サッカーで世界と繋がる。他人事で終わらせない世界を目指して。

支援総額

750,000

目標金額 662,000円

支援者
61人
募集終了日
2019年11月12日

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プロジェクト本文

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このクラウドファンディングでご支援いただきたいのは、日本の若者が世界を知り、世界と繋がるための遠征費用です。

 

貧困、飢餓、紛争、難民––。

日本にいると見えにくい世界の問題を他人事で終わらせてほしくない。様々な現場で活動を続ける中で、そんな思いを抱くようになりました。

 

一つのサッカーボールがあれば、国籍や宗教、言語が異なる人たちとも通じ合うことができる。

 

サッカーを通して日本の若者が世界と繋がる事で、自分とは関係のなかった世界を、"自分たちの世界"として感じ、そこに世界に対する共感が生まれると信じています。

 

 

世界のどこかで起こっている問題を他人事で終わらせない、一人一人が共感し合える世界という目に見えないビジョンに向けた具体的な一歩として、日本の若者にこれからの世界を共に創る仲間と繋がる機会をつくりたいと思っています。

 

 

サッカーで世界を知り、繋がる。

世界の問題を他人事で終わらせないために。

 

ページをご覧いただきありがとうございます、NGO Seeds代表の西野 恭平と申します。

 

現在は医療系の国際NGOに所属し、途上国を中心とした国際医療活動に従事しています。

 

そして今年、「サッカーを通して世界を知り、世界と繋がる」というビジョンのもと、NGO Seedsを立ち上げました。

 

ナイジェリアの国内避難民キャンプにて。
紛争により土地を追われ、避難民キャンプでの生活を余儀なくされている人々。
劣悪な環境が原因で栄養失調や感染症の流行により多くの人が命を落とし続けています。

 

 

貧困、飢餓、紛争、難民––。

 

持続可能な開発目標(SDGs)の“誰も取り残さない”という理念は、今の世界には”取り残されている人”がいるという事実を物語っています。

 

国際医療活動を通して、そんな“取り残されている人々”と向き合う中で彼らの思いを知り、これからの世界を共に創っていく日本の若者に、彼らの問題を他人事で終わらせて欲しくないという思いが生まれてきました。

 

 

「他人事で終わらせて欲しくない。」

声なき声を形に。

 

世界で「今」起こっている紛争や難民について、日本国内のメディアで報道されたり、友達との会話で挙がることはほとんどありません。

 

世界の問題は日本にいると見えにくく、知らない人・関心のない人がたくさんいます。

 

それ自体は問題ではなく、日本社会で生活する上では必ずしも関係ないというのが本音だと思います。

 

自分自身も、医学生時代にフィリピンを訪れたとき、スラム街での生活やストリートチルドレンの現状を目の当たりにして、いかに自分が世界のことを何も知らなかったのか、また自分がどれだけ恵まれた環境で生活していたのか、初めて気づきました。

 

百聞は一見に如かず。

実際に自分の目でみないと、今、自分が生きるこの世界の現実と感じるのは難しいと実感しました。

 

ナイジェリアの国内避難民キャンプにて。多くの子どもたちは学校に通うことはなく、
水汲みや家事をして子ども時代を過ごしています。

 

 

私達には、自分たちに関係のない世界の問題を、必ずしも自分事にする義務はありません。

 

しかし、「他人事で終わらせて欲しくない」というのが、自分で自分の状況を変える事が出来ない“取り残されている人達”の切実な思いであることを知りました。

 

「自分たちのことをもっと日本の人、世界の人に知ってもらいたい」

「自分の子ども達には自分たちと同じ思いをさせたくない」

 

医療活動を通して出会った難民や貧困、紛争で虐げられている人たちの切実な思いは、日本で日常生活を送っている人の心には、なかなか届きません。


“取り残されている人達”の声なき声が自分の中で無視出来ないほど大きくなり、彼らの声なき声に応えたい、そう強く思うようになり、模索する中で考えたのが、世界共通のサッカーを通して、日本の子ども達に世界を体感してもらうことでした。

 

