プロジェクト概要

プロジェクトの終了が報告されました

 

青森県の十和田湖畔にある休屋地区。

 

年間来訪者は約110万人。訪れる人は湖、そして十和田神社や高村光太郎の遺作・乙女の像を見にきます。

 

一方で、それらを見終えると「なにをしたらよいですか」と尋ねられることがあります。ふと、まわりを見渡すと使われていない建物も点在し、たしかに何をしたら良いのかわからないかもしれません。

 

顔をあげると、そこにあるのはただただ美しい湖。充満する空気は美味しく澄んでいます。十和田湖の風景は、ひと時として同じ景色をみることはできず、千変万化の風景が広がり、ここで感じる時間は都市とは明らかに異なります。

 

タイトルに込めた「あずましい」は、この地域で昔から話されている南部弁で「ゆったりして落ち着く、心地よい、気持ちが良い」という意味の言葉です。

 

地域の人は自然の機微を知っていて、それぞれが自分だけのステキな“十和田湖の姿”を持っているのです。

 

私たちは、何もすることがないのではなく、何もしないことが最高の贅沢なのではないかと感じています。

 

その想いから、今回この場所に日常を忘れ心身を解放できる「yamaju」をオープンします。一過性の地域おこしではなく、地域がその地域らしく在り続けられることを目指して。

 

 

■企画:yamaju
■ 撮影・編集:Shota Takamine
http://vimeo.com/user17253178
■ 協力:Towadako Guidehouse 櫂
http://tgkai.jp/

 

 

\\ ご支援くださった皆さまへ //

 

皆さまのご支援のおかげで、目標金額であった150万円を無事達成することができました。ご支援・応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

 

当初150万円を目標にスタートした時、大丈夫だろうか、集まるのだろうか、と不安で一杯でした。ですが、皆さまからの温かいご支援をいただき、募集期間最終日まで3日を残して目標達成することができて、風景屋2名は感謝の気持ちでいっぱいです。

 

皆さまからいただいた応援と温かいお気持ちを胸に、これから私たちにできることを精一杯やっていきたいと、今日また心に刻むことができました。本当にありがとうございました。

 

そして、残り期間2日、私たちはネクストゴール200万円に挑戦することを決めました。

 

プロジェクトを進めるにあたり、1Fの減額調整や、より快適に過ごしていただくための照明計画などを話しあってきました。また、DIY工事でおこなっている2階のゲストルームの材料費や備品購入費など、まだまだ資金が足りていないのが現状です。

 

そこで、皆さまからいただいたご支援は、より素敵なyamajuとなり、少しでも素敵な時間を湖畔で送れるような改修費用に活用させていただきたいと思っています。

残り少ない日数ではありますが、引き続きご支援・応援いただけましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします!

 

2019年5月17日追記

 

 

 

「まちづくり」ではなく、地域がその地域らしく在り続けられること目指して

 

はじめまして。ページをご覧いただきありがとうございます。風景屋ELTASの小林徹平と小林恵里です。夫婦で一緒に活動しています。

 

これまで、夫・徹平は2012年に神奈川県から宮城県仙台市へ移住し、2013年からは東北大学災害科学国際研究所の助手として、主に東北沿岸部における被災地域の復興事業・計画づくりに携わってきました。

 

妻・恵里は、2014年に一般社団法人APバンクの職員として東京都から宮城県石巻市へ移住し、復興支援事業のプロジェクトマネジメントや芸術祭(Reborn-Art Festival)の立ち上げに携わってきました。

 

東日本の被災地の復興事業は、 「早い復興を」という大号令のもと、目の前でどんどん進んでいきました。しかし、その計画は予算の獲得や事業としての妥当性において、計画の先にある人々の暮らしとの乖離があることや、当たり前ですが、ある決められたルールに対してのみしか予算配分することができない公の事業の難しさも感じていました。

 

そうしたなかで、自分たちが個人的に関わる地域の人や活動をきっかけに、その地域がその地域らしく、長い時間をかけて形成されてきたその地域らしい暮らしの風景を育んでいきたい、その活動を主軸に置きたいと考えるようになり、2017年4月に風景屋を設立しました。

 

すてきな風景をみつけること、つくること、しくみづくること、そだてること”を理念に、活動をしています。

 

そんな私たちが、なぜ、十和田湖畔に新しい店を開こうと思ったのか。そのきっかけからお話させてください。

 

 

なぜ今、十和田湖畔に新しく場をつくるのか?

