プロジェクト概要

シャチという動物の魅力、そして大自然の素晴らしさを、都会で暮らす皆様に少しでも知っていただきたい

 

はじめまして!カナダの野生シャチ研究施設オルカラボにて、15年間(夏のみ)ボランティアで音声分析アシスタントをしている三屋智子と申します。夏はオルカラボで野生シャチの鳴き声の分析、夏以外は日本でアルバイト生活をしています。この15年続けているカナダ・ハンソン島でのボランティア活動を今後も継続し、研究所での野生シャチの鳴音声分析に加え、日本へ向けてのブログレポートも継続したいと考えています。シャチという動物の魅力、そして大自然の素晴らしさを、都会で暮らす皆様に少しでも知って頂きたいです。

 

しかし、カナダに行くための渡航費、カナダ内での移動費、滞在費が足りていません。どうか皆様のお力をお貸しください!

 

(水中マイクからの音声によって陸にいながらにしてシャチの移動経路を知り、近くを通った時は目視で確認します)

 

きっかけは偶然の産物でした。

 

小さいころからプロ野球の阪神タイガースファンだった私は、ラジオのナイター中継を必死に聞きながらスコアをとるという少女時代を過ごしました。音を頼りに脳裏に光景を描くことが何よりも好きでした。将来は野球記者をと思っていましたが、進路変更で大学を中退して動物系の専門学校に進みました。その学校にはさまざまな自由参加式の海外ツアーがあり、その中に「野生シャチの研究施設オルカラボを訪れる」というものがありました。私は迷わずそのツアーを選びました。なぜならシャチ(鯱)は漢字で魚へんに虎、わたしの愛するタイガースだ!と安易に思ったからです。

 

しかし、そのツアーでオルカラボを訪れ、生まれてはじめてシャチの鳴き声を聞くと、価値観を根底から覆されるかのような衝撃を受けました。「こんな大きな動物から、こんな美しい声が…」。すぐさま「ここで働かせて下さい」と博士に懇願しましたが言葉の壁があったので、1年間バンクーバーに留学して英語力を養いました。その後、合計4回「働かせてください」とオルカラボに足を運び、4回目にようやくボランティアスタッフとなる許可を得ました。

 

現在はオルカラボにて、水中マイクでシャチの鳴き声のモニタリングをしながらこと細かにノートをとっています。音を頼りに脳裏に光景を描く、私が最も得意とするその仕事は、少女時代にラジオを聞きながらスコアをとっていた当時に養われた能力だと感じています。偶然の出会いでしたが、大自然にのびのびと生きる動物たち、毎日違う空の色、海の中のさまざまな音…これらを都会に住む日本の人たちともっと共有し、もっと身近にできれば、この環境を未来に繋げられるのではないかと考えるようになりました。

 

(電気も水道もない孤島に建てられたオルカラボはソーラーパネルによる自家発電で研究に必要な機材の電力を賄っています)

 

シャチの研究は、何の役に立つの?

 

それまで「シャチの鳴き声の研究なんてお金にもならないのに、何の役にたつの?」と言われることが多かった私たちですが、2002年に研究していて良かった!と感じる出来事がありました。アメリカで発見された迷子の赤ちゃんシャチが、水中マイクで確認した鳴き声の方言により「カナダのシャチである」と判明したのです。

 

カナダの私たちの海峡ではシャチの研究が盛んで、1頭ごとの個体識別もなされていました。その赤ちゃんシャチ「スプリンガー」は母親を亡くして迷子になったものの、残りの家族や親戚は生きていることがわかりました。カナダとアメリカ、そしていろんな研究者が一丸となって、人間の手でスプリンガーを仲間のもとへ返すことができました。現在、成長したスプリンガーは母親となり、仲間のシャチたちの中で元気に暮らしています。

 

(ハンソン島で夏を過ごす私と、仲良しのオオカミ犬・ソロモン)

 

シャチを通じて自然と人間との架け橋になりたい

 

生きもののことを知るうえで最も重要なのは地道なデータ収集と分析です。お金にならない研究でも、誰かがそれを継続しないと生きものの本来の姿を知る事はできません。そして知らないと生きものと人間は地球上で共存していくことはできません。

 

わたしはたまたまシャチに縁があったので、シャチを通じて自然と人間との架け橋になりたいと思っています。特定の人を喜ばせるためのプロジェクトではないかもしれませんが、人間と地球上の生きものが末永く共存していくためにみんなで考えられる小さなきっかけのひとつになればいいなと思っています。

 

何年もの間、バイトでコツコツためたお金でカナダへ渡航してきましたが、いつまでも自腹では長く続けて行く事はできないと判断し、今回Readyforで支援を願えないかと思い立ちました。皆様のご協力よろしくお願いします!

 

(家族で行動するシャチの群れ)

 

 

引換券について

 

・サンクスレター

 

・カナダ・ハンソン島からのエアメール(絵はがき)

 

・オリジナルTシャツ(版画家・二川英一氏デザイン)

通称「ヒデさん」。数年前までオルカラボにて日本人ボランティアとして働いていた。ハンソン島滞在中にアートの才能を開花させ、現在は動物版画家として活躍している。

 

・シャチの鳴き声CD

 

・フォトブック

現地の様子(野生動物、研究風景など)を撮影したフォトブック


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