
支援総額
目標金額 820,000円
- 支援者
- 33人
- 募集終了日
- 2022年12月23日

「本屋さんが身近にない」地域に、思い出書店を増やしたい!

#まちづくり
- 総計
- 30人

火災で焼損、安堵町の中家住宅。代々守り継いできた文化財を修復したい

#地域文化
- 現在
- 19,936,220円
- 支援者
- 704人
- 残り
- 5日

小さなお寺の大切なたからものを一緒に守り、伝えていただけませんか

#地域文化
- 総計
- 124人

五島の記憶をアートで記録する てとば美術館を作りたい!

#地域文化
- 現在
- 2,041,000円
- 支援者
- 152人
- 残り
- 5日

北海道で一番小さな村を盛り上げたい!マンスリーサポーター募集!

#地域文化
- 総計
- 30人

農業近代化の歴史を伝える重要文化財|小岩井農場の建築遺産を未来へ

#地域文化
- 現在
- 448,000円
- 支援者
- 36人
- 残り
- 35日

北海道の豪雪地帯、旧・深名線「沼牛駅」木造駅舎を継続して守りたい!

#地域文化
- 総計
- 11人
プロジェクト本文
終了報告を読む
【達成のお礼とネクストゴールについて】
10月31日よりスタートした本クラウドファンディングですが、42日目に目標金額である82万円を達成しました。
ご支援してくださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
クラウドファンディングが成立しなければ、企画そのものを見直さなければなりませんし、クラウドファンディングに挑戦する時は、皆さまにどれくらい応援していただけるか正直不安でした。
しかし、皆さまからのたくさんのご支援のおかげでプロジェクトを決行できることになり、心から嬉しく思っています。コメントやメッセージで、ページに書いてあるような想いに共感してくださったというお言葉や、応援していますというようなコメントをいただく度に、たくさんの方に支えられて今、目標に向かって取り組めていることを改めて実感しています。
本当にありがとうございました。
そして、現在着々と準備が進む中で、ネクストゴールを設置させていただくことといたしました。
次の目標金額は218万円です。
ネクストゴールでいただいたご支援金については、草刈り伐採した庭をパワーショベルを入れて動かしたりや古民家の2階の帆布の修理のための費用として大切に活用させていただきます。
仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。
皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。
2022年12月13日追記
柴山信廣
初めまして。
ページをご覧いただき、ありがとうございます。箱根に引っ越しをして参りました、柴山信廣と申します。昭和31年生まれ。広告代理店勤務を経て1990年会社を設立してWeb制作や広告の立案をしてきました。https://www.telepaty.net
企業のコミュニケーションを直接手がけていく会社を営み、広告・Web・ARTを製作していて只今、箱根の古民家を発展させようとしています。
※本ページに掲載した画像は許諾を得ているもの、または自身で撮影したものです。
古い民家を捜し1995年の辺りから、仕事の合間に50件ぐらいの古民家を見たでしょうか。最初は関東寄りで、そのうちに東北に行きました。そこで分かったことは、北に行けば行くほど古民家に使ってある柱や梁の木が太いのです。その古木は荘厳でした。
東北地方の気仙大工が江戸後期に作った約180年前後の貴重な古民家を発見しました。そして2000年、ついに今の気仙大工の古民家を譲り分けてもらいました。これは田畑を先祖代々大切に守ってきたところなのです。どうにか残したいという思いで、神奈川県の箱根に移築竣工することができました。
よし、次は庭は高い所から低い所まで自由に歩けるようにし「古民家を守り発展」させながら、みんなと楽しもうと思っていました。
22年前の当時、「伝統木造技術を保存進化させ暮らす」という事も大切なのではないかと思うようになっていました。
