
支援総額
目標金額 2,500,000円
- 支援者
- 174人
- 募集終了日
- 2021年4月16日

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- 6,277,000円
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- 435人
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- 総計
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- 総計
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- 7,295,000円
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- 現在
- 2,325,000円
- 支援者
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- 残り
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サウナトラックをつくりたい!移動式の本格サウナで感動の体験を!

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- 現在
- 1,880,000円
- 支援者
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- 現在
- 1,555,000円
- 支援者
- 72人
- 残り
- 5日
プロジェクト本文
終了報告を読む
>> How to Support by Credit Card
<目標達成のお礼とネクストゴールについて >
皆さまからのご支援により、目標金額の250万円を達成することができました。 心から御礼申し上げます。
富士登山に関わる方だけではなく、直接お会いしたことのない方からも温かい言葉と一緒にたくさんのご支援をいただき、大変励みになっております。ありがとうございます。
ファーストゴールを達成できたことにより、写真集制作のためのスタート地点に立つことができました。
しかし、目標金額は写真集出版のための最低限のものであります。このプロジェクトは、4月16日(金)23時まで挑戦できますので、ネクストゴールを300万円に設定し、集まった金額については以下の資金に充てさせていただきます。
【ネクストゴール300万円の資金用途】
・通常のツアーではできない夏シーズン外の撮影、登山道以外の撮影(ドローン撮影も思案中)
・写真集発行部数の増加
・写真集本体のクオリティ向上
・写真展の開催(可能であれば。既に複数の無料会場から場所を使用させていただける話をいただいております)
※ネクストゴール未達成の場合は集まったご支援の範囲で実施いたします。
皆さまからのご支援は、これまでにない「ゼロ距離の富士山写真集」をつくり上げるべく大切に使わせていただきます。
今年の富士登山の状況が不透明な中、例年通りのツアーが出来ないことは間違いありません。そのような中でも、富士登山の歴史に少しでも貢献することのできるプロジェクトを目指してまいります。
皆様一人ひとりの応援が、これからも富士登山を支えていく私たちの力になります。
どうか最後まで皆さまから温かいご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。
富士山八合目太子舘ガイド会・『ゼロ距離の富士山写真集』制作実行委員会(2021年4月14日追記)
「ゼロ距離の富士山写真集」制作始動
「富士山の火山礫に触れるような、富士山に生きる人の鼓動が感じられるような、ゼロ距離の富士山の写真集をつくりたい」
こんにちは。ページをご覧いただきありがとうございます。富士山八合目太子舘ガイドの西川大樹です。夏は富士山で登山ガイドとして働きながら、日頃は文化芸術分野で作品制作アシスタントやプロジェクトの企画・運営に携わっています。
2020年は、新型コロナ感染症拡大の影響により、歴史上はじめて富士山の全登山道が閉鎖され、山小屋や登山ガイド収入が皆無となった年でした。富士山に登ることのできない夏。私たちは、立ち止まらず、前に進む道を選び、新たな取り組みとしてオンライン富士登山ツアーを始めました。
そのときに活躍したのが、私たちガイドやスタッフが撮りためてきた写真です。
