プロジェクトも残り3日になりました。

ラストスパートにかけ、再度応援者も増えて嬉しく思います。

6回目のインタビューでは、エボラ研究年表
”⑥5種のエボラウイルスを全てに効く抗体を発見した”ことを伺っていきます。

 

*高田先生エボラ年表*

 

①アメリカでエボラウイルスの研究を始め偽エボラウイルスを作った

②同時にエボラウイルスが細胞に侵入するメカニズムの研究を始めた

③日本に帰国後にエボラウイルスに対する抗体の研究を始めた

④コウモリなどのウイルス保有調査を開始した

⑤エボラウイルスの細胞侵入を阻害する抗体が治療薬として有望であることを実証した

⑥5種のエボラウイルスを全てに効く抗体を発見した

⑦抗体を使ってエボラの迅速診断キットを開発した

⑧抗体と同じ効果を示す化合物を発見し、治療薬開発へ

 

文章:READYFOR株式会社プロジェクト担当 田中


 

抗体を発見したときに思わず「でかした!」ー長年の努力が実を結んだ瞬間

 

ープロジェクト本文にも記載されているように、ついに5種類のエボラウイルスに効く抗体を発見したのですね..抗体発見まで、一番大変だったことは何でしょうか。

 

インフルエンザが香港型とかソ連型というように分かれていて、それぞれのウイルスに対する抗体は別のウイルスには効かないのと同じで、エボラウイルスも種類によってそのくらいの違いがあるのです。

前回お伝えした実験で使った抗体は全て、ザイールエボラウイルスという種類にしか効かないものでした。

ザイールエボラウイルス以外にも、アフリカでエボラ出血熱を起こしているウイルスは複数ありますので、もっと幅広く使える抗体が必要であると考えました。

私たちはインフルエンザウイルスの研究も行っていて、インフルエンザウイルスの場合は、香港型にもソ連型にも効く抗体が見つかっていましたので、エボラウイルスでも必ず存在するはずだ、と信じて研究を進めました。

いろいろ工夫しながら、そういう抗体を得る方法を模索していく過程で少し時間がかかりました。

 

 

ー「数億の抗体の中から世界で初めてエボラ5種類全てに効く抗体を発見した」とページにありますが、1つ1つ、エボラのウイルスに効くか確かめていったのでしょうか。

 

一つ一つ順番に確認していったわけではなく、同時にできる方法でやりました。

モノクローナル抗体を作るときに、とにかく複数のエボラウイルスに効果があるものだけを探す方法で進めました。日本で行ったので、本物のウイルスを使ったわけではなく、前の新着情報で紹介した偽エボラウイルスがとても役に立ちました。

この偽エボラウイルスは、今回の化合物を見つけるときにも活用されました。


 

ー抗体を発見した時の気持ちを教えていただきたいです。

 

抗体探しを担当していた学生が、その抗体が見つかったことを教えてくれた時、「でかした!」と思わず言ってしまいました。

私の場合いつもそうなのですが、何か新しい事が見つかった時には、次のステップ、そのまた次のステップという感じで、この先どういうふうに進めていくか、という事をすぐに考えてしまいます。この時にもそうだったと思います。

 

長年の研究が報われた瞬間、皆さんの喜びは一入だったのでは‥。そんな中で、次のステップをすぐに考え行動に起こすところがさすがです。次回、抗体を発見してからエボラの迅速診断キットの作成までお伺いしていきます!

 


 

ーお知らせー

 

ここまで応援してくださっている皆様、

ありがとうございます。

 

プロジェクトの終了まで、残り3日になりました。

創薬には、まだまだ多くの時間と資金が必要です。

 

この機会にエボラについての理解を深めたい、

研究を後押ししていただきたいと、

ラストスパート記念のリターンを追加しました。

 

 

エボラウイルスについて関心を寄せていただけましたら、

ぜひこの機会に本を手にとって応援いただけますと幸いです。

 

残り3日、最後まで応援お願い致します。

 

 

 

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