高層マンションが着工されていくなかで、江戸後期ではクレーンも無いのにこの様な太くて重たい梁を頭上より高く持ち上げ、崖に生え曲がった幹を使って屋根の登り梁を受け止めている、そのような構造がその地方で理にかなっていた建築物だったのでした。さらに現代の建築構造を駆使して山間でも住みやすく、バラや菜園を見ながらみんなで楽しめる広場を作ろうと考えました。そこで考えてたのが下のような図面です。
「気仙大工の古民家」とは
気仙大工の古民家は岩手県気仙郡地方(仙台藩)に古来より優秀な技術をもつ大工集団です。江戸時代から稼ぐ為に大工集団を形成して神社仏閣、細工、そして民家をこなす多様な集団で職能は多岐に渡り大工はもちろん彫り物師や絵描までいたそうです。
また断崖絶壁に近い沿岸の地方に住んでいた為、普段は畑などを耕していて、大工になるのは早かったようです。特に明治以降は東北本線の開通により関東地方、遠く大陸の家屋まで手掛けました。またこの前の銀座の歌舞伎座もそうです。大阪城天守閣の復元などでも活躍しました。
岩手県の古民家を真の「箱根町箱根」に移築してZEKKEIと名付けました。最近、柱や梁を磨いてみて、全く劣化する事なく力強さは健在でした。江戸時代には釘を使わなくても民家やお寺や橋や神社は建っていて、そのいわゆる古い建物はこれからも残り続けるでしょう。
私は東京で生まれました。ですから和の心の故郷という原風景に憧れます。それは私たちの日本人の生活と気持ちのバランスを回復させる力があると思います。当時の伝統技術を保つ建築物を進化させ残し皆んなに見てもらいたいと思います。これは歌舞伎という古典が新たに解釈され「スーパ歌舞伎」と誰にも受け入れやすく古典が再構成されるようにと考えたからです。
気仙大工のムカシの伝統技術を後世に継承し、ミライの技術を共に一緒に発展出来たらと思います。
2000年後半、箱根神社の湖に建つ鳥居、富士山を眺める、芦ノ湖を望む、この場所に古民家を移築することをに決めました。建築家にも現地を見て意見を聞いた上で、土地を購入をしました。本当に奇跡的でした。
まだまだ若輩者であったため、家を一軒建てた事もありませんし、当然、施主としての経験もありませんでした。でも「そんな若い時期だからこそ、エネルギーを持ってこういう挑戦が出来る時」と、古民家の移築を決意したのでした。
ところが、その竣工時から色々と問題が起き始めました。当時私は48歳でした。2003年建築が始まった当時と竣工の2004年、東京と箱根の地を行き来して生活をしていましたが、施工が進む家に問題があるとはっきりと気がついたのは2007年でした。一緒に建築を進めた設計者と建築チームいたのですが、竣工当時の最初の頃、「山に埋め込んだような形の移築だからコンクリは直ぐには乾かない」といわれたのです。直面した壁とバルコニーとの戦いの始まりでした。
2004年から2019年の15年目やっとこの瞬間を迎えました。
この古民家の改善改修をしっかりと解決するために「物事は3日3週間3ヶ月と言うけれど、この素晴らしい宝石箱のような家を岩手から持って来たんだ。皆んなに残して見てもらおうよ」という気持ちで一杯でした。家と庭の文化を発信していく場所、それが「ムカシのミライから始める」です。
やっと苦労を乗り越えて、自分達が移築時の大昔2004年にしたかった事を思い出しました。ここで「食う寝る遊ぶ学ぶ」、『家』と『庭』の事です。家は良くなったから次は斜面の庭です。
残念なことに東日本大震災で岩手県陸前高田にある、多くの気仙大工の家を失ってしまいました。この古民家は気仙大工が幕末から明治につくった貴重な家屋の一つで今回、移築再生していますので一つ守り抜いたことに成りました。(口伝ですが)元の持ち主のお祖父様が譲り受けた時点で170年位前、ですから今年で190年弱も前の江戸後期になります。江戸時代はいい時代だなんて最近は良く聞くのです。そんな平和な時にあった古民家が箱根にやって来ました。
このプロジェクトそのものの名称として「ZEKKEI」とネーミングしました。
「ZEKKEI」とは、「よそでは見られない素晴らしい絶景である」ということと、「人生を生きる上で山あり谷ありであっても、最後には素晴らしい景色が待っているから、早くおいで」という、 皆さんの人生や私達の人生も、そうあってほしいという意味を込めてつくりました。また「この心のエネルギーや活動そのものが、『ZEKKEI』でありますように」という意味も込められています。
