
支援総額
目標金額 150,000円
- 支援者
- 49人
- 募集終了日
- 2024年2月7日
2024年1月18日 親子猫捕獲の記録
おはようございます!
朝早くから失礼いたします、わたなべです。
昨日は午前中から夜まで親子猫の捕獲に出動しておりました。
事の発端は昨年、障害がある猫が多発した地域で、捕獲を実行したら来なくなってしまったメス猫がいると言われたことから。
昨年12月に、その猫が子供を連れて現れたと連絡があり…少し前からご飯を食べに来ていたとのこと。
その時点で捕まえていれば子供は産まなくて、生まれなくて済んだかもしれない。
母猫だってどんな障害を抱えているかわからない。
命懸けの妊娠・出産。
その母猫の相手となるオス猫は恐らく、その地域にいる親族の猫な訳で…
近親交配待った無し。
どんな障害や病気を持った猫が生まれてきてもおかしくありません。
捕まえに行きたいと言ったところ、依頼者さんの親族の体調が安定しないから無理とのこと。
少しして、母猫も子猫もご飯をあげても来なくなったとのこと。
ご飯をあげて見張っているが誰も来ないと。
捕獲計画は一旦白紙に戻りました。
そんな中、一本の通報が別の団体さんに入ります。
「父親が猫をペット不可の家に入れ、強制退去になりかけたから他市のボランティアさんが全頭引き取ってくれたが、また家に入れ増やしている」と。
そこまでは私には関係の無い話でした。
ところが続いて
「敷地内に親1匹と子猫3匹がいるようでそれも捕まえてほしい」
と。
そこで団体さんが捕獲器を仕掛けたところ、同じアパートの住民から
「せぴうるにゃん府中に捕獲を依頼しているので勝手な事はしないでほしい」
と言われたとのこと。
「本当に依頼されているか確認したくてメールさせていただきました」
とご連絡がありました。
「???」でした。
子猫と母猫が来なくなったってのも嘘で(敷地内にいる)、捕獲を依頼しているっていうのも嘘で、一体どうなってんだ?と。
そんな言い訳をするために嘘ついてうちの団体の名前をわざわざ使ったのか?
それではまるで、依頼しているけど動かない悪い団体みたいな印象を団体さんに植え付けるではないか。
捕獲させなかったのはそっちじゃないか…
いろんな想いが頭を巡りましたが、とにかく依頼されていないので引き続き捕獲作業をお願い致しますとお伝えしました。
その電話で、子猫はまだ避妊去勢するには早いので、初期医療をして里子に出す予定ということ、また障害が多発している地域なので母猫に病気や障害があったらリターンせず治療の後里子に出してくださるということを聞きました。
なんて有難いお話でしょうか。
普通は詳しい検査無しでTNR(避妊去勢してリターン)なのです。
ぜひともお願いしたいとお伝えしました。
しかし、依頼者さんが「母猫が捕まったら地域猫にするから自分でやりたい、お金が無く検査無しで手術してリターンする」と仰っていて。
検査は絶対にすることを約束していただき、たまたま時間があったので昨日、団体さんに許可をとって捕獲作業をしてきました。
行ってみたら、前は草ぼうぼうだった場所の草が枯れ、親子が加えて隠れていた場所の入り口が壊れていて、子猫が隠れられそうなところが無い。
しかもお隣さんは猫を犬に追わせて棒で殴って殺す人だと。
意味がわかりません。
なんでそこで避妊手術せず猫に餌やるの???
