プロジェクト概要

 

たくさんの応援ありがとうございます。プロジェクト終了まであと11日、
ネクストゴールへの挑戦を決めました。

 

多くの方からご寄附や応援のお言葉を頂き、当初の目標であった50万円を達成することができました。ひとえに、応援していただいた皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。

 

今回頂いた寄附金で、雨水テラスを作るにあたり、最低限の費用を確保できました。募集期間がまだ11日間残っていることから、ネクストゴールとして70万円を設定し、挑戦を続けさせていただきます。 より「あまみず社会」を体現するような拠点づくりを進めていくためには、雨水を貯留し、活用するための様々な手法を実験的に試し、来訪者へ楽しい水使いを見せていく必要があると考えています。

 

ここ「上ナガオテラス」は、コンクリートやアスファルト舗装が主であり、雨水を浸透できるような場所がほとんどなく、プランター等によって雨水を浸透させることを基本としていました。一部、締め固められている土の部分については、コストを抑えるため、DIYによる人力で土を掘り起こすということを検討していました。

 

しかし、思った以上に土が固く、掘削の機械を用いることが想定されています。また、デッキ材等に想定以上の金額が予想されます。そこで、追加でご寄付をお願いする資金を、以下の順序で充てさせていただきたいと思っています。

1.雨庭テラス制作費用の不足分への補填
2.掘削機械を用いた土の掘りおこしと土壌改良を委託で補助してもらう
よりよい拠点づくりに向けて、一層気を引き締めて努めてまいります。どうか、引き続きのご支援・応援をよろしくお願いいたします。

[追記:2018/8/20 島谷幸宏]

 

 

水の循環を取り戻し、「あまみず社会」を実現するための拠点づくり

 

ページをご覧いただき、ありがとうございます。九州大学工学研究院の島谷幸宏と申します。専門は河川工学・河川環境で、多自然川づくりや流域全体での治水、災害復興、小水力をつかった町おこしなど、「水」に関する多様な取り組みを実践しています。

 

「都市の水」を考えたとき、様々な問題があります。

 

市街化が進むことで、雨水が浸透できる場所が減少し、都市型水害が頻発しています。また、水害や地震などの災害後には、水道や下水道が使えなくなり困窮する現状を多く目にします。本来、都市に潤い、緑の回廊、人や生き物の賑わいをもたらすはずの河川は、無機質化が進み、環境は劣化しています。都市に降る雨水は、地下の雨水管へ速やかに排出され、その水はどこに流れていくのか、水の循環を意識する機会はほとんどありません。

 

このような都市の水問題の解決へ向け、他大学の先生らと共に「あまみず社会研究会」を立ち上げ、分散型でエコロジカルな社会、水循環を取り戻す実践的な取り組みを行っています。

 

あめにわ憩いセンターのオープニングイベントの様子。みんなで雨水を受け止めるポーズ

 

今回は、「レンタルスペース&カフェ」として地域の方々に愛される福岡市樋井川流域の「上ナガオテラス」を、楽しく美しく、あまみずを貯留・活用し、雨庭や土への浸透などの手法を導入し、多くの方が「あまみず社会」を実感できるための空間として整備する予定です。

 

そのために必要な資金が一部不足していることから、多くの方々のご協力をお願いしたく、今回クラウドファンディングに挑戦いたします。どうか、皆様からの暖かいご寄附をお願いいたします。

 

今回の舞台となる「上ナガオテラス」

 

都市の発展にともない、水管理が分断されてきました

 

「あまみず社会」とは、現在の集権的な水管理のサブシステムとして、分散型・自立型の雨水システムを提案するものです。すべての場所を対象として、それぞれの主体が協力し、雨水を貯留・浸透させ、治水、利水、環境、危機管理が統合された「あまみず社会」を構築します。

 

都市の発展によって、森林や農地などが減少し、一挙にあまみずは雨水管や川へ排出され、都市水害が発生するようになりました。また、多くの都市は水利用に関しては自立しておらず、他の地域から水をもらっています。そのため、一旦災害になると、水道が途絶しトイレ用水や生活用水に困ります。

 

このような都市の水問題の解決するため、緑を増やしながら、様々な場所で物理的にあまみずを貯留、浸透させ、多様な世代が協力して持続的で豊かな地域社会を実現を目指しています。このような「あまみず」を通して、人と人がつながり社会を「あまみず社会」と名付けました。

 

あめにわ憩いセンター

 