箱根では標高が高いので農作物を育てるのは難しいと言われていました。この地を購入して22年目ですが、ここに至るまではその話を信じてる自分もいました。しかしある日、私の古民家のわずか数百メートル離れた所に、箱根全体でほとんど目にしない貸庭があることに気が付いたのです。道が二股に分かれている通りで、家の工事が終わってからの発見でした。「この庭でも家庭菜園ができる」と確信した瞬間でした。
そして、野菜が収穫できるようになったのです。野菜がすくすくと成長する姿を見るととても心が嬉しくなり、神の心遣いに感謝しました。
今現在、古民家と家庭菜園の庭は芦ノ湖などの風景には恵まれていますが、周辺の木々が生い茂り日陰になる場所があり、この庭へと下に降りていくための道が未だ手付かずです。
この庭すべてを、できる限り太陽の光で一杯にしたいと思っています。お子さん、お年寄り、体が不自由な人であっても安全に(高い所から低い所まで自由に)歩けるように整備することを目指していきます。そして坂道で遊ぶということも。
今度いつ出来るかかわからない。今、やるしかないのです。 クラウドファンディングで気仙大工の文化と庭を応援してくださる方を募るしかないと思いました。同時に、多くの方に古民家についても知ってもらえる機会になるのではないか。 そう思って、挑戦することに決めました。
また、クラウドファンディングだからこそできることもあります。微力なのですが例えば、今回の特別なリターンのひとつとして、このホームページにご支援者様ご希望のお名前を入れてどこからでも見ていただけるようにします。
|庭の意図
『家』と『庭』で家庭と言います。家に庭があって家庭なのです。箱根は斜面が多いのですが、この標高780m斜面の『庭』をどうにかしたいと考えていました。その時には作物だって出来るのではないかと考えました。
最近はWebも発達し、遠い場所にいる人とも顔を見ながら話をすることができ、近くに感じることができます。しかも、運送会社が頑張ってくれていることで都会の店が身近にある様な感じもしています。
しかし、昔の人々は、裏庭や裏山に小さな畑や小さな田んぼを作りました。そして、収穫出来た時の余り物や採れたての菜葉を周囲の村人と談笑して食べたりしていました。そこで麹で発酵したり醤油や味噌の技術をなんとなく学びあいました。そして幼子は庭さきで遊びました。和の心の良さです。
|プロジェクト概要と集めた資金の使途
今後、民泊施設やレンタルスペースとしてこの古民家を活用していくため、今回まずは安心して過ごしていただけるように庭の工事を進めます。
今回のクラウドファンディングで募った資金は、庭整備費と補填建築費の一部と、運営費に充当いたします。(機械除草工/立木伐採/発生材運搬/発生材処分費用 600,000円、クラウドファンディング手数料 200,000円、消費税10% 20,000円)
合計 820,000円
どのような方が支援してくださるかは全く分からないし、不安でしかありません。気の効いた特別な返礼はできないかもしれませんが、これからは、妻ともども皆様と一緒になって楽しんでいく情熱だけはあります。
このクラウドファンディングはAll or Nothingと言って1円でも少ないと皆さんにお返しをしてしまい、僕らには1銭も入って来ません。どうか応援して下さい。是非とも、この1000坪の『庭』と気仙大工の古民『家』のあたたかいご支援をお願いいたします。
江戸後期以降、箱根は観光地と大変化してきました。今は再開発の進む中で、時代に取り残された様な雰囲気を残したままの気仙大工の古民家は、ある種の文化財のようなものかもしれません。
最高のロケーションで
箱根町は広いと言われ『箱根町の湯本、塔の沢、畑宿、宮ノ下、小涌谷、大平台、強羅、宮城野、仙石、芦之湯』と色々なエリアがありますが『箱根町の箱根』のこの地は、最も箱根らしい芦ノ湖の箱根神社の湖水の鳥居を見下ろし富士山を眺める所に存在します。また私達の散歩コースの箱根関所や恩賜公園、箱根駅伝の往路ゴール、芦ノ湖スカイラインが近くにあるなど花火大会などを初め現在、旅館や宿泊所も急ピッチで展開中のところです。
