プロジェクト概要

 

 

8%

 

突然ですが何の数字だと思いますか?

 

実はこれ、日本のエネルギー自給率なんです。

 

自給できるエネルギーだけで

生活しようとすると、

例えばスマホの使用時間が10分の1になります。

 

1日に2時間使っている方はその10分の1。

12分しか使えません。

 

 

いかがでしょうか。

 

90%以上のエネルギーを他で買ってきて、

なくなればまた買う。

 

そのエネルギー(化石燃料)が

いつか無くなることは誰でも知っています。

 

いつか無くなるエネルギーの使い捨てによって、

現在は豊かな暮らしが出来ているのです。

 

(出典元 日本のエネルギー

「エネルギーの今を知る20の質問」https://www.enecho.meti.go.jp/about/pamphlet/pdf/energy_in_japan2017.pdf)

 

 火力発電所に船で搬入される液化天然ガス。

(写真ACより引用 https://www.photo-ac.com/)

 

しかし、50年後は?100年後は?

 

使い捨ての仕組みのままなら、

あなたの子供、孫、ひ孫の生活は

どうなるのでしょうか?

 

 

エネルギーを自給しながら

豊かな暮らしを実現し、持続する。

 

そんな世の中が理想的であることは

間違いありません。

 

 

このままで良いのか?

良くないなら、今、何ができるか?

 

 

このプロジェクトは、

私自身へのそんな問いかけから

スタートしています。

 

 

 

今からさかのぼること2年。

 

私、佐々木は

製鉄所を建設する仕事をしていました。

 

格好良く言えば

プラントエンジニアってやつです。

 

工事監督として日本全国、津々浦々。

 

20代の頃は製鉄所がある街を

転々としていましたが、

30歳の時に海外プロジェクトを

多く抱える部署へ配置転換。

 

インド、中国の案件をメインにこなす日々を

過ごしていました。

 

 

仕事の比重が徐々に海外にシフトし、

他国のインフラ整備に携わる中で、

逆に、日本の世の中に直接貢献したい、

そんな思いが芽生えます。

 

「日本のために、俺は何ができるのだろう」

 

インドの田舎道を走る車の中で

自問自答していました。

 

 

そんなある日、

バイオマスについて調べる機会に恵まれます。

 

バイオマスとは農作物や草木といった、

地球上の生き物から得られる資源のことです。

 

例えば、ブラジルでは

サトウキビやトウモロコシから

燃料をつくり、

ガソリンに混ぜて使っています。

 

また、ヨーロッパでは木を燃やして発電している

一般家庭も存在します。

 

 

バイオマスは最終的に燃やすことで

エネルギーを取り出しますが、

その際、二酸化炭素を発生します。

 

しかし、別のバイオマスが

この二酸化炭素を吸収して成長するので、

地球上の二酸化炭素の量は増えません。

 

このように、バイオマスは地球上で循環する

エネルギー資源なのです。

 

 

循環するバイオマス資源の模式図

 

 

もちろんバイオマスは、

日本でも利用されています。

 

しかし、

日本の国土の約7割と言われる森林では、

林業離れから荒廃が進んでいたり、

売れ残った食品のその40%が

再利用されずに処分されています。

(出典元 環境省

食品廃棄物等の利用状況等(概念図)H27年度推計値https://www.env.go.jp/recycle/food/post_5.html

 

エネルギー自給率の低さが示すように、

現時点では、まだまだすべてのバイオマスを

有効利用できていないのです。

 

そんなことを調べているうちに

私も子供を授かります。

 

我が子の幸せを願い、

我が子が生きる未来の世の中に思いを巡らせ、

現在の豊かな暮らしを次の世代、

さらにその先の世代ににつなげたい。

 

そう考えるようになりました。

 

 

豊かな暮らしを支えるには

エネルギーが必要です。

 

だからといって、いつかは無くなる化石燃料に

いつまでも頼るわけにはいきません。

 

ならばどうすべきなのか?今何ができるか?

 

自身にそう問いかけ続けた結果、

 

 

循環するエネルギー資源、

 

バイオマスを活用することで、

 

豊かな暮らしが持続する、

 

循環型社会の実現に貢献しよう。

 

 

そう強く想うようになりました。

 

とは言ったものの、、、

 

バイオマスを活用、、、。

 

……どうやって?

