支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 7人
- 残り
- 34時間 54分
プロジェクト本文
自己紹介
ページをご覧いただき、ありがとうございます。合同会社にんたまの高橋恵美子です。
私たちは、静岡県西部の山間地に位置する森町で卵とおやつの店「うこっけい苑」を営んでいます。
中国では漢方薬の原料としても使われ、日本では1942年に天然記念物に指定されている「烏骨鶏」を孵化させ、卵を販売しています。また烏骨鶏の卵を使い、プリンやどら焼きなどのスイーツを作って直売所で販売しています。
女性中心で日々、奮闘しながら笑顔を絶やさず頑張っています。
父の後を引き継いで烏骨鶏の飼育を始め、8年が経ちました。
産卵率・孵化率に加え、成鶏に育つ確率も低く、不安と常に隣り合わせ。それでも、まだ幼いころ、父が卵の美味しさと栄養価を合わせもった烏骨鶏に魅力と可能性を感じ、母とともに烏骨鶏を健康に育て、質のよい卵をつくるために毎晩二人で話していた姿を思い出しながら、仲間と励ましあって今までやってくることができました。
烏骨鶏は、ふわふわで真っ白な羽毛に包まれている小柄な鶏ですが、皮膚や肉、骨が暗紫色をしていることから、「烏骨」の名がついています。 卵も普通の鶏の卵に比べてとても小さく、産卵数は週に1~2個。しかし、その卵は濃厚でありながら臭みは全くなく、甘みもあって、お醤油などで味を足すのがもったいないくらいの美味しさです。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
●お客様の声
「烏骨鶏の卵を食べると他の卵が食べられない」
「母が烏骨鶏の卵じゃないと卵かけご飯にしないの」
「お土産に持っていったら今までで一番喜んでくれた」
といった声をたくさんいただいています。
父の代から40年近く、皆様に烏骨鶏の卵は愛されていたと、直売所に立つたびに感じています。
そして、「大切な人に元気になってもらいたい」という声も多く、卵と一緒に気持ちをお届けできる存在であることに日々喜びを感じながら販売をしています。
そんな矢先、コロナも落ち着いた頃から、直売所に烏骨鶏の卵をお買いに来られたお客様から「ここで烏骨鶏の卵を食べられたらいいのに」というお言葉をいただくことが多くなりました。
●私の夢
実は、私も5年ほど前から同じような思いを持っていました。私たちの直売所は、年間100万人の参拝客が訪れる平安時代創建の小國神社の近くにあることから、神社にお参りに来られた方に、美味しい卵かけご飯を食べて帰っていただけたら、どんなにいいだろうと小さな夢が芽生えていたのです。
●夢の実現へ
烏骨鶏の飼育に七転八倒していました。そんな折、毎月参加していた小國神社の月次祭でお会いした方から、「商売をしていると大変なことはいっぱいある。でも神社にきて参道を歩いていると、心がリセットされる、そしてふとアイデアが浮かんでくるんだよ。」とお聞きしました。
苦しい時があるのはみんな同じ、感謝すること、お客様にもっと喜んでもらえるようにすることを考えていきたい、と思うようになりました。そんなときこそと、烏骨鶏の孵化にチャレンジを始め、・・・環境、餌・・・いろいろな方にアドバイスを頂き、烏骨鶏の元気な親鳥を育てることからスタート。そして、その親鳥が有精卵を産むようになり、孵化も安定してできるようになり、その雛達が立派な烏骨鶏に育ってきました。
道のりは長く、まだその途中ではありますが、新たな命を育んでいく循環の中に、正真正銘の「森町の烏骨鶏卵」が生まれていて、その味も栄養価もどこにも負けないと自信を持てるようになりました。
今回、“卵かけご飯屋”を開くことで、鳥骨鶏の卵を食べてみたい!というお客様へ烏骨鶏卵を提供するだけでなく、平飼い烏骨鶏の良さや美味しさを知っていただけたらと思い、平飼いの烏骨鶏卵にこだわった食事処に開設しようと決意しました。
プロジェクトの内容
烏骨鶏卵直売所の敷地内にある母屋を改装し、烏骨鶏卵の卵かけご飯を食べられる“卵かけご飯屋”を作ります。
母屋は長い間、空き家になっていました。建物はまるでおばあちゃんのおうちに、夏休みに遊びに行ったときのことを思い出すような日本家屋です。畳の香り、縁側の日差しと言うと聞こえはいいですが、今では見られない段差のある作りの家は、いろいろと不便なところも多く手直しが必要です。
