ネパールの山奥ろう学校をみんなで支えて笑顔を作ろう!
支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 79人
- 募集終了日
- 2019年1月31日
市民が作る!市民のためのニュースメディアを作りたい!
#人権
- 総計
- 17人
カピバラ頭骨のサイエンスカフェをしたい!【カピバラ写真展企画】
#動物
- 現在
- 12,500円
- 支援者
- 6人
- 残り
- 41日
聴導犬・聴覚障害啓発の「白い犬」オリジナル絵本を作って広めたい!
#子ども・教育
- 現在
- 341,000円
- 支援者
- 35人
- 残り
- 23日
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
#国際協力
- 現在
- 1,533,000円
- 寄付者
- 139人
- 残り
- 43日
絶滅危惧種シロワニの保全を皆で|小笠原での調査・研究活動にご支援を
#地域文化
- 現在
- 3,057,000円
- 支援者
- 285人
- 残り
- 22日
鳥サポーター募集中|鳥と人の共生を目指す活動にご支援を!
#子ども・教育
- 総計
- 31人
義足ユーザーの「走りたい」を叶えたい サポーター募集
#子ども・教育
- 総計
- 38人
プロジェクト本文
〜わたしたちについて〜
はじめまして。
NPO法人 「UPTAIN」副代表の木村公昭と申します。
私は、生まれつきのろう者で滋賀県生まれ、滋賀県在住です。
幼い頃からの夢を叶うべく、2003年にエベレスト山へ一人旅すると、空港到着やエベレスト街道トレッキングの帰りなど現地ろう者と出会うという偶然が幾つも重なりました。
彼らは日本よりも福祉に恵まれない環境にいながらも思いやりたっぷりの温かい対応でした。
彼らの温もりを再び触れたくて翌年また会いに行き現地ろう者との交流を設けました。
その時に、一人のろう女の子が勇気を絞り出した顔で
「モモ※が食べたいのでお金をください。」
と手話でお願いしてきました。
その発言は、わたしにとってとても衝動的で、色々探っていくうちにネパールろう者とろう学校の現状を知ることとなり、着られなくなった衣類を集め、ネパールろう協会に通して各地のろう子ども、ろう者たちに届けたり、各ろう学校に訪問し文房具やスポーツ道具等の個人寄付活動を数年間続けてきました。
最近の寄付活動は2017年11月で、約80㎏分の衣類、サッカーボールなどのスポーツ道具をろう子どもたちが健やかに育つように届けてきました。
2018年5月、NPO法人 UPTAIN設立によって、団体での支援活動を始めようとしています。
※モモとはネパールの餃子
そこで、今回は、なかなか支援が届きついていない山奥の「シュドゥリろう学校」支援プログラムを立てるためにクラウドファンディングに挑戦し、恵まれないろう子どもたちのために良い環境を提供したいと思います。
カマラマイ県ジャナクプル郡シンドゥリってどこにあるの?
首都・カトマンズより南方向、約140km(チャーターハイヤーで約7時間)
カマラマイ県は標高 約1600mで山々が多く大自然に囲まれた、素敵なところです。
シンドゥリろう学校住所
Jaseclamar Kamalamai-6 Sindhulimadi Nepal
シンドゥリろう学校は耳が聞こえない子どもたちの学校で、小学部から中学部まである学校です。
イギリスろう者団体の支援によって、2003年設立しました。
現在、教員室、事務室などが使用されている1階建ての建物と2階建ての寮を建設しましたが、当時の教室はまだ2室しかありませんでした。
13年かけて8室までに増築しましたが、最終的に支援は2年前に、
打ち切られてしまいました。
打ち切られても、子どもたちの未来のために、現地の人々は、
懸命にやりくりしています。
しかし、限度があります。
●生徒 88名 (そのうち2人が盲ろう児)
●教員 10名
●調理員、管理員 7名 (2018年9月現在)
*教室8室(クラス1~8)
クラス1~6=小学部(一部は幼稚部あり)
クラス7~8=中学部
*ランチルーム
*寮
シンドゥリろう学校の良いところは?
