秋田の繊細で優美な伝統工芸品「秋田銀線細工」を後世に残したい！

＊追記＊

リターン品「ペンダント 華」発送について

多くのご支援者さまのお力添えで、現在300万円まで到達いたしました！誠にありがとうございます！

大変有り難いことに、リターン品【ペンダント 華】がご好評をいただいており、このまま注文を受け付けますと、当初予定していた納期である3月にお届けできない状況になってまいりました。

 

そこで、誠に勝手ながら、12月から受け付けた【ペンダント 華】に関して、こちらの納期を2ヶ月延期とさせていただきます。

【ペンダント 華】をご注文の方は、【ペンダント 華（５月発送予定）】から、お申し込みくさだい。

 

大変申し訳ありませんが、何とぞご理解・ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

 

※11月末までにご注文されたご支援者さまには、当初の予定どおり３月に発送いたします。

 

 

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■目標達成の御礼とネクストゴールへの挑戦

本プロジェクトは、11月19日に目標金額の200万円に到達いたしました。多くの皆様から温かいご支援と応援のコメントをいただき、心より感謝申し上げます。

皆様からのご支援を糧に、秋田市の伝統工芸である秋田銀線細工を後世に残していくために、工房のメンバー一丸となって一層の努力をしてまいります。

 

そして、多くの方のお力添えで当初の目標金額に達した今、あらためて次の目標となるネクストゴールを設定させていただきました。当初は、初めてのクラウドファンディングということもあり「技術継承・後継者育成・商品開発のための機械設備導入費の一部をご支援いただければ」という気持ちで目標金額を200万円としておりました。

 

今回、皆様からのご支援により第1目標が達成されたことで、大いに力をいただきました。秋田の伝統工芸品としての可能性をさらに広げ、より多くの方に魅力を発信していきたいとの思いから、ネクストゴールとして400万円を設定させていただきました。

 

■資金用途

【秋田銀線細工の専門工房としてより発展するための機械設備】

【ワークショップや彫金教室で使用する設備】

【伝統と魅力を知っていただくために新たなのリーフレットの製作・包装資材の改良】

 

今回のプロジェクトは秋田銀線細工を知っていただくため、そして、当工房の活動を知っていただくための貴重な機会にもなっていると感じております。秋田銀線細工と当工房を応援してくださる方々の想いを大切に受け止め、秋田銀線細工の発展と再興のために気持ちを新たに精一杯活動してまいります。

 

そのためにも、1人でも多くの方にご支援いただければありがたく存じます。既にご支援くださいました皆様にも、よろしければお知り合いの方などに私たちのクラウドファンディングをご紹介いただけますように、どうかよろしくお願いいたします。

 

本プロジェクトは12月21日（月）23:00まで実施いたします。

今後も引き続き応援くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。

 

プロジェクトを応援したいお気持ちはあるけれど、インターネットでの支援方法が分からないという方には【代理支援】をご利用いただくことができます。

詳細は、下記のリンクからご覧ください。

『代理支援について』

 

矢留彫金工房　一同より

 

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ページをご覧いただき、ありがとうございます。

 

はじめまして。私は、秋田県秋田市で、伝統的な工芸品の「秋田銀線細工」の製作をしている｢矢留彫金工房｣工房長の松橋とし子と申します。

 

私がこの仕事を始めた頃はまだ数多くの職人が秋田銀線細工に携わっていたのですが、現在では高齢化や後継者不足などの問題を抱えており、秋田市内の職人も数えるほどの人数になってしまいました。

今は秋田銀線細工の技術がいつ途絶えてもおかしくない状況です。

秋田銀線細工は、秋田藩城下町の金工の伝統を受け継ぐ秋田市の伝統的な工芸品です。その名の通り、細い銀の線を素材に作られる優美で繊細な金工技法で、ほとんどの工程は手作業で行われています。

手作業による伝統的な工芸は、一度途絶えてしまうと復活させるのは大変難しいことだと思います。

 

 

地域に継承していくために何か出来ないだろうかと思い悩む日々が続く中、幸いなことに、秋田銀線細工の職人となることを目指す2人の若者と出会うことができました。それがきっかけで、私は35年間勤めた老舗での職人生活に別れを告げ、2019年夏に当工房を立ち上げて新たな製作活動を3人でスタートさせました。

 

