障がい児向けに金銭管理と算数教育を繋げるプログラムを作りたい

障がい児向けに金銭管理と算数教育を繋げるプログラムを作りたい

支援総額

308,000

目標金額 300,000円

支援者
31人
募集終了日
2015年5月12日

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プロジェクト本文

障がい児向けに、金銭管理と算数教育を繋げるプログラムを作りたい!

 

初めまして、ファイナンシャルプランナーの住山志津枝と申します。京都で障がいあるこども達向けの「お金から学ぶさんすう教室」を開催しています。

これまで約3年間、知的障がいのある中学生を中心にお金学習のボランティアに携わって来ました。そこで1ケタの足し算も出来ないのにお金の計算なら出来るという生徒に何人か出会いました。

 

算数とお金。どちらも数字を使った計算であるにもかかわらず、なぜ隔たりが出来るのか?もしかしたらお金を数を理解するための教材として使用する事で、暮らしにすぐに活かせる上に、理解も早いのではないかと考えたのです。最終的には論文で発表する事を念頭において、昨年末よりそのプログラム開発と研究、データ収集を行っています。

 

しかし、いま一人で取り組んでいる教室と研究を拡大するための費用が不足しています。皆様のご協力をいただけないでしょうか。

 

 

(お菓子の中身をバラ売りする事で、小銭の価値を理解します)

 

子どもたち一人一人の障がいの特性や発達年齢に応じて、
適したプログラムを工夫して作っています。

 

 プログラムの研究にあたり、マネカレ企画さんの「お金カレンダー」を使用しています。この商品は、計算が苦手なお子さんや障がいがあるお子さんが楽しみながら計画する力と、管理する力を伸ばすことを目的としたマネートレーニングツールです。実際にお金を使いながら、数の概念、数え方、数字や計算へと繋がるプログラムを研究しています。数字を理解し、計算が出来るようになれば、通帳なども管理が出来るような学習にも進められます。

 

 障がいの種類や程度により進め方は異なって来ます。たとえばお買い物ごっこが通用するお子さんには、模擬通貨やおもちゃを使用して想像の世界を楽しむ事が出来ますが、これらを全くの別物と捉えるお子さんには、ごっこ遊びは無意味です。
 したがって、障がいの特性、発達年齢など、ある程度条件を揃えた中でプログラムを考えていく必要があります。

 明確な目標は障がいの程度などによりかなり異なって来ますが、目安として開始時点でお金の種類も価値も理解出来ていないお子さんに対し、半年の間に100円以下のお買い物が出来るようになる事を目指しています。

 

 障がい児は基本的にマンツーマン対応でないとプログラム追行が困難です。これまで私1人で教室開催、研究を行って来ましたが見られるこどもの数が少なくすでに限界に達しています。そこで講師を募集し研究を手伝ってもらうべく、その費用をご支援いただきたいのです。資金は講師の養成費用や、教材作成費等に使用させていただきます。
 

 

(その日に使うお金を自分で決定し、その額をポケットに入れます。)

 

障がいある方が自立して生きていくために、
お金を管理する力を養うことは不可欠です。

 

 近年の社会変化に伴い「見えないお金」が増えています。たとえば、カード1つを例に挙げても、クレジットカード、キャッシュカード、ポイントカード、プリペイドカード、会員証や保険証、免許証に至るまで全て同じような大きさや形です。特に障がいが無くても、昔と比べて管理が難しくなっています。


 カードはとても便利で小銭などを払う手間も省けますが、しっかり管理する力をつけないと、特に先を見通す事が苦手という特性を持つ知的障がい、発達障がいのある方などは、たちまちお金に困ってしまうようなケースも想定出来るのです。
 それを防ぐためも、まずは具体物である現金をしっかり使えるようになる事、更に通帳やカードなど、数字だけで管理する力を養うためにも、数字とお金がしっかり結びついている必要があります。

 

 

(会合の様子。家事・子育て中のママを中心にご協力頂いてます。)

 


「自分で出来た!」は、障がい児本人、保護者、先生方
みんなにとっての喜びです。

 

 障がいある子に対しては、特に「面倒を見てあげなければ」という意識が働いてしまいがちです。
 生活にしっかり結びついた学習は、理解が早く自信とやる気を育みます。お金から学ぶさんすう教室では「自分で気付き、自分で考え、自分で行動する」を大切に、すぐに手出しせず、見守る事を重要視しています。
 小さな成功体験を積み上げる事で、お子さんには自信とチャレンジする力を、保護者の方には良い意味での子離れをしていただく事でご自身の幸せを見つけていただくきっかけを見つけて欲しいと願っています。また、先生方にはお金を通して、学校での学習が毎日の暮らしでどのように役立つかをこども達に示せる前向きな学習方法をご提案出来るのではないかと考えています。

 

苦手意識が高い傾向にある算数教育を、身近で親しみあるものに変えて、自立につながる力を育むべく、ぜひともご支援、ご協力よろしくお願い致します。

 

 

 

■■■■■■■ 引換券のご紹介 ■■■■■■■

 

・主催者からお礼のお手紙

 

・模擬紙幣

 

・消しゴム(教材として使用しています)

 

・こども達からのお礼のお手紙

 

・京都名物のお菓子① 鶴屋義信「花せんべい」 6袋12枚入1セット

 

・京都名物のお菓子② 祇園小石「京の彩人気5種」1セット

 

・京都の名物お菓子③ マールブランシュ「茶の菓 16枚入」

 

・教材で制作する紙芝居に、ご協賛者様としてお名前をお入れする権利

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プロフィール

障害のある子ども達のために、学校教育にお金の授業を普及するように活動しています。 特別支援学校等や現場の先生方と連携して、学校教育カリキュラムの構築や、授業用教材作成で、先生方が主導されるお金やライフスキルの授業のサポートをしている団体、NPO法人お金で学ぶさんすう®を運営しています。

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リターン

3,000


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・主催者からお礼のお手紙
・模擬紙幣1セット

支援者
16人
在庫数
制限なし

10,000


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・主催者からのお礼のお手紙
・模擬紙幣1セット
・教材用消しゴム1つ
・京都名物のお菓子
  「花せんべい」または「京の彩」から選択
・HPにお名前とリンクを掲載する権利

支援者
11人
在庫数
制限なし

30,000


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・主催者とさんすう教室を受講しているこども達からのお礼のお手紙
・模擬紙幣1セット
・教材用消しゴム3つ
・京都名物のお菓子
  「茶の菓」
・HPにお名前とリンクを掲載する権利
・教材として制作する紙芝居に、協賛者としてお名前をお入れする権利

支援者
4人
在庫数
制限なし

プロフィール

障害のある子ども達のために、学校教育にお金の授業を普及するように活動しています。 特別支援学校等や現場の先生方と連携して、学校教育カリキュラムの構築や、授業用教材作成で、先生方が主導されるお金やライフスキルの授業のサポートをしている団体、NPO法人お金で学ぶさんすう®を運営しています。

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