
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 221人
- 募集終了日
- 2021年6月22日

絹の文化を紡ぎませんか?-シルクの映画〈劇場公開プロジェクト〉-
#地域文化
- 現在
- 1,900,000円
- 支援者
- 62人
- 残り
- 42日

FRTD RESCUEが八丈島を支援する!
#台風
- 現在
- 714,000円
- 支援者
- 32人
- 残り
- 36日

地域に息づく宝を次世代へ!鞆淵八幡神社の修復にご協力ください
#地域文化
- 現在
- 3,710,000円
- 支援者
- 206人
- 残り
- 23日

障害のある子どもたちの笑顔のために。久美学園修繕プロジェクト
#子ども・教育
- 現在
- 2,595,000円
- 寄付者
- 93人
- 残り
- 9日

貧困・虐待などで親を頼れない若者に伴走支援を|若者おうえん基金
#子ども・教育
- 現在
- 7,062,000円
- 支援者
- 329人
- 残り
- 7日

ドクタージェット、ついに全国の空へ。医療現場での普及活動にご支援を
#子ども・教育
- 総計
- 92人

車いすユーザーの社会参加を応援する!WheeLog!サポーター
#観光
- 総計
- 43人
プロジェクト本文
待望の復刻本プロジェクト!
山菜料理発祥の宿「山菜料理 出羽屋」を心に宿す
ページをご覧いただきありがとうございます。「出羽屋」四代目の佐藤治樹と申します。
私たちは山形県の真ん中に位置する人口5000人ほどの小さな町・西川町で、麗峰・月山を眼前に臨みながら四季折々の山の恵みをお料理に仕立てる宿「山菜料理 出羽屋」を営んでいます。

今でこそよく耳にする「山菜料理」という言葉ですが、実はこの言葉、今からおよそ60年前に私の祖父である佐藤邦治が生前、世に広めた造語と言われています。
祖父は当時、人様に出せるようなものでないと言われた山の料理こそ一番美味しいのではと気づき、出羽屋でお客様に提供するようになりました。すると、口コミで徐々にその美味しさは全国に伝わり、「月山参詣は出羽屋の山菜料理」と呼ばれるまでに。出羽屋は山菜料理の発祥のお宿として堂々と山菜料理を出せるまでになりました。
さらに、祖父はその美味しさを一冊の本に纏め、宿を訪れる多くの人に読まれてきました。

しかし、近年は現存している版が古くなってしまったことから重版をすることができなくなっていました。宿のお客様から「この本はもう出版されないの?」というお声をたくさんいただきます。
出版のためには版のデジタル化を行う必要があり、そのための費用として全額で約900万円ほどの多額の資金が必要です。そのような状況ではありますが、本を読みたいとおっしゃってくださるお客様のためにも、出羽屋の山菜料理をたくさんの方々に知っていただくためにも、なんとか再度出版をしたいと考えています。
どうか、その費用のうちの一部を皆さまにご支援いただければと思いクラウドファンディングに挑戦をしました。どうか温かな応援をよろしくお願いします。

「春を祝う食」「自然の恵み」として知られる山菜料理
そのルーツはひとりの若者の飽くなき食への探究心からだった
曽祖父が出羽屋を創業した昭和4年頃、山菜は“山のもの”と言われ、決してお客様に出すことのないものとして扱われていました。もとは飢えをしのぐ“糧もの”という意味合いの強い食材。当時の出羽屋は行者様をお泊めする行者宿であり、お客様に今のような山菜料理はお出ししておりませんでした。

食材と料理を追及したい若かりし祖父は、お客様にお出しする味を求めて全国行脚の旅に出ました。その旅の答えとして、彼が感じたことが、
「自分の家で食べている山のおかずって、もしかして一番おいしいのでは?」
ということでした。
当時は山のものを客に出したら頭がおかしくなったと言われるような時代。しかし、世間の常識とは裏腹にその美味しさは広がっていきました。



