増え続けるインドネシアの路上猫を助けたい 保護猫活動にご支援下さい

増え続けるインドネシアの路上猫を助けたい 保護猫活動にご支援下さい

支援総額

780,000

目標金額 640,000円

支援者
61人
募集終了日
2022年9月5日

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プロジェクト本文

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達成のお礼とネクストゴールについて

 

7月13日よりスタートした本クラウドファンディングですが、45日目に目標金額である64万円を達成しました。

 

ご支援くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。

 

正直申し上げて、プロジェクト公開時は、遠い異国の動物のためにどれ程ご支援頂けるものか、たいへん不安なものでした。

 

しかしながら、実に多くの皆さま方から、公開時から継続的に、ご支援のみならず、温かいお言葉や勇気づけをたくさん頂戴し、プロジェクトをやって本当に良かったと思っております。本当にありがとうございました。

 

そして、現在当初目標を達成したいま、増え続ける仔猫や捨て猫の命をより多く救うために、ネクストゴールを設定させて頂くことにしました。次の目標金額は80万円です。

 

当初金額からの増加分16万円については、仔猫たちの追加のワクチン費用として、大切に使わせて頂きます。

 

仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合も、自己資金を元に実施はさせていただく予定ですが、皆様からの多くのご支援いただけますと幸いです。

 

皆さまからの想いを無駄にしないよう努めてまいりますので、残りの期間、引き続きのご支援のご協力、そして、拡散・広報のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

プロジェクト責任:曾原篤

 

 

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自己紹介

 

はじめまして、曾原篤(55)と申します。

 

仕事の関係で30代からインドネシアに滞在して通算15年くらいになります。今回4回目の滞在となりますが、ちょうど3年位前から、週末など余暇を使って、当地の路上猫たちとの付き合いを始めました。(現在帰国中です)

 

最初は近所の路上猫たちへの不定期な餌やりだけでしたが、次第に猫たちの過酷な生活や周辺住民の事情などを深く知るに及んで、毎日の餌やり、メディカルケア、協力者のゲット、保護猫ハウスの設置、避妊手術、などへと発展してきました。今回クラウドファンディングに挑戦して、この活動を続ける資金を調達したいと考えています。

 

 

<現在の保護猫ハウス(三代目)の前でファイザルさんと>

 

<これまで保護した猫ちゃんの一部>

 

 

プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

餌やりに加えてのメディカルケア

 

この活動を始めた最初の数か月は、「満足な食事を何日も取れない路上猫たちに、たまには安心して食べられるとびきり美味しい食事を」という餌やりが主体でした。それも、時間に余裕のある時だけの不定期な餌やりでした。

 

しかしそれもすぐに、病気の猫、特に餌を与えても食べない猫などを動物病院に搬送したり、自動車にやられて動けなくなった猫を搬送ということもあったりと、餌やりに加え、メディカルケアが加わりました。

 

<ルコ(上)でバイクにやられたところを病院へ搬送したノンくん(左下)、今ではすっかり元気>

 

<廃屋に捨てられ弱っていたところを保護したピコリノちゃん(右)とマティスくん>

 

<町いちばんの目抜き通りの中央分離帯で、お母さんを求めて泣いていたところを保護したタツキくん>

 

当初は、数日、ときには数週間の入院を経て回復度合いに応じて、獣医師と相談しながら、直ぐに元の場所に戻すか、自宅で暫くリハビリさせてから元の場所に戻すということをやっていました。

 

 

活動を知ってもらうために

 

また、その頃友人が紹介してくれた地元日系紙「じゃかるた新聞」の記者に記事にしてもらうなど、認知活動も同時に行いました。

 

<本掲載はじゃかるた新聞様から許可を頂いております>
<本掲載はじゃかるた新聞様から許可を頂いております>

 

