甚大な被害を受けたカヤンガン地区で野外診療を行っていたA-PADの台湾レスキューチームは、11日午後、急遽、診療の拠点から車で30分ほどの海岸沿いにある病院船(軍)へ向かいました。

 

その理由は、地震で外傷を負った救急患者を、すぐに設備の整った医療機関へ届けるためです。外科医と小児科医、救急救命医の3人を含む8人の台湾チームは、11日、想定を上回る10人の患者を診療しました、うち3人は骨折や指の切断が必要な重症患者でした。そこで、野外診療でできるかぎりの処置を行い、病院船へ搬送したのです。

 

今回、緊急医療の現場経験豊富な医師が、病院船の船長と交渉し、病院内の設備や人員体制などを確認。病院船の医療関係者と密に連携できたことで、患者の受け渡しやその後の医療処置は比較的スムーズに進みました。患者はなんとか一命を取りとめることができ、チームはほっと胸をなでおろしています。

 

インドネシアの行政やNGOの支援活動が奥地まで入り始めたことなどから、台湾の医療チームは12日、一旦台湾へ帰国しますが、台湾から持参した医薬品や医療機材などは、現地で医療支援を続けるNGOのACTに提供。引き続き連絡を取り合い、連携協力していく予定です。

 

 

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