そこで、富士山で働く我々にしか撮れない写真があるという着想を得たことをきっかけに、登山ガイドと山小屋スタッフにしか撮れないゼロ距離視点の富士山の写真を収めた写真集を出版したいと考えています。
ソーシャルディスタンスが常となり、登山スタイルも変化していくことが考えられるwithコロナの時代。富士山で働くすべての人はコロナ禍において仕事ができなくなる中で、当然に思っていたことがそうでないということを痛感し、これまで大事にしていたものが浮かび上がってきたのではないかと思います。富士山と、富士登山に関わる全ての人のこれまでとこれからを知ってもらい、皆で考える良いタイミングなのではないかと考えます。
富士山の息吹を感じ、そこに関わり生きてきたすべての人の想いやはたらきを知ることで、富士山を大切に守りたいという想いと、この風景を守るため応援してくださる方が増えることを願います。
この写真集を制作することは、富士山に関わり、生きてきた私たちが、富士登山の歴史を振り返り、これからも富士山と共に生きていくという未来への意志を集約させた記念碑を打ち立てることでもあります。その決意を多くの人にお伝えするとともに、富士山の魅力を深く広く伝え、富士登山に関わる全ての人にエールを送る、そんなプロジェクトです。

新型コロナウィルスによる富士登山への影響
富士山に登ることのできない夏に生まれた新しい取り組み
富士山には、五合目までで年間およそ500万人の観光客、夏の山開きの期間には20万人以上の登山者が訪れます。その来訪者を支えるために実に45軒の山小屋が存在しています。その他にも山小屋に所属する登山ガイド、救急対応や登山情報の収集、気象情報の提供などを行う安全指導センター、昔から荷揚げに携わり今は登山者の手伝いをする馬方さん、医師が常駐する医療救護所、全国の旅行会社、五合目と市内を繋ぐ交通機関など、数え上げればきりがないほど、多くの人の想いと手によって富士登山は支えられています。また、富士山麓の街には、富士登山と共に発展してきた文化や産業も多く存在します。
私たちが所属する山梨県吉田口八合目太子舘だけでも毎夏50名ほどのスタッフが総出で日夜を問わず快適で安全な登山を守るために働き、ガイド組織にも40名ほどのガイドが所属しています。
ガイド組織では、登山に必要な共同装備や施設などの固定費が必要となります。富士登山は1年の中でも7月8月の2か月間という限られた時期だけの季節労働なので、この時期に活動をできないということは、今後の運営を継続するための維持費を賄えるかどうかのめども立たないという状況でした。

何より、毎年当然のように登っていた富士山に登ることも働くこともできない状況に、大きな喪失感は募るばかり。
そんな中、ガイド会は新たな挑戦として世界中から参加可能なオンライン富士登山ツアーを行い、これまでに国内外で500人以上の方に参加していただき、他にも関東近郊で富士登山に向けた予行登山としての低山ツアーを始めるなど、新しい道を模索してきました。
2021年の夏も、富士登山の許可は下りるのか、1泊2日以上のツアーで、ガイドラインを守った登山の実現をいかに果たすか。現段階では不透明なことが多く、不安は尽きませんが、私たちの富士登山に対する想いと情熱は尽きることなく、今期の登山に向け、山小屋やガイドの準備を粛々と進めています。
オンラインツアーでは、これまで様々な理由から富士登山に参加できなかった方にも、富士登山の体験をご提供できた、という意味では新しいスタイルの富士登山をご提示できているのではないかと考えています。
これまで同様にツアーが再開できた際に、リアルな富士登山につなげられるような一つのステップとして構想してきましたので、オンラインツアーに参加してくださった方が、この夏にリアル登山ツアーにも参加してくだされば嬉しく思います。(オンラインツアーの詳細については、太子舘オンライン富士登山ツアーをご覧ください。)
富士山の懐からあなたへ届ける比類なき風景と、その風景の守り手たちのこと
オンライン富士登山ツアーでは、私たちガイドが日頃、富士山を登りながら撮影した写真を整理し、私たちがいつも目にしている富士山の光景をお届けし、富士登山を追体験していただいてきました。
そんなオンラインツアーを重ねる中で、写真の持つチカラにあらためて気づかされました。
写真には、捉えた瞬間の場や存在の本質を伝える力があります。それは、言葉を介せずに国境を越えて届くものでもあります。その一枚一枚を収め、写真集にすることで、手にとれる形で半永久的に残し、世に送り出すことができます。今回の写真集は、現在の富士登山のあり方を後世に伝え、時代を超えて引き継がれていく記念碑的作品になると考えています。

