支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 179人
- 募集終了日
- 2022年11月28日
【能登豪雨】地震の被災地が浸水 緊急支援を開始!
#災害
- 現在
- 15,121,000円
- 寄付者
- 1,579人
- 残り
- 28日
京都花園・大本山妙心寺|重要文化財「明智風呂」と伽藍整備にご支援を
#地域文化
- 現在
- 8,935,000円
- 支援者
- 237人
- 残り
- 28日
出雲 一畑薬師|絶景の観音堂を修復し、心の目をひらく。
#地域文化
- 現在
- 4,925,000円
- 支援者
- 209人
- 残り
- 7日
四国第三十番霊場 善楽寺|歴史と祈りをつなぐ本堂修繕にご支援を
#地域文化
- 現在
- 4,150,000円
- 支援者
- 128人
- 残り
- 12日
倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト
#歴史
- 現在
- 2,090,000円
- 寄付者
- 166人
- 残り
- 33日
だれひとり取り残さない、全患者救命を目指して。ドクターカーの更新へ
#医療・福祉
- 現在
- 9,398,000円
- 寄付者
- 161人
- 残り
- 28日
乳がんの早期検診をもっと身近に。マンモグラフィ更新に向けてご寄付を
#医療・福祉
- 現在
- 4,726,000円
- 寄付者
- 59人
- 残り
- 28日
プロジェクト本文
第一目標達成の御礼とネクストゴールについて
この度は、榮山寺国宝八角堂に安置される仏様の修復「国宝 八角堂を奈良時代から未来へ紡ぐために」クラウドファンディングに、多くの応援をいただき誠にありがとうございます。10月25日にスタートしました「国宝八角堂を奈良時代から未来へ紡ぐために」クラウドファンディングは、多くの皆様のおかげをもちまして11月21日に目標金額300万円を達成することが出来ました。
今回のクラウドファンディングが2回目となる榮山寺は、たいへん多くの皆様から励ましや温かい応援のお言葉を前回以上に頂戴しました。この場を借りて、温かいご支援を賜り篤く御礼申し上げます。
正直なところ、2回目となる挑戦でここまでの反響は予想しておりませんでした。1回目の「県指定文化財榮山寺文書修復へ向けて」の3倍の目標金額である300万円を達成できたことは、これまでご縁があった方、新しいご縁をいただいた皆様に温かいお力をいただいたからこそです。
残り7日となりましたが、ここでネクストゴールとして450万円を設定させていただきました。第一目標金額としては、仏像4体の応急処置の修復費用である300万円を設定させていただきましたが、欠損部分の補填・古色仕上げをすべて仕上げて後世に残していくためには総額517万円が必要です。
国宝八角堂に安置される仏様すべてを未来に繋げていくため、残りの期間は450万円を第二目標に掲げ、11月28日(月)23:00までクラウドファンディング活動を継続させていただくことにいたしました。
皆様からのご支援は、引き続き国宝八角堂に安置される仏様の修理・ 保全費用として大切に活用いたします。
受け継がれてきた国宝八角堂に安置される仏様を今修理しておかないと後世に伝えることも難しくなります。
「国宝 八角堂を奈良時代から未来へ紡ぐために」精一杯頑張っていきますのでご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。修理状況についても引き続き情報を発信してまいりますので、最終日まで何卒ご支援のほど宜しくお願いいたします。
合掌
2022年11月21日(月)追記
榮山寺 国宝 八角堂を、奈良時代から未来へ紡ぐ
奈良県五條市、1300年続く古刹 榮山寺にある国宝 八角堂。これまで火災の被害もなく、建て替えもなく、奈良時代のまま残っている、非常に貴重な国宝です。
しかし、堂内に安置されている4体の仏さまは損傷が激しく、痛々しい姿になっています。
今回のクラウドファンディングでは、国宝 八角堂内陣に永い間安置している損傷の激しい4体の仏像を修復します。欠損部分を補填し、古色仕上げをすると、総額517万円ほど必要になってきます。檀家がいない榮山寺は、新型コロナウイルスの感染拡大により、年間の参拝者が激減しご参拝をいただいた入山料だけでは、全てを賄うことが厳しい状況です。
このたび、2回目のクラウドファンディングに挑戦いたします。皆様のお力添えをいただき奈良時代に建立された1250年以上の歴史を誇る国宝八角堂を未来へ紡ぎたいと思っています。