活動現場である路上では、少しでも多くのインドネシア人に賛同してもらうよう、声がけしてくれる人には、丁寧に説明してきました。それでも、協力者を見出すのは困難を極めました。何とか活動の手助けをしてくれるインドネシア人に数人出会ってはいますが、もっと増さなければと思っています。(現在、レストランの店員を中心に10人くらいのインドネシア人が路上猫たちを助けてくれています。)

 

 

保護猫ハウスの必要性

 

路上猫たちの生活の場は、インドネシアで「ルコ」と呼ばれる飲食店街が多いのですが、そういう場所での餌やり活動は、あまり歓迎されていないことが分かるようになると、保護猫ハウスを作る必要性が出てきました。

 

<シンガラジャ通りのルコでの食餌風景>

 

多くの猫たちを飼育するという条件で一般住宅を貸してもらい、入院歴のある病気持ちの猫、捨てられた仔猫、路上で生まれた仔猫などを中心に、収容するようになりました。

 

こうすることで、次第に飲食店街から猫に纏わる苦情は聞かれなくなり、むしろ路上猫たちを愛する人が増え、餌をあげてくれたり、寝場所を作ってくれたりするようになりました。

 

<保護猫ハウスでご飯を待つ保護猫ちゃん>

 

 

保護猫ハウスの維持

 

一方、保護猫ハウスの維持は、一人でこなせるはずもなく、自然とパートナーに任せることになりました。ファイザルさんの登場です。日本人顔負けなくらい5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)をよく実現できる彼ほど、綺麗好きな猫たちの面倒を見てくれる適任はいませんでした。夜と日曜日だけは私が担当し、ファイザルさんは月曜日から土曜日までの朝6時から夕方6時まで、餌(魚と鶏ささみ)の調理、強制給餌を含む給餌、床や砂床トイレの清掃および消毒、ネブライザーや経口薬の投与、病院への搬送、仔猫用の遊び道具制作、その他買い物などなど、何でもかんでもみっちりやってくれました。

 

ファイザルさんはもともとホテル運転手をしていたのですが、保護猫ハウスの話しで盛り上がったとき、「猫たちの面倒を見てくれないか」と頼んだところ、快諾してくれたのでした。一児の父でもある彼には、それなりのお給料を渡す必要もありましたが、猫たちのことを思えば、それは致し方ないことでもありました。

 

<ファイザルさん(左)と保護猫ハウス二代目で>

 

 

避妊去勢施術の必要性

 

こうして、いくつかの飲食店街とキャットハウスに、病気の猫や栄養失調の仔猫がいなくなる平和が訪れるためには、もう一つやるべきことが残っていました。

 

避妊去勢施術です。インドネシアでは、野良猫にわざわざお金を払って手術を施すという習慣はほとんどありません。しかも熱帯のこの国は一年中繁殖できる環境であり、多いときは一年に2・3回子供を産む母猫もいます。

 

したがって、避妊手術を施すタイミングが困難を極めました。授乳時期は手術はできないものの、離乳時に現れる数日のチャンスをうっかり逃すと、既に次の仔を孕んでいるという具合に。それでも、3年間で15匹ほどの路上猫たちに避妊去勢手術を施すことができました。

 

 

現在の保護猫ハウス

 

現在、保護猫ハウスは、三代目の場所にあります。近隣住民との軋轢がより少なく、交通事故の恐怖を払拭できる場所を探していたとき、やはり保護猫活動をしているインドネシア人の友人ニンさんが賃貸できる何件ものよい候補物件を教えてくれました。

 

実際下見をしてみたうち、より田舎で、車のほとんどない、人間にとっては少し不便な場所ですが、とてもリーズナブルな場所が見つかりました。大家さんも近隣住民もみな、猫たちに優しい人ばかりで、保護猫ハウスにぴったりの場所でした。

 

<三代目保護猫ハウス正面>

 

<三代目保護猫ハウス周辺の田舎道>

 