当工房では、伝統技術を受け継ぐ人材を育成するだけではなく、目まぐるしく変化するものづくりの世界から取り残された技術を見直したり、現代の市場ニーズやお客さまの要望に合わせた新商品開発を行うことによって、伝統の上に新たな秋田銀線細工を築き、現在と未来の作り手のために工房運営に取り組んでいきたいと考えています。

 

私たちは、今が技術を伝える最後のチャンスだと思っています。しかし、まだ最低限の「場」を設けることができたばかりで、これらを実現するために必要な工具や設備も十分に用意できていない状況です。
 

今回のプロジェクトは、秋田銀線細工の世界と私たち作り手が変わっていくこと、そして新たな作り手を育成し技術を後世に残していくために【 工房の設備を充実させたい！ 】という思いで構想し立ち上げました。

 

これからも、1人でも多くの方に秋田銀線細工の魅力を知っていただきたいと願っております。

皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

「秋田銀線細工」は秋田県指定の秋田市の伝統工芸品です。江戸時代の秋田藩時代から盛んに行われていた城下町のものづくりの流れを汲む金属工芸です。ネックレスやピアス・イヤリング、指輪などのアクセサリー製品を中心に製作されています。

 

 

 

■技術
細いものでは 直径が 0.2ミリという純銀の線を2〜3本ほど撚り合わせて、素材を加工するところから銀線細工は始まります。多くの手間と時間をかけて、ほぼ全ての工程を手作業で行っていきます。秋田銀線細工は匠の手から生み出される美しい工芸です。    

                                               

 

 

世界各地で銀線細工（フィリグリー filigree）製品は作られていますが、多くの場合は純度92.5％の925銀が使われています。秋田銀線細工は、素材として純銀を使う特徴があります。展延性が高い純銀を使うことで、より細部にこだわった繊細な細工が可能になり、純銀独特の色や光沢を持つ仕上がりになります。

 

 

■歴史

秋田藩では江戸時代の初期から鉱山の開発が活発に行われ、豊かな鉱山資源に恵まれていました。そして、産出された良質な金・銀・銅などを使って、秋田藩の城下では金工も盛んに行われていました。

明治・大正になっても、秋田は日本有数の金・銀・銅などの産出量を誇り、金属工芸の産業化も図られていました。特に、明治後期から昭和にかけては秋田市に工芸の指導所も設置され、江戸時代から培った技術に新たな技術やデザインの感覚が加わり生み出されたのが「秋田銀線細工」です。豊富に産出される純銀の特色を活かした繊細な美しさが認められ、秋田市を代表する工芸品となりました。

 

 

全国的に見ても、以前の秋田市ほど銀線細工にかかわる職人が多く存在した地域は他にはありません。
また、秋田市には昭和28年に銀線細工の職人を養成することを目的の1つとして開設された公立の工芸学校があります。銀線細工を専門的に教えた学校は、全国でも秋田市が唯一のものであったかもしれません。現在は職人の養成を目的とはしていませんが、今でも授業の一部で銀線細工が教えられており、当工房とも交流を図っています。

 

 

 

 

●松橋とし子
○秋田市立美術工芸専門学校 卒業

   （現：秋田公立美術大学附属高等学院）
○1980年秋田市の老舗宝飾店に入社し、秋田銀線細工の職人として35年間技術の修得と向上に努め、2018年に宝飾店を退職。
○2019年に矢留彫金工房の工房長となる。

○秋田県認定工芸士 認定・ 秋田県優良技能者 表彰 ・ 秋田市優秀技能者 表彰

 

 

　

●小林美穂
○秋田公立美術工芸短期大学附属高等学院 卒業　（現:秋田公立美術大学附属高等院）
○秋田公立美術工芸短期大学 卒業 （現：秋田公立美術大学）
○秋田市 老舗宝飾店 8年勤務
○矢留彫金工房 副工房長

 

 

　

●髙橋香澄
○秋田公立美術工芸短期大学附属高等学院 卒業　（現:秋田公立美術大学附属高等院）
○長岡造形大学 卒業
○秋田公立美術大学大学院 卒業
○矢留彫金工房 副工房長

 

●技術顧問
日本の刀装金具の技術を修めた後、海外の宝飾業界でも腕を奮ってきた内藤健一氏が技術顧問として参画し、金工技術向上のサポートをしております。

 

 

 

 

私が工房を立ち上げたのは2019年ですが、その少し前から秋田銀線細工の存続を図るために何かできないかと思い、少しずつ活動を始めておりました。その1つとして、2017年、秋田銀線細工の作品展示や制作技法などの魅力を紹介する企画展「北の燦めき」に参加し作品制作に取り組みました。（5日間の開催で約3,000人来場　主催：秋田商工会議所）