ぜひご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
1300年続く南朝の古刹榮山寺
ページをご覧いただきありがとうございます。榮山寺住職の生駒龍明です。
学晶山榮山寺は、藤原鎌足の孫にあたる藤原南家の祖、藤原武智麻呂により、奈良時代719年に開創された1300年以上続く古刹です。
創建から1300年を経た榮山寺は、国宝2件、重要文化財5件、奈良県指定文化財2件を含む多くの寺宝があります。県指定の「絹本著色藤原武智麿像」は奈良国立博物館に寄託しています。
榮山寺のご本尊は、薬師如来坐像(秘仏)です。同じく本堂内には、日光菩薩、月光菩薩、十二神将を安置しております。榮山寺のご本尊薬師如来さまには、古来より現在に至るまで病気平癒、学業成就、除災招福などを願う参拝者の方が多く訪ねています。
南北朝時代には、後村上・長慶・後亀山の3天皇の行宮があった地とされ、境内は国の史跡に指定されています。
今回リターンでご用意しています『栄山寺文書』のレプリカは、元中元年十一月十五日付後亀山天皇綸旨を複製したものを額装したものです。
https://www.pref.nara.jp/secure/224171/5.pdf
その昔、弘法大師さまも榮山寺で修業をしており、法力でお寺の前を流れる吉野川の水音を止められたといわれています。それ以降、榮山寺の前を流れる吉野川は「音無川」と呼ばれ、今日までお大師様の伝説が伝えられています。
https://www.pref.nara.jp/52120.htm
昨年は、県指定文化財に指定された『榮山寺文書』を修復するために、はじめてのクラウドファンディングに挑戦しました。当初の目標金額100万円を大きく上回る170万円以上が集まり、皆様のあたたかいご支援ご協力を頂戴いたしました。ありがとうございました。
現在「榮山寺文書」は、奈良県天理市にある「なら歴史芸術文化村」にて公開修復を行っております。
修復作業が間近でご覧いただけます。ぜひこの機会に文化村にお訪ねいただければ幸いです。
1250年以上そのままの姿で守られてきた、国宝 八角堂
|国宝 八角堂
国宝である榮山寺の八角堂は、奈良時代の757年から764年に、藤原武智麻呂の供養のため、子どもの仲麻呂が建立しました。堂内には、本尊である阿弥陀如来や地蔵菩薩が安置され、仏画などの装飾画が残っています。
天蓋には宝相華、柱には音声菩薩と呼ばれる仏さま、天女さまの極彩色の壁画が、剥落が激しいながらも天平時代から今現在まで残っており、天平の薫を今に伝えています。
内部の4本の柱と上部の飛貫(ひぬき)、天井の彩色絵画は剥落が激しいとはいえ、奈良時代の遺品として貴重なもので、建物とは別に「絵画」として重要文化財に指定されています。
この八角堂は、奈良時代からこの令和の時代まで火災で焼けてしまったことは1度もありません。また建て替えなど大きな修理もなく、奈良時代からずっと奈良県五條市の榮山寺に残ったままです。
五條市の子どもたちが遠足で訪れることも数多くある場所であり、昔から老若男女を問わず、地元の方々に親しんでいただいています。
また榮山寺開創1300年の記念の年には、国宝八角堂を舞台にして五條市のファッションブランドとコラボしたファッションショーを開催したり、国宝八角堂の前で和太鼓演奏を奉納したり、地元住民の憩いの場として親しまれ大切にされてきました。
現在は、毎年春と秋に国宝八角堂特別拝観として、普段見ることができない八角堂の内部を公開しています。地元五條の方はもちろんのこと、大阪や和歌山、関東方面や九州など遠方の地域からも一目見ようと訪れる方がたくさんいらっしゃいます。
ぜひ多くの方々に奈良時代から残る大変貴重な文化財を直接見にお越しいただければ幸いです。
私、生駒も、榮山寺の住職を引き継ぎ、はじめて国宝八角堂の堂内に入った時に、涙が出そうになるほど、感動した事を今でも鮮明に覚えています。
奈良時代から今に残る堂内の装飾画(仏画や天女、宝相華など)や現ご本尊の阿弥陀如来さまのやさしい眼差しを拝んだ時、これほど素晴らしい装飾画や仏さまが今の時代まで一度も焼けずに残っていることや、奈良時代から現在までずっと歴代の榮山寺の住職や地元五條に住んでいる町の人々など、色んな人たちの手によって奈良時代から今まで守られてきたことに、深く感動いたしました。
しかし同時に悲しい気持ちにもなりました。堂内に残る4体の仏さまや装飾画の損傷が激しく痛々しかったのです。