ロヒンギャ難民キャンプでの授業風景。援助団体がサポートしていますが、その現実は厳しいものです。
過ぎ去った子ども時代を取り戻すことができないと、彼らの親は懸念しています。

 

 

一つのサッカーボールでできること。

言葉がいらない国際体験。

 

きっかけは、自分自身の実体験にあります。

 

NGOなどで海外で活動しているとき、サッカーを通して現地に友達ができました。

 

一緒にサッカーボールを蹴る事で、共に笑ったり、喜んだり、悔しがったり。

 

人は国籍や宗教、民族、言語など違っても根本は変わらない。サッカーを通してそう感じることができました。

 

そして、自分とは関係のなかった国が「自分の友達の国」となり、世界の現実が「自分の現実」になり、他人事が「自分事」に変わっていきました

 

幼少期から競技スポーツとして取り組んでいたサッカーの、競技スポーツの枠を超えた魅力がそこにはあるのだと感じました。

 

サッカーには、世界を繋ぐ力があると確信しています。

 

ケニアでのNGO活動中に現地の子ども達と。一緒にサッカーボールを
蹴っているときは国籍や民族、宗教の違いは存在しません。​​​​

 

 

サッカーが繋ぐ世界。
これからの世界を共に創る仲間としての繋がり。

 

プロサッカー選手の中には、サッカーを通した国際経験をきっかけに国際協力活動を始める選手がいます。

 

その国際経験の機会を、極一部の一流サッカー選手だけでなく、50万人以上いる日本の育成年代のサッカー選手が持てたら––。

 

そして数億人いると言われる世界中のサッカー仲間と一緒にボールを蹴れたら––。

 

国籍や宗教、民族、貧富などで分断されない世界、一人一人が個人レベルで共感し合える世界が創れるのではないかと思うのです。

 

ロヒンギャ難民キャンプにて。難民キャンプ内という制限された世界の中で、
サッカーは彼らの最大の楽しの1つになっている。

 

 

小学校高学年から中学生のこれからの世界を担う子ども達が、お互いを知り繋がる機会を作ることで、彼らの世界が結びつき、同じ世界を思い描くことができます。

 

援助の対象ではなく、これからの世界を共に創る仲間としての繋がり。

 

その機会を提供することが、今の世界を生きる僕たち大人が、これからの世界を創っていく若者に対する役目の一つだと思っています。

 

だからこそ、子どもたちが実際に海外に行って、言語も生活環境も違う他国の子どもとサッカーをする機会をつくることを決意しました。

 

ナイジェリア国内避難民キャンプにて。厳しい現実の中でも、
手作りのボールを追いかける瞬間は子ども達の笑顔が弾けます。

                   

 

日本の育成年代サッカー選手を現地へ。

自分の世界を広げる遠征を。

 

日本の若者がこれからの世界を共に創る仲間と繋がるために、世界の現場を経験する機会をつくりたい。

 

その思いに共感してくれたのが、難民や恵まれない子ども達へのサッカー通したキャリア支援を行う株式会社SOLTILO(ソルティーロ)です。

 

SOLTILOの協力を得て、2020年3月に東京都八王子市のジュニアユース世代をカンボジアへ派遣する事が決定しました。

 

▶︎SOLTILO Angkor FCとは

SOLTILO Angkor FCとは、サッカー選手である本田圭佑が実質オーナーを務めるカンボジアのプロサッカークラブで、世界遺産アンコールワットのあるカンボジア第2の州シェムリアップをホームタウンとして国内リーグ1部で活動するクラブ。

 

“サッカーを通してカンボジアの子供達に夢や希望を持つ大切さを伝える”ことをクラブ理念に2016年から現在のクラブ名で活動中。ホームタウン活動として、現地小学校を巡回してのサッカー教室や、日本からの中古サッカー用品寄贈などにも取り組んでいる。

 

 

少しでも参加障壁を減らし、

一人でも多く経験ができるように。

 

カンボジアではプロサッカーチームSOLTILO Angkor FCのユースチームを始めとした現地サッカーチームとの交流試合、家庭・学校訪問などを予定しています。

 

