プロジェクト概要

 

カンボジアの子供たちの夢を夢で終わらせないために。教育を通して可能性を広げたい!

 

ページをご覧頂きありがとうございます。鈴木由香里と申します。

 

今年の2月よりボランティアをしながら東南アジアを旅し、その際カンボジアにある英語・日本語フリースクールで2ヶ月間日本語講師ボランティアをさせて頂きました。

 

元々大好きだった東南アジア。 万人の命を救うことはできないけど少しでも子供たちの将来が明るくなるお手伝いがしたい、そんな思いでカンボジア行きを決意。2ヶ月間はあまりにも短く、私はたくさんの課題を日本に持って帰ることになりました。

 

私がボランティアをさせて頂いた学校は、村の子供たちが無料で通える学校で、各教室に先生が一人いて、教科書は一人一冊、宿題のプリント用紙があるといった日本では当たり前の事がカンボジアでは当たり前ではありませんでした。

 

カンボジアでは、日本語がわかると現地の観光ツアーの案内など高収入の働き口が増えることから、『この子供たちが将来日本語を使って仕事ができるくらいにしたい!』と思うようになりました。そして、その目標に少しでも近づくため、10月、再度カンボジアへ渡ることを決めました。

 

渡航の目的は大きく分けて以下の二つです。

① 日本語授業のカリキュラムを作り、レベルの向上に繋げる。

② 日本語ボランティアスタッフ募集活動とその受け入れ体制の確立。

 

今回はカリキュラム作りの基盤ともなる教科書などの教材購入費を皆様にご支援頂きたく、クラウドファンディングを立ち上げました。 私は、組織や団体に所属しているわけではなく、今後も個人で活動していく予定です。肩書きも支援先もありません。

 

できることは些細なことかもしれないけど、カンボジアの子供たちの夢が膨らみ、可能性を広げる一歩となる活動ができればと思っています。 皆様から頂いたご支援は、子供たちがより楽しく効率よく学べる場を作るため、大切に使わせて頂きます。どうぞご支援よろしくお願い致します。

 

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無邪気な笑顔を見せる子供たちと学校の前で。

 

校長ソクホンさんとの出会い。

-心を動かされた、生徒との絆。彼らのために私ができること-

 

世界遺産アンコールワットで知られるシェムリアップ。そのすぐ近くにアンコールイングリッシュスクールはあります(旧名:アンコールツリースクール)。 7年前、小さな家の一室からスタートしたこのフリースクールも今では150人ほどの生徒が通っています。

 

校長の名前はソクホン、カンボジア人男性です。奥さんと二人の子供と暮らしています。 彼は、教育こそが貧困を抜け出すための鍵であると確信していました。

 

しかし簡単ではない学校運営。現在は校長が週末英語講師として働いたお給料と集められた給付金を運営資金に回しています。日本語の講師を雇う資金はないため、ボランティア講師がいない時は3クラスをソクホン1人で教えています。

 

学校で行なっている支援は教育だけに留まりません。校長の奥さんは、毎朝早起きをし、子供たちに学校で提供する朝ごはんを作っています。夕食を一緒に食べることもあります。カンボジアでは三食満足に食べれない家庭も少なくないので、こうして面倒をみているのだと言います。 彼女は私に何度も言いました。学校の子供たちが大好きなのだと。

 

子供たちにとっても学校は先生や友達に会えるとても大切な存在になっています。そんな村の子供たちとソクホン一家の関係性を見て、私も彼らのお手伝いがしたいと心から思うようになりました。

 

【ホクソンさんの想いはこちらをご覧ください▼】

 

 

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校長ソクホン、彼の息子さんと娘さんとの一枚。

 

コンナちゃんとの出会い

-繰り返される貧困問題を目の当たりに-

 

日本語クラスの生徒でコンナという15歳の女の子がいます。彼女は日本語が大好きで、将来は日本語ツアーガイドになりたいと話してくれました。 開校当初から通っている彼女はクラスでも一番レベルが高く、日本語スピーチコンテストに出る機会に恵まれました。