このままでは、近い将来さらに劣化が進み、堂内に鎮座する大切な仏さまや八角堂内に現存する藤原武智麻呂を供養する為に描かれた装飾画が、さらに痛々しく悲しい状態になってしまうのではないかと思ったのです。
損傷が激しい仏さま4体の修復へ
八角堂自体は国宝に指定されているため、国や県などからお堂に関係する修復費用を補助していただくことはできますが、堂内の仏さまの修復費用に充てることはできません。
また、榮山寺は檀家もなく、日々榮山寺を参拝していただく皆様によって支えられている寺院でございます。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、参拝者が激減しとても厳しい資金状況になっています。
そこで令和という新しい時代に何か住職としてできることがないだろうかと思い、前回目標を達成した『榮山寺文書』修復事業の時と同じく、クラウドファンディングへ挑戦することを決意いたしました。
今回皆様からいただいたご支援は、国宝 八角堂内に安置された仏さま4体の応急処置としての修復費に充てさせていただきます。
さらに仏さまを綺麗にし、欠損部分を補填、古色仕上げをすると、約100年から200年という長い年月を経た先にも綺麗な形で守られていきます。
|阿弥陀如来
像高80.5㎝。平安時代作と伝わる。
右上半身の大きな亀裂、背面の亀裂、全体的な剥離、経年劣化、虫による被害など多くの欠損部分があります。
|如来像
両手が欠損している如来形の坐像。
像高86.1㎝。
背面や側面など全体的に経年劣化、虫による被害が激しく、文献も残っておらず正式な名称が不明となっている仏さまです。
|地蔵菩薩
像高49.3㎝。室町時代作と伝わる。
背面の亀裂等の欠損があり、経年劣化、虫による被害また持仏の消失、指の欠損などがあります。
|吉祥天
天部立像。像高1m。
平安時代以前の作と伝わる。
両手欠損。全体的な亀裂や剥離、経年劣化、虫による被害、補強をしなければ自立できないほど足の部分が損傷しています。台座も蓮華が損傷、一部欠損しています。
|クラウドファンディングについて
・目標金額:300万円
・資金使途:国宝八角堂内4体の仏像の応急処置としての修復
・修復費用内訳:
阿弥陀如来 約165万円(税込)
如来像 約132万円(税込)
地蔵菩薩 約110万円(税込)
吉祥天 約110万円(税込)
欠損部分の補填、古色仕上げをすべて仕上げると、総額約517万円(税込)になります。
・修復依頼先:
京都に工房を持つ仏師宮本我休(宮本工藝)様にお願いします。
・修復完了予定時期:2023年11月頃
今回は必ず達成して少しでも仏さまの修復を進めるために第一目標を300万円に設定させていただきました。しかし、今回の目標金額では、すべての仏さまを完璧に修復することは心苦しいところではありますができません。順次修復を進めていく予定です。皆様から目標金額を超える多くのご支援をいただくことができた場合は、4体の仏さまの欠損部分の補填、古色仕上げを完了させることを考えています。
皆様とともに榮山寺を未来へ紡ぐために
八角堂は堂内の仏さま修復以外にも、維持管理が必要な箇所があります。
強い台風などの自然災害の影響を受けて年々劣化が進んでいる屋根瓦や、古い設備のため火災の心配がある照明設備。現在の照明設備は天蓋や柱の上部を重点的に照らしており、足元まで光が届きません。堂内を参拝している時に不意に転倒した場合、参拝者がケガをされり、堂内を傷つけたりしてしまう可能性があります。
また、堂内の装飾画も損傷が激しく、剥落止めが必要です。しかし堂内の構造が特殊なため、足場の作成など作業には高額な費用が必要です。
このような中でも、今回は特に修復が急がれる仏さまの修復を進めることといたしました。
歴代のご住職や五條市の皆様や榮山寺に関係のある皆様が今まで護ってきた榮山寺の国宝である八角堂を、これから先の未来へ紡ぐため、どうか皆様のあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。
住職からのメッセージ
榮山寺 住職
生駒 龍明
榮山寺は、1300年を超える歴史があり、奈良県五條市 南朝の古刹になります。藤原鎌足の孫にあたる藤原武智麻呂が藤原南家の菩提寺として開創した榮山寺。
そして藤原武智麻呂の子仲麻呂が、父の供養をするために建立した国宝八角堂は、長い長い歴史の中ずっとこの榮山寺に焼けずに奈良時代から現在までこの地にあります。
御本尊 秘仏 薬師如来さまは、古くからあつい信仰がありこの地を守り、古来より病気平癒や学業成就、除災招福などを願う方が多く参拝されます。そのお顔立ちは、とてもやさしく我々を包み込み見守ってくださる仏さまです。