同世代のサッカー仲間と共に、サッカーを始め現地の文化や生活を体験することで、自分とは違う環境で育っている同世代の仲間を作って欲しいと考えています。
 

子ども達にとって今回の遠征は、これまでの自分の境界を超えるものになるはずです。

 

 

<現地でのスケジュール予定>

1日目:日本発→カンボジア(シェムリアップ)着
2日目:SOLTILO Angkor FCユースなど数チームとの交流試合
3日目:午前:SOLTILO Angkor FC トップチーム練習見学

     午後:現地の社会課題に取り組むNGOのスタディーツアーへ参加
4日目: SOLTILO Angkor FCユースなど数チームとの交流試合
5日目:現地仲間と共に生活(家庭訪問、学校訪問など)
6日目:シェムリアップ観光。カンボジアの歴史や文化に触れる。
7日目:カンボジア(シェムリアップ)発→日本着

 

今回現地に行くのは八王子のジュニアユース選手16名を予定しています。

 

1週間の遠征でかかる費用は1人あたり15〜20万円程。

 

その遠征費用は全ての家庭にとって簡単に捻出できるものではないですが、できるだけ多くの次世代を担う若者に少しでも障壁を低くして世界を経験してもらうために、今回クラウドファンディングで遠征費の一部を皆様にご支援いただきたいと思っています。

 

カンボジアでのSOLTILOサッカー教室風景

 

滞在するのはたった1週間かもしれません。

 

しかし、その1週間が参加した選手達のこれからに大きな意義を生むものになると信じています。

 

 

共感し合える世界への“種蒔き”を。

 

この遠征を通して何を感じるか・何を学ぶのか、それは一人一人違い、そこに正解はありません。

 

だからこそ僕達の活動は、これからの世界を創る若者一人一人への「種蒔き」だと考えています。その思いも込めて、このNGOを Seeds(=種)と名付けました。

 

それぞれが個人としての繋がりを感じ、共感し合える世界、世界のどこかで起こっている問題を他人事で終わらせない世界にしたい。

 

このクラウドファンディングを通して、そんな目に見えないビジョンに向けた一歩に参加してくれる仲間を募り、その輪を広げていけたらと思っています。

 

 

 

これからの世界を創る若者の多くが世界の問題に取り組めば、世界は必ず今よりも良くなると信じています。

 

日本という世界で最も恵まれた国の1つ、”取り残されていない”側、で育った若者にはその能力・可能性がある事を知ってもらいたいとも思っています。

 

私たちに出来ることはまだまだあります。

ぜひ、皆さんのお力を貸していただけないでしょうか。

 

ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

【資金使途】

皆様にいただいたご支援は、2020年3月までに、カンボジアの遠征費用の一部に充てさせていただきます。

・渡航費    1,300,000円
・現地プログラム費 (滞在ホテル代、国内移動費など)    750,000円
・クラウドファンディング手数料(税込)    162,000円

合計:2,212,000 円

 

▶︎私たちの活動は、こちらでも更新をしていく予定です。

NGO Seedsのホームページ

 

▶︎注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、こちらの「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

"サッカーで世界とつながる"をVisionを掲げ活動している一般社団法人Seeds代表。 医師として医療系NGOsや国際機関に所属し国際医療活動に従事する中で、サッカーの国籍や民族を超えて人と人を繋ぐ力を体感し、サッカーを通して世界の「つながりの総量」を増やすことを目指し活動しています。

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リターン

500


<一人でも多くの方に知っていただくために>NGO Seedsの活動を全力応援

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サンクスメールをお送りいたします。

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。
※税制上の優遇処置対象ではありません。

申込数
0
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

5,000


現地活動報告書

現地活動報告書

サンクスメールをお送りいたします。
現地での活動報告書をお送りいたします。

申込数
9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

500


<一人でも多くの方に知っていただくために>NGO Seedsの活動を全力応援

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9
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月
1 ~ 1/ 10

プロフィール

"サッカーで世界とつながる"をVisionを掲げ活動している一般社団法人Seeds代表。 医師として医療系NGOsや国際機関に所属し国際医療活動に従事する中で、サッカーの国籍や民族を超えて人と人を繋ぐ力を体感し、サッカーを通して世界の「つながりの総量」を増やすことを目指し活動しています。

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