READYFOR海の森づくりプロジェクト実施終了報告書
READYFOR海の森づくりプロジェクト終了報告書 H.28.12.18
NPO法人 海の森づくり推進協会
海の森づくりプロジェクトをご支援いただき誠にありがとうございました。
お陰様で、当協会は解散か継続かの狭間にありましたが、組織体制も大巾に見直されました。
【結果】
「海の森づくり事業」の根幹である「種糸」の市場拡大と「海の森づくり」商品のPRを目的としたが、地球温暖化の影響で、コンブの成長が悪く、食害も顕著で長崎県五島や壱岐では、営業ができない状況がつづき、今年の種糸注文は昨年の2/3に減った。また、当協会のPR不足は決定的であった。その結果、「海の森づくり」とその関連商品のPR、当協会の組織強化、国策提言、商標登録、芦屋のアンテナショップの開設に力を入れた。
・昆布を使った新製品である化粧品を含め、当協会に協力的な会員が製造販売している商品を「海の森づくり」商品として初めて扱った。
・今年のシンポジウムは地球温暖化問題を取り上げた。その結果、海藻の地球温暖化防止対策が話題となり、これを中心とした国策提言がREADYFOR海の森づくりプロジェクトメンバー中心の同志から提案され、これを国会議員に披露することになった。文章はニュースレター14号に掲載される。
・下村温理事が、2月に芦屋にアンテナショップを開設することになった。秋田でできる「早採れ昆布」を結びつける計画が進行している。
・今年度中に当協会の「素人にも分かり易いパンフ」を作ることになった。
・当協会の趣旨に賛同し、積極的に協賛し、「海の森づくり商品」を販売する特別賛助会員への「海の森づくり認証マーク」づくりを検討している。
【写真】
【収支報告】
皆様から頂いた資金は、システム利用手数料147,614円(17%)が差し引かれて、10月7日にREADYFORファンドとして656,386円が当協会に入金された。当協会では、
通信費に81,890円、活動実費に163,687円、リターン商品費に259,334円を使った。6月4日のシンポ用印刷(チラシ、パンフ、要旨集)代は経常経費で対応した。後151,475円残っているが、これらは12月中に出版されるニュースレター14号分50,000円と「当協会のパンフ」に10万円を使う予定である。
【リターンについて】
全てのリターンは11月3日までに発送を完了した。
【今後について】
当協会ではREADYFOR海の森づくりプロジェクト2の開催を検討中である。しかし、当協会は、事務局問題に直面し、この問題解決なくしては先に進めない状態にある。