ろう学校の子どもたちは常にポジディブで明るくとても可愛いです。
また子どもたちは学校が大好きで大好きで学ぶこと、遊ぶこと、手話の表現なども
元気よく、たくましく過ごしています。
私たちが訪問した時は幼い子どもから中学生まで全員がレッドカーペットのように
並び、気さくに出迎えて頂いたことに大変感動しました。
子どもたちの両手が上がっているのは拍手サインです。聞こえなくても、そのサインによって、拍手していることが目でわかるようにしています。
この拍手サインは、ろう者にとって世界万国共通です。
しかし、、、課題は山積みです!!
私はシンドゥリろう学校の校長先生に「今、一番困っていることは何か?」と尋ねました。すると、校長先生の発する言葉は全て胸に刺さるものでした。
◆教室を増やし、クラス10(高校)まで勉強ができる環境を作りたい。
◆卒業後の社会生活で自覚と自立ができ、様々な事に挑戦できるろう子どもたちを
育てたい。
◆今、一番必要しているのは寮を完備すること。
現時点、定員オーバーで入寮を断られたろう子どもたちが多く、受け入れられる
環境作りをしたい。
◆学校で楽しく勉強ができる環境を作ることによって、子どもたちが自分の夢を
希望通り叶えてあげたい。
抱えている問題点
①寮の環境劣化
築15年・寮の建物は2階建てで20台の2段ベッドがあります。
学校が山々の中にあり通学が困難な為、ほとんどのろう子どもたちは寮生活を送っています。20台の2段ベッド、40人分に対し定員を越えた85人が入寮しています。
ベッド1台に対し2~3人で寝ているのが現状です。
学校に通いたい多くのろう子どもたちが、人数オーバーによって入寮ができず入学を断念しています。
入学を断念してしまうと、
学校に通えず、将来の人生を断たれるということになります。
入寮できたとしても、、、
子どもたちにとって忍耐の生活を強いられます。
何故なら・・・
2段ベッドは、古くベニヤ板になっており、マットレスがありません。
その上、敷布団が薄く劣化がひどくカビ臭く汚れがとてもひどい現状です。
さらに、1台ベッドに2~3人寝ている為、狭く寝返りが出来ないスペースです。
寝返りで当たってしまうと他人の睡眠を妨げ、喧嘩してしまうことがよくある話だそうです。
部屋割りが無く寝室が一つの部屋に集中しています。
照明のスイッチが一つしかなく消灯すると部屋中全て真っ暗となります。
小学生から中学生の子と一緒に寮生活を送っている為、高学年は自主勉強したくても低学年に合わせての消灯しているため、勉強時間が限られ、学力向上に影響を与えています。
また、一人が病気になるとすぐに移ってしてしまい、全員病気になってしまうことが、よくあるある話だそうです。
寮の周りには危険がいっぱい!!
*崖や段差が多い。
*寮の防災対策がない。 <= これが一番問題だと思います。
校長先生たちに質問しました。
「もし夜中、寮に火事発生時の対策方法は何ですか?定期的に避難訓練を行っていますか?」
「・・・・・・」
無回答で答えに困っておりました。
つまり考えていなかったことですね。
日本では避難訓練は必須的ですが、ネパールにはその習慣がありません。
万が一、夜中に火事発生時、就寝中のろ子どもたちは、大声で呼んでも聞こえないがために、逃げ遅れになってしまいます。
一人ずつ起こしての避難手段しかなく、逃げ遅れてしまった子は大切な命を失うことになってしまいます。
また寮の外には照明設備が無く崖になっているので、真っ暗な状態で逃げなければなりません。また、パニック状態で逃げるのに精一杯で崖に落ちてしまう第二次人災の恐れが生じます。
進学工面
クラス9~10の教員は調整できるが、教室不足によるクラス9~10(高校)の教室がありません。そのために、クラス8卒業後は、約140km先のカトマンズ中央ろう学校へ高校進学しなざるを得ません。
しかしながら、カトマンズろう学校に移動するのに必要な費用(寮・授業料など)が払えず、進学を諦めるろう子どもたちがほとんどです。
カトマンズろう学校に進学するのに必要な費用
月4,000ルピー
農業の平均収入 月 5,000〜8000ルピー。
生活の大半は、学費に消えてしまいます。
進学を諦めた子どもたちの行き先は???