 

 

秋田銀線細工　プロモーション動画

（秋田商工会議所 制作）

 

企画展では、従来とは違う何か新たな試みをしたいと思い、漆・木・人形・陶・ガラス・革などの職人の方々に協力を仰ぎました。異素材や異分野との組み合わせによる作品を100点以上制作し、秋田銀線細工の新たな可能性を示すことができたと思います。

 

 

 

その中でも、雛人形メーカーと共同制作した「秋田銀線細工の持道具を身につけた雛人形」は、多くの来場者から高い評価いただき商品化につながりました。その他に、川連塗りや樺細工という秋田県の伝統工芸と組み合わせた特注品の受注なども実現しています。

 

私たち作り手は、こうした企画展や新商品開発を通じて、他の素材や分野との相性の良さがあること・新しいものや優れたデザインのものを作れば、秋田銀線細工にはまだまだ多くのニーズを掘り起こすことができると実感することができました。それは、私たち作り手にとって大きな収穫でした。

 

 

秋田市では各種の記念品などにも秋田銀線細工が使われることがあり、何らかの秋田銀線細工の作品があるというご家庭も少なくありません。しかし、ニーズに合わせた商品開発が十分には行われてこなかったために、残念ながら普段から身につけるアクセサリーとしてはあまり使われていないのが現状です。

 

だからこそ、秋田銀線細工の技術を継承し古い技術と意匠も大切にしながらも、デザインや工法を見直して、多くの方に日常の中で使っていただくことのできるデザイン性と価格の実現を目指します。途絶える寸前の崖っぷちという状況から技術を途絶えさせることなく、秋田銀線細工の新たな可能性を探り続け後世へとつなげていきたいと思っています。

 

 

 

メディア等で伝統工芸品として紹介されることが多く、秋田市には秋田銀線細工があるのが当たり前の雰囲気があります。しかし、職人の数が激減し、現役で活動している秋田市の職人はわずかに５人。そのうち3人が矢留彫金工房に在籍しており、技術を継承し今後を担っていく存在になる20代・30代の若手は当工房にしかおりません。技術が途絶える寸前の、言わば背水の陣で工房設立に至っております。

 

秋田銀線細工は地域の伝統的な工芸ですので、古くからの作り方はこれからも大切にしていきたいと考えていますが、自分がベテランの職人と言われるようになった今、これからの秋田銀線細工や若い職人のためにも、新たな試みが必要なのではないかという想いが強くなってきました。

 

 

様々な技術が日々進歩している中で、ほとんどの工程が手作業という明治時代の頃からほぼ変わらずに続いてきた工法で作られる繊細な昭和のデザイン。それは、私の職人人生の中で身についてきたものでもあるのですが、秋田銀線細工にはまだまだ未開拓の大きな可能性があると信じています。

 

そのためには、今までの秋田銀線細工では使っていなかった設備を導入し、品質と生産性を向上させ、新たなデザインに取り組むことが必要だと考えています。

 

導入する設備は、金属工芸の工房であれば普通に設置されているような、洗浄や磨き工程を現在よりも効率よく行うことができるようにする機械や同じデザインのものを数多く作るための加工機などです。その中でも、細部の洗浄や磨きなどの仕上げ工程はとても時間がかかり、製品価格に反映させることが難しいのですが、設備導入により長年抱えていた課題の解決を図ることができます。

 

 

また、作り手が秋田銀線細工で生計を立てていくための環境の整備にもつながり、当工房から1人2人と新たな秋田銀線細工の作り手が生まれることによって、途絶える寸前となっている状況から少しずつ再興へとつなげていきたいと思っています。

 

古くからの作り方を身につけている私が工房を立ち上げたのは、これまでのやり方に固執せずに今まで行ってこなかった製作活動に挑戦していくことも目的の1つです。

 

まだまだ試すことも行われていない多くの可能性が秋田銀線細工にはあります。

このような工芸が地域に残ってきたということを前向きに捉えて活動していきたいと思います。

 

 

 

当工房は秋田銀線細工を存続させることを目的に立ち上げましたが、江戸時代から続く地域の金属工芸文化を現代のものとして再認識していただきたいという願いもあります。

 

