障害者の可能性を閉ざさない フィリピンたった1つの盲学校の挑戦

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寄付総額

9,995,000

目標金額 8,000,000円

寄付者
195人
募集終了日
2017年2月15日

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2017年02月06日 15:36

それでも学校に通い続ける理由(その1)

 4年前の話になりますが、当時大学生だった私は、同じくマニラで大学に通っていた視覚障害学生10人に、これまで受けてきた教育環境や学校での経験についてインタビューをしました。

  

 内容は大きく四つで、

「授業には参加できていますか?」「先生方はあなたのニーズを理解してくれますか?」「学校で友達はできていますか?」、そして「高等教育まで進もうと決めた理由は何ですか?」でした。

 

 高校までずっと、あるいは大部分の期間盲学校に通った半数にとって、全ての授業に参加し、友達ができるのは当たり前のことなのですが4年以上地域の学校に通った経験があるその他5人の答えは異なりました。

 

 まずは「授業には参加できていますか?」についてです。この問いに関して、5人中4人が体育の授業には参加したことが無く、ほぼ全て見学だったと答えています。唯一1人、全盲の男子学生だけは、彼の小学校時代には視覚障害者が8人、高校時代には10人いたので、視覚障害学生だけを集めての体育があったと答えています。

 

 体育が基本的には見学だったと答えている4人の中で、授業内容がダンスなどの時だけ参加していた学生もいるようなのですが、

「結局ダンスのステップを教えている時にはみんなに付いていくことができなかった。先生はただ『こうしなさい、ああしなさい』って言うだけで、僕は先生がどんな動きをしているか分からないし、周囲は自分のことに必死で誰も教えてはくれなかった」というのが彼の経験です。

 

弱視の学生に関しては、参加できる内容の時は参加していたようなのですが、球技などには参加できないので、その場合実技がレポートへの代替えになっていたそうです。休みの日などを使って、サッカーやバスケットボールの試合を見に行ってその感想を書いたり、その他のスポーツのルールや歴史を調べてレポートを書いたりしていたようです。

 

 

 

盲学校で学ぶ男子学生

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