榮山寺 国宝八角堂を守るため御本尊薬師如来さま榮山寺歴代のご住職、地元地域の皆様、榮山寺に関係のある皆様のお力によって国宝 八角堂は守られてきました。
国宝八角堂をこれから先の未来へと紡ぐため、クラウドファンディングにてご支援を募ることを決意いたしました。
榮山寺には、檀家もなく日々榮山寺にご参拝いただく皆様によって支えられているお寺になります。ご参拝をいただきました方のみならず、今回のクラウドファンディングを通じて広くご縁のある皆様にあたたかいご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
応援メッセージのご紹介
五條市観光協会会長 中祥行様
榮山寺は719年に創建された藤原南家の菩提寺になり、五條市の顔として、市民に親しまれており、特に50歳以上の年代の方は、学校の写生大会で榮山寺の風景や八角堂を描いた思い出に残るお寺でもあります。
この榮山寺は国宝(八角堂・梵鐘)が2つあるだけでなく、多くの文化財が残っています。この国宝や文化財を後世に残していくことが必要でありますが、文化財の修繕には多額の費用がかかります。
この榮山寺の文化財を後世に残すために必要な修繕を目的としたクラウドファンディングを五條市観光協会としても応援しています。この取組みをご理解いただき、皆様からのご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
なら歴史芸術文化村 村長 三原耕治様
経歴
昭和62年 奈良県庁入庁(行政職)
平成31年 なら歴史芸術文化村整備推進室長
令和3年 文化・教育・くらし創造部次長
令和4年 なら歴史芸術文化村 村長
文化財の継承・活用をはじめとする文化振興施策の推進拠点として「なら歴史芸術文化村」が令和4年3月21日、天理市にオープンいたしました。この施設では、文化財4分野(仏像等彫刻、絵画・書跡等、歴史的建造物、考古遺物)における見学可能な修復工房を有し、このうち、絵画・書跡等の工房内では、奈良県指定文化財である「栄山寺文書」の修理が行われており、学芸員との対話等も交えながら、その工程や技術、また、文化財継承の意義などをお伝えしております。
このたび榮山寺では、「国宝八角堂を奈良時代から未来へ紡ぐ」と題して、堂内に安置されている仏像修理のため、『栄山寺文書』に続く2回目のクラウドファンディングに挑戦されます。
奈良県内には大変多くの貴重な文化財がありますが、その保存・継承には、所有者様や行政機関だけでなく、多くの方々のご理解と支援が必要です。これまで長い年月を経て大切に守られてきた文化財を未来につないでいくことは、現代に生きる我々にとって大変大切な役割だと考えています。
このような修復プロジェクトに再び挑戦される榮山寺に心からの敬意を表し、なら歴史芸術文化村としても精一杯の応援をしてまいります。
早稲田大学准教授 下村周太郎様
榮山寺は日本屈指の古刹として知られています。創建から1300年あまり、門前を流れる吉野川とともに悠久の歴史を刻んできました。国宝・重要文化財を含む、貴重な文化財や歴史資料の数々が、今も寺内に伝えられています。しかし、長い時間の経過の中で、劣化や損傷が生じ、修復を要するものも少なくありません。
榮山寺では、昨年の古文書につづき、このたび、八角堂内の仏像についても、クラウドファンディングを活用して修復を行うご決断をされました。これらの仏像が安置されている八角堂は、奈良時代に建立された国内でも有数の歴史的建造物です。そこに、古代や中世にさかのぼる可能性もある木造の仏像が4体、安置されています。
しかし、木造であることは、火災や戦乱、自然災害などの非常時はもちろんのこと、日頃から風雨、湿気、太陽光、虫など様々な要因によって劣化や損傷が進んでしまうことを意味します。今回修復が予定されている4体の仏像も、例外ではありません。幾多の先人たちによって、時を越えて大切に守り伝えられてきた文化遺産を、未来に伝えていくことは、今を生きる私たちの責務だと感じていますが、そのためにも、適切な保存・修復の措置を講じることが大切です。
4体の仏像一つ一つが榮山寺の歴史を見守ってきた歴史の語り部です。今回の修復作業を通じて、それぞれの仏像にまつわる歴史が「再発見」されることもあるかもしれません。修復とは、ただ壊れかけているモノを直す、ということではなく、失われかけている歴史と文化をよみがえらせることだと思います。今回の修復が無事に達成されることを祈念しています。