古来、富士山は火を司る神霊の宿る山として、信仰の対象であり、遠くから崇められる「遥拝の山」でした。平安時代初期から修験道の山として開山され「登拝の山」に変化したのが富士登山の始まりです。その後、近代化が進む中で交通の発達により現在の五合目からの登山が一般的となり登山客は増え、一時は30万人を超える人が登るようになりました。2013年に世界文化遺産に登録をされてからは、海外からの登山客も増え続けています。
富士山を取り巻く環境は変わり続けていますが、昔も今も、富士山に魅せられた多くの人々が、その頂をめざしています。
写真集には、美しい富士山の姿だけでなく、登山道を整備したり山小屋で登山客を迎える準備をしたりと、富士登山の安全を守る人々の姿も写真に収め、ありのままの富士山の現状をお伝えし、富士登山に関わる人の想いも込めた作品を送り出したいと考えています。


長く続く溶岩帯の岩場、真夏でも零度以下になる山頂、砂ぼこりが舞う下山道。ガイドは何十回、何百回と同じ道を歩き続けます。それでも、飽きることなく富士山で働き続けるのは、一度として同じでない御来光にいつも感動し、辛苦を共にして登ったお客さんとその光景を分かち合えることに喜びを感じるからでしょうか。
そこには、「山と人」に触れてきたガイド一人一人の想いと物語があります。
富士登山の灯を守り続けるために。
日本中、世界中の富士山を愛する人たちにこのプロジェクトの存在を知ってもらいたい。そんな想いをこめ、クラウドファディングへの挑戦を決意しました。
このプロジェクトの成功は、私たち富士登山に関わる者の希望の灯りでもあります。富士登山を支える私たちの姿とともに、丸ごと、ありのままの富士山を愛する仲間になってもらえたら嬉しく思います。

富士山と共に生きるスタッフの目で見た富士山の核心に迫る魅力を、多くの人に届けたい
「富士山の山小屋スタッフと登山ガイドの撮影によるゼロ距離の富士山」が、今回の写真集のコンセプトで、みなさまからのご支援はこの写真集の制作費用に充てさせていただきます。
時に美しく、時に恐ろしい。そんな、富士山の多面性をもっともよく知るのは、山に住み、実際に歩きながらその機微に触れている山小屋関係者とガイドであると自負しています。通常、登山客が知るのは山開き後の7・8月の時期ですが、写真集の中には山小屋の準備段階や普段の登山道以外の風景など、そこで働く私たちしか知らない場面も多く収録する予定です。これまで、いくつも富士山にまつわる写真集は刊行されてきていますが、富士山本体や富士山からの景色に焦点を当てたものがほとんどです。



今回の写真集は、富士山を生業の場とし、富士山と共に生きるスタッフの目線で構成するという点でそれら写真集とは一線を画する仕上がりになると考えています。この写真集からは富士山の雄大な自然とともに、そこで生きる私たちの鼓動も同時に感じられるはずです。
大いなる富士山に抱かれ、立ち働く私たちのゼロ距離視点の富士山写真集を開けば、きっと、ページをめくるたびにあなたと富士山の距離も縮まり、実際に富士登山に赴きたい、そんな想いになると思います。


<プロジェクト詳細>
▼写真集制作の目的
・富士山を生業の場とする我々ならではの視点で現在の富士登山のあり方を捉え、後世に残る富士山の記念碑的写真集をつくる。
・制作した写真集の売り上げを山小屋とガイド組織に還元していくことで、新たなサポート方法をつくる。
・富士山関係者の繋がりをより深め、富士登山に関わる全ての人を応援する。
▼出版部数
1000部(予定)
▼スケジュール
2022年4月30日までに出版(予定)
※2021年度富士山が閉山となった場合、写真撮影ができなくなってしまいますので写真集出版は2023年となります。
▼資金用途詳細
今回、募集する250万円は以下のような資金使途で使用させて頂きます。
印刷費:1,500,000円
撮影・デザイン・編集費:375,000円
梱包代・発送費:100,000円
その他リターン品作成費:50,000
その他諸経費:50,000円
クラウドファンディング手数料:425,000円
必要金額合計:2,500,000円
撮影メンバーのご紹介
榎戸雄一(えのきど・ゆういち)
富士山ガイド歴14年、登頂回数350回。夏は富士山でガイド、それ以外のシーズンは旅をしながら写真撮影や執筆を行う。これまでの訪問国は82ヶ国。世界一周、ユーラシア大陸横断、アジア周遊など、点より線の旅が好き。陸路での国境超えに面白さを感じており、最近はできるだけ空路を使わない旅を実践中。
インスタグラム:https://www.instagram.com/yuieno_travel/
林智加子(はやし・ちかこ)