この古くてどこか懐かしい『家と庭』を今後も残していくことは私の願いです。箱根町、岩手の古民家の人間としてクラウドファンディング挑戦中!支援よろしくお願いします。
|ZEKKEIを皆様と共に
来年、まずは家庭菜園とバラを鑑賞していただく機会をつくります。もちろん古民家を紹介できる場を、ご用意いたします。斜面と戯れることもできるように準備していきます。
また定期的に「ZEKKEIの古民家」と題してお一人でも「現地のモニターで参加」していただけるよう開催予定です。さらに、HAKONEをご案内するオプショナルツアーも考えています。 さらには古民家へ宿泊いただけるよう、Wi-Fi環境・レンタルスペース等の整備も進めていく予定です。
デジタルの要素を上手く取り入れつつ、今昔の良きものを融合させ、様々な形で「古民家の暮らし方」を発信し、そしてひとりでも多くの方に愉しんでいただける場所にしてまいります。箱根の場所の ZEKKEIを皆様とともに。ぜひ、ご支援ください。よろしくお願いいたします。
古民家がもとあった岩手県の場所にて
ムカシのミライから始める。古き良き日本の日常を手本にし、アナログとデジタルの未来へ戯れる。楽しさを多くの方と分かち合うために。宜しくお願い申し上げます。
- プロジェクト実行責任者:
- 柴山信廣
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年5月20日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
箱根気仙大工古民家の1000坪の斜めの庭を整備します。 いただいた資金は、機械除草工/立木伐採/発生材運搬/発生材処分/バックホウ/諸経費/REDYFORへの手数料に充てさせていただきます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差額は自己資金で補填します。万が一自己資金でも確保できなかった場合は、プロジェクトが大きく変わらない範囲で規模を縮小するなどして対応し、返金はいたしかねます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
昭和31年生まれ。広告代理店勤務を経て1990年会社を設立してWeb制作や広告の立案をしてきました。現在は2年半前に脳内出血を患い箱根でリハビリを頑張っています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円+システム利用料

感謝のメールを送ります。
●感謝のメールを箱根から送ります。
●活動報告レポート
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
5,000円+システム利用料

箱根神社の寄木細工の寄喜御守を送ります。
●寄喜御守を送ります。
●感謝のメールを送ります。
●活動報告レポートを送ります。
ーーー
※違う相応の箱根の神社札やお守りとなる場合があります。
※お一人様複数口のご支援も可能です。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
3,000円+システム利用料

感謝のメールを送ります。
●感謝のメールを箱根から送ります。
●活動報告レポート
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
5,000円+システム利用料

箱根神社の寄木細工の寄喜御守を送ります。
●寄喜御守を送ります。
●感謝のメールを送ります。
●活動報告レポートを送ります。
ーーー
※違う相応の箱根の神社札やお守りとなる場合があります。
※お一人様複数口のご支援も可能です。
- 申込数
- 6
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年5月
プロフィール
昭和31年生まれ。広告代理店勤務を経て1990年会社を設立してWeb制作や広告の立案をしてきました。現在は2年半前に脳内出血を患い箱根でリハビリを頑張っています。