世界初、レーザ視覚支援機器を盲学校に届けたい!

支援総額

5,252,000

目標金額 5,000,000円

支援者
211人
募集終了日
2022年2月12日

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2021年12月26日 12:35

ドイツでの臨床試験:角膜混濁の患者さんの視力向上

   臨床試験では対象疾患と主要評価項目(primary endpoint)の決定 、被検者のリクルーティングが難しくて、大事な要素です。誰の、どんな眼疾患に、最も効果があるか、をあらかじめ見極めるということ。

   エッセン大学病院の患者さんたちから、Retissaに好適な前眼部疾患の方を候補として選び、試用して頂き、あたりをつけていきます。写真1は、Prof. Dr. Anja Eckstein、Dr.Dekowskiがデータを整理している風景。写真2はチームRETISSAに加わることになった大学生(この直後に最終試験を受けて医師となりました)のMr. Michael Overhouseです。Retissaが良く似合う。

写真1  データを整理している風景。

 

写真2 Mr. Michael OverhouseとRetissa

 

 こういったプロセスを経て、2016年3月の訪問で、ドイツでの臨床試験を、“手術不能(効果がない、予定がない)のCorneal Clouding(角膜混濁)患者が、視力を向上させる”に定め、RETISSA 最新機ES1(完成一歩手前)を持ち込んで予備試験をしました。

  写真の男性は23歳。母親に連れられて2時間かけて病院に来てくれました。13歳の時に自宅でインターネットで知った化学実験をして、角膜に甚大な化学障害を負ったとのこと。当時23歳ですが、これまで12回の手術(角膜移植、肝細胞移植、人工虹彩移植、アバスチン注射)をしても、視力は両目とも0.028。一人で外出、旅行は無理。無職。手術をした左目は、数mmまで近づけて字がかろうじて読める程度。 

 RETISSAのレーザは彼の混濁した眼の中央のスイートスポット通り、視力は両眼とも0.25(ざっくり9倍小さな文字を識別できるということ)、小さな文字の本を読み、美しい動画を楽しんでもらえました。”Oh, Cool!"って。視力0.25は当時のES1の画像分解能にまだ少し問題があるためで、現在の技術では0.8まで可能です。

写真3 臨床試験の予備テスト

 

 彼は、臨床試験本番に参加し、現地の新聞のインタビューも受けてくれました。新聞の中の彼のコメントを抜粋します:“Papa, you have grown old, I can see the wrinkles on your forehead.(お父さん、年を取ったね。額に皺が見えるよ)” 」。

 

写真4 臨床試験に参加頂いた患者さん

 

株式会社QDレーザ 代表取締役社長 菅原充

リターン

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お礼のメール+子供たちの体験談+ロービジョン者への理解を深める書籍

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お礼のメール、子供たちの体験談と「視力0.06の世界~見えにくさのある眼で見るということ」をお送りします。※私たちの参考文献の一つです。

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