解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 10枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 2枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 3枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 4枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 5枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 6枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 7枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 8枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 9枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 10枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 2枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 3枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 4枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 5枚目
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解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 8枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 9枚目
解体決定の小田急2200形を救い、ポッポの丘で皆の夢を叶える電車へ 10枚目

支援総額

16,418,610

目標金額 8,000,000円

支援者
921人
募集終了日
2024年8月30日

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2024年08月17日 23:58

【鉄道車両を保存するという事】

鉄道ファンの多くのみなさまは、自分のお気に入りの車両が廃車になり解体されることになったら、「欲しい」と思う方も多いかと思います。

自動車レベルなら個人でも動態保存が可能で、そのようなクラッシックカーのオーナーさんは大勢いらっしゃいます。それでも生活に追われる中、趣味の車を持てる条件に合う人は限られてきますので、模型や写真で満足するのが現実的です。

 

それでは、実際に電車が欲しいという方はどうすればよいのでしょうか?

過去にはデパートで売り出したり、ネットオークションに出たり、鉄道会社から売り出されることはありますが、それはほんの一部で自分のあこがれる車両が売りに出されることなどほとんどありません。

そうなると、こちらから鉄道会社に「電車を売ってください」といったリクエストするわけですが、たいていは個人に対しては販売はしないので門前払いに近い状態になります。

強力な伝があり、「車両を置く場所があり」「輸送費や設置費を負担でき」「将来にわたって責任をもって維持管理して行くこと」が可能であれば、リクエストに応えてくださる会社も時にはあります。

では、車両を置く場所についてですが

ただ土地があれば良いという問題ではなく、地目により置ける場所と、置けない場所があります。

置ける場所であっても、平たん地で、車両を搬入できる大きな道路に面し、電線などの障害物がない場所。さらに近隣が民家であるとなかなか理解いただけずトラブルの原因になりかねません。

ここまででかなりハードルが高いので、欲しい電車が出来てから土地を買おうなんて考えても間に合いません。しかも電車を置ける土地となると、一戸建てが10戸くらい建つ土地が必要です。

広大な土地を持っている親族の土地に置いていただくという考えも浮かびますが、何十年も置く場合には地権者も変わり、そう簡単にはいきません。

 

さて、資金の方はどうでしょうか?

前段の土地の他に電車の購入費用、輸送費用、設置費用が初期費用として掛かります。

購入価格、搬送距離条件などにより費用は大きく変わりますが、200~300万程度ではまず無理かと思われます。

 

初期費用が賄えても、将来的に維持管理して行くのにもそれなりの費用が掛かります。

はじめに屋内に入れてしまうとか、屋根を設置出来れば車両の痛みの進み具合も遅くなりますから、塗装費用とか腐食部分の修理とかの費用は抑えられますが、屋内なら億単位、屋根を付けるだけでも数百万円から1千万円超えの費用が掛かります。ちゃんとした屋根を付ければ固定資産税も掛かってきます。

 

そして大切なことは将来にわたって責任をもって永続的に維持管理できるかです。

個人であれば、所有者が亡くなれば相続人が後を引き継ぐことになりますが、たいていは邪魔者とされ処分されてしまうかとが多いです。そんな時運が良ければ次のオーナーが現れたり、博物館のようなところに移設される幸運な車両もあります。

 

では、わたくしたちの「2200形電車保存会」は、どうなのでしょうか?

置く場所は、ポッポの丘と首都圏電車区が確保され、搬入設置にも問題がない場所です。

2211号を搬入予定のポッポの丘(オート三輪のあたりに2211号、その右隣に京急1052号の予定)

 

 

ネクストゴール達成時に2212号を搬入予定の首都圏電車区

 

費用は、数年前なら200~300万円の自己資金ではどうにもならないので諦めるしかありませんが、最近ではクラウドファンディングによりご支援いただくことにより、不可能ではなくなりました。

ですが今回のクラファンでもお分かり頂けるかと思いますが、目標額が500万円を超えるようなクラファンを成功させるにはかなりの努力が必要となります。

 

維持管理についても、今回のプロジェクトに当たっては、個人保存ではなく非営利の一般社団法人を立ち上げ、所有者の高齢化や相続などに影響されずに責任持った永久保存を可能とすることができる仕組みを整備しています。

 

引退鉄道車両は貴重な歴史的文化財や皆様の思い出が詰まった宝物であると共に、鉄道会社様の商品・ブランドイメージの象徴であり、そのような車両が不適切な状態で放置されたり、危険な事態を引き起こすことは絶対にあってはならないことです。
不適切な状態となっている個人所有の鉄道車両も一部とはいえ残念ながら見受けられますから、鉄道会社から民間への車両譲渡を懸念されてしまうのも残念ながらやむを得ない部分もあることと思います。

 

2200形車両のプロジェクトが大成功し、美しい姿で鉄道車両を修復・保存・活用することができることを示すことができれば、適切な環境・維持管理体制で続々と鉄道車両が保存される未来がやってくるかもしれません。

そうした意味でも、2200形電車のみならず、鉄道車両保存の未来のため、引き続き皆様のご支援をお願い致します。

リターン

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