蛇口をひねると、溜めた雨水が出てきます。散水や足湯に使っています。

 

このような「あまみず社会」の重要性は理解できても、どのようにして実現すればよいのか?と思われる方も多いと思います。「あまみず社会」を実現するためには、その都市ヴィジョンを表現する空間や場所が必要となります。

 

これまで、あまみず社会の実現に向けて、築50年の個人住宅をあまみずを介した地域の交流拠点にすることを目指した「あまみず憩いセンター」の開所、あまみずを貯留することでトイレの水や散水に使用する集合住宅の雨水プラン作りなどに取り組んでまいりました。

 

そして、市民や民間等のステークホルダーのネットワークづくりとして、「ミズベリング樋井川」の設立などを通しても、「あまみず社会」の実現に向けて進んできました。

 

溜めた雨水を太陽光で暖めて、足湯に使っています

 

あまみずの流出抑制、貯留活用を想定した、雨庭づくりに挑みます

 

今回、対象とするのは福岡県樋井川流域にある「上ナガオテラス」です。前面に樋井川が流れるこの場所に、人々が集まり、川や雨水とのつながりを再認識できるデッキを作ります。また、雨水をすぐに川へ流さず、少しでも敷地内で処理し、流出を抑制できるような工夫をすることで、今よりもっと素敵な場所になることを表現したいと思っています。

 

上ナガオテラスの前を流れる樋井川。福岡市中心部の都市河川です

 

具体的には、屋根の雨水を集める縦樋を切断し、雨水貯留タンクをつけます。また、デッキ下にはタンクからのオーバーフローの雨水を貯留し、少しずつ雨水管へ流す貯留槽を設ける予定です。

 

周囲には廃材を利用した植栽ボックスを設け、在来種を基本とした植栽を計画しています。現在、この部分は床表面がアスファルトになっており、雨水が浸透できなくなっているので、一部をはがして植栽スペースとし、敷地に降る雨水をここへ導水したいと思っています。

 

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改修イメージ

 

現在、研究費によって建物の前面にデッキと雨水タンクを設置する作業をDIYで進めています。DIYには、樋井川流域でこの考えに賛同していただいている「ミズベリング樋井川」の人々や上ナガオテラスに集う方々など、多くの市民の皆さまにご協力いただきます。

 

今回、クラウドファンディングを通して頂いた寄附金は、建物側面の部分の工事費用に充てさせていただきたいと思っております。

 

現在、一部進めている上ナガオテラスでのデッキ作り

 

ミズベリング樋井川の様子

 

分散型の水管理を通した、
風かおり、みどりかがやく、あまみず社会の構築を目指して

 

雨は天から降って海に至る。わが国では、天も雨も海も「あまのがわ」「あまがえる」「あま(海女)」のように同じ音のアマと呼びます。古代から私たちの祖先は、山から海に至る水の循環、水と緑がつながった有機的な空間を意識し、水を活用し集落を形成し、生活してきました。

 

そのような水とのかかわりが大幅に崩れるのが都市化であり、水管理の縦割り・分断化です。自然の地形は見えなくなり、水の循環は分からなくなりました。昔の水循環を取り戻したい、山から海への緑の回廊を取り戻したい、そこで人と人が出会い語り合う社会を取り戻したい。地域の人々のこうした思いから、このプロジェクトは出発しました。

 

人口減少が進み大規模施設の建設と維持管理が、大きな社会的課題となる一方、気象の激化が進む21世紀の世界において、「あまみず社会」は不可欠のヴィジョンと言えるでしょう。

 

どうか、皆様からのご寄附・ご賛同をよろしくお願いいたします。

 

 

 

九州大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

 

- 個人の皆様-

■所得税(所得控除)
 寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。

 

 寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額

 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)

 

■住民税
本学を「寄附金税額控除対象法人等」として指定している都道府県・市区町村にお住まいの寄附者の皆様は、所得控除に加えて、翌年の個人住民税が軽減されます。
[本学への寄附金を条例で指定している自治体]
福岡県/福岡市/糸島市/大野城市/春日市/古賀市/粕屋町/新宮町/那珂川町/その他
※その他の自治体については、各自治体の税務担当課へお問合せください。
 

 (寄附金額 - 2,000円) × 4~10% = 住民税控除額

 (控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)

 

 ※上記の計算式の4~10%について
 ・都道府県が指定した寄附金は4%
 ・市区町村が指定した寄附金は6%

  (都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)

 

- 法人様-

 寄附金の全額を損金算入することができます。

 

 


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