子どもたちと一緒に作り上げた『発酵だし』を商品化したい!

子どもたちと一緒に作り上げた『発酵だし』を商品化したい!

支援総額

2,066,000

目標金額 1,200,000円

支援者
145人
募集終了日
2019年6月28日

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【目標達成のお礼とネクストゴールについて】
 

皆様のあたたかいご支援により、5月28日に、なんと公開約1週間という速さで、第一目標金額120万円を無事に達成することができました!本当にたくさんの方々の応援、呼びかけのご協力、本当にありがとうございました。 
 

ただ、今回のクラウドファンディング期間は6月28日(金)23:00までとなっており、あと1ヶ月の期間が残っております。そこで、第二目標として「200万円」を目指したいと考えています。
 

120万円を超えていただいたご支援については、パッケージの製作費に充てさせていただきます。また、さらに製造の効率化を図るため、業務用の粉砕機も購入させていただきたいと考えています。
 

そうすることで、1日でも早く一人でも多くの人に本製品をお届けできるようにしていきたいです。もし、それ以上ご支援が集った場合は、Readyforへの手数料に充当いたします。
 

資金使途
〇乾燥した鮒ずしの飯を粉砕する機械:270,000円
〇パッケージにかかる費用:500,000円
〇クラウドファンディング手数料:259,200円

 

第2目標も達成させられるように力を尽くしてまいりますので、6月28日(金)23:00まで、引き続き応援よろしくお願いいたします


2019/5/30 大和幸子 


 

 

こだわりの強い、障がいのある子どもたちにも優しく、 ストレスなく摂取できるよう開発した お米由来の乳酸菌・発酵調味料を商品化したい。

 

子どもたちの腸内環境を考えて開発した商品の販売を通じて、より多くの同じ悩みを持つ人々の、健やかな日々のためにお手伝いをしたいと考えています。

 

販売を通じ、施設の子どもたちにもっと手厚い支援をしたい。そして、施設の子どもたちの幸せを、施設以外の多くの人たちも幸せにつなげていくことが今の私の目標です。

 

 

子どもたちが生きる力をつけていくお手伝いを。

 

はじめまして。放課後等デイサービスの管理者 大和幸子と申します。

 

滋賀県大津市にある障がいのあるお子さん(小学1年生~高校3年生)や保護者の方がわくわくしながら自立した日常生活を営むことができる通所訓練所を運営してきました。

 

一人ひとりに向き合う姿勢を大切に、子どもの可能性を伸ばすためにできることを、日々試行錯誤をしています。今回は、障がいの特性からか、ひどい便秘に苦しむある利用者さんのために、発酵米を使った調味料を開発しました。

 

 

 

いろいろな方々の協力で完成したこの商品が
今では子どもたちの希望に繋がっています。

 

なな&あい

 

自分たちが関わった調味料が商品となり、多くの人に喜んでもらえることを知った子どもたちは、「次に自分たちが未来を創っていくんだ!」ということに気づきました。

 

商品の販売を通じて、障がいのあるお子さんの将来のために、そして親御さんたちが不安と感じないための支援につなげたいと思っています。

 

 

便秘で苦しんでいる、一人の自閉症のお子さんのためにと開発した 発酵調味料「飯のだし」。

 

 

施設なないろでは、家庭の事情があって、夏休みなどの長期休暇になった時お弁当を持って来れない子どもたちがいます。そこで、1食250円の手作り給食を提供することにしました。

 

自閉症の中には強いこだわりがある子がいます。

 

うちにも、白ご飯しか食べない利用者さんがいました。その子は1週間~10日に一回しか排便のない状態で、トイレに拒否があるため、家でオムツの中でしか排便ができませんでした。

ある日、その子が壁に手を当てて顔をしかめていました。

 

「トイレ行って来たら?」と声をかけると

「違う、出ない」と言います。

 

「また家でオムツを履いてするのだろうか」と思っていたら、翌日も、そのまた翌日も壁に手を当てて苦しそうに顔をしかめていたのです。そして別の日、その日は少し緩かったようで、我慢することができず下着が少し汚れてしまいました。

 

自閉症には潔癖症な傾向の子が多いのです。その子はトイレまで走り、大声でわんわん泣きながら大量のウンチをしました。その様子を見て私は、「この子はウンチを緩くすると、自分でトイレへ行き排便することができるのでは」と思いあたりました。

 

 

お金がかからず、薬のようにからだにも負担のかからない、
何かに混ぜてもわからないようなものはないだろうか?


