。

 

 また、簡単な顕微鏡や虫眼鏡などの科学教材や教育資材を提供し、身近に観察、実験ができる機会を作ってもらえればと思います。

その体験が、自分たちの体を微生物や細菌から守ることなど、科学的観察や体験を得ることで、より安全で、豊かな生活につながると実感していただけると信じています。

 

 そろばんを使った算数では、そろばんを使うということから、簡単な計算をする機会を多く持ってもらうことで、楽しく算数を学習する手助けになればと考えています。こちらは、私たちが帰国後も現地のNPO法人とともみそろばん教室の力を借りて、オンラインを使用しながら継続的に実施していく予定でいます。オンライン学習に必要なプロジェクターなどの教育機器も提供する予定です。

 

 フリースクールの保護者の方への裁縫教室は、今回裁縫の基本を体験し、実際に製品を作っていただくなかで、技術をもっと収得したいという方々が出てくれば、今後、カンボジアにミシンなどの提供を希望している日本の縫製会社さんとつなげていきたいと考えています。

 

 そのほか、現地の学生との交流では、一緒に活動やいろいろな意見交換をする中で、お互いをより深く理解し、国境を越えて、言葉を超えて一緒にプロジェクトを完了する体験を分かち合えればと思います。そのなかで、さらにお互いの豊かな未来につながる新しいビジョンが見えてくるのではと期待しています。

 

 以上の内容を遂行するためには、私たちの力だけでは、難しいため、今回こちらでプロジェクトを紹介させていただき、広く皆様のお力添えをいただきたくお願いする次第です。皆様のお力で、体験を通した楽しい科学教育の場をカンボジアの子供達に提供していただけると幸いです。カンボジアの子供達の夢をつくる活動になるよう、カンボジアの学生と共に頑張りたいと思いますので、どうぞご協力よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

掲載している名称および画像はJECSAより許諾を得て掲載しています.

探求空間よりTiny Toonesさんへ寄贈を行うことの許諾を取得しております。

また、やむを得ない事情によりイベントが当初の予定の日時に開催できなかった場合イベントは延期させていただきます

 

プロジェクト実行責任者:
藤田輝月(探求空間 宮崎支部)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月10日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

私たち探求空間が、ンカボジアの首都プノンペン近郊のスラム街にあるフリースクールで現地のカンボジアの学生と日本より探求空間の学生メンバーを中心に科学教室や算数教室、スラム街の母親を対象にして裁縫教室を行います。資金は、顕微鏡をはじめとする理科教育資材やノートなどの教育関係資材の購入と、資材運送費、現地学生と一緒に活動する活動費、フリースクールへの支援金に当てます。また、母親学級による裁縫教室に必要な資材購入も行います。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標差額は、探求空間の募金活動などの収益及び参加者各自の自費で負担します。

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リターン

1,000+システム利用料


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活動報告メール

現地での活動の様子を活動報告としてメールにてお知らせします。

支援者
16人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

5,000+システム利用料


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活動報告メール、感謝状(PDF)

感謝状(PDF)と現地での活動の様子を活動報告としてメールにてお知らせします。

支援者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

10,000+システム利用料


活動報告メールと感謝状(PDF)、コットンのテーブルランナー1枚

活動報告メールと感謝状(PDF)、コットンのテーブルランナー1枚

感謝状(PDF)と現地での活動の様子を活動報告としてメールにてお知らせします。その他、カンボジアのコットンクロマ―を素材にし裁縫教室に参加したお母さん達手作りのテーブルランナーを郵送にてお送りさせていただきます。尚、申し訳ございませんが、色や柄は、見本とことなることがありますことご承知おきください。

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

50,000+システム利用料


活動報告メール、感謝状(PDF)、カンボジアシルクテーブルランナー1枚

活動報告メール、感謝状(PDF)、カンボジアシルクテーブルランナー1枚

感謝状(PDF)と現地での活動の様子を活動報告としてメールにてお知らせします。そして、カンボジアのシルククロマ―を素材にし裁縫教室に参加したお母さん達手作りのテーブルランナーを郵送にてお送りさせていただきます。なお、申し訳ありませんが、色や柄は、見本とは異なることがありますことご承知おきください。

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年8月

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