また、工芸・産業・観光・文化・教育など、様々な面で秋田銀線細工は地域と密接に関係しており、再興を図ることは、結果として地域へ貢献し様々な分野と連携し良い相乗効果をもたらすことになると確信しています。

 

■ 観光客への地域文化の発信拠点
秋田市に観光で訪れる人が、秋田銀線細工の商品を間近で見たり、製作工程を知ったりできる場所は少ないのが現状です。工房と店舗が併設されている当工房は、秋田市の伝統工芸文化を知っていただくためにも貴重な場所の1つになります。

 

■ 秋田のものづくりへの効果

秋田銀線細工には潜在的な地域のニーズがあると感じています。雛人形や漆器・樺細工との組み合わせによる製作をすでに実施してきましたが、他の分野や素材との組み合わせによる商品開発の可能性は今後もあると思います。生産効率を高めておくことはこういった取り組みにもプラスになります。

 

■ 新たな作り手の発掘と育成
ジュエリーメイキングの基礎から始めて、本格的な技術まで学ぶことができる彫金教室やワークショップなどを通じて、秋田銀線細工を知っていただく機会が増え、職人になりたいと声を上げてくれる人が出てくることが期待できます。また、現在 秋田市内の工芸学校との交流も図っていますが、若い世代に秋田銀線細工の可能性を感じてもらい、この仕事をしてみたいと思ってもらえるよう人材発掘と育成に努めていきます。

 

 

当工房は、新たな秋田銀線細工の作品世界を作ることに加えて、地域とともに魅力ある活動や成果を作り出す役目を果たしていけるようにしっかりと歩んでいきます。

 

途絶える寸前の状態からの奇跡の復活を目指し、それを現実のものにするための活動にやりがいを感じています。まだ始まったばかりの私たちの小さな挑戦ですが、今後の秋田銀線細工に注目していただければ幸いです。

 

ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

今回８種類のリターンをご用意させていただきました。

支援金額によって内容が異なりますので、下記の詳細をご覧ください。

 

 

①【5,000円】　 

・お礼のお手紙　を郵送でお届けいたします。

 

 

②【10,000円】　

・お礼のお手紙

・矢留彫金工房の併設店舗で使える商品の割引券（１０％割引）１枚　を郵送でお届けいたします。

　※割引券について
　・使用期限：なし　　　

　・使用回数：１回
　・矢留彫金工房の併設店舗で使える割引券です。メールや電話でのご注文にも対応いたします。　　

 

 

③【15,000円】

・お礼のお手紙

・矢留彫金工房の併設店舗で使える商品の割引券（１０％割引）１枚　

・銀と革のキーホルダー

銀線細工を筒形にして革紐と組み合わせました。

黒い本革と純白の秋田銀線細工のコントラストが目を惹きます。

■サイズ　

・パーツ  縦15mm×直径7.5mm　

・革　　  長さ8.5cm（金具含まず）

■素材　　

・パーツ  純銀、silver970

 

 

④【20,000円】　

・お礼のお手紙

・矢留彫金工房の併設店舗で使える商品の割引券（１０％割引）１枚　

・ピンバッジ　唐草模様

個性的で存在感のあるピンバッジです。
おしゃれなジュエリーアイテムとして、ビジネス・カジュアルどちらにもお使いいただけます。

■サイズ　

・パーツ  直径18mm×厚2mm（金具含まず）

■素材　　

・パーツ  純銀、silver970

・金具　  真鍮、洋白

 

 

⑤【25,000円】　

・お礼のお手紙

・矢留彫金工房の併設店舗で使える商品の割引券（１０％割引）１枚　

・ペンダント　華

 

全体に花のパーツを散りばめ可愛らしさを表現しました。

柔らかな膨らみをもった立体感のあるペンダントです。

■サイズ　

・パーツ     縦42mm×横22mm×厚さ6mm（金具含まず）

・チェーンの長さ 45cm

■素材　　

・パーツ　純銀、silver970

・金具　　silver925

 

 

⑥【30,000円】

・お礼のお手紙

・矢留彫金工房の併設店舗で使える商品の割引券（１０％割引）１枚　

・ピアス・イヤリング　ラムバス           

 

花と唐草の透かしと平戸（銀線を巻いたパーツ）の２つのパーツを合わせた菱形のデザインです。

全体的に柔らかく膨らみを出すことで、見る角度によって表情を変えます。
【ピアス】か【イヤリング】　ご希望の方をお選びください。

■サイズ　

・パーツ　縦46mm×横11mm×厚さ5mm（金具含まず）

■素材　　

・パーツ　純銀、silver970

・金具　　silver925

 