滋賀県には鮒ずしという郷土料理があります。鮒ずしとは鮒をお米で発酵させる食品で、昔は「体調が悪いときは鮒ずしの飯(いい)を食べとき」と言われ育ったという話も聞いたことがあります。

 

お米由来の発酵食品は日本人の体に合い、その効能や旨味は、古来から味噌や醤油、酒などとして生活の中で使われています。

 

 

「旨味を引き出す調味料なら、抵抗なく食事に混ぜることができるのではないか?」

 

その時、ちょうど知り合いの鮒ずし屋さんが、余った飯を大量に廃棄していると言ってたのを思い出したのです。フードロスの問題解決にも繋がるかもしれない。早速鮒ずし屋さんから飯をわけてもらい、メニュー開発に取り組みました。

 

 

なないろにとって、「飯のだし」はなくてはならない存在です。

 

「飯のだし」が家庭でも使えるようになればいいと考えました。

 

しかし問題は、飯(いい)の持つ独特の臭みと酸味、そしてそのベタベタした状態です。家庭で手軽に調理するのは難しい点でした。

 

そこで、誰でも何にでも簡単に使える「乾燥粉末」にすることを思いつき、開発に取り組みました。乾燥粉末になった鮒ずしの飯を入れて調理した料理は、とても味がよくなり、お米に入れて炊くと、白ご飯が苦手だった利用者さんたちがふりかけなしで白ご飯をおかわりするようになりました。


そして、利用者さんや保護者を含め、なないろ関係者にとって、この「飯のだし」はなくてはならない存在になりました。

 

 

 

資金使途について

 

今回、皆様からご支援いただき、業務用のプレハブ冷蔵庫と乾燥粉末するための機械の購入費用を募らせていただきます。

鮒ずしの飯は、コンスタントな量を入手できるわけではなく、不定期でかつ一度に数十キロ入荷することもあります。それが、数社の鮒ずし屋さんから入ったときには、保管場所がないのです。


本来の鮒ずしの飯は、冷蔵保存しなくてもいいと言われていますが、常温で保管していると発酵が進んで加工しにくい状態になってしまいますし、臭いの問題も出てきます。均一な状態の「飯のだし」を製造するため、まずは飯を保管する業務用のプレハブ冷蔵庫を購入します。

残りの費用は、製造するための機器の購入をします。現在は家庭用の機器を駆使して製造していますが、時間がかかるので一度にたくさん製造することができません。


そこで、業務用の機器を購入することで、効率よく製造し、同じ悩みを抱えている多くの人に使っていただけるようにしたいのです。

 

《支援金の使いみち》

〇プレハブ冷蔵庫(1.5坪):800,000円
〇乾燥用機械:480,000円
〇備品:100,000円


必要金額合計:1,380,000 円

※クラウドファンディングでは、上記の一部費用を募らせていただきます。
※2019年7月中に上記を購入させていただきます。

 

上記の資金のほかに、作業台などの備品購入費、パッケージ作成料がかかり、作業所家賃、光熱費は継続して発生します。

 

ぜひ一人でも多くの皆様より、ご支援・応援をいただけますと幸いです。

 

 

障がいのある子どもたちを明るい未来に繋ぐ

 

1人の利用者さんの腸内環境を整えたいとの気持ちから生まれた「飯のだし」を使った給食の味は大変美味しく、他の利用者さん全員がその味の虜になりました。そして、みんなが楽しみにしている給食から商品ができることは、子どもたちの未来への希望につながりました。

