植物が教えてくれること

 

ガーデンには約70種を超えるハーブたちがすくすくと生育中です。
数日前まで雨が少なかったため、栽培種だけに水やりをしていましたが、この2~3日の雨でいっきに雑草が・・・。
やはり、長年そこで繁殖している植物たちは強いですね。
このガーデンでは、基本的に雑草取りはしません。
ここは生産農地でもなければ、観賞用のガーデンでもないからです。
栽培種に悪影響を与えなければ、それでいいのです。

 

着手した当初は雑草取りをしていました。
しかし、砂地であるがゆえに雑草を取った後、大地がどんどん乾いていくのです。
栽培種に害虫の被害が出はじめ、どんどん弱まっていくのです。

 

根本的に間違っていたことに気付きました。

 

大地は、そこに必要な植物が根付くことを望んでいるのです。
つまり、雑草こそが大地を癒し、土を豊かにする。
大地を修復するカギなのです。

 

それからは、雑草を根こそぎ取り除くことをやめて、トップカット(成長しすぎた分をカット)にしました。
そうすると、大地がうるおい、害虫被害も減り栽培種の育成がとても良くなっていったのです。

 

植物が与えてくれるもの

 

「草取りがたいへん。どうにかなりませんか?」
戸建ての住宅を設計し、住みはじめて最初の夏にこのような相談を受けます。」
その雑草の多くがスギナ。

 

しかし、このスギナ。
身近なハーブとして、また、現代人にとって、最も必要なハーブかも知れません。
スギナは利尿作用が高く、身体の中の老廃物や毒素を速やかに外へ排出してくれるのです。
使い方は簡単。乾かしてお茶にするだけ。飲んだ分以上の水分(尿)が出ます。笑)

 

しかも、この飲んだ分以上の水分こそがむくみの正体でもあるのです。
むくみが取れて、老廃物や毒素を排出できる優れたデトックス効果がスギナにあるのです。

 

数年前、甲状腺疾患の影響で腎臓機能が落ちて通風発作になったことがあります。
この時、いろいろな利尿作用のあるハーブを試しましたが、スギナが最も効果が高かったのです。

 

スギナだけだと美味しくないので、他のハーブとブレンドして美味しく飲み続けた結果、1週間後には尿酸値が通常値に戻り、医師もびっくりしていたくらいなのです。

 

大地は植物と共に

 

スギナは酸性の土を好んで生えてきます。
しかし、スギナ自体はアルカリ性。
スギナはある一定程度増えたら枯れていきます。
そして、スギナが土に還ることで大地は酸性が中和されていくのです。
同じような植物としてセイタカアワダチソウがあります。
猛威を振るうように増えていきますが、やがて一斉に枯れていきます。

 

大地の時間軸はひとのそれとは違います。


大地は大地の時間を歩んでいきます。

 

ひともそれぞれ成長の時間が違います。
それぞれの成長に合わせた社会こそが多様性を認めることにつながるのだと思います。

このガーデンは、多様な品種のハーブたちが脇役の雑草たちと共に自然のままに成長しています。
互いに認め合うこのガーデンは、ひとに大地にやさしくなれる場所なのです。

 

 

ご協力・ご賛同ありがとうございます。
残すところ、あと2週間になりました。
引き続き、シェア・拡散いただけますとハーブもミツバチたちも、大地もひとも喜びます。
よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

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