登山ガイド・バックカントリースキーガイド。富士山ガイド歴12年、登頂回数300回以上。その他、野外救急法や雪崩安全管理の講習会講師を務める。20代の山小屋勤務時代に写真撮影を始め、それ以来、各地での撮影を楽しむ。
紹介ページ:https://www.soleilguide.com/%E3%82%BD%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%A6%E3%81%A8%E3%81%AF/
高柳 傑(たかやなぎ・すぐる)
1988年生まれ。山岳写真家、登山家、富士山ガイド歴6年。日本写真芸術専門学校卒業。写真家・青野恭典氏に師事。国内外問わず登山、クライミング、極地よりな自然環境での撮影を行う。
HP:https://sugurutakayanagi.com
youtube:https://www.youtube.com/watch?v=HBM73lj-RaA
関連記事:https://haglofs.jp/news/1317/
歴史を継ぎながらも、しなやかに変化しながら前へ
私たちは、富士登山への想いを決して途切れさせることなく昨シーズンより繋いでまいりました。2020年は、コロナ禍という未曽有の事態に直面し、富士登山ができないという、我々富士登山を生業とするものにとってはとても苦しい1年でした。だからこそ、改めて富士登山にかける想いを確認したり、ピンチを新たなチャレンジに変えるための取り組みを模索したりと、特別な年になりました。
自然は刻一刻と変化していきます。富士登山で何度も天候の急変などを経験してきた私たちは、変わらないことなどないということを知っています。自然に抱かれ、自然と共に生きることは、人を変化に強くする。この急激な変化にさらされた1年を経て、そんなことも実感しました。
withコロナ時代の登山は、これまでの登山スタイルとは変化していかざるを得ないと思います。それでも、その真ん中にある、私たちスタッフの想いは変わることなく、これからも安全で安心な富士登山を多くの方にお届けするべく奮闘しております。
いつの時代も、人は、挑戦を諦めてこなかった。
いかなる災禍に遭おうとも、日はまた昇る。
多くの方が気持ちを共に、この日本の象徴でもあり宝である富士山と、富士登山の歴史を継ぐために立ち上がってくださることを信じて。どうぞ一人でも多くの方の応援をよろしくお願いします!
応援の声ご紹介(敬称略)
仲西祐介&ルシール・レイボーズ:KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 共同ディレクター
富士山の山頂から日本の国を見下ろす感覚というのは、宇宙空間から地球を眺める感覚と似てるのでしょうか。あいにくまだどちらにも達したことはありませんが、死ぬ前に一度は挑戦してみたい体験です。
さて、私たちは国際写真祭のディレクターという仕事をしていて、年間にかなりの数の写真を見る機会がありますが、中でもその人にしか撮れない写真に興味があり、さらには写真家ではない人が撮った写真にまでその興味は広がります。
そういう意味で、この富士山で働く登山ガイドと山小屋スタッフにしか撮れないという「ゼロ距離視点の富士山の写真」を収めた写真集の出版にとても興味があります。この本ができた暁にはぜひ手にとって開いてみて、太古の昔から人を惹きつけてやまない富士山登頂の魅力を疑似体験したいと思います。
コロナ禍で開催が危ぶまれたKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2020も、それを愛する方々のご支援のお陰でなんとか実現することができました。
この富士登山という日本古来の文化を守るプロジェクトも、それを愛するまたは憧れる人々の力によって支えられることを心から願います。
菅大介:株式会社チェリオコーポレーション 代表取締役社長
出張の行き帰り、新幹線の車窓から、飛行機の窓から、富士山を眺め、見下ろし、日本人として、日々存在を感じながら生きてきた。登頂は二度だけ、10歳にもならない少年の頃、そして30歳を過ぎてから、共に、台湾、セネガル、アルゼンチンなど、国外からの友人達と山頂を目指した。眺めれば蒼く、登れば赤い、八合目までは半袖で星空を眺めながら、越えた途端に横殴りのみぞれ、山頂で、仲間の命の無事を祈り、降りればまた平穏な、砂利の下り道。