・絵を描くことが大好きな利用者さんは、ニゴロブナの絵を描くようになりました。(鮒ずしで使われている鮒です。)

 

・「イナヅマの飯はどうなった?」(フナズシを、何度教えてもイナヅマと言ってしまう子がいます(;^ω^))と、進捗状況が気になって仕方ない利用者さんもいます。

・施設にお客さんが来られると、なないろ給食のことを一生懸命PRする利用者さんもいます。メニュー開発に加わり、官能評価に参加して大人が驚く感想を言ってくれる利用者さんも出てきました。

・保護者の方も、この事業が子どもたちの支援につながると、PTAなどでどんどん広めていきたいとおっしゃってくれる方々が増えてきました。

 

なないろの子どもたちの支援のために生まれた「飯のだし」が、なないろの子どもたちの希望になりました。

自分たちの幸せが、多くの人の幸せに繋がることを知り、多くの人の幸せが自分の喜びになる体験を子どもたちに味わってもらい、みんなの誇りになるようなプロジェクトにしていきますので、どうか応援よろしくお願いいたします!

 

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プロフィール

滋賀県大津市にて、発達障害の子どもたちを支援する放課後等デイサービスなないろを運営。 1987年帝塚山学院大学文学部日本文学科卒業。大手住宅メーカー勤務時代、社会生活になじめず辞める社員と接する機会が多く、のちにそれが発達障害だと気づく。 幼少の頃より歳の離れた兄弟や親戚と過ごしてきた環境の影響もあり年齢や世代を超えて「社内の悩み相談」が集まるようになる。 すべて手探りのなか、周りの多くの方の協力をもとで2015年5月大津市で「なないろ」を設立。教育で大切にしているのはスタッフの在り方と現場の「場」作り。CTN(コミュニケーショントレーニングネットコミュニケーショントレーニングネットワーク®︎)のパラダイムシフトコミュニケーション®を取り入れ、障がいのある子どもたちのすべてを受け取り、自然に自主的に変わっていくように取り組んでいる。

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リターン

3,000


飯のだし(10g)

飯のだし(10g)

〇飯のだし(10g 約10日~2週間分)
〇利用者さんとスタッフがデザインしたポストカードでサンクスメール

申込数
92
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年8月

5,000


クラタペッパーの白コショウを使った塩こしょう(25g)

クラタペッパーの白コショウを使った塩こしょう(25g)

〇飯のだし入りクラタペッパーの白コショウを使った塩こしょう(25g)
〇利用者さんとスタッフがデザインしたポストカードでサンクスメール

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月

3,000


飯のだし(10g)

飯のだし(10g)

〇飯のだし(10g 約10日~2週間分)
〇利用者さんとスタッフがデザインしたポストカードでサンクスメール

申込数
92
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年8月

5,000


クラタペッパーの白コショウを使った塩こしょう(25g)

クラタペッパーの白コショウを使った塩こしょう(25g)

〇飯のだし入りクラタペッパーの白コショウを使った塩こしょう(25g)
〇利用者さんとスタッフがデザインしたポストカードでサンクスメール

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年9月
1 ~ 1/ 11

プロフィール

滋賀県大津市にて、発達障害の子どもたちを支援する放課後等デイサービスなないろを運営。 1987年帝塚山学院大学文学部日本文学科卒業。大手住宅メーカー勤務時代、社会生活になじめず辞める社員と接する機会が多く、のちにそれが発達障害だと気づく。 幼少の頃より歳の離れた兄弟や親戚と過ごしてきた環境の影響もあり年齢や世代を超えて「社内の悩み相談」が集まるようになる。 すべて手探りのなか、周りの多くの方の協力をもとで2015年5月大津市で「なないろ」を設立。教育で大切にしているのはスタッフの在り方と現場の「場」作り。CTN(コミュニケーショントレーニングネットコミュニケーショントレーニングネットワーク®︎)のパラダイムシフトコミュニケーション®を取り入れ、障がいのある子どもたちのすべてを受け取り、自然に自主的に変わっていくように取り組んでいる。

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