自分の持つ夢を強制的に諦め、親の農業を手伝いながら家計を支えなくてはいけません。自分の夢・望みを断たなければならない環境をどうにかしたいと思っています。
我々は、ろう子どもたちにインタビューしましたが、胸に刺さるコメントが多かったです。
その中でも、胸を痛む女の子のコメントを紹介します。
勉強が大好きで、クラス10まで進学できる学校に行きたい!と親にお願いしたけど、カトマンズろう学校へ進学する余裕が我が家にはないので進学を諦めざるを得ません。
カトマンズろう学校に進学できるお友達が羨ましいなぁ。
後輩たちのために、シンドゥリろう学校にも10クラスまで進学できる環境作りして欲しいです。そしたら、私は戻ってでも勉強したいです。
そこで、今回の挑戦は、シンドゥリろう学校再建を支援するプロジェクトになります。応援をよろしくお願いいたします。
❶布団一式入替え
現在使用している古びた布団を全入替えします。
カビ臭から解放し快適な睡眠により学力向上のサポートをします。
布団一式40セット購入 220,000円
❷寮の増築建設・防災対策設備
寮の増築建設の費用(2段ベッド等備品一式を含む)
約4,300,000円
*支援金によって寝室エリアのみ建設する場合は約2,350,000円
赤線の印は寮を増築建設するエリアになります。
増築する延床面積(2階部分) 約138㎡ (約41.8坪)です。
かつては2階建てで建設する予定だったが、予算が無く海外からの支援中断されたままになっています。2階用柱だけが残っています。
多目的ホールは高学生たちが、自主勉強など出来るように設けます。
防災対策設備一式(工費含む) 約850,000円
*フラッシュランプ 40個(下の写真は例のものになります。)
・2台のベッドに1個で設備し、一つのボタンを押すと全てフラッシュランプが点滅できるようにする。
*センサー付きソーラーLED照明 4台
・寮の外にセンサー付きソーラーLED照明を設備する。
(電源不要なので日本で購入可能です。)
中国製のセンサー付きLED照明
日本製のセンサー付きLED照明
*日本メーカーのOPTEX社のものはバッテリ寿命 約15年間が持つことが可能のことで検討しています。
❸クラス9〜10用2教室の1棟校舎建設図
建設費用 約2,600,000円(教室備品一式含む)
〜皆様から集まった支援金の使い道について〜
第1目標 150万円
目標150万円達成した場合、下記使わせて頂きます。
- 現在、寮で使用している布団の入替えとして布団一式の費用
- 防災対策設備一式の費用
- 現地のスタッフの人件費(ネパール・日本手話通訳者)
- 現地渡航・滞在費など必要な諸費用
- クラウドファンディング諸費用
第2目標 480万円
目標480万円達成した場合、第1目標に加えて下記使わせて頂きます。
- 二段ベッド・布団一式が備えられた寮の増築建設費用(寝室エリアのみ 建設)
- 現在の寮に使用している布団の入れ替えとして布団一式の費用
- 防災対策設備一式の費用
- 現地のスタッフの人件費(ネパール・日本手話通訳者)
- 現地渡航・滞在費など必要な諸費用
- クラウドファンディング諸費用
第3目標 700万円
目標700万円達成した場合、第1,2目標に加えて下記使わせて頂きます。
- 二段ベッド・布団一式が備えられた寮の増築建設費用(寝室+多目的ホール)
- 現在の寮に使用している布団の入れ替えとして布団一式の費用
- 防災対策設備一式の費用
- 現地のスタッフの人件費(ネパール・日本手話通訳者)
- 現地渡航・滞在費など必要な諸費用
- クラウドファンディング諸費用
第4目標 1000万円
目標1000万円達成した場合、第1,2,3目標に加えて下記使わせて頂きます。
- 二段ベッド・布団一式が備えられた寮の増築建設費用(寝室+多目的ホール)
- 1棟2教室(クラス 9~10)の校舎増築建設費用(教室備品一式を含む)
- 現在の寮に使用している布団の入れ替えとして布団一式の費用
- 防災対策設備一式の費用
- 現地のスタッフの人件費(ネパール・日本手話通訳者)
- 現地渡航・滞在費など必要な諸費用
- クラウドファンディング諸費用
スケジュール
2019年1月末 :クラウドファンディング募集終了
2019年2月末 :シンドゥリ聾学校へ顧問。スケジュール確認、契約・入金
2019年4月~11月 :着工〜竣工
2019年12月初旬 :開校式
ろう子どもたちの将来に希望を与えるべく、私たちにできることは寮の完備、高校までのクラスを提供することです。
1日でも早く、ろう子どもたちが安心して勉強に励むことができる環境作りを。
みなさまの清いご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
~リターンのご紹介~
●ほんのきもちコース(3,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
●ほんのきもちMAXコース(5,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
