支援総額
目標金額 300,000円
- 支援者
- 65人
- 募集終了日
- 2020年11月17日
『PMS』と『ペシャワール会』
突然ですが、皆様は「PMS」と「ペシャワール会」の関係をご存じでしょうか?
ペシャワール会は日本ではとても有名なNGO団体で、多くの方がペシャワール会と聞くと、中村哲医師、アフガニスタンやパキスタンでの支援活動を連想するのではないでしょうか。ではPMSときくと、皆様はすぐに何の略で、どのようなことを行っているのか思い浮かびますか?
すでにご存じの方も多いとは思いますが、PMSとペシャワール会の関係について少しか書かせて頂きました。
PMS(Peace(Japan) Medical Services)は平和医療団・日本総院長の中村哲医師が率いる現地事業体です。そして、ペシャワール会は中村哲医師のパキスタンでの医療活動を支援することを目的として1983年に結成された国際NGO(NPO)団体です。
1984年、中村哲医師はパキスタンのペシャワール・ミッション病院にらい病棟主任として派遣され、らい病棟の改善・らい患者の治療に全力を注がれます。中村医師は治療だけではなく、「サンダルのワークショップ」にも力を入れていました。らいは皮膚と末梢神経が侵されるため、患者は足が傷ついても気が付かずに、足底を大きく損傷してしまいます。そのため、感染症にかかることも多く、足の保護のためサンダルのワークショップを行いました。
1986年、JAMS(日本・アフガン医療サービス)が発足します。この団体は、1979年に始まったアフガニスタン戦争で生じた難民への医療支援を行いました。1988年、ソ連軍が撤退し難民の帰郷が始まると、らい病多発地=医療過疎地に診療所を開設して行きました。アフガニスタンの再建を医療の側面から担うこととなります。以後、JAMSは、難民の帰郷先であるアフガニスタンの山岳地帯の村の診療に視点を置き、医療活動を行っていました。
1994年中村医師は、活動拠点をミッション病院から独自の団体PLS(ペシャワール・レプロシー・サービス)に移行します。パキスタンの北西辺境州とアフガニスタン国内のらい病の早期発見・治療のために移動診療所も運営していました。
ペシャワールに開設したJAMSとPLSを1998年に併合し、PMS(ペシャワール会医療サービス)基地病院として建設しました。パキスタンとアフガニスタン両国での活動の恒久的な拠点とし、PMSアフガン・プロジェクト、PMSパキスタン・プロジェクトとして両国での活動を行いました。
2009年中村医師は活動拠点をアフガニスタンへ移し、2010年には現地事業団体名を「ペシャワール会医療サービス」から「平和医療団・日本(Peace(Japan) Medical Services)」へ変更(※略称のPMSはそのまま)となっています。
※実際には1998年統合と同時にJAMS及びPLSの名称は廃止。管理・運営上の問題から併合に抵抗したJAMSの職員数名がPMS外に設けた診療所で細々と診療を2年足らず行った期間がありました。
アフガニスタン側の事業はPMSが行い「PMSアフガン・プロジェクト」➡1998年統合して以降はPMSからアフガン東部の診療所へチームを派遣。
中村哲医師を中心に現地での活動を行っているのがPMS(Peace(Japan) Medical Services)であり、その活動を支えているのが日本のNGOペシャワール会です。
生前、中村医師は「ペシャワール会」と同様に、もっと現地の事業体である
PMSの名前が日本の方に浸透してほしいと願っておられたそうです。
今回のクラウドファンディングのページにてPMSを初めて知ったという方がいらっしゃいましたら、是非、多くの方に伝えていただけることを願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
引き続き、応援頂きますよう、よろしくお願い致します。
お願い致します。
リターン
1,000円
もっと、たくさんの人と繋がりたい!
・講演会の実施報告とサンクスメール
・2019年に行った第13次現地活動の報告集(PDF)
※報告集はデータ(PDF)をメールに添付してお送りいたします。
このプロジェクトを通して「活動を知ってもらう」を目標に、こちらのリターンンを追加いたしました。一人でも多くの方にご参加いただき、「繋がり」と「支援の輪」を広げていきたいと思っております。よろしくお願い致します。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
3,000円
心のこもったサンクスメール(リターンなし)
・講演会の実施報告とサンクスメール
※全額活動費に充てさせていただきます。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
1,000円
もっと、たくさんの人と繋がりたい!
・講演会の実施報告とサンクスメール
・2019年に行った第13次現地活動の報告集(PDF)
※報告集はデータ(PDF)をメールに添付してお送りいたします。
このプロジェクトを通して「活動を知ってもらう」を目標に、こちらのリターンンを追加いたしました。一人でも多くの方にご参加いただき、「繋がり」と「支援の輪」を広げていきたいと思っております。よろしくお願い致します。
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
3,000円
心のこもったサンクスメール(リターンなし)
・講演会の実施報告とサンクスメール
※全額活動費に充てさせていただきます。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年1月
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