今回の展覧会の主人公である故河合勇について書かれた詩が見つかった。著者「瀧口修造」のコレクション瀧口修造5「余白に書くⅡ」の中に、「旅する人と絵と 河合勇に」という詩がある。

 

 詩人瀧口修造が書いた詩は、河合勇の描いた代表作HIGHWAY シリーズへのオマージュだろうか?(EREWHON=NOWHEREは、どこにもないという英語の綴りを逆転させた造語だそうである)

 

 「旅する人と絵と河合勇に」

 木の扉をひらけば土の扉、それをひらけば綿雲の扉、それをひらけば虹と珊瑚礁の扉、それをひらけば木魂の扉、それをひらけば押しよせる深海魚たちの瞳のとびら・・・・・・

 無限の扉の開閉を見ている人間の微笑がある。ーある時それは木の瘤、化石になる寸前の駝鳥の卵、砂漠の沈黙と解読不能の新聞のコラージュ、しかし永遠につづく忙しい天気予報・・・・・・どこまでつづく生まれた国EREWHONへの旅のために・・・・・・

Highwayシリーズの画像

 

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