私たちと十和田湖とのご縁は、2017年の秋に始まりました。青森県からまちなみに関する相談をいただき、調査という名目で訪れたのが、ここ十和田湖の休屋地区です。

 

そこには、廃業している店舗もあり、インターネットで検索すると、”廃墟ストリート”などの言葉も出てくるほど。正直「昔は栄えていたんだろうな」と感じる風景が広がっていました。

 

地域の方に詳しく話をきくと、震災の影響で、観光客が減少。旅館・商店等が8軒廃業していました。沿岸部のような津波の被害はありませんでしたが、見えない、見ていなかった震災の影響を感じました。

 

一方で、繰り返しにはなってしまいますが、そこには豊かな自然とただただ美しい湖面の風景が静かに存在していました。たしかに、休屋地区には閉店する店舗も見られる状況ですが、十和田湖の地形上対岸などには開発の手が殆ど及んでおらず、豊かすぎる自然が広がっていました。

 

そこで私たちは、この場所らしく、この地域らしさにもう一度焦点をしっかりあてることで、もっと自然に「持続可能な地域」になっていくのではないかと思いました。

 

 

周辺の商店主や行政、住民の皆さんと地域が抱える課題やこれから先どうしていきたいかなど、さまざまな話をしていくと、観光客の人から「何をしたらいいの?」「どこいけばいいの?」とよく聞かれるという話を聞きました。

 

その言葉を聞いた時に、「何もしないで、ゆっくりしたら良いんじゃないかな」と感じました。

 

その時、まずやりたい、やるべきことが決まりました。

 

「みんなでぼーっとしよう」

「短時間滞在が多い十和田湖の来訪者に対して、何時間でも居られるサービスをつくろう。十和田湖では日々の暮らしから離れ、”ダメ人間”になっても良いような、のんびり滞在できる環境をつくろう。」

「とは言え、仕事は大事だから仕事”も”出来る環境をつくろう」と。

 

 

yamajuは「あずましい湖を楽しむうつわ」をコンセプトにした、湖畔でのピクニックサービスと、会員制コワーキングスペース、カフェです

 

ー yamaju で提供するサービス 

 

・ピクニックセット、お茶っこセット等の飲食物提供

・リラックスチェアの貸し出し

・本の貸し出し&販売

・スポーツステーション(シャワー、空気入れの貸し出し)

・ギャラリー&物販

・会員制コワーキングスペース

・会員制 中・長期滞在ゲストハウス(今年の6月以降、大々的にスタート予定)

※赤ちゃんのミルクにお湯が必要な方や、スポーツステーションで飲料水の補給が必要な方には無料でご提供します。遠慮なくお申し付けください。

 

 

 

ー yamajuがみなさんに伝えたい十和田湖畔の自然(四季折々の風景)

 

 山々に雪が残ってはいるものの、木々や草花も春の訪れを喜んでいるのが伝わってくる、晴れやかな気持ちになれる季節です。寒い地域に多いようですが、湖畔では「春もみじ」と言い、木々の葉が芽吹く前のほのかな淡い色づきを見ることもできます。また、春になると湖の底の方から水面に上昇してくるヒメマスなどが、楽しそうに跳ねているのも見られます。魚たちも春がきたことを喜んでいるようです。

 

 

 鮮やかな新緑を誇る木々に囲まれる初夏。生命の息吹きを感じながら漕ぐカヌーは最高です。地域の人が「ここはクーラーはいらないよ」と言う通り、気温はさることながら湿度も都会とは全く違います。きっと都会から来た人は、こんなに過ごしやすい夏ってあったのか!と感じると思います。湖畔でのんびり本を読んだり居眠りしたりするのは、夏が一番過ごしやすいかもしれません。

 

 

 十和田湖の紅葉は、本当に様々な色が見られて格別です。特に多い色は黄色系。赤くなる紅葉は葉の中のアントシアニンが影響しているのですが、どうやら十和田湖は赤系の紅葉が少ないようです。地域の人たちは、みんなそれぞれに自分のお気に入り紅葉スポットがあって、好きな場所や見る角度などを教えてくれます。カヌーで木々に近づいていって、いろんな色の葉を見るのも楽しみの一つです。

 

 

 十和田湖の冬は人が少なくなり、温かい部屋の中からただひたすらに深々と降り積もる雪を眺めたり、誰も歩いていない雪に足跡をつけたりするのが楽しい季節です。冬の湖の静けさは、何にも例えようがありません。「葉が落ちて木の幹だけになった山に雪が積もると、より一層見えてくる」と地域の人が言っています。冬は、今まで見えていなかったものが見える季節なのかもしれません。

