第2弾! 紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から留学生を招こう

寄付総額

1,425,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
147人
募集終了日
2020年5月31日

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2020年05月08日 12:20

座談会:アフリカから留学生を呼ぶってどういうこと? Part2

連休中にも多くの方々からご支援いただき、ご支援者数は100名を超え、ご支援額も94万円と、目標額が見えてきました! 応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。センター一同、感謝申し上げます。

 

さて、「アフリカからの留学生を呼ぶ」ことにどういう効果や意味があるのでしょうか。留学生と関わった外大生ならではの生の声を聞いてみました!
東京外国語大学の学生3名とのオンライン座談会Part2です。
Part1はこちらからご覧いただけます。

 

オンライン座談会の様子。外大生3人と現代アフリカ地域研究センタースタッフが参加しました

 

 

双方向な関係を築く

 

司会:
アフリカから留学生を招くことは、どういう影響があると考えますか。

 

飯野さん:
留学生を招くだけではなくて、自分もルワンダに交換留学で行かせていただいたこともすごく貴重な経験でした。ルワンダのPIASS(プロテスタント人文・社会科学大学)と外大との間で交換留学を双方向でできているということがとてもいいんじゃないかと思っています。


日本の人たちがアフリカのことを、簡単なイメージでしか思い描かないように、アフリカの学生も日本というと本当に単純なイメージしかもっていません。中国とどう違うのかわからないし、「日本はテクノロジーがすごいよね」とか、そういう一面的な側面だけです。日本に留学することで日本のいろいろな側面を知ってアフリカに帰ってもらえるというのはすごくいいなと思っています。


私がルワンダにいた時にちょうど外大で一年の留学を終えたロドリグとシュクルがPIASSに帰ったきたので会って話を聞くことができたんですけど、すごい熱量で日本のことをいっぱい話してくれました。ロドリグは、PIASSに着いた次の日に「PIASSの学生に日本について知ってもらいたい」と言って、日本人の宗教観についてプレゼンをしました。日本人は神道で生まれて、結婚式は教会であげて、葬式の時は仏教のやり方でやる、とプレゼンしていたのがすごく面白かった(笑)。私もルワンダに行って宗教についていっぱい考えたし、お互いにそういう話ができるととても面白いなと思いました。

 

PIASSに留学していた飯野真子さんは、来日直後で不安も多かったヘレンとオクタブを精神面でも支えてくれました


 

相互の理解と交流を深める


司会:
さきほど双方向ということをおっしゃったんですが、留学生を結節点にしてお互いに相手をより理解できるようになったということでしょうか。

 

飯野さん:
はい。私としては日本っていう国について知ってもらえるということがすごく嬉しかったです。ルワンダに行くと、「中国から来たのか」とか言われたりするんですけど、ロドリグが日本のことをみんなに話してくれて、PIASSのみんなも日本に興味をもってくれました。「良い成績をとって絶対、日本に行きたい」って言う学生がたくさんいるので、さらに日本とルワンダとの交流は増えるんじゃないかと思っています。

 

 

アフリカから学ぶ


司会:
井出さんは、ガーナに留学する前にガーナからの留学生と交流できて良かった点はなんですか?

 

ガーナに留学していた井出有紀さん。
​​背景は、​​​​​ガーナに留学中、コフィ(2018年春学期間、本学に交換留学していたチャールズ・アチャンポン・アジェベンさん)からおばあちゃんを紹介してもらった時の写真


井出さん:
1年生の時から「ガーナに留学したい」と思っていたんですが、家族にずっと反対されていました。ガーナからコフィが来た3年生の春学期には、ガーナへの留学は決まってましたが、家族の反応はまだ微妙でした。けれど、コフィが来て家族とふれあったことで家族のガーナへのイメージが良くなり、ガーナへの留学を応援してくれるようになったんです。そこがよかったかなあと思います。あとは、事前にコフィと親しい関係を築いていたため、ガーナに行ってから、コフィのおばあちゃんとか家族を紹介してもらえました。


私はガーナの大家族について研究をしています。ガーナでは血縁を超えて「家族」が拡大しているんですが、自分にとって「家族」といえる人物を増やしていくことで、生きづらさを軽減していることに気づいたんです。それに気づけたのは本当にコフィのおかげだと思います。コフィが「昔はおばあちゃんのところに養子みたいに出されていて、おばあちゃんに育ててもらった」と言っていたんですよ。そういう家族の流動性に気づくヒントがあったので、本当にコフィと出会えてよかったです。

 

 

交流による生きた学び


司会:
若本さんはアフリカにまだ留学していないですけど、授業で学ぶアフリカと留学生と触れ合いながら学ぶアフリカとの違いがあれば教えてください。

 

マラウイを訪れたことがありアフリカの文学を研究する若本隆平さん

 

若本さん:
授業で学んだり、文献で読んだりするアフリカは、アフリカの人と実際に交流することで知るアフリカとは全然違うと思う。やっぱり生の声を聞けるというのは、心への響き方も違いますし、頭への入り方とか知識の吸収の仕方とかも違うなというのは、身に染みて実感しています。確かにアフリカに関する文献はいっぱいあるし、先生方の話を聞くのはすごく面白いですし、インターネットを使えばアフリカのあらゆる地域のことを知ることもできます。それはそれでいいんですが、同世代の留学生と実際に会ってみて同じ空気の中で過ごすことで、たわいもない会話から面白さが生まれるというところがいいなと思います。

 

 

さいごに

 

生の声による学びは日本とアフリカ双方の学生の認識を大きく変えることができます。私たちは、アフリカから留学生を招くことで、さらに相互理解を促進したいと思っています。日本とアフリカの架け橋のために、是非クラウドファンディングへのご支援をよろしくお願いいたします。
 

ギフト

3,000


留学生との交流会へご招待

留学生との交流会へご招待

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
②留学生からのサンクスメールをお送りいたします
③寄附領収書の発送

寄付者
86人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


留学生のフォトをお届け

留学生のフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生のフォトをお送りいたします
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

30,000


直筆メッセージ入りフォトをお届け

直筆メッセージ入りフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

50,000


ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①アフリカ写真集リーフレットをお送りします
②留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りいたします
③留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
④留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑤寄附領収書の発送

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①当センターの公式ウェブサイト内「現代アフリカ教育研究基金」ページ内にお名前を掲載させていただきます(ご希望に応じて)
②ルワンダ写真集リーフレット(12P)をお送りします。
③留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
④留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
⑤留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑥寄附領収書の発送

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

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