そして祖父は美味しさの本質を一冊に纏め上げ、オリジナル本「出羽屋の山菜料理」として出版しました。今や「出羽屋の山菜料理」は四季に寄り添いながら、歴史・伝統・食文化を余すところなく伝える本として私たちの虎の巻です。
結果、“山のもの”と言われた料理は、山菜料理としてありがたい存在になりました。そして今回、祖父が積み上げてきた「出羽屋の山菜料理」をもう一度本にして皆様に伝えたいと思います。山菜料理に嗜好のある方のみならず、自然の宝庫である西川町のすばらしさとともに。
祖母から皆さまへ
自分が生きているうちにまたたくさんの方に本を手に取っていただけるのかと思うと嬉しいし、天国にいる主人も応援してくれると思います。後押しいただけましたらこれ以上幸せなことはございません。

再編集を加えた「出羽屋の山菜料理」
まだまだ知らない山菜料理の美味が隠されている
祖父が生前精を出して努めていた執筆。「出羽屋の山菜料理」は四季折々に顔をのぞかせる山の恵みをイラスト付きで丁寧に説明し、全190ページの完全オリジナル本です。完成までおよそ2年の期間を費やし、その甲斐もあってこれまで多くの方に手に取っていただきました。
復刻に伴い、30ページ程度新たに再編集を加え出版をします。また、現存している版をデジタル化し、永久的に増版ができる状態にします。今回のプロジェクトでは2000部の出版を予定しております。


<資金使途>
編集費用:1,100,000円
版のデジタル化の費用:3,300,000円
印刷費用:4,400,000円
必要金額合計:8,800,000円
※2022年9月30日までに、「出羽屋の山菜料理」を2000部出版したことを以って、本プロジェクトを実施完了とします。
「山を整え、山の営みに寄り添いながら生きていくこと」
それを皆さまに知っていただきたい。
今回のプロジェクト、本を出版することがゴールではありません。出版はプロセスの一環であり、最終的なゴールは山を整え、山の営みに寄り添いながら自分たちも生きていくこと、そして何より多くの方にそれを知っていただくことが大切だと思っています。
一度人が入ってしまった山(例えば、普段私たちが山菜やきのこなどを採らせていただいている山)は、永続的に人が手入れをしていかないと荒れてしまいます。そのため、山菜やきのこが出てきたらきちんと採取し、食べることが山の循環につながります。

未来の子どもたちがずっと笑顔でいられるために、今の私たちができること。
それは、「食」を通して多くの人に山の営みを知っていただくことだと思います。時代に合わせた価値の創造と自然環境の保持、農業や教育など多角的な視点から「山と生きる」という想いを大切に紡いでいくこと。
そのような想いが「出羽屋の山菜料理」には詰まっています。皆さまのお力をお貸していただけましたら幸いです。どうかご支援をよろしくお願いいたします。

※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
山形県・月山の麓で、創業92年になる山のお料理屋さん「山菜料理 出羽屋」を営んでいます。
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リターン
3,000円
【リターン不要の方向け】感謝のお手紙
感謝のお手紙をお送りさせていただきます。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを本の出版費用に充てさせていただきます
※お一人様何口でもお申し込みいただけます
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
5,000円
【リターン不要の方向け】感謝のお手紙と出羽屋クラブ入会
感謝のお手紙をお送りさせていただきます。
また、年3回発行している「出羽屋通信」(出羽屋の情報をいち早くお届けするお便り)の会員に登録いたします。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを本の出版費用に充てさせていただきます
※お一人様何口でもお申し込みいただけます
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
3,000円
【リターン不要の方向け】感謝のお手紙
感謝のお手紙をお送りさせていただきます。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを本の出版費用に充てさせていただきます
※お一人様何口でもお申し込みいただけます
- 申込数
- 19
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
5,000円
【リターン不要の方向け】感謝のお手紙と出羽屋クラブ入会
感謝のお手紙をお送りさせていただきます。
また、年3回発行している「出羽屋通信」(出羽屋の情報をいち早くお届けするお便り)の会員に登録いたします。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを本の出版費用に充てさせていただきます
※お一人様何口でもお申し込みいただけます
- 申込数
- 3
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年7月
プロフィール
山形県・月山の麓で、創業92年になる山のお料理屋さん「山菜料理 出羽屋」を営んでいます。