しかし彼女はそこで挫折をすることになります。有料の日本語学校へ通う他の生徒と比べ、レベルの違いが明らかだったのです。

 

カンボジアの生活水準はまだまだ低く、教育にお金を出せる家庭もごくわずかです。やりたい事があっても整っていない学習環境。学習の場があっても通えない家庭環境。そこから抜け出せず繰り返される貧困問題を目の当たりにしました。

 

 

 

 

現場を見て浮かんだ一つの疑問。

-この授業で子供たちは本当に日本語を習得できるか-

 

観光業が盛んなカンボジアでは、日本語や英語などの言語が話せると職業の幅が広がり、お給料にも差が出ます。カンボジアでの平均月給が$200なのに対して、英語ツアーガイドの日給は$20、日本語ツアーガイドだと日給$40だと言われています。日本語を話せるとそれだけ高収入のお仕事に就ける可能性があるのです。

 

しかし、現場の学校を見た私に一つの疑問が浮かびました。 それは「この授業で子供たちは本当に日本語を習得できるのか」ということでした。

 

 

勉強する環境を整え、子供たちに選択肢を作ること。それが日本で育った私にできる支援ではないかと思いました。


日本語講師もいない、テキストもない。日本で教育を受けてきた私にできることは、授業自体の流れを教材と共に作るお手伝いをすることではないかと思いました。

子供たちは遊ぶ時間もお手伝いの時間も削って学校に来ています。その時間と努力を無駄にしないために、実りのあるレッスンを提供したい!と強く感じました。

 

【村の子供たちが無料で通える学校】 ご支援で教科書などの教材を揃え、一から日本語のカリキュラムを作りたいと思います。

 

授業の質を上げるためにも授業で使う教材、そして勉強する流れをしっかり定着させる必要があります。まずは必要な教科書、そしてフラッシュカードやひらがな練習帳などの教材を揃え、レベル別にしたクラスに合わせてそれぞれ教材を使い分けます。

 

また、テストや発表などのイベントを授業に取り入れることにより生徒のモチベーション維持に繋がればと思っています。

 

私がカンボジアに滞在する予定の期間は半年〜1年です。その間に、今後日本から来るボランティアスタッフがスムーズに授業へ入れるよう教材を揃えてカリキュラムを作り上げる予定です。

 

今回のプロジェクトで皆様から頂いたご支援は、日本語の授業に必要な教科書や教材に使わせて頂きます。 購入予定の教材は以下の通りです。

 

*こどものにほんご(テキスト)

*みんなの日本語(テキスト)

*消せるひらがな帳

*ひらがなフラッシュカード

*コピー機、ラミネーター 各一台ずつ(教材作り用)

*コピー用紙、プリントなどの資材

 

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難しい日本語を一生懸命勉強しています。


 

自由に夢見る世界へ。子供たちのモチベーションを上げ、視野を広げる一歩となるように。

 

学校に行けること、進路を選ぶ自由があること、日本で当たり前に思えることが当たり前にできない子供たちが世界にはたくさんいます。出来ることは本当に限られていますが、一人でも多くの子供たちが広い世界を見て進路の選択肢が増え、夢を見ることができるといいな、と思うんです。

 

私はすべての生徒を日本語ツアーガイドレベルまで持っていきたいとは考えていません。子供たちは成長する過程で、やりたい事を見つけ、夢に向かって進むでしょう。大事なのは、子供たちがやりたい事を見つける機会の一部となり、視野を広げることではないかなと思っています。

 

将来「日本語を勉強してよかった」と思ってくれる生徒が少しでもいれば、それだけで今回のプロジェクトの意味があると考えています。 今回、皆様の支援で教材を揃えることができれば、子供たちが日本語を勉強する時間がより意味あるものになります。学校で何年も日本語を勉強しているけどレベルが上がらない、話すまでに至らない子供たちがほとんどです。教材、カリキュラムを整えて子供たちのモチベーションに繋げることが今回のプロジェクトの目標です。

 

子供たちの学びの場をより良くするために、どうか皆様からのご支援よろしくお願い致します。

 

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日本語中級クラスの子供たち

 


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