プロジェクト概要

岐阜県山県市北西部の人の魅力を詰め込んだ本をつくり、過疎化が進む地域に活気を取り戻したい!

 

はじめまして、岐阜県山県市地域おこし協力隊の柴田沙緒莉です。「山県」と書いて「やまがた」と読みます。本プロジェクトでは、山県市北西部の地域で、名所や特産品などの断片的な情報ではなく、地域に住んでいる人にスポットを当てた本を制作します。しかし、本を制作するには資金が不足しています。


岐阜県山県市北西部の人びとの魅力を詰め込んだ本の制作を通じてこの地域を盛り上げるために、お力をお貸しいただけないでしょうか。

 

(地域おこし協力隊のメンバー。下列の真ん中が実行者の柴田です。)

 

 

限界集落が増えている、山県市北部。

 

山県市の中でも、山に囲まれた北部は、少子高齢化と市町村合併による過疎化が進み、食事や買い物をする店も減ってしまっています。唯一の公共交通手段であるバスは、1時間に1本あるかないかの状況です。学校や保育園も次々と統廃合し、人口流出に拍車がかかっています。

私は、このような山県市北部に、4月より移住し、暮らしています。もともと、山県市にゆかりがあったわけではありません。学生時代に、若者から高齢者、近所の身近な方から遠くの離島の方など、さまざまな立場の方に聞き書きをして歩いてきました。その経験から、「便利なものを求めるのではなく、その土地やそこに暮らす人びと、そして自分自身と向き合える仕事がしたい」という思いを抱くようになりました。さらに、「自分の生まれた岐阜県をもっと好きになりたい」という思いもあり、隣の岐阜市から移住を決心しました。まだこちらに来て日も浅く、地域のことを知り尽くしているわけではありません。しかし、だからこそ持つ「よそ者」の視点で、地域の魅力を再発見できるような本を制作します!

 

(手植えに挑戦する若者たち)

 

今年4月に発行された小冊子『やまがた旅図鑑』は、地元出身者の視点から、地域の魅力的な人や場所を紹介しています。今回地域おこし協力隊として何人かのメンバーが移住してきたので、「外からの視点」という新しい切り口での制作に挑戦します。外から来た者は、その地域でずっと暮らしてきた人以上に、地域の良さに敏感です。

 

(『やまがた旅図鑑』より)

 

 

「何もない」なんてことはない。美しい景色に、かっこいい魅力的な人たちがいる。

 

こちらに移住してから、地域の方々からは、「よくこんな何もないところに来たね」と言われることもあります。

 

しかし、山県市には、きれいな山があり、川があり、それを活かした人びとの生活があります。都会では滅多に感じることのできない、住民同士の強いつながりがあります。外から突然やってきた私を、快く迎えてくれる温かさもあります。畑でとれた野菜や夕飯のおかずをおすそわけして下さることも、少なくありません。そんな、地域の方々にとっては「当たり前」かもしれないことが、外から来た私にとっては新鮮で、とても温かいものでした。何もないからこそ残っているものがあるのだと、日々感じています。

 

また、この地域に来てから、私はたくさんの「かっこいい生き方」に出会いました。耕作放棄地が増える中、「棚田の美しい景観が好き」と、役所に勤務していた頃も定年後の現在も、たったひとりで棚田を守り続けている人。最近では、「いつか、山県市の観光地のひとつにしたい」と、休耕中の棚田を再生させようと奮闘している若者たちもいます。

 

(棚田の風景)

 

そのほかにも、約500年の伝統ある太鼓おどりを受け継ぐ人。荒れた竹林を子どもたちの遊びの場としての「基地」へと生まれ変えた人。高齢者に憩いの場を提供する蕎麦打ち職人。私は、たくさんの出会いを経験する中で、人びとの生き様を記録し、伝えていきたいという思いに至りました。そこで今回、遠い場所にいる人にも遠い未来の人にも届けられる、「本」というかたちで残していくことにしました。

 

人の人生は住んでいる場所・土地抜きでは語れないし、土地の文化や伝統も住んでいる人がいてこそのものです。だからこそ、人の生き様を記録することは、その土地の「今」を残すことにもつながります。山県市北西部を支える人びとにインタビューをし、山県人のライフストーリー集をつくりたいと思います。

 

(『やまがた旅図鑑』)

 

 

今回制作する本について
 

今回制作する本のテーマは「未来に残したいもの」です。以前と比べて子どもの数は著しく減ってしまいましたが、それでもここで生活していく人がいます。そんな地域の人びとに、この地域で胸を張って生きていってほしいと思っています。決して「何もないところ」ではなく、「何もなくて不便だけど、だからこそ残っている素敵なものがある」という自信をもってほしい。

また、「今この地域を支える人びと」の姿が、「将来この地域を支える人びと」にとっての刺激になります。この地域を離れてしまった人にとっても、故郷の良さを再認識するきっかけになればと願います。そういった想いで、未来に誇れる「地域の人びとのがんばり」を探し集めていきます。

さらに、今回制作する本によって、あまり知られていない山県市の魅力を地域の外に伝えていきます!手にとってくださった方には、ぜひ一度この地域へ訪れてほしいです。同時に、読み手にとっても、自分自身や自分の暮らす地域について見つめ直すきっかけになってくれれば嬉しく思います。

岐阜県山県市の魅力と温かさを残す本の制作を、どうか応援してください!

 

 

引換券について

ご支援いただいた方には下記の引換券をお送りさせていただきます。

 

・サンクスレター

 

・今回プロジェクトで制作する本

2015年6月末の完成を予定しています。

 

・やまがた旅図鑑

2014年4月に発行された小冊子。山県市北西部エリアの魅力ある人と地域のつながりを紹介している。

 

・支援者としてお名前を記載

 

・オリジナル写真集

今回制作する本には掲載してきれなかった写真を集め、限定写真集をつくります。

 

・山県市の連柿

 

・山県市北西部ツアー

支援者様とお連れ様を、その時期にあった山県市北西部の見どころ・体験ツアーにご招待いたします。今回制作する本の語り手となる方々にもお会いできる内容にします。

 

 


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