現在、そこで、1歳未満の仔猫が約15匹、1歳以上の成猫が約15匹、合計約30匹が、ファイザルさんともう一人、見習い中のユディさんによって世話されています。

 

<ユディさんとユディさんを慕う路上猫たち>

 

猫たち30匹には全員名前がついています。それは、名前を付けて毎日声がけすることで、猫たちにより精神的安心感を持ってもらうためでしょうか。

 

<左から犬のように大きい「ワンちゃん」、礼儀正しい「坊や」、禿鷹のようにご飯をさらう「ハゲ」くん>

 

<生後数か月のとき高熱で生死を彷徨った「トト」ちゃん、クリニックにて(左)>

<成長後、車に撥ねられるも奇跡的に助かり、呼ばれると一目散に駆け寄ってくる通り1の美女>

 

保護猫ハウスに来た経緯は一匹一匹異なりますが、われわれと出会えた猫には、できる限り自由気ままで、かつ、健康な「猫らしい生活」をしてもらうことをモットーに活動しています。

 

 

インドネシアでは、首都ジャカルタ近郊に、キャットシェルターがいくつかありますが、一日のうち多くの時間を檻や狭い部屋に閉じ込めているケースがいくつかありました。

 

また、一生薄暗い部屋から出れないシェルターも見学しました。そういった事例から「路上猫たちにとって何が一番幸せなのか」を熟考した結果、人間と共生できる「猫らしい生活」が最も大切な価値観であると確信するようになりました。

 

 

 

プロジェクトの内容

 

今回のプロジェクトですが、まず保護猫ハウスにいる1歳未満の仔猫たちに、日本と同じような感染症ワクチンを施したいと思っています。

 

接種時に、仔猫が病気にかかっていると接種できませんので、少し時間が必要になります。当地では1歳になる頃まで2回接種することになります。並行して、成猫たちの避妊去勢手術も行います。

 

既述の通り、タイミングが難しいので、少し長めの期間を取っています。同時に、本活動のインドネシア語・日本語のSNSを立ち上げ、一人でも多くの方々にわれわれのアニマルウェルフェア活動に賛同してもらいたいと考えています。プロジェクトスケジュールは以下の通りです。

 

22年7月~12月 保護猫ハウス仔猫のワクチン接種(約20匹目標)

22年7月~12月 保護猫ハウス成猫の避妊去勢手術(2~3匹/月目標)

22年7月~9月  インドネシア語日本語SNS立ち上げ(毎日更新)

 

今回のクラウドファンディングでは、これらインドネシアでのワクチン接種費用・避妊去勢手術費用および保護猫ハウスの維持費用について、皆様のご支援を賜りたいと思います。

 

これまでは、こうした費用だけでなく、毎日の餌代、診療費や保護猫ハウスの賃貸費用、更にはファイザルさんの手当てなどすべて自費で賄ってきましたが、規模拡大とともに既に限界に達しており、皆様のご支援を募るものです。

 

また、金銭的な面だけでなく、クラウドファンディングを使うことで、日本だけでなく現地のインドネシアにおいても、より多くの方々に認知・賛同して頂き、本活動を永続的・自律的な活動にしていきたいと思っております。

 

 

インドネシア地方自治体から取得する許可・届出等は必要がないことを確認済みです。しかしながら、保護猫ハウスとして、多くの猫を収容して、餌やりや排泄物処理を行うなどの飼育行為には、その住所を所管するRT行政長と呼ばれる方からの許可が必要となりますが、既に当該許可はいただいております。

 

 

プロジェクトの展望・ビジョン

 

今回のプロジェクト第一弾が成功したら、次は餌やり・メディカルケアを施す巡回エリアの拡大を考えています。現在は、インドネシア西ジャワ州内のルコ(飲食店街)4箇所を巡回しているにすぎませんが、これを少しずつ増やしていきたいと考えています。

 

