純国産天然榊で挑む村おこし!〜産業化に向けた実証実験始動へ〜

純国産天然榊で挑む村おこし!〜産業化に向けた実証実験始動へ〜

支援総額

1,152,000

目標金額 1,000,000円

支援者
73人
募集終了日
2019年12月26日

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2019年11月17日 06:00

第三話 榊の栽培の第一歩

 前回の話の静岡へ視察に行った際に、素晴らしく整った枝ぶりの良い榊を見せてもらった。その榊に一目ぼれ💗 産地はどこか尋ねたら九州でした。

 早速、九州の現地に問合せしたら、やはり厳選された特別な榊だった。

良質な榊の穂木だけを繰り返し挿し木で増植した改良品種であった。

そうそう簡単に入手できるものではなかった。一度は現地に足を運んでこの目で確かめたかったが、流石に九州まで行くことは実現できなかった。

 

 国内産榊の生産量の多い県は、和歌山県、鹿児島県、静岡県、高知県、愛知県である。やはり榊は温暖な地域を好むため岐阜県では厳しいかも? 東白川村辺りは北限かもしれない?などと思いながら、生産量の一番多い和歌山県を訪問することにした。

 今から3年前(平成28年)12月に和歌山県を訪問し、県庁の担当の方にお世話になった。 和歌山県は、最盛期(平成8年頃)に県全体で9億円産業であったのが、現在は2億円まで減少したそうだ。減少のの原因は、①乱伐・盗伐が横行し採取地が奥地化してきた。②生産者の高齢化で供給力が低下してきた。③昭和60年頃から人工栽培を開始したが、後継者の確保も難しく、病害虫、獣の食害が増え管理が出来なくなった。との説明であった。 

 日本一の榊の産地と言えども非常に厳しい状況を目の当たりにしてきた。 他の産地も同じような状況にあるようだ。

 このような状況の中、これから始めようとする東白川村にとってどう捉えるかが判断しがたいところであるが・・・

私は、山積する課題を最初から想定した取り組みを行えば、大きなチャンスと捉えた。

 こうして「一般社団法人山に生きる会」の社員総会において、「榊を東白川村の特産品にする」ことを提言し、榊の栽培を手掛けることにした。 

 

 まずは苗づくりから・・・前村長の安江氏を講師にお願いし、榊の挿し木の講習会を行った。 安江氏は、以前に蚕産業から茶業に転換した時代に茶苗を相当多く挿し木をした経験があり、その手法を教わった。

 今年の4月には、種を蒔いて育てた苗、挿し木の苗等、会員が育成した苗を持ち寄り一ヶ所に仮植えした。 まだ、山に植えるには小さいので、後1~2年は畑で育てる予定だ。

 この時点での課題は、苗木は、実生苗と挿し木苗とあるが品種が一定でないのでどのような形状の榊ができるのか不明である。それをどう見極めるかである。

 

何も課題が解決できてないが、とりあえず榊栽培の一歩を踏み出した。

 

 (写真:会員が育てた榊の苗を持ち寄り畑に仮植えしているところ)

リターン

3,000


リターン不要の方【3,000円コース】

リターン不要の方【3,000円コース】

・お礼の手紙
・活動報告書

申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2020年4月

10,000


リターン不要の方【10,000円コース】

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・お礼の手紙
・活動報告書

申込数
62
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