ハンドメイド作家 Gemstone忍様
各所で天然石ブレスレット作り体験を開催しています。天然石が大好きなアラフィフ女子です。
春秋の特別拝観時に天然石ブレスレット作りのイベントをさせてもらっています。新緑や紅葉の榮山寺さんは大変美しいです。長い間残されてきた美しい大切な仏様を後世に残すクラウドファンディングを応援したいです。
宮本我休様
1981年京都生まれ。学生時代に服飾技術を学び、卒業後京都の仏像彫刻工房にて仏像の彩色を手掛けたことをきっかけに仏像彫刻の世界に入る。九年間の修行の後、平成二十七年四月に独立、京都西山に工房を構え「宮本工藝」を設立する。現在は京都市南区に新工房を移し、弟子三人と共に日々仏像・仏具、その他木彫刻の研究、制作に励む。学んだ服飾技術を活かし、リアリティのある衣紋表現を得意とする。平成二十七年度京の若手職人。京もの認定工芸士 認定番号第128 号。
私と榮山寺さんとのご縁は一日彫刻教室のご要請をいただいてからになります。歴史のあるご本堂の中で神々しい御本尊と諸仏を前にした教室はとても印象深く、貴重な時間となりました。
榮山寺には国宝をはじめ、様々な文化財が蔵されています。その中で八角堂内の諸仏の修復をご用命いただきましたことは私にとって大変名誉なことであり、行進の育成においても重要な仕事となります。これまで数百体の修復に携わってきた経験を最大限活かしてこの大事業に臨む所存です。
そしてこの大事業の最大の障壁である修復資金をこの度クラウドファンディングで募られるということをお聞きし、僭越ながら返礼品でご協力させていただくことになりました。返礼品は音声菩薩の香合仏。蓮華状の蓋を開くと、私自ら描き上げた音声菩薩が現れます。千年以上の時を経て遺された神々しい御姿、剥離した箇所もお像の歴史と捉え再現しました。
ぜひ音声菩薩の功徳を傍らに持ち歩いていただきたいです。それもこれも目標金額を達成しなければ幻となります。どうかご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
●プロジェクトに関するご留意事項
・クラウドファンディングでの支援は税制控除の対象になりませんのでご注意ください
・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
・ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
・ ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 宗教法人 榮山寺
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年11月30日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
八角円堂内の4体の仏像修復費(応急処置としての修復)
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 一般個人ならびに企業からの寄付で補填します。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
はじめまして。学晶山 榮山寺です。 榮山寺は、養老3年(719年)に藤原武智麻呂公が開創した藤原南家の菩提寺です。 ご本尊は、秘仏薬師如来坐像です。日光菩薩と月光菩薩を脇侍としており、眷属として十二神将を従えています。 奈良時代から今に残る国宝八角堂は、法隆寺と並びとても貴重な建造物となっています。また、内陣の壁画も剥落が進んではいますが、奈良時代のまま残っており当時の技術や藤原南家を知ることができる御堂となっています。八角堂御本尊は阿弥陀如来坐像。 境内には国宝の梵鐘があります。 銘文から延喜17年(917年)に作られ、四面に菅原道真の撰、小野道風の書と伝えられる陽鋳の銘文があります。 京都の神護寺、宇治の平等院の鐘と共に「平安三絶の鐘」として知られています。 奈良時代から1300年続く榮山寺は、たくさんの文化財、色々な時代を知ることができます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
80,000円+システム利用料
P|【追加コース】クラウドファンディング限定 宮本我休仏師作 音声菩薩香合仏(レリーフ)
・お礼の手紙
・仏像の胎内にご芳名納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1組5名様まで)