 

⑦【35,000円】　

・お礼のお手紙

・矢留彫金工房の併設店舗で使える商品の割引券（１０％割引）１枚　

・タイ留め　燻し

 

黒く燻したタイ留め。いぶし銀のベースに、艶やかな銀の唐草模様が浮き上がります。落ち着きのある輝きが印象的なデザインのタイ留めです。
ご希望の方には裏板に刻印でイニシャルを入れることが可能です。

※イニシャルはすべて大文字になります。（例：山田 太郎 → T・Y）

■サイズ　

・パーツ　縦8mm×横55mm×厚さ2.5mm（金具含まず）

■素材　　

・パーツ　純銀、silver950、silver970

・金具　　silver925

 

 

⑧【300,000円】　

・お礼のお手紙

 ・矢留彫金工房の併設店舗で使える商品の割引券（１０％割引）１枚　

・クラウドファンディング限定　「 雛人形　白桜 」

　　　　　　　　　　　　　　　

銀線細工の企画展でコラボさせていただいた地元の雛人形メーカー「（株）秋田人形会館」さんとのクラウドファンディング限定コラボ商品、桜をモチーフとした立雛です。

着物の柄に合わせ、持道具も桜モチーフの特別仕様。立雛の流れるような美しい衣裳に合わせ、上品かつ華やかなデザインにしました。

 

 

お雛様と聞いて思い浮かべるのは、台の上に男女並んで座っているお雛様だと思いますが、今回こちらでご用意したのは立ち姿の『立雛（たちびな）』です。

お内裏様とお雛様だけのお飾りでコンパクトであり、通年飾っていられるのが立雛の特徴です。

立雛とは立っている夫婦雛の総称と言われています。

 

女の子の健やかな成長を祈るために飾るほか、結婚したての方や結婚記念日の贈り物として、そして雛人形をおしゃれかつシンプルに飾りたい方にも大変おすすめです。

　

お雛様・お内裏様の着物は、片雪輪の柄に桜の京刺繍が施されています。全体をオフホワイトのトーンでまとめ、チュールレースで装飾がされた着物はウェディングドレス様式となっております。

 

今回、ブライダル仕様の衣装に合わせ、純白の秋田銀線細工の持道具をご用意しました。

　　　　

 

『持道具について』
持道具はお雛様の頭飾りと扇、お内裏様の頭飾りと笏の4点となります。
全体に桜の花びらを散りばめた豪華な作りです。
秋田銀線細工特有の純白が雛人形をより一層引き立てます。

 

 

 

 

 ※お雛様の頭飾りについて

上記の画像には、通常取り扱っている頭飾りが写っております。リターン品お届けの際には、秋田銀線細工で製作された頭飾り（上記の画像 右）を身につけたお雛様をお届けいたしますので、ご安心ください。

 

 

『セットの内容について』　　　

お内裏様・お雛様と秋田銀線細工の持道具4点だけではなく、収納飾りも含めたセットとなっております。コンパクトであり、飾り付けも簡単です。　　

　　　　　

● 男雛　１体　素胴23cm（持道具無し）　付属品：銀色冠 1点、太刀 1点

● 女雛　１体　素胴22cm（持道具無し）

● 秋田銀線細工の持道具　４点（頭飾り2点、笏1点、扇1点）

● 収納飾り　1台　縦67 × 横59 × 高さ67cm（屏風含む）　付属品：油灯　1組

  

 

※発送について

このリターン品の発送は、（株）秋田人形会館さんが行います。

発送日時について、2021年２月下旬を予定しておりますが、製作の進行状況によって発送日が前後する可能性がございます。ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。

 

 

■「（株）秋田人形会館」さんは、秋田県秋田市にある東北有数の人形専門店です。

取り扱う人形はすべて、職人さんがひとつひとつ心を込めて製作しております。

受け継いだ伝統技術を高めながら、 常に斬新な創作を発信しています。

 

 

 

【プロジェクト終了要項】

運営期間    
2021年1月~2021年12月

 

運営場所    
秋田県秋田市大町２丁目1－１１　榮太楼ふるさと文化館１階

 

運営主体    
矢留彫金工房　工房長　松橋とし子

 

運営内容詳細    
秋田の伝統工芸品「秋田銀線細工」を後世に残すため、
工房設備を強化し、人材育成を図りながら新たな銀線細工の発展と地域振興に繋げる