また、SNSで、今はその余裕がありませんが、「飼えなくなった仔猫の受け入れ」を認知してもらうことで、路上の捨猫対策も同時にやってみたいと考えています。そうなると、現在の保護猫ハウスは既に手狭になるので、より大きく安全かつ地域に溶け込めるような新しい場所に引越す必要が出てきます。

 

従い、プロジェクト第2弾では、引続きワクチン接種と避妊去勢手術、更には、新しい保護猫ハウスの取得費用についても、ご支援を頂きたいと思います。

 

このような活動をファイザルさんやユディさんほかインドネシアの仲間たちと続けていくことで、一匹でも多くのインドネシアの路上猫に「猫らしい生活」をさせてやるとともに、より多くのインドネシアの方々にアニマルウェルフェア精神を理解して頂きたいと思っております。

 

最後になりましたが、冗長で拙い内容にも拘らず、ここまでお読み頂きまして、大変ありがとうございました。

 

是非、クラウドファンディングを成功させるために、そしてインドネシアの猫たちが元気で幸せに生きていくために、皆様のお力をお貸しください。

 

心からよろしくお願い申し上げます。

 

プロジェクト実行責任者:
曾原 篤
プロジェクト実施完了日:
2022年12月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

1.ファイザル氏・ユディ氏が、現在約20匹いる仔猫向けのワクチンを2回接種します(7月および12月)。一回3千円✕20匹✕2回=12万円 2.ファイザル氏・ユディ氏が、7月以降順次、現在約20匹いる未施術の成猫に避妊去勢施術を施します。一回1万円(避妊)✕10匹=10万円および一回5千円(去勢)✕10匹=5万円 3.保護猫ハウス運営費補助:7月以降にファイザル氏・ユディ氏が保護猫たちに給餌します。餌代1日5千円✕30日(1か月分)=15万円 4.READYFOR様手数料22万円(税込) 5.合計12万円+15万円+15万円+22万円=64万円

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
目標金額(64万円)と必要金額(74万円)の差額(10万円)は、新しい檻の購入費用になりますが、こちらについては、自己費用で充当し、プロジェクトを続行いたします。

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リターン

3,000+システム利用料


【リターン不要な方向け】感謝のコース

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・心のこもった感謝メールをお送りします
・活動月報を3回メールでお送りします

支援者
27人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

10,000+システム利用料


【グッズで応援】「インドネシア木製猫ちゃん1つ」コース

【グッズで応援】「インドネシア木製猫ちゃん1つ」コース

・心のこもった感謝メールをお送りします
・活動月報を5回メールでお送りします
・インドネシア民芸品「手作り木製猫ちゃん」をひとつ差し上げます
(なお、色は写真と異なる場合がございます故、ご了承ください)

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

10,000+システム利用料


【リターン不要な方向け】インドネシアねこちゃんずっと健康「応援1万円コース」

【リターン不要な方向け】インドネシアねこちゃんずっと健康「応援1万円コース」

・心のこもった感謝メールをお送りします
・活動月報を5回メールでお送りします

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

30,000+システム利用料


【お名前を掲載】銘板コース

【お名前を掲載】銘板コース

・心のこもった感謝メールをお送りします
・活動月報を10回メールでお送りします
・保護猫ハウスに設置の銘版にお名前を記載いたします(ご希望制)

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

30,000+システム利用料


【リターン不要な方向け】インドネシアねこちゃん増々元気な「応援3万円コース」

【リターン不要な方向け】インドネシアねこちゃん増々元気な「応援3万円コース」

・心のこもった感謝メールをお送りします
・活動月報を10回メールでお送りします

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

50,000+システム利用料


【リターン不要な方向け】インドネシアねこちゃんずっと幸せ「応援5万円コース」

【リターン不要な方向け】インドネシアねこちゃんずっと幸せ「応援5万円コース」

・心のこもった感謝メールをお送りします
・活動月報を20回メールでお送りします

支援者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年10月

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