 

我が子を思う気持ちは誰もが一緒だと思います

 

 

 

私、佐々木の考えを述べます。

 

バイオマスを活用する鍵は、

発生した地域で、

発生している量に見合った規模で、

無駄なく活用することだと考えています。

 

例えば、秋の公園で発生する落ち葉を

有効利用することを考えてみましょう。

 

私なら落ち葉をその場で集め、焚き火をして、

焼き芋をつくります。

 

 

つまり、その場で燃やして

得られた熱を利用するのです。

 

単純なようですが、私はこれが

ベストな仕組みだと確信しています。

 

 

 

バイオマスを燃やして得た熱を

何に利用するのか

 

私がたどり着いた結論は、

各地域で必ず営まれている「農業」です。

 

 

冬に夏野菜を生産するビニールハウスでは、

多くの方が化石燃料を利用しています。

 

化石燃料を燃やして、

その熱でビニールハウスを暖めるのです。

 

例えば、一般的なトマト農家が

冬にトマトを生産する場合、

 

ビニールハウスの中の温度を保つために、

通常12000Lほどの重油が必要となります。

 

車のガソリンは多く入れても

一回あたり60Lほどだと思いますので、

その200回分といえば、

なんとなくイメージが湧くでしょうか。

 

 

この重油に替えて、

地域で使われていないバイオマスを利用します。

 

一般的な農業用ビニールハウス

(写真ACより引用 https://www.photo-ac.com/)

 

 

 

地域で使われていないバイオマスとは

 

私は「竹」に目をつけました。

 

かつて竹は生活に必要な資材として、

そしてタケノコは貴重な春の食材として

重宝されていました。

 

しかし、現在はプラスチック等の普及や

輸入タケノコにより

国産の竹やタケノコの需要が低迷。

 

管理者の高齢化も重なり

竹林は荒廃してしまいました。

 

 

荒廃した竹林とはどのような状況なのか。

 

枯れた竹が倒れ、幾重にも重なり、

新しい竹が所狭しに伸び放題。

 

昼間でも薄暗く、

人気がないため不法投棄の温床に。

使われなくなった家電製品やタイヤが

平気で捨てられています。

 

スギやヒノキの人工林、そして里山を荒らし、

その上、地盤を支える力も弱いため、

土砂崩れの原因にもなります。

 

そんな竹林は放置竹林と呼ばれ、

今では地域の厄介者です。

 

 

一方で、一年で20mも伸びる成長スピードと、

次から次へと生えてくる繁殖力は、

資源として非常に魅力的です。

 

そこで、まずはこの厄介者、

放置竹林を資源として活用するアイデアを

思いつきました。

 

荒れた竹林の中で最初は途方に暮れました。

 

 

 

アイデアだけで人は動かない、

実績が必要

 

と、ここまでは頭の中で

ストーリーができ上がりましたが、

私には竹を使った暖房でハウスを暖めた実績も、

農業の実績もありません。

 

例え暖房装置を開発したとしても、

生活がかかった農家の方が、

実績のないアイデアを使わないことは

目に見えていました。

 

 

となると手段はひとつ。

 

 

私自身が竹のエネルギーを使った

成功モデルをつくるのです。

 

 

決意は固まり、昨年2月に地元福岡で就農。

 

何もない田んぼに自身で設計した

1000m2の木造ビニールハウスを建設し、

昨年秋、

トマト農家としてのスタートを切りました。

 

まずは小さなハウスで施工性と耐久性を確認。

 

次に規模を拡大。

 

1000m2のハウスの外観。約3ヶ月で完成。

 

それもすべて、

バイオマスを有効利用するためです。

 

今年の12月から、

竹を使った暖房で栽培ができるよう、

新たに借用した約4000m2の竹林を、

毎日地道に整備しています。

 

私のはじめた小さな一歩が

循環型社会実現の第一歩になると信じています。

 

ただし、、、

 

 

 

どんなに素晴らしいアイデアでも

継続できなければ、意味がありません

 

この取組に参加する方の

負担が大きければ継続できません。

 

では、

「美味しいトマトを食べることで参加できる」

となればどうでしょうか。

 

 

私がつくったトマトを

購入して頂くことが活動資金になります。

 

その資金で、

バイオマスを有効利用していくのです。

 

また、トマトという食材を考えてみると、

 

・様々な料理に使える

・カロテン、リコピンといった栄養素が

 美容と健康にいい

・リーズナブルな価格

 

といった特徴が挙げられます。

 

 

こうした背景から、

トマトは日々誰もが

気軽に食べている野菜なので、

参加する方に負担を感じさせることなく、

この取組を継続することができると

考えています。

 

種から育てているトマトの苗。

 

 

 

プロジェクト実現への道筋

 

このプロジェクトを

アイデアだけで終わらせないために、

具体的な道筋をご説明します。

 

1.放置竹林の枯れ竹を整理する。

 

 細い竹はのこぎりで、

 太い竹は電動のこぎりで切断します。

 それぞれ運搬しやすい長さに切って

 集積します。

 

2.混み合った竹を間引きする

 

 まず、竹を搬出するルート上の竹を

 すべて切ります。

 

 その後、傘を差して歩ける程度に

 竹を間引きします。

 

 間引き後は、肥料を撒きます。

 

 こうすることで、たけのこ畑として

 竹林を再生することができます。

 

3.枯れ竹、間引きした竹は乾燥させる

 

 竹を竹林から搬出し、

 乾燥用のビニールハウスにて保管します。

 

 この時、薪割り機で分割することで

 乾燥しやすくします。

 

 乾燥させることで、

 ボイラーに入れた時に

 熱をより効率的に使えます。

 

4.春、タケノコを収穫し、販売する

 

 3~5月はタケノコを収穫し、

 直売所、市場、通販、

 ふるさと納税に出品します。

  

5.ビニールハウスでトマトを栽培する

 

 肥料と水の量を

 自在に調整することができる

 養液栽培でトマトを栽培します。

 

 日々トマトの生育と環境に合わせて、

 養液の成分と量を調整することで、

 高糖度トマトを生産します。

 

 また、調理用トマトとして評価の高い

 シシリアンルージュという品種を栽培し、

 飲食店をターゲットに販路を開拓します。

 

 さらに日射量、温度、湿度、

 そして二酸化炭素濃度をモニタリングし、

 トマトの生育に最適な環境を

 作り出すことで収穫量を増やします。

 

 細かな栽培技術は、養液栽培のプロから

 直接指導を受けて習得します。

 

6.冬は竹を燃料にビニールハウスを暖める

 

 ハウス内を4つのエリアに分け、

 各エリアの栽培時期をずらすことで、

 通常の四分の一の面積で

 冬季の栽培を行います。

 

 竹の使用量を最小限に抑えます。

 竹を燃料としたボイラーでお湯を沸かし、

 そのお湯を栽培エリアの配管に流すことで

 ハウス内を暖めます。

 

 その時、面積は四分の一でも、

 トマトの株数は通常の4倍で栽培するため、

 従来と同等の収穫量を達成します。

 

 これは低段密植栽培と呼ばれる栽培法で、

 全国各地で実施されています。

 

7.整備する竹林の面積を拡大する。

 

 農地周辺、半径500mのエリア内に、

 約40,000m2の竹林があります。

 

 借用する竹林を逐次拡大し、

 継続的に竹材を調達できるよう

 整備していきます。

  

以上をもって、

このアイデアが実現可能と確信しています。

 

 

実現した場合のメリットは、

 

 持続可能な社会の仕組みが

 次の世代に受け継がれます

 

 循環型社会のモデルを作ることで、

 各地で同様の取組が広がります。

 

 定期的に人が竹林に入ることで、

 不法投棄が無くなります。

 

 たけのこ畑にすることで、

 たけのこの生産量が増え、

 旬の時期に国産たけのこを

 食べる機会が増えます。

 

 美味しいトマトを

 年中食べることができます。

 

 たけのこ畑とハウス栽培の

 規模を拡大することで、

 地域に雇用が生まれます。

 

 

実現した場合のデメリットは、一つだけ。

 

 規模を拡大した時に、

 竹林の伐採が過剰になり、 

 自然破壊に繋がる恐れがある。 

 

そうならないよう、竹だけでなく、

近隣の製材所や木材加工業者等と連携し、

廃棄物として捨てられている

他のバイオマスも利用します。

 

この取組を継続するには、

バイオマスの供給量にあった

農場の規模を見極めることも、

重要だと考えています。

 

 

竹伐採は機動性を重視し主にノコギリで伐採します。

 

 

 

クラウドファンディングで集まった

費用の内訳

 

皆様からいただいたご支援は

竹林を整備するための資材購入と、

薪ボイラーの製作費用に

充てさせていただきたいと考えております。

 

費用の内訳は以下の通りです。

 

電動ノコギリ:30,000円

 

 レシプロソーといい、

 太い竹を切るために使います。

 持ち運びに便利でパワーのある、

 マキタ製の18V充電式レシプロソーを

 使います。        

 

薪割機:150,000円 

 

 竹は中が空洞になっています。

 そのままでは運搬効率が悪く、

 乾燥にも時間がかかるため、

 割って薪にします。

 

薪ボイラー製作費:235,000円

 

 竹や薪を燃やして

 お湯を沸かすためのボイラーです。

 

 ドラム缶、水道管、各種バルブ、

 各種計器、ポンプ、貯湯タンクで

 構成されます。

 

 できるだけ安い材料で自作することで、

 メンテナンスにかかる費用を抑えます。

 

タケノコ掘り用鍬(5セット):25,000円

 

 タケノコ畑は最終的には

 5000m2ほどに拡大する予定です。

 

一輪車(5セット):35,000円

 

 タケノコを収穫場所から

 トラックまで運搬するには

 機動力の高い一輪車が必要です。

 

消耗品(刃類):42,800円

 

 上記の機器類は、

 それぞれ10年以上は

 使える代物ばかりです。

 

 ただ、竹は非常に硬いため、

 のこぎりもレシプロソーも

 替刃が必要になります。

 

 一年間で5千円、計10年分の予算です。

 

リターン費用:135,000円

 

手数料(総額の12%):97,200円

 

目標金額:750,000円

 

 

※目標金額を超えた場合、

同様の取り組みを

各地域に広めるためのサポート費用、

竹林に撒く肥料代や

ボイラーのメンテナンス費用として

大切に使わせていただきます。

 

間引により伐採した竹は冬まで乾燥させます。

 

 

 

リターン紹介

 

・たけのこ

 

 3~4月の旬に収穫したものを発送します。

 皮付きと水煮のどちらかをお選び下さい。

 

   たけのこは収穫から時間が経つと

 えぐみが強くなってしまうため、

 皮付きにこだわりの無い方や

 九州、四国、関西以外にお住まいの方には

 水煮をおすすめします。

 

たけのこ

(写真ACより引用 https://www.photo-ac.com/)

 

・高糖度中玉トマト

 

 適度なストレスを与えて育てるトマトです。

 通常のトマトが糖度5~6であるのに対して、

 フルーツトマトの基準である

 糖度8以上を目標にしています。

 

中玉トマト「ティティ」

(シンジェンタジャパンより引用 http://www.syngenta.co.jp/)

 

・調理用トマト

 

 生でも食べることができますが、

 加熱調理することで旨味がアップします。

 おすすめレシピ付き。

 

調理用トマト「シシリアンルージュ」

(パイオニアエコサイエンスより引用 https://p-e-s.co.jp/)

 

・昔トマト

 

 1970年に発表された、

 酸味がしっかりした昔ながらのトマトです。

 

 現在は店頭に並ぶことがあまりない

 貴重なトマトです。

 

昔トマト「強力米寿」

(タキイ種苗株式会社より引用http://www.takii.co.jp/)

 

 

 

このプロジェクトが生み出す未来

 

私はこのプロジェクトを実現させ、

その成功モデルを世の中に広めます。

 

そうすることで、

世の中から放置竹林が無くなり、

化石燃料の消費が減り、

新鮮な国産たけのこが市場を賑わし、

産地直送の美味しいトマトを

年中食べれるようになります。

 

 

それは誰にとっても嬉しい未来の形です。

 

竹林のエネルギーで農作物を作ります。

 

 

 

どうか力を貸して下さい。

 

あなたの支援と未来への思いを、

私が形にします。

 

SNSでシェア、お友達、

ご家族に話して頂くだけでも力になります。

 

 

子供たち、孫たちのためにいま何ができるか。

 

 

一人でも多くの方が、

この問いに対する答えを考え、

実行するきっかけになれれば幸いです。

 

From Tomato代表 佐々木悠二

 

[ プロフィール ]

福岡県古賀市出身。34歳。

––––––––––––––––––––––––––––––––

2009年大阪大学大学院工学研究科船舶海洋工学コースを卒業後、

新日鉄エンジニアリング株式会社

(現日鉄エンジニアリング株式会社)入社。

工事監督として千葉、北海道、愛知、福岡にて

工業炉建設プロジェクトに参画。

 

2015年よりプロジェクトマネージャーとして

インド、中国のプロジェクトに参画。

製鉄所からの排熱で発電するプラントを担当。

 

2018年2月 バイオマスエネルギーを

農業に活用すべく

From Tomatoを創業し、独立。

 

2018年5月 木造ビニールハウスの建設開始

 

2018年10月 自作の木造ビニールハウスと

養液作成&灌水システムにてトマト栽培を開始

 

2019年1月 放置竹林の整備及び

竹ボイラーの開発を開始

 

2019年12月より

バイオマスエネルギーを用いた

トマト栽培を開始する。

 

自作の養液作成&灌水システム

困難は多いですが、日々笑顔で頑張っています!

 

・プロジェクトの終了要項

 

 2019/12/31までに、From Tomatoが

 たけのこ畑整備用備品一式の購入

 及び薪ボイラーの製作完了をもって

 プロジェクト終了とさせていただきます。

 

・関連事項

 

 運営期間:2019/7/15~2019/12/31

 主催者:From Tomato 代表 佐々木悠二

 購入物:電動のこぎり、薪割り機

     薪ボイラー部品(3機分)

     鍬、一輪車、消耗品一式


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