支援総額
目標金額 140,000円
- 支援者
- 61人
- 募集終了日
- 2022年2月28日
TNRについて
こてつの支援をお願いするなかで、私たちが取り組んでいるTNRについても、ご理解を頂きたいと思い、この場で少し触れておきます。
ご存じの方が多いと思いますが、TNRとは野良猫を「捕獲→不妊去勢手術→リリース」の一連の流れを行う活動です。
目的は野良猫の繁殖を防ぐためで、すでに多くの方がTNR活動に従事しています。
TNRが済んでいる猫は目印として耳カットを施すため、さくら猫の愛称でもお馴染みです。
私が初めてTNR活動に携わったのは5年ほど前でした。
そのころは無責任に野良猫にご飯をあげていて、TNR活動の重要性を理解していませんでした。
しかし、TNR活動に取り組んでいる他の方や仲間の支えがあり、徐々に野良猫が多い地域の不妊・去勢手術を済ませることができたのです。
今ではTNRが済んだ野良猫たちが、少しでも安らかに暮らしつつ一代限りの命を全うするために、できる限りのお世話をしています。
しかし、不妊・去勢手術をした野良猫を全て見届けられるわけではありません。
猫にとって捕獲されて手術を受けるのは、何物にも代えがたい恐怖のため、リリース後に姿を消してしまうことが多いからです。
私の経験上では猫が住み慣れているであろう捕獲した場所へ手術後に戻したとしても、再度居付いてくれる確率はせいぜい50%という感じです。
そのため、手術が終わった後は他の場所へと流れてしまわないことを常に祈りながらリリースしています。
こうしてTNR活動を続けていると、どうしても流れてしまう猫がいるため、TNR活動が正しいことなのか迷ってしまうこともあります。
もし私たちが捕獲や手術をしなければ、野良猫は住み慣れた場所でまだのんびり暮らせていたかもしれない、そう思うとTNR活動が全面的に正しいとは言えなくなってしまう気がするのです。
ただ、野良猫を増やさないためにTNR活動は欠かせません。
もしTNRしなければ、餌場で食事に困らなくなった野良猫たちは、人間の予想を超えたスピードで繁殖してしまいます。
しかし、繁殖を防ぐためにTNRした野良猫が怖い思いをして餌場に居られなくなり、流れた先で命を落としていたとしたら、私がしていることは野良猫にとって忌むべき行為なのかもしれません。
つまり、野良猫からしてみれば、私がしているTNRは虐待と紙一重だと言えるでしょう。
こうした矛盾した思いを常に抱えながらも、私はTNR活動を続けています。
こてつを保護したのは、TNRで守れなかった他の猫たちの命に対しての、贖罪の気持ちも少なからずあります。
だからこそこてつの治療は自己責任で済ませたいと思っていたのですが、想定外に治療費がかさんでしまい、クラウドファンディングをお願いすることになりました。
全てをご理解いただくのは難しいかと思いますが、野良猫の保護活動についてもお知りおき頂ければ幸いです。
リターン
500円
感謝のメール【リターンがご不要な方向け】
我が家の可愛い保護猫画像を添えた感謝のメールをお送りします。
- 支援者
- 25人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
1,000円
感謝のメール&オリジナル保護猫動画
我が家の可愛い保護猫画像を添えた感謝のメールをお送りします。
今までに保護してきた保護猫のオリジナル動画をお送りします。
- 支援者
- 24人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
5,000円
感謝のメール&オリジナル保護猫カレンダー
我が家の可愛い保護猫の写真を添えた感謝のメールをお送りします。
今までに保護してきた猫たちの画像を用いたオリジナルカレンダーをお送りします。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 13
- 発送完了予定月
- 2022年3月
10,000円
感謝のメール&オリジナル保護猫カレンダー&オリジナル保護猫ポストカード
我が家の可愛い保護猫の写真を添えた感謝のメールをお送りします。
今までに保護してきた猫たちの画像を用いたオリジナルカレンダーをお送りします。
保護猫の画像を用いたオリジナルポストカードをお送りします。
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 完売
- 発送完了予定月
- 2022年3月