●エールを送るコース(10,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
●大エースを送るコース(30,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
・子ども達からビデオメッセージ
・ネパールギフト(ネパールろう者によるハンドメイド製品)
●応援団員コース(50,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
・子ども達からビデオメッセージ
・ネパールギフト(ネパールろう者によるハンドメイド製品)
・プレートに名前掲載 ※増築した寮の壁に貼ります
●応援団長コース(100,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
・子ども達からビデオメッセージ
・ネパールギフト
MADE IN NEPAL 麻100% サック 18Lサイズ
※手作りのため、写真のデザインと多少異なる事があります。
・プレートに名前掲載 ※増築した寮の壁に貼ります
●子どもたちにスマイル応援コース(500,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
・子ども達からビデオメッセージ
・ネパールギフト
①MADE IN NEPAL 麻100% サック 18Lサイズ
※手作りのため、写真のデザインと多少異なる事があります。
②MADE IN NEPAL 蜂蜜
・プレートに名前掲載 ※増築した寮の壁に貼ります
・開校式出席権(2019年12月初旬予定 決定次第、連絡致します。)
※渡航費などは自己負担お願いします。
●子どもたちの人生応援コース(1,000,000円)
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
・子ども達からビデオメッセージ
・ネパールギフト
①MADE IN NEPAL 麻100% サック 18Lサイズ
※手作りのため、写真のデザインと多少異なる事があります。
②MADE IN NEPAL 蜂蜜
・プレートに名前掲載 ※増築した寮の壁に貼ります
・開校式出席権(2019年12月初旬予定 決定次第、連絡致します。)
※渡航費などは自己負担お願いします。
・ご希望者のみ、ろう学校の先生になって体験する。
・カトマンズのホテル(ろう者経営) 2泊無料ご招待
ホテルのオーナーさんとは、15年来の付き合いで
厚い支援を後押ししていただいています。
●企業スポーンサーコース(2,000,000円)
・増築した寮の壁に貴社のロゴプレートを貼らせていただきます。
・Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
・活動報告(Eメール)
・子どもたちからのビデオメッセージ
・開校式出席権(2019年12月初旬予定 決定次第、連絡致します。)
※渡航費などは自己負担お願いします。
当プロジェクトに対するご支援金は、寄付金等の税制上の優遇措置の対象となりません。予めご了承ください。
特定非営利活動法人 UPTAIN
ホームページ:https://npouptain.wixsite.com/deafworld
※UPTAIN のロゴマーク制作は、インドろう女性、グラフィックデザイナーとして活躍している方にご協力頂きました。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
我々UPTAINは、それぞれ専門性を持ったろう者が集まっている団体です。 国内に留めず、海外のろう者のさらなる発展と支援を行っております。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
ほんのきもちコース(3,000円)
●Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
5,000円
ほんのきもちMAXコース(5,000円)
●Thank you Eメール(学校と子供達の写真付き)
●活動報告Eメール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
3,000円
ほんのきもちコース(3,000円)
●Thank you Eメール(学校と子ども達の写真付き)
- 申込数
- 34
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
5,000円
ほんのきもちMAXコース(5,000円)
●Thank you Eメール(学校と子供達の写真付き)
●活動報告Eメール
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年6月
プロフィール
我々UPTAINは、それぞれ専門性を持ったろう者が集まっている団体です。 国内に留めず、海外のろう者のさらなる発展と支援を行っております。