そんな母屋ですが、長い間烏骨鶏を見守っている、そんな大きな存在感があると私は思っています。
烏骨鶏の卵かけご飯が、皆様の健康を支える存在になれたら、そして何より幸せな気持ちになってもらいたい。一番こだわっている希少な平飼いの卵を、手作りのお漬物とお味噌汁と母の作った季節のお野菜と一緒に味わってもらいたい。今はそんな気持ちでいっぱいです。
でも、ここだけの話、一番喜んでもらいたいのは、散々迷惑をかけた父親かもしれません。
●メニュー
烏骨鶏の卵かけご飯は、ご飯と卵の数を変えた3パターンを考えています。「小盛は、烏骨鶏1個」「普通盛は、烏骨鶏2個」「大盛は、烏骨鶏3個」で考えています。
●スケジュール
本格的なオープンは、9月を予定しています。準備が完全ではないかもしれませんが、その前にプレオープンということで、少しずつ初めて行こうと考えています。
【資金使途】
「うこっけい苑」の敷地内にある母屋を“卵かけご飯屋”として開設するにあたり、テーブル、椅子、靴箱、冷蔵庫、備品(食器や鍋)の購入費、広告宣伝費等で使用させていただきたいと考えております。
静岡県森町は、人口1万6千人の小さな自治体です。
今回、私がクラウドファンディングに挑戦することにしたのは、私たちの新しいお店“烏骨鶏の卵かけご飯 卵縁~らんえん~”のある町が、どんな町なのかを多くの方に知っていただき、卵で繋がる「ご縁」から何かが生まれたらそんな素敵なことはないのではないか、と思ったからです。
何もしなければ、ただ消滅を待つことになる地方の町の運命を決めるのは、そこに暮らしているひとりひとり次第です。自らの生きる場を自分たちで創り上げていくことに夢を感じられるのが、クラウドファンディングの魅力であると感じています。
プロジェクトの展望・ビジョン
森町の平飼い烏骨鶏の卵かけご飯が、皆様の健康を支える存在になり、そして何より幸せな気持ちになってもらいたい。そして、手作りのお漬物とお味噌汁と母の作った季節のお野菜と一緒に味わっていただき、卵のご縁で人と人とがつながり、活気ある森町にしていきたいと考えています。
今後も森町の烏骨鶏卵の美味しさを多くの方に伝えていくために、より良い環境整備、雛の孵化や育雛に力を入れていく所存です。 最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
ご支援いただけましたら幸いです。
- プロジェクト実行責任者:
- 高橋恵美子+合同会社にんたま
- プロジェクト実施完了日:
- 2024年10月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
プロジェクト概要と集めた資金の使途 うこっけい苑の敷地内にある母屋を“卵かけご飯屋”に改装します。 そして、ご飯屋に必要な、テーブル、椅子、靴箱の購入50万円、冷蔵庫の購入30万円、備品(食器や鍋)の購入15万円、広告宣伝30万円、その他改装費として25万円を予定しています。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について 必要金額と目標金額の差額は自己資金で調達します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
2,000円+システム利用料
感謝のメールを送ります。
感謝のメールと現在の進捗をお送りします。
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年11月
10,000円+システム利用料
平飼い烏骨鶏卵10個と季節の野菜を送ります。
平飼いの烏骨鶏卵をお送りします。数に限りがございますので
発送にはお時間を頂きますことをご了承いただきたく存じます。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 45
- 発送完了予定月
- 2025年4月
10,000円+システム利用料
烏骨鶏卵で作った手作りプリン5個と季節の野菜を送ります。
うこっけい苑(直売所)で累計9万個販売しました
烏骨鶏卵の手作りプリンを5個セットで順次お届けいたします。
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 47
- 発送完了予定月
- 2024年10月