純国産天然榊で挑む村おこし!〜産業化に向けた実証実験始動へ〜

純国産天然榊で挑む村おこし!〜産業化に向けた実証実験始動へ〜

支援総額

1,152,000

目標金額 1,000,000円

支援者
73人
募集終了日
2019年12月26日

    https://readyfor.jp/projects/higashishirakawamura?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2019年11月16日 06:00

第二話 榊 は、荒廃茶園の救世主になるか・・・?

 4年ほど前、榊の先進地視察という事で静岡県の榊を販売している会社を訪問した。なぜ静岡なのかというと、静岡もお茶の産地で荒廃した茶園を活用しているという情報を聞いたからです。

 榊は半日陰地が適しているが、日当たりの良い茶園でもいいのだろうか?と疑問であった。現地に行ってみると実際には、榊ではなくヒサカキであった。

 ヒサカキは、主に関東より北の地域で榊と同様に使われているようである。

ヒサカキは、地域によって呼び名が違うようですが、東白川村ではカワチャと呼ばれているものだと思う。

 ヒサカキは、自生しているし販路もあるし、日当たりの良い所でも可能であれば荒廃しつつある茶園の救世主になるのでは・・・と、期待感をもち視察を終えた。

 

 翌春、山には榊、日当たりのいい茶園跡地にはヒサカキの植栽を試みた。

ヒサカキは、思った以上に生長も早く順調に育った。

2年目の春、状況を見に行ってみるとショッキングな光景が入ってきた。

何者かが、ヒサカキを丸坊主に食べてしまっていたのです。 この辺りは、カモシカがいるので、犯人はカモシカに違いない! 

 また、山の榊の状態も見にいったところ、こちらも見事に丸坊主・・・またまたショック⁉

いろいろ調べてみたら、榊やヒサカキはカモシカや二ホンジカを好んで食べ、特に冬から春にかけては、エサがないためその行動は著しいようである。

夏には、新芽が伸び多少は生長するが、その生長した分だけ翌春に食べられてしまう。 これでは何年経っても大きくはならない。 救世主もどこへ消え失せてしまった。

 

 その後、山に植えた榊の周囲には、海苔網のようなネットを張ったところ、中に飛び込んだ形跡はあるものの食害はかなり減った。やはり獣害対策は物理的に行うしかないのかな?・・・栽培を始めるにあたって大きな課題が出来てしまった。 同じ苦労をするのであれば、やはり榊だな!ということで、ヒサカキは一旦見合わせをすることにした。

 

 (写真・・・民家の近くでも、堂々と姿を見せるカモシカ)

リターン

3,000


リターン不要の方【3,000円コース】

リターン不要の方【3,000円コース】

・お礼の手紙
・活動報告書

申込数
24
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

10,000


リターン不要の方【10,000円コース】

リターン不要の方【10,000円コース】

・お礼の手紙
・活動報告書

申込数
62
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

3,000


リターン不要の方【3,000円コース】

リターン不要の方【3,000円コース】

・お礼の手紙
・活動報告書

申込数
24
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月

10,000


リターン不要の方【10,000円コース】

リターン不要の方【10,000円コース】

・お礼の手紙
・活動報告書

申込数
62
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年4月
1 ~ 1/ 10

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る