支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 105人
- 募集終了日
- 2022年9月30日
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- 現在
- 40,607,000円
- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 745,000円
- 支援者
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年末年始に孤立する若者からのSOS|緊急食糧支援2024 冬
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- 現在
- 5,436,000円
- 寄付者
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- 残り
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- 現在
- 2,755,000円
- 支援者
- 160人
- 残り
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倉敷市楯築墳丘墓出土特殊器台修復プロジェクト
#歴史
- 現在
- 2,490,000円
- 寄付者
- 211人
- 残り
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#国際協力
- 総計
- 124人
311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
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- 総計
- 295人
プロジェクト本文
終了報告を読む
はじめに
ページをご覧いただきありがとうございます。「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」実行委員会事務局の宗像 丈晴(むなかた たけはる)と申します。
「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」実行委員会は、広島県と2017年にノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)から、それぞれおよそ半数ずつのメンバーにより構成されており、核兵器廃絶という一致した目標に向け、運営しています。
本実行委員会は、広島県とICANが締結した覚書に基づいて、核兵器と安全保障を学び、世界に具体的に貢献し、グローバルに活躍できるリーダーの養成を目指す「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」を開講しています。
覚書を交わす湯崎英彦広島県知事(左)とICAN ベアトリス・フィン事務局長(右)
現在は、今年で4年目となる「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」を10~11月に開催するにあたり、その準備を進めています。
活動ビジョン
1945年8月に広島と長崎に投下された二つの原子爆弾によって、同年末までに広島では約14万人、長崎では7万人を超える方が亡くなられたと推計されています。生き残った方々も、核爆発によって大量に放出された放射線の影響により人体に深刻な障害が引き起こされ、今なお多くの方が障害によって苦しんでいます。
しかし、世界には依然として12,705発(2022年1月推計)もの核兵器が存在すると推計されています。そればかりか、核兵器を保有する国は1964年には5か国だったのが、今や9か国にまで増えています。核兵器の拡散防止のためのさまざまな国際的な努力にかかわらず、近年では、核兵器の小型化やサイバー技術の発展に伴う新たな核のリスクが高まっています。多くの国々が未だ、これらの核兵器によって国際的な安全が保たれるという考え方にとらわれています。
広島は、人類史上はじめて核兵器の非人道的な惨害を経験した被爆地として、核兵器に依存した安全保障からの脱却を世界に訴えてきました。
近年、核兵器の非人道性に関する認識が世界に広がり、2017年には国連で核兵器禁止条約が採択されました。これに貢献した世界の非政府組織(NGO)の連合体「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)は、同年ノーベル平和賞を受賞しました。
2019年、広島県とICANはパートナーシップを結び、世界の平和に貢献する若いリーダーを育てるための国際的なプログラムを広島で開始することとしました。こうして始まったのが「核兵器と安全保障を学ぶ広島ーICANアカデミー」です。その第1回が2019年に開催され、2020年、2021年はコロナ禍によりオンラインでの開催となりましたが、今年2022年は広島で開催すべく準備を進めています。
※これまでのアカデミーの様子の一部をホームページで公開しています。
2021年度(第3回) スペシャル・プログラム (オンライン開催)
2020年度(第2回) 公開ウェビナー (オンライン開催)
2019年度(第1回) 開講レポート (広島にて開催)
※昨年の参加者のインタビューを公開しています。
※プログラムは、以下の4つの内容を柱として構成されています。
○核兵器の人道的影響
○核兵器と安全保障に関する政治的・法的・技術的側面
○市民社会の活動
○核軍縮と安全保障のための外交と国連の役割
・講義はすべて英語にて実施されます。
・講師には国内外の専門家、国連関係者、各国大使、NGOメンバー等を迎えて実施しています。
※今年度の参加申込のページはこちらです。
このアカデミーには約30人の若者を世界中から募集する予定ですが、それぞれの国で世界の平和に貢献する、とりわけ開発途上国出身の参加者の渡航費を皆様に支援していただくため、このプロジェクトを立ち上げました。ぜひ皆様の温かいご支援のほどよろしくお願いいたします。
核兵器を持つ国、持たない国の若者たちが
それぞれの観点から議論を深める
「広島-ICANアカデミー」では、核兵器を持つ国と持たない国の両方から若者たちに集まってもらい、それぞれの観点から議論を深めることが重要だと考えています。
核保有国では、核兵器を持つことが国家の安全のために当然だという考え方が根強く、そのような国の若者には、広島が経験した核兵器の非人道的な影響をしっかりと理解して考えてもらう必要があります。
一方、非核保有国のなかには、核兵器問題に関する無知や無関心という問題があります。実際には、国連加盟国の圧倒的多数は非核保有国であり、その多くは開発途上国です。それらの国々の政府が行動したからこそ、核兵器禁止条約が国連で多数の支持を得て採択され、発効されました。
しかし、途上国の若者・市民にとっては、広島・長崎や核兵器の問題はまだまだ自分たちとは遠い問題であると考えられています。しかし、ひとたび世界のどこかで核爆発や核戦争が起これば、核兵器を持たない国も含め、世界中の人々が深刻な影響を受けるのです。
活動する上での課題
3年前の第1回は15人の参加者を受け入れました。昨年、一昨年はコロナ禍によりオンラインとなりましたが、それぞれ倍にあたる30人が受講し、様々な議論を交わすことができました。コロナの新型コロナの状況が上向いてきた今年は30人を広島に受け入れ、開講するべく準備を進めています。
世界でも2か所しかない被爆地を、実際に次世代のリーダーに見て、感じてもらい、核廃絶に向けた強い想いを世界に向けぜひ発信してもらいたいと考えています。
実行委員会では、現在のところ、参加者が広島に滞在してプログラムを受けるための費用は、提供することができています。
問題は渡航費です。現在広島県とICANでは、世界中から集まる若者たちの渡航費をカバーする財政的な力が足りません。とりわけ、核保有国の中でもアメリカや中国、イギリス、フランスといった経済大国からは、若者たちが自らお金を集めて渡航してくることが比較的容易です。
しかし、非核保有国とりわけ途上国ではそのような目的の寄付金や奨学金がほとんどないのが実態です。この部分をサポートするために、皆さんのご協力をお願いしたいのです。
実際に広島で実施ができた2019年には、マレーシアやミャンマー、南アフリカなどの国から応募がありました。大変に有望な若者たちでありましたが、実際の渡航にあたっては、財政的な問題で最終的に断念せざるをえなかった応募者もいらっしゃいました。これらの国々は、政府レベルでは核兵器廃絶のための積極的な発言を国連で行