とりあえず、捕獲の作戦を練ります。
母猫は捕獲器を警戒して入らないだろうと。
その代わり、母猫は家の中まで入ってきてご飯を食べているので、家の中に入ったら依頼者さんのお母さんに外からドアを閉めてもらって、奥の部屋に追い込んで捕獲しよう、と。
母猫に呼んでもらって子猫を捕獲しようということになりました。
いつも母猫が来る時間帯になり、玄関に来たら鳴くとのことで、その時を待ちました。
途中、作戦と違う動きをする依頼者さんに頭を悩ませながら。
ついにその時が訪れます。
母猫が子猫を連れてやって来ました。
何かの空気を察知したのでしょう。
母猫がお家に入るのですが、なかなかご飯に夢中にならず、扉を閉めるタイミングがありません。
依頼者さんのお母さんが親子が入ったタイミングで閉めたがっているのを察知して、依頼者さんにコソコソ
「母猫だけでいい」
と伝えました。
ガチャン。
玄関が閉まります。
依頼者さんと私が同時に立ち、母猫を奥の部屋に追いやろうとします。
既に母猫はパニック。
奥の部屋に母猫が入った瞬間、依頼者さんが扉を閉めて捕獲作業に入りました。
ところが聞こえてくるのは壁を登ったりカーテンを登ったりそこらじゅうの物を蹴散らして逃げ回る音だけ。
「無理そうだったら言ってください」
と声を掛けるとすかさず
「ごめん無理かも」
と。
母猫が部屋から出ないようにそっと部屋に入ると、カーテンにしがみついている母猫を発見。
近くにあったタモ網を使っていいと言うので
「タモ網に落とすので厚手のパーカーで包んでケージに入れてください」
と指示します。
カーテンレールの上まで登り詰めた母猫、タモ網を使ってもなかなか剥がれてくれません。
仕方が無いので一旦カーテンレールから降りてもらうことに。
荷物の中に飛び込んだのを確認、これはもう網じゃねぇと思いつつ母猫が走ってきたところにちょうど母猫が剥がした断熱材のプチプチが!
チャンス!
プチプチごと首根っこ捕まえてキャリーにぶち込みました。
幸い怪我はありませんでした。
捕獲計画に閉め出された依頼者さんのお母さんに部屋に入ってもらうと、子猫はまだ周辺にいるとのこと。
捕獲器を玄関の外に仕掛け、母猫を玄関付近まで連れていき、鳴かせます。
ものの数十秒でガシャン!という音がしました。
ドアの外ということもあり、早すぎるということもあり「本当に捕獲器の音か?」と疑うほど。
見に行くと子猫がかかっていました。
暴れる子猫を捕獲器ごと室内に入れ、ペットシーツの上に置き、厚手のパーカーで捕獲器の中に手を突っ込んで、首根っこ掴んでキャリーにぶち込みます。
依頼者さんがキャリーを開いて持っていてくれたので「危ない!手噛まれますよ!」と注意。
無事に子猫もキャリーに収まりました。
全面協力してくださった依頼者さんのお母さんに何度も頭を下げ、子猫は団体さんに連絡をとって連れていき、今日か明日にでも先に捕まった兄妹たちと合流することでしょう。
母猫は検査と避妊手術のために依頼者さんの家に連れて帰ってきました。
こうして昨日の捕獲作業は終わりました。
長い一日でした。
母猫は…検査で何も無ければ避妊手術をしてリターンします。
検査で何かあったらどうするつもりなのか…
とりあえず、検査と避妊手術の予約は取ったので、その日を待ちます。
母猫も子猫も、なんでもありませんように。
長くなってすみません。
クラウドファンディング、残り20日を切り、目標額まであと21,500円。
引き続きご支援、拡散にご協力いただけますと幸いです。
何卒宜しくお願い致します。
リターン
500円+システム利用料
感謝のメッセージ500円コース
感謝のメッセージとクラウドファンディングの結果のご報告をメールにて送らせていただきます。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
1,000円+システム利用料
感謝のメッセージ1000円コース
感謝のメッセージとクラウドファンディングの結果のご報告をメールにて送らせていただきます。
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
500円+システム利用料
感謝のメッセージ500円コース
感謝のメッセージとクラウドファンディングの結果のご報告をメールにて送らせていただきます。
- 申込数
- 2
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年6月
1,000円+システム利用料
感謝のメッセージ1000円コース
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- 申込数
- 4
- 在庫数
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- 発送完了予定月
- 2024年6月

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