 

 


ー 私たちがご提案する、yamajuでの8つの過ごし方

 

カップルやご夫婦など、大切な人と二人でゆっくり過ごしたい人におすすめ

 

ピクニックセット:土日祝日のみ、完全予約制

お店の中で食べるのも良いですが、やっぱり湖を見ながら、美味しい空気を吸いながら食事をしてもらいたい。十和田湖を見ながら食事ができるような、テイクアウトのお弁当セットを販売します。(荒天じゃない限り、店内ではなく湖畔での飲食を積極的にお勧めします。)

<詳細>

1,000円(税別)/ 人

セット内容:おにぎり2つ、yamajuオリジナルおでん(特製薬味つき)またはオリジナルカレー、副菜(お野菜)


お茶っこセット:土日祝日のみ、完全予約制

美味しい食事の後は、やっぱり美味しいお茶を飲みたいものです。美味しいデザートとコーヒー類を湖畔でも簡単に楽しめるようにご用意します。

<詳細>
1,000円(税別)/ 人

セット内容:コーヒー 又は お茶(お選びいただけます)、デザート1品(日替わり)


3 チェアリングサービス:土日祝日のみ

リラックスして食事をしてもらいたい。どこから来るのも遠い十和田湖だからこそ、手ぶらで来て湖を楽しめるように、気持ちの良いリラックスチェアとブランケットを用意し貸し出します。食事が終わっても、そのままゆーっくりしていただけます。

 

<詳細>
1,500円(税別)/ 人、1.5時間

・折りたたみ式リラックスチェア1脚

・ブランケット1枚

 

 

「湖畔でゆっくり本を読んでみたかったんだよなぁ」という人におすすめ


湖畔の本棚:土日祝日のみ
湖畔でぼーっとしたい。でも、何もないのにボーッとできない人もいるかも知れません。でも、携帯は少し横に置いておきたい。そんな時のために、湖畔で読みたい本を選書しています。こちらは、ピクニックセットを購入してくれた方にはサービスでお届けし、購入したい方は購入いただけるようにする予定です。

 

 

ウォーカー、ランナー、サイクリスト、カヌーイストなどスポーツをする人におすすめ

 

5 スポーツステーション:平日、土日祝日

ウォーカー、ランナー、サイクリスト、カヌーイストなど、運動を終えた人たちがいつでもすぐにスッキリできるように、シャワーをお貸しします。サイクリストがいつでも来れるようにサイクルラックや空気入れを用意しています。声をかけていただければ、お水やお湯もお出しします。

<詳細>
300円(税別)/ 人、1回

 

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丁寧に作られたモノに日頃から興味がある人、旅の途中で出会った良いモノを思い出として持ち帰りたいと思う人におすすめ


6 小さなギャラリーと物販コーナー:土日祝日のみ

博物館的に陳列するのではなく、ものが循環する場所が良い。そんな思いから、物販はお店で実際に使用したりお客様に使っていただいているもの、私たちがいいなと思って他の人にも伝えたいと思うものを販売します。季節や月ごとにテーマを変えて企画しています。

 

 

東京や仙台など都心で日々忙しく働いているが、PCとネット環境さえあればどこでも働けるフリーランス・スタートアップ等で働く20〜40代の人におすすめ


7 コワーキングスペース:平日、メンバー登録制

パソコン1台あれば働ける人向け。疲れたら湖畔で休みながら、快適に仕事ができる環境を作ります。もちろん電源とwifi完備。NTT光通信が入っていますので、速度は安心して下さい。その他プリンター、スキャナーもあります。

 

<設備>

・電源(無料)

・Wi-Fi(無料)

・プリンター

(白黒A4 1枚 10円、A3 1枚 20円/フルカラーA4 1枚 40円、A3 1枚 80円)

・スキャナー(無料)

・ホワイトボード、ホワイトボード用ペン(無料)

・お水・お湯(無料)

・コーヒー1杯

(自分でハンドドリップ、150円)※豆とドリップキット一式をお渡しします。

・りんごジュース1杯(100円)※青森県と秋田県のジュースです。

 

 

4泊以上滞在する人におすすめ

 

