支援総額
目標金額 600,000円
- 支援者
- 36人
- 募集終了日
- 2015年4月27日
楽譜点訳ボランティアさんの仕事
こんにちは。
長澤晴浩です。
今回は、前回紹介しました楽譜点訳作業を行って下さる楽譜点訳ボランティアさんの仕事の流れを簡単に書いてみます。
楽譜点訳者になるには、楽器が弾ける必要はありませんが、楽譜についての基礎的知識は必要です。
そして、一般の文字を点字に訳す知識も必要です。
(楽譜の中には、音楽用語や数字、アルファベットなどなど書かれているので、点字に関する多くの規則を知っていることは最終的には必須となるのです)
その上で、楽譜を点訳するための特別な決まりを覚え、ようやく楽譜の点訳ができるようになります。
前回の投稿でお伝えしましたように、楽譜の点訳は、ビジュアル情報を点字という限定されたツールだけで表現するという、複雑な置き換え作業をしなければならないので、たくさんのルールや手順があり、それらを物にするのはそう簡単ではありません。
しかし、これらの工程をクリアして、点字楽譜を作って下さるのは、ほとんどがボランティアの方々です。
各地域に、楽譜点訳をしてくれるサークルがあります。
私たちは、点訳してほしい曲が有る場合には、その五線譜を入手し、これらの楽譜点訳サークルに点訳依頼をします。
依頼を受けた点訳サークルでは、数人体制で何度かの校正を経て、点訳を仕上げて行くのです。
今はパソコンがあるので、点字作製できる特別なソフトを入れて、パソコンのキーボードで点字を打ってファイル保存することができます。
そうして仕上がった点字楽譜を、点字打ち出し専用のプリンターで紙に打ち出して、そのプリントアウトした紙をそのまま、または製本して郵送、または、点字データファイルをフロッピーなどの記録媒体に入れて、または、電子メールに添付するなどして、送ると言うことになります。
(最近では、点字ディスプレイという特別な機器を以ていれば、紙に打ち出さなくとも、点字を読むことも可能になってきています。)
パソコンのおかげで、点訳者さんが実際に点を打つという作業は少し楽になった面は有るでしょうが、とはいえ、急ぎの点訳依頼を受けることも有り、そのような場合には、点訳・校正作業が徹夜になってしまうことも有るとか…
大変な作業であることは変わらないと思います。
こういうボランティアさんが支えて下さるからこそ、私たちは音楽活動を継続できるのです。
本当に心から感謝仕切りなのです。
今回ご支援をお願いしているデビュー30周年のコンサートでも、このように作って下さった点字楽譜を活用して曲作りしてきた結果を(今までもそしてこれからも)、感謝の思いを込めてお届けできれば幸いです。
リターン
3,000円
・サンクスメール
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・サンクスメール
・コンサートチケット
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
3,000円
・サンクスメール
- 申込数
- 12
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・サンクスメール
・コンサートチケット
- 申込数
- 36
- 在庫数
- 制限なし
文化をつなぐ|芸能芸術支援-芸団協マンスリーサポーター
- 総計
- 3人
夢育てメンバー & 夢育て農園メンバー 募集
- 総計
- 64人
大谷美術館|貴重な文化財を守り活かすためにご寄付を。
- 現在
- 1,197,000円
- 寄付者
- 41人
- 残り
- 45日
子ども達に体験学習の機会をプレゼントしよう!貧困による体験格差解消
- 総計
- 11人
「ちいさな音楽家サポーター」プログラム マンスリー(毎月寄付)会員
- 総計
- 73人
どうしようもない価値に真剣に取り組む大人がいる_創る喜びを広めたい
- 現在
- 774,768円
- 支援者
- 81人
- 残り
- 4日
津鉄を盛り上げたい!障害の有無関係なく一体となる音楽フェス開催希望
- 現在
- 755,000円
- 支援者
- 36人
- 残り
- 5時間