そんな山を登り続けるガイドの皆さんから見た、日々変わり続ける富士山のありのまま。そこに在る人々の生活の息遣いを感じられる「ゼロ距離」の写真集をつくりたいという想いに触れて、心より賛同します。 登る山としての富士山の魅力を世界に広めるだけでなく、ゼロ距離の圏外にいる我々日本人が、本プロジェクトを通じて「富士山」の魅力を再確認し、訪れ、ガイドさんと登ることで、より安全に、日本のてっぺんから、時空を超えた未来への思いを馳せる時間が増えますように。
宮沢和史:シンガーソングライター
実家が山梨県甲府盆地の”富士見町”というところでしたので、常に富士山を視界の中に感じながら遊びまわる子供時代を過ごしました。富士山は山梨県と静岡県の県境に位置しますが、多くの県民は”自分たちの山”というよりは”日本の山”だと認識しているはずです。
それだけ圧倒的な存在なんです。しかし、圧倒的すぎて遠くから全景を眺めることに僕ら日本人はこれまで美徳を感じてきたような気がします。登山者が一歩一歩踏みしめて登る、その目線で富士を記録するこの写真集を手にすればきっと、この地上で最も宇宙空間に近い場所へと誘われることになるでしょう。
岩佐克圭:富士山七合目鎌岩館代表
産まれて40数年、富士山と麓で育った私には、富士山へ登った事が無い方に言われて複雑になる言葉があります。「富士山は遠くから見る山でしょう?」
これには、富士登山の辛さ、過去にゴミの山と揶揄された背景や誤解もあると理解しております。現在は、富士山に携わる方々の多大な努力、登山者のマナー向上により、ゴミの無い綺麗な山へと変わりました。
夏山以外は麓に住む者として、初冠雪の時に拝む雪化粧した日本のシンボルは美麗で毎度感動致しますが、遠くから見るのでは分からない、日本最高峰からの景色、日常、歴史文化が現地には沢山あります。それをよく知るのは富士登山を熟知されているガイドさんではないでしょうか。
富士山を熟知された方達が手がける写真集が一人でも多くの方に触れて頂けるよう、心からの敬意を込めて応援させて頂きます。
井上洋一:富士山八合目太子舘主
富士山を登り続ける者だけが見られる光景がある。
富士山の上で働く者だけが見られる笑顔がある。
この仲間でしかできない写真集がきっとあります。
頑張ってください。
プロジェクトメンバー紹介
榎戸雄一
情報が一瞬で共有される現代において、あらゆる角度から撮り尽くされてる「富士山」の新しい側面を撮影するというのは至難のわざです。しかしながら、現場で働いている人間からすると、一般にはまだまだ知られていない「富士山」、知ってほしい「富士山」がたくさんあります。
富士山自体は単なる山ですが、登る人もいれば働く人もいて、人が絡むことによって生まれてくる景色、見えてくる景色があります。また、富士山の麓には、富士山によって生まれた文化や産業もあります。「富士山」を知れば知るほど、富士山は単なる山ではなく、物語が感じられる「山」になってきました。今回のプロジェクトで皆さんが知らない富士山の多様な側面を、物語が感じられるような写真に収められればと思っています。
高柳傑
富士山からインスピレーションを得た作品は無数にあります。富士山の写真だけでも、数えきれない程です。特に、現代においては、ソーシャルメディアの出現とともに、イメージの拡張は際限なく拡がり続けています。
その中で、私たちが写真を撮る事は何の意味があるのだろうか?多くの富士山の写真を見る中で感じるのは、富士山で働いている人間にしか見えない部分が沢山あるということです。人々を惹きつけてやまない富士山、その富士山と共に生きている人々とその想いを、写真で表現できればと思います。
西川大樹
初の富士登山は8歳の時。高山病にかかり、朦朧としながら何とか登頂した記憶があります。大学時代に富士山ガイドとして働き始める際、八合目太子舘の親父さんから受けた激励は、たった一言でありながら、心を打ち、今も刻まれています。
「大人になって帰れ」
この言葉を胸に、実際にガイドとして働くことで、心身ともに富士山に育ててもらいました。
なぜ、これほどまでに富士山は人を惹きつけるのか。あと一歩、前へ。誰しもが知る富士山の、知られざる一面を写真集で現し、後世に残る一冊にしたいと思います。本プロジェクトの実現に向けて、どうぞ皆さんの力をお貸しください!
林智加子
富士山ガイドを始めた時から富士吉田市に移住し、不思議な魅力を持つ富士山を毎日眺める富士山麓の生活から離れられず、以来12年が経ちました。
ガイドとして富士山に関わり、色々な体験や経験を重ねていくと、現代の頂上を目指して登るお客様の想いと昔の山岳信仰登山者の想いは、実はあまり変わらないのではないか、と感じています。
富士山を目指す人の想い、そこで働く人々の姿や景色。今まで撮られていない視点での富士山を後世に残していきたいと思っています。本プロジェクトへのご支援、よろしくお願い致します!