※有効期限は発行から1年間です
・音声菩薩御朱印
・宮本我休仏師作 音声菩薩香合仏(レリーフ)
- 支援者
- 5人
- 在庫数
- 25
- 発送完了予定月
- 2023年11月
10,000円+システム利用料
A|榮山寺特別御朱印コース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
・音声菩薩限定御朱印
・切り絵御朱印二種類
- 支援者
- 65人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
10,000円+システム利用料
B|榮山寺オリジナルポストカードセットコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
・ポストカードセット(榮山寺に安置されている十二神将、八角堂の阿弥陀如来像)
- 支援者
- 7人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
10,000円+システム利用料
C|榮山寺オリジナルお線香コース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
・榮山寺限定お線香
- 支援者
- 27人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
10,000円+システム利用料
D|榮山寺オリジナルクラウドファンディング限定クリアファイルコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
・クラウドファンディング限定クリアファイル
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
30,000円+システム利用料
E|榮山寺オリジナルグッズコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
・音声菩薩限定御朱印
・切り絵御朱印二種類
・ポストカードセット(榮山寺に安置されている十二神将、八角堂の阿弥陀如来像)
・榮山寺限定お線香
・クラウドファンディング限定クリアファイル
- 支援者
- 10人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
50,000円+システム利用料
F|【現地で応援】榮山寺護摩祈祷済お札
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1組5名様まで)
※有効期限は発行から1年間です
・音声菩薩限定御朱印
・切り絵御朱印二種類
・ポストカードセット(榮山寺に安置されている十二神将、八角堂の阿弥陀如来像)
・榮山寺限定お線香
・クラウドファンディング限定クリアファイル
・榮山寺護摩祈祷済お札
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
100,000円+システム利用料
G|【現地で応援】お札+住職の案内付き拝観+クラウドファンディング限定 宮本我休仏師作 音声菩薩香合仏(レリーフ)
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1組5名様まで)
※有効期限は発行から1年間です
・音声菩薩限定御朱印
・切り絵御朱印二種類
・ポストカードセット(榮山寺に安置されている十二神将、八角堂の阿弥陀如来像)
・榮山寺限定お線香
・クラウドファンディング限定クリアファイル
・榮山寺護摩祈祷済お札
・国宝八角堂内陣装飾画 宮本我休仏師作 音声菩薩香合仏(レリーフ)
・住職によるお寺ご案内(要予約)
※有効期限は発行から1年間です
※現地までの交通費は別途ご負担いただきます
※詳細はクラウドファンディン終了後ご連絡いたします
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 2
- 発送完了予定月
- 2023年11月
300,000円+システム利用料
H|【現地で応援】お札+住職の案内付き拝観+榮山寺文書『後亀山天皇綸旨』再現レプリカ
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1組5名様まで)
※有効期限は発行から1年間です
・音声菩薩限定御朱印
・切り絵御朱印二種類
・ポストカードセット(榮山寺に安置されている十二神将、八角堂の阿弥陀如来像)