中・長期滞在用会員制ゲストハウス(2Fのみ):平日、土日祝日、メンバー登録制

仕事をしながら中・長期で滞在したい方向けです。基本的には4泊以上の滞在を対象とし、短期滞在は近隣の旅館やホテルを利用して頂き、二拠点居住のようにゆっくりしたい方はyamajuで生活できるようにします。長ければ長いほど一泊の料金が安くなっていく仕組みです。

 

<設備>

・ベッド(掛布団、シーツ類、枕、毛布セット)

・電気スタンド

・暖房器具(秋〜冬季)※夏季は冷房がいらないので、エアコンはついておりません。

・シャワールーム(男女共用)

・キッチン(IHクッキングヒーター、瞬間湯沸かし器、その他簡単な調理器具一式、カトラリー一式、コップ類)

・駐車場

 

※日数が多くなればなるほど宿泊料金がお得になっていくシステムですので、それ以下の宿泊予定の方には近隣のホテル・旅館をご案内します。

 

ー メンバー登録制度について

 

yamajuは、非日常の空間で仕事をしながら好きな時に休む、そんな生活が送れる場所を目指しています。コワーキングスペースと宿泊を初めて利用される方には、メンバー登録をお願いしています。

 

<メンバー特典>

①宿泊の予約が可能です。
②コワーキングスペース年間パスポート: ¥ 10,000(お一人様、1年間何度でも利用可)
③コワーキングスペース単発チケット: ¥2,000(お一人様、1日有効)
④宿泊者用コワーキングスペース単発チケット: ¥1,000(お一人様、1日有効)

 

 

ー yamajuが大切にしたいこと

・十和田湖、周囲に広がる自然を何よりも尊敬し大切にする。

・消費される観光地から脱却し、環境に負荷をかけない持続可能な地域にする。

・美しい景色の背景にある人々の暮らしと文化を育み、後世に継承する。

 

上記に賛同してくれたメンバーは仲間です。yamajuのウェブやショップカード(湖畔のしおり)で紹介させていただきつつ、仲間たちと楽しくワクワクすることをやっていきたいと考えています。

 

 

<詳細>

住所:

〒018-5501

青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486 yamaju

 

オープン予定日:

2019年6月初旬

*クラウドランディング限定で先行予約受付中です*

 

最後に

私たちが、シャッターを開けて片付けを始めていると、周辺の方々が声をかけてくれました。「何してるの?」「どこから来たの?」「昼飯食ったか?」「よかったらこれ食べてね」「頑張ってなぁ」「風邪引かないようにね」と。これらをきっかけに地域の方々といろんな話をすることが出来ました。

また、店舗をつくるにあたってもう一つ私たちの支えになったのは、湖畔に住む同世代の仲間たちの存在でした。尊敬できる6人の仲間。カヌーと自然を愛するYくん、総務と畑の出来るKちゃん、東京と湖畔の二拠居住のWちゃん、自然に詳しいイラストレーターのKちゃん、なんでも詳しい編集者のAくん、鳥好きのNちゃん。

 

彼らはみんな出身地もバックグラウンドも違うけれど、それぞれが思い思いに湖畔での生活や仕事を楽しみ、私たちのことも受け入れ、いつしか背中を押してくれる大切な仲間になっていきました。

そして、2018年の夏~秋には軒先でガレッジセールをやってみたり、県内の商店・生産者・作家さんなどに集まってもらい「とわだこマルシェ」を開催したり、冬の始まりには毎回話し手の方をお迎えし、色々な切り口から十和田湖の今とこれからについて、みんなでざっくばらんに話してゆるく考えていく会「とわだこミーツ」を数回開催しながら、地域の人とみんなと仲良くなっていきました。

 

 

これからやろうとしていることは、私たちの力だけでできることではありません。だからこそ、日々十和田湖を訪れてくださる方や地域の方々とのご縁を大切にしながら、この場所を育てていきたいと思っています。みなさんとの繋がりが、この十和田湖畔がこれからも十和田湖畔らしく続いていくためのきっかけとパワーになると信じています。

 

そして、みなさんが訪れ、いつも誰かしらがそこにいて自然と集まってしまうような場所になれるよう努力をしてまいりますので、みなさまの温かい応援・ご支援をお願いいたします。

 

 

ご支援いただいた方みなさまを、オープニングパーティーにご招待させていただいます。yamajuでみなさまにお会いできることを心より楽しみにしています!

 

<いただいたご支援の使い道>

皆さまからいただいたクラウドファンディングでのご支援150万円は、yamajuの総事業費1600万円のうち、リノベーション費用の一部として、大切に活用させていただきます。

 


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