藤本賢司
大学1年生より富士山ガイドを始めて10年以上富士山に関わっています。ずっと旅行と山の仕事をしていますが、富士山ガイドの強烈な日々が原体験となっています。
2020年の夏は「オンライン富士登山」を行い、様々な人が関わる富士山の多様性とその奥深い魅力を改めて思い知りました。関わる人の数だけ物語があります。信仰、登山、観光、地域。古来よりたくさんの人が重層的に紡いできた富士山の物語と生態系を、その生態系の一員である私たちガイドが写真という形で切り取ることは、大変意義深いことだと感じています。
松本省二
過去10年以上、毎年登っていた富士山に登る事ができなかった。そこに行けば見る事ができる景色、会う事ができる人々、そんな勝手な思い込みは簡単に打ち崩された。
山で仕事をさせて貰っているから見えていた日常や景色。その大切な一瞬を写真という形で切り取り、今後に残し伝えていくという事は今、私達にできる一つの事なのではないかと思うようになりました。
山で働かせてもらってきた私達の視点での富士山の写真集。発行にご協力頂ければと思います。
宮城由吾
日本人なら誰でも一生に一度は登ってみたいと思う富士山。
もともとは畏敬の対象として、眺められていましたが、平安初期に登られ始めると、いつしか日本人のアイデンティティと富士山は切っても切れない関係にまで発展しました。
時代の変遷において、富士山という切り口は非常に面白いものです。江戸時代、”先達”と呼ばれる人々が登山者を引率していましたが、我々ガイドの仕事は現代における”先達”と言えます。時間とともに変わったこともあれば、変わらないものもある。”先達”の私たちだからこそ見える、富士山の内からの情景を時代を超えて多くの人に届けたいと思っています。
山下耕
富士山で登山ガイドをしています。ガイド仲間が撮った写真を見て一番驚いたのが、写った人が「わたし生きてるよ」って感じの充実した顔貌をしていたことです(プロフィール画像もその一枚です)。
記憶を辿ると確かにそういう顔もあったのですが、はるかに苦しそうなしかめっ面や、お決まりのバンザイや、疲れて抜け殻になった様子ばかりを覚えています。だから、山の中で一人ひとりが個別の鮮やかさを見せていたとは知りませんでした。知らぬ間に人が富士山で変身していた。
写真が見せる、人の機微。ガイドが見つけた、山の機微。人と山の懐に飛び込んだ写真集にしたいと思います。出来上がった作品を見るのが今から楽しみです。ぜひ、ご協力よろしくお願いします。
※ツアーに関するリターンについて、許認可を取得しているスタッフが担当をさせていただきます。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
太子舘ガイド会:1989年設立。富士山八合目太子舘と協働で登山者の案内業務を行う富士吉田市公認の登山ガイド組織。毎年、山開きの7~8月に、一合目から山頂までの富士登山ガイドを行う。夏シーズン外には、関東近郊での低山ツアーやオンライン富士登山ツアー、富士登山説明会などを催行している。組織には、山岳部所属などの大学生が多く在籍し、精力的な活動を行っている。
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リターン
1,000円
一合目コース
●サンクスレター
オリジナルポストカードに手書きメッセージを添え、富士山頂郵便局から投函いたします。ポストカードには山頂郵便局の消印スタンプが押されます!
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
3,000円
三合目コース
●サンクスレター
オリジナルポストカードに手書きメッセージを添え、富士山頂郵便局から投函いたします。
●富士山写真のデジタルフォトブック
写真集出版と同じく2022年4月までの発送となります。
●ラミースピンドライタオル(finetrack製品)
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
1,000円
一合目コース
●サンクスレター
オリジナルポストカードに手書きメッセージを添え、富士山頂郵便局から投函いたします。ポストカードには山頂郵便局の消印スタンプが押されます!
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3,000円
三合目コース
●サンクスレター
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●富士山写真のデジタルフォトブック
写真集出版と同じく2022年4月までの発送となります。
●ラミースピンドライタオル(finetrack製品)
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
プロフィール
太子舘ガイド会:1989年設立。富士山八合目太子舘と協働で登山者の案内業務を行う富士吉田市公認の登山ガイド組織。毎年、山開きの7~8月に、一合目から山頂までの富士登山ガイドを行う。夏シーズン外には、関東近郊での低山ツアーやオンライン富士登山ツアー、富士登山説明会などを催行している。組織には、山岳部所属などの大学生が多く在籍し、精力的な活動を行っている。