プロジェクト概要

知っていますか?

 

日本では突然の心停止で亡くなる方が毎日200人もいます。

 

あなたの大切な人や身近な人が、突然目の前で意識を失い倒れたら。

 

あなたはその人を助ける術を持っていますか?

 

 

救急車が到着するまでの間、何もできなければ救命のチャンスは失われてしまいます。

 

 

倒れた人を助ける方法は、救急車が来るまで、胸を押すこと。

 

それがCPR(心臓マッサージ、胸骨圧迫)です。実はそれだけで、心停止を起こした人の救命率は2.5倍になります。

 

 

しかし現実には、何をすれば良いか分からずただ救急隊を待つだけであったり、AEDが来るまで何もしなかったり……。救命講習を受けたことがある方でも、時間が経つと忘れてしまい、対応できる自信がない人は多いものです。

 

助ける力を持つ人を、ひとりでも増やしたい。

 

手軽でいつでも誰でも体験でき、復習しやすく、記憶に残る、そんな訓練方法はないか。

 

そこで私たち一般社団法人ファストエイドは、飲み終わった後のゴミとなるペットボトルがCPRの訓練に使えるキット「CPRトレーニングボトル」を世界で初めて開発しました。

 

 

 

2017年8月にプロトタイプが完成し、フィードバックをいただき改良を重ねながら、いまでは20を超える企業、学校、スポーツチームなどの研修にも取り入れていただいています。

 

この活動をもっと多くの方に届けるため、今回クラウドファンディングへの挑戦を決めました。

 

 

【クラウドファンディングで、目指したいこと】

1:改良した訓練用シートの量産体制に入るための資金調達

2:全国でこのトレーニングを一緒に広めてくれる、仲間の輪を広げること

 

■公式サイト

https://cpr-training-bottle.com/

 

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じめに:「CPR」は、なぜ必要?

 

皆さんにどうしてもお伝えしたいことがあります。

 

日本では、毎日約200人の方が突然の心停止で亡くなっています。これを心臓突然死と呼びます。その数は実に年間7万人以上。交通事故死で亡くなる方の約20倍も多い深刻な社会問題です。

 

突然の心停止は、お年寄りだけでなくスポーツ中の子どもや若者、働き盛りの世代も含めて、いつ誰にでも起こりうるリスクがあります。

 

 

では、人が突然意識を失い倒れたらどうすればいいのか。

 

それは、大声で周囲の人に協力を求め、救急車を呼んで、すぐにCPRを行うことです。

 

CPRは、止まった心臓の代わりにポンプの機能を果たして血流を生み出します。脳や心臓といった重要な臓器は常に酸素や養分が必要で、血流がなくなりそれが途絶えると、わずか数分で細胞の壊死が始まってしまいます。

 

 

だからCPRは、到着した救急隊に引き継ぐか、AEDが到着して電気ショックをするまで、絶え間なく続ける必要があります。

 

CPRをしなければ命を救うことは絶望的になってしまいます。

 

 

 

は、あなたはCPRができますか?

 

救命講習を受講したことがある方もいらっしゃると思います。しかし時間が経つと訓練で覚えたことを忘れてしまい、自信を持ってCPRができるという方は少ないのが現状です。

 

CPRの訓練をするために必要な訓練用人形は高価で、身近にはありません。そして訓練を受ける機会も限られています。

 

 

CPR訓練をもっと身近にすることができれば、助けられる命はたくさんあります。

 

その想いから、私たちは世界初の画期的なトレーニングツールを開発しました。それが「CPRトレーニングボトル」です。

 

 

 

CPRトレーニングボトルとは?

 

CPRトレーニングボトルは、飲み終わった空のペットボトルを専用の訓練用シートにセットするだけで、CPRの訓練ができるという、最も身近なCPRトレーニングツールです。

 

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現在、訓練に使用できることが確認されているペットボトルは、「サントリー 天然水」の550mlのボトルです。

 

 

なぜ、「サントリー 天然水」?

 

CPR訓練は人の命に関わるものなので、ペットボトルが訓練用人形と同様に訓練に使用することができるのかを精密に比較検証しました。

 

実際の人体にCPRを行なってきた元救急隊員による監修のもと、モーションキャプチャーと荷重計を組み合わせて、CPRをする時にかかる荷重と、その時の変形量を詳細に測定し、得られた数字を時間軸で並べて波形データを作成し検証しました。

 

 

ボトルの側面に手で体重をかけて、ボトルがキャップ2個分の厚さになるまで潰すときに約60kgfの力(一般体型の成人にCPRをする時に必要な力)に達することが精密測定でわかりました。

 

その結果、「サントリー 天然水」のペットボトルは、世界的にCPR訓練で使用されている訓練用人形と非常によく似た変形特性を持っていることがわかりました。

 

さらには、比較として測定した、現在日本国内で使用されている安価な訓練キットよりも訓練に適していたことから、CPR訓練に使用できることを証明することができました。

 

詳細な実証データについてはこちらをご確認ください。

 

※ただし、他の飲料メーカーのボトルでも訓練に使用できそうなものがありますので、今後、確認を進めていきます。

 

 

想いに共感してくれた、第一線のプロダクトデザイナーがキットをデザイン。

 

このペットボトルでの訓練方法を、今までCPR訓練に関心を持たなかった方にも届けたい。

 

そこで、広告業界で活躍するプロダクトデザイナーの協力を得て、多くの方に受け入れられやすいポップなデザインのトレーニングツールを作成することができました。

 

また、トレーニング方法の動画をYouTubeにアップ。Webサイトを通じてたくさんの方に知っていただくために、2018年10月にプレスリリースも行いました。

 

 

キットは最初に開発した「プロトタイプ訓練キット」と、その後改良を加えた「新型訓練キット」の2つがあります。

 

「プロトタイプ訓練キット」は限定生産したもので残数が限られており、記念品として提供していきます。今後は「新型訓練キット」を生産していきます。

 

 

 

 

 

レーニングボトルを使った講習会も。

 

この活動を知った方よりたくさんの反響をいただき、CPRトレーニングボトルを使った救命講習会も開催しています。これまで主に企業の従業員の方を対象に1,000人以上の方が体験し、高い評価をいただいています。

 

受講者全員が一斉に訓練できる

 

一般的な救命講習会では、訓練用人形が高価なために受講者全員分用意することが難しく、10人で1つの人形を交代で使うような場合も多くあります。そのため十分にCPRを訓練するには講習時間を長くする必要があり、参加者にも講師にも負担が大きいという課題がありました。

 

CPRトレーニングボトルなら全員分のキットを用意しやすく、全員で一斉にCPR訓練できるので短時間でしっかりとCPRを練習できます。そのため講習時間を短くできます。

 

訓練なのに、楽しい!!

 

また、1分間に100-120回というリズムを覚えるために音楽を流しながら、みんなで同時に訓練するので、アクティビティとして楽しく訓練できるというメリットもあります。

 

スポーツ大会でも、円陣を組んでみんなでリズミカルに。

 

持って帰って、家族にも伝えられる

 

そして「CPRトレーニングボトル」には、もう一つ特徴があります。それは救命講習を受けた方が、訓練用シートを持ち帰ることができることです。

 

心停止で倒れる場所の7割が住宅です。家で倒れたとき、そこには家族しかいません。家族全員がCPRができなければ命を救うことは困難です。

 

トレーニングツールを持ち帰り、市販のペットボトルを用意すれば、家族にCPRのやり方を伝えることができます。受講者が学んだ救命知識が、その家族にも共有される仕組みを作ることで、救命知識を持つ方を効果的に増やすことができます。

 

 

おかげさまで現在、この「CPRトレーニングボトル」訓練用シートを購入したいというたくさんのお問い合わせをいただいております。

 

 

 

かし、キットを欲しい方がたくさんいるのに届けられない! 

 

これまでは、法人会員様からの会費や、講習会の参加費でいただいたお金でなんとか活動を継続することができました。しかし今後、安価にシートを生産するために一定のロット数での発注が必要ですが、そのための資金がありません。

 

また、少人数のチームで運営しているため、注文をお受けして発送作業をしたり問い合わせ対応をするスタッフを雇用しなければ、せっかくいただいているご要望に対応することができません。

 

世の中に「CPRトレーニングボトル」を提供していくために、今、まとまった資金が必要です。

 

また、このプロジェクトを通してCPRの必要性について、一人でも多くの方に知っていただきたいと切に願っています。

 

そこで広報を兼ねた資金調達の手段として、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

 

■必要資金の内訳

・キット量産化にかかる資金(人件費含む) 200万円

・普及啓発のための広報物(チラシ、サイト)の作成費 50万円

・クラウドファンディングリターン費・事務手数料 50万円

計 300万円

 

キットの量産化により継続的にキットを提供できる体制を作ることで、助かるはずの突然死をなくすことを目指します。

 

交通事故死の数が、この20年下がり続けているように、心臓突然死の数も、私たちひとりひとりがCPRできるようになれば変えられる。

 

その一歩を、このCPRトレーニングボトルのキットを届けることで作っていきます。ご支援を、どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

援メッセージ

 

■中澤 真弓さん(日本体育大学保健医療学部救急医療学科 准教授、救急救命士)

 

 

心肺蘇生(CPR)訓練を日常に!

 

私は以前、救急隊員として働いており、突然の心停止に陥った人を数多く見てきました。回復して社会復帰できる人と、二度と目を覚ますことのない人。その違いはどこにあるのでしょうか。

 

心停止からの社会復帰を目指すために最も重要なこと。


それは、「居合わせた人がいかに早くCPRを開始するか。」です。

 

居合わせた人の手で胸を押し、血液を循環させ、少しでも脳への循環を保たせるのです。私が見てきた「心停止から社会復帰した人たち」には、必ず「居合わせた人のCPR」が施されていました。

 

これまで、CPRの訓練は、高価な人形を必要とするなど、決して身近なものではありませんでした。天然水のペットボトルを災害時のローリングストックとして家庭に常備し、入れ替える際は家族でCPR訓練をする。そんな日常の風景が当たり前になれば、いざというとき、あなたの大切な人の命を救うことにつながっていくはずです。

 

■飯島 慎二さん(心停止からのサバイバー、会社員)

 

 

「たすける力を、みんなの手に」

 

僕は20年前心臓発作を起こし、心停止状態となりました。
奇跡的にも一命を取り留めました。奇跡的に。
普段と何も変わらない、健康状態もいつもと変わらない日常での出来事でした。
「まさか…」と思っていることは、突然やってくるものだと思い知らされました。

 

逆の立場となって考えると、もしも一緒に仕事をしている仲間が、家族が急に倒れたら、僕には何が出来るのだろう?
これまでの自分は、急いで救急車を呼ぶぐらい・・・。あとは、何もできず突っ立ているだけなのではないかと思います。
しかし、このプロジェクトに出会い、自分もCPRを覚えて命をつなげる人になりたいと考えるようになりました。そしてこれをもっと世の中の人に届けられるようボランティアとして参加しています。

 

奇跡が起こらなくても、命は人のちからで助けられます。
「たすける力を、みんなの手に」

 

非営利型一般社団法人ファストエイドの活動を応援しています。

 

 

 

営メンバー紹介

 

■一般社団法人ファストエイド

CPRトレーニングボトルの開発をきっかけに設立した団体。「たすける力を、みんなの手に。」をビジョンに、心臓突然死の社会問題の啓発活動、CPRトレーニングボトルを通したCPRの普及啓発活動、救命講習会やセミナーの開催など教育活動に取り組んでいます。

 

■代表理事 小澤 貴裕

東工大附属高校機械科卒、湘央学園救命学科3期生として救急救命士の国家資格を取得。
都立病院勤務後、千葉県富津市最初の救急救命士として採用。救急・消防隊員として10年現場活動。後進の指導の為退職し救急救命士養成校で8年間後進を指導。また1人1台のiPadで教育のICT化を進め、2014年ドローンによるエピペン・AEDの搬送実験を実施。その頃CPREvolutionと荷重センサーを使用したCPRの解析手法を開発。
学校退職後Coaido(株)に参画。CPRTBのエビデンスデータを計測し科学的検証を担当した。ビデオ作成時は姿勢チェック等を行い、講習会ではコンテンツ作成とファシリテーターを担当。

 

■代表理事 玄正 慎

福井県福井市出身。横浜市立大学商学部卒業。編集者、ライター、不動産会社勤務を経てアプリプランナーとなる。
ハッカソン参加中に電車内で急病で倒れる人に遭遇、緊急時のSOSアプリを発案。心停止の当事者へのインタビューを通じて突然死が遺族に与える傷の大きさを知り、課題解決のため2014年6月にCoaido株式会社を創業。
日本救急医療財団にAED設置施設データのマップ化を提案し、財団全国AEDマップの設計、開発、初年度運用を担当。2015年に尾張旭市消防にシステム提供し、アプリを使った日本初のファーストレスポンダーシステムの実証実験を実施。それらの知見より、緊急時に119番通報と同時に周囲にSOSを発信し、救命知識のある方に助けを求めることができる「Coaido119」アプリを2017年に公開。経済産業省「第3回 IoT Lab Selection」グランプリ受賞。「BEYOND MILLENNIALS」The Game Changer Award 2019 ソーシャル部門 グランプリ受賞。
CPRトレーニングボトルの発案者。

 

また、2014年にReadyfor?でAEDSOSアプリ開発のクラウドファンディングを行い、目標金額の300万円を達成。ご支援をいただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

現在は、周囲の救命有資格者に一斉連絡できるアプリ「Coaido119」(無料)となりました。日本テレビ「世界一受けたい授業」でも紹介され、全国の多くの方にご使用いただいております。その活動が発展し、今回のプロジェクトが生まれました。

>>アプリのダウンロードはこちらから。

http://www.coaido119.com/


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