・榮山寺限定お線香
・クラウドファンディング限定クリアファイル
・榮山寺護摩祈祷済お札
・榮山寺文書『後亀山天皇綸旨』再現レプリカ
・住職によるお寺ご案内(要予約)
※有効期限は発行から1年間です
※現地までの交通費は別途ご負担いただきます
※詳細はクラウドファンディン終了後ご連絡いたします
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年11月
500,000円+システム利用料
I|【現地で応援】お札+住職の案内付き拝観+宮本我休仏師作 音声菩薩香合仏(レリーフ)+『後亀山天皇綸旨』再現レプリカ
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1組5名様まで)
※有効期限は発行から1年間です
・音声菩薩限定御朱印
・切り絵御朱印二種類
・ポストカードセット(榮山寺に安置されている十二神将、八角堂の阿弥陀如来像)
・榮山寺限定お線香
・クラウドファンディング限定クリアファイル
・榮山寺護摩祈祷済お札
・国宝八角堂内陣装飾画宮本我休仏師作 音声菩薩香合仏(レリーフ)
・榮山寺文書『後亀山天皇綸旨』再現レプリカ
・住職によるお寺ご案内(要予約)
※有効期限は発行から1年間です
※現地までの交通費は別途ご負担いただきます
※詳細はクラウドファンディン終了後ご連絡いたします
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 5
- 発送完了予定月
- 2023年11月
5,000円+システム利用料
J|【特別なリターン不要な方向け】お気持ちコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
- 支援者
- 31人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
10,000円+システム利用料
K|【特別なリターン不要な方向け】お気持ちコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
- 支援者
- 21人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
30,000円+システム利用料
L|【特別なリターン不要な方向け】お気持ちコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
- 支援者
- 8人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
50,000円+システム利用料
M|【特別なリターン不要な方向け】お気持ちコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
- 支援者
- 3人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
100,000円+システム利用料
N|【特別なリターン不要な方向け】お気持ちコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
500,000円+システム利用料
O|【特別なリターン不要な方向け】お気持ちコース
・お礼の手紙
・仏像の胎内に御芳名を納入(希望制/イニシャル可)
・拝観ご招待券(1名様)
※有効期限は発行から1年間です
- 支援者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年3月
プロフィール
はじめまして。学晶山 榮山寺です。 榮山寺は、養老3年(719年)に藤原武智麻呂公が開創した藤原南家の菩提寺です。 ご本尊は、秘仏薬師如来坐像です。日光菩薩と月光菩薩を脇侍としており、眷属として十二神将を従えています。 奈良時代から今に残る国宝八角堂は、法隆寺と並びとても貴重な建造物となっています。また、内陣の壁画も剥落が進んではいますが、奈良時代のまま残っており当時の技術や藤原南家を知ることができる御堂となっています。八角堂御本尊は阿弥陀如来坐像。 境内には国宝の梵鐘があります。 銘文から延喜17年(917年)に作られ、四面に菅原道真の撰、小野道風の書と伝えられる陽鋳の銘文があります。 京都の神護寺、宇治の平等院の鐘と共に「平安三絶の鐘」として知られています。 奈良時代から1300年続く榮山寺は、たくさんの文化財、色々な時代を知ることができます。