このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

暴力問題の解決に向けて "教育・スポーツ文化研究所"の開設

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支援総額

40,950

目標金額 1,000,000円

支援者
10人
募集終了日
2019年7月29日

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2019年07月10日 21:50

近づく終了。しかし、・・・

 

 

お世話になっております。2019年、早くも折り返しを過ぎました。すっかり暑くなりました。いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、本プロジェクト、だんだんと終了日が近づいてきています。残り日数は19日となりました。7月29日(月)に終了ということになります。

 

しかし、ご覧いただければすぐにわかるように、現在、達成率わずか3%です・・・。文字通り、絶望的な状況です。

 

本プロジェクトは、「教育・スポーツ文化研究所」として、暴力被害を受けたり、あるいは、加害者側になってしまった人たちと共同し、実際の問題を解決していこうとする具体的な活動です。こうした活動は、管見の限り、見られません。

 

この研究所の発想は、私自身が大学や競技団体などの比較的大きな組織と関わる中で生まれました。要するに、組織体として大きくなってしまうと、どうしても、フットワークが重くなってしまいます。それは、良いとか悪いとかの問題ではなく、ある一定のレベルまでは、おそらく世の常です。

 

しかし、本研究所が取り組む問題は、暴力です。初動が遅れてしまうと、最悪の場合、被害に遭っている人が死に至る可能性があります。2012年、大阪桜宮高校のバスケットボール部の体罰事件は、まさにその現われだといえます。

また、場面はちがいますが、昨今、悲惨な虐待や尋常ならざる殺人事件も起きています。

 

「迅速かつ柔軟に動きたい」

 

これが、本研究所を着想した際の大きな動機でした。

 

しかしながら ーこれは自分自身の博士論文で厳しく注意を促している点でもありますがー 前のめりになりすぎてしまっては、問題状況を冷静に分析することができません。ここは大きなポイントです。特に、加害者側へのコミットには欠かしてはいけないと思っています。「暴力はいけない!」というのは、私と本研究所の大前提ですが、同時に、そのスローガンが思考停止的に繰り返されてきている現実も、一方であるのです。その時にこぼれおちていくのが、加害者へのまなざしです。暴力問題に関わるのは、被害者のみならず、加害者もまた当事者です。

しかし、加害者となってしまった人がなぜ暴力をふるってしまったのかということは、紋切り型的な説明がなされるばかりで、本当のところはよくわかりません。そこのところに手が届かなければ、スポーツ指導における暴力問題は絶対に解決しないと断言してもいいと思います。本人と話し合いを重ね、いったい何が要因だったのか。指導観?ストレス?部活の方針?父兄からの重圧?指導方法の不十分さ?

いずれにせよ、外野でごちゃごちゃと言っていても何も始まらないようなところがあります。もちろん、どこにでもずかずかと押しかけるようなことはできませんので、協力要請のあった現場にコミットしていくことで、当事者たちと問題の解決を図っていきたいと思っています。

 

当事者との共同にこだわるのは、「本当のところをわかりたい」という気持ちと同時に、もう一つ、「明日・明後日の実践を担うのは他ならぬ当事者たちだ」という気持ちがあるからです。現場のリアルを肌で感じない限り、絶対に出てこない言葉というのがあると思っています。もちろん、その際、すっぽりと現場に飲み込まれてしまうことにも注意しなければなりませんが、そういうギリギリのところでやっている研究者が、あまりにも少ないのではないかと感じています。スポーツ哲学や教育学では、「実践知」といったことが言われていますが、「じゃあ現場に飛び込んじゃえ」というのが、本プロジェクト・本研究所、そして私の考えているところです。

 

 

 

最近は、博士論文の書籍化に向けて、日々、原稿に向き合っています。これはリターンにもなっているものです。頑張ります。来月と再来月には、某県の指導者講習会で講師を務めます。スポーツ指導の原理を考えるためのエッセンスについて話をしようと準備をしています。また、学会で、受賞記念講演なども控えています。これらの活動も、一つひとつが、教育・スポーツ文化研究所の活動のための基礎になっていきます。

 

 

 

ついつい長くなってしまいました。申し訳ありません。

 

繰り返しになりますが、現在、達成率3%です。絶望的です。奇跡的に大口のご支援がない限り、達成することは難しいでしょう。それでも、最後の”あがき”として、この新着情報を更新させていただきました。さらなる拡散と周知にご協力いただければ幸いです。お忙しいなか大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。

リターン

450


お礼メール

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この額でご支援いただいた方には、お礼のメールを差し上げます。

申込数
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発送完了予定月
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お礼状の送付

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お礼状を送付させていただきます。

申込数
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2019年10月

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