
支援総額
目標金額 3,700,000円
- 支援者
- 1,434人
- 募集終了日
- 2019年3月29日
【あと1日で終了】8:抗体と同じ効果の化合物発見、治療薬開発へ
インタビュー 8回目は、高田先生のエボラ研究年表の最後である、
”⑧抗体と同じ効果を示す化合物を発見し、治療薬開発へ”を伺っていきます。
プロジェクトも残すところ、あと1日。
明日の23時まで、応援をどうぞよろしくお願いいたします。
*高田先生エボラ年表*
①アメリカでエボラウイルスの研究を始め偽エボラウイルスを作った
▼
②同時にエボラウイルスが細胞に侵入するメカニズムの研究を始めた
▼
③日本に帰国後にエボラウイルスに対する抗体の研究を始めた
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④コウモリなどのウイルス保有調査を開始した
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⑤エボラウイルスの細胞侵入を阻害する抗体が治療薬として有望であることを実証した
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⑥5種のエボラウイルスを全てに効く抗体を発見した
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⑦抗体を使ってエボラの迅速診断キットを開発した
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⑧抗体と同じ効果を示す化合物を発見し、治療薬開発へ
文章:READYFOR株式会社プロジェクト担当 田中
今まで数時間かかっていたエボラウイルスに感染の有無を15分で確認するキットの完成
ーいよいよ、治療薬開発の手前となる、化合物を発見したことについて伺っていきます。以前、治療薬として有望な「抗体」は見つかったものの、蛋白質の一種だから飲み薬にはならないと教えていただきました。同じ効果を示す「化合物」を発見したのは、どういった過程からでしょうか?
抗体医薬は、確かに効果が高いのですが、製造コストが高い、製造量が限られる、費用がかかる、保存に冷蔵あるいは冷凍設備が必要、などの問題点がありました。
一方、化合物の薬は、それらの問題がありません。化合物を用いた治療薬候補も幾つか見つかってはいましたが、抗体とは別のメカニズムのものでした。そこで、ずっと抗体の研究をしてきた私は、高い治療効果を持つ抗体と同じメカニズムでウイルスの増殖を抑える化合物を探してみようと思ったわけです。
ー抗体や化合物が見つかり、いよいよ治療薬開発へ動きだしましたね。ページにもありますが、治療薬開発にむけて動き出そうとした中で、資金の壁にぶち当たったとお伺いしました。研究者が主体となり創薬に動き出すことについて、どうお考えでしょうか。
薬の開発だけの話ではないのだと思いますが、大学の研究成果を実用化に結び付けるという部分が、日本はあまり得意でないのかもしれません。
実用化という事は、国営事業でない限りは、最終的には主に民間企業が製品等にして営利を得ることにつながるので、大学と企業の橋渡しの部分に国の資金(税金)を投入することに対する是非の問題もあるのだと思います。
今回の化合物に関しては、出来る限り大学での研究として行って、基礎データを固めて、それに興味を持ってくれる企業を探すという流れになると思います。
ー今回クラウドファンディングを利用するにあたり、葛藤などはございましたか?
ありました。確実に薬が実用化されるという保証は出来ないプロジェクトですし、これからの道のりも長く、私だけの力ではどうにもならない部分もありますし、皆様の期待が大きい分だけ、とても大きな責任とプレッシャーを感じるからです。
しかし、ご支援いただいた皆様からの応援コメントを読んでいくうちに、とても励まされて、力が湧いてくるのを感じました。同時に、私にも何か支援できるプロジェクトがあったら、クラウドファンディングに参加してみようという気持ちになりました。
ー今回の資金で非臨床試験を実施しても、飲み薬完成までは多くの時間と費用を要すると伺いました。これからの創薬の意気込みについて教えてください。
科学者としての責任を果たす。これに尽きるかと思います。
ー最後に、今支援してくださっている方々へ一言お願いいたします。
多くのご支援、どうも有難うございました。私やチームメンバーの健康まで気遣ってくださる応援コメントもたくさんあって、とても有難く励みになりました。
エボラの克服のためには薬だけではなく様々な研究が必要ですので、実験室で、フィールドで、チーム一丸となって研究を進めていきたいと思います。がんばります!
ーまずは、8回もの連載にお付き合いいただき、ありがとうございました。少しでも支援者の皆様に先生の研究内容や熱意が伝わったのでは...と思います。
私たちのように、研究者ではないものは、創薬に関わることがまずありません。今回も、先生からお話をお伺いする前までは、エボラ出血熱に効く薬が出来る一歩手前の段階にあることも存じ上げておりませんでした。様々な葛藤もある中、クラウドファンディングを使っていただいたからこそエボラ出血熱の治療薬開発の一歩に関わる機会ができました。支援のきっかけを与えてくださり、感謝いたします。
ここから、創薬まで長い道のりですが、まずは非臨床試験で良い結果を得られ、興味を持ってくださる企業が出ることを願うばかりです。これからも、高田先生のご活躍を応援しております。
ここまで応援してくださっている皆様、
ありがとうございます。
いよいよ、明日の23時でプロジェクトの終了になりました。
創薬には、まだまだ多くの時間と資金が必要です。
この機会にエボラについての理解を深めたい、
研究を後押ししていただきたいと、
先生の著書『ウイルスは悪者か』が付いた
ラストスパート記念のリターンを追加しました。
エボラウイルスについて関心を寄せていただけましたら、
ぜひこの機会に本を手にとって応援いただけますと幸いです。
明日の23時まで、最後まで応援お願い致します。
リターン
5,000円
【ラストスパート追加】創薬開発の一歩を最後まで応援してください
この機会に、エボラについて理解を深め、研究を後押ししていただけますと幸いです。
■ お礼のメッセージ
■ サイン付き著書『ウイルスは悪者か ーお侍先生のウイルス学講義』1冊
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
3,000円
【 エボラ出血熱 新薬開発の第一歩へ 】研究を全力応援
研究への理解とご支援のお礼をこめて、以下を送らせていただきます。
■ お礼のメッセージ
■ 今回の資金使途である、薬物動態試験の進捗や結果報告をさせていただきます
■ リターンで送付する結果報告書にお名前記載
- 申込数
- 950
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
5,000円
【ラストスパート追加】創薬開発の一歩を最後まで応援してください
この機会に、エボラについて理解を深め、研究を後押ししていただけますと幸いです。
■ お礼のメッセージ
■ サイン付き著書『ウイルスは悪者か ーお侍先生のウイルス学講義』1冊
- 申込数
- 46
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
3,000円
【 エボラ出血熱 新薬開発の第一歩へ 】研究を全力応援
研究への理解とご支援のお礼をこめて、以下を送らせていただきます。
■ お礼のメッセージ
■ 今回の資金使途である、薬物動態試験の進捗や結果報告をさせていただきます
■ リターンで送付する結果報告書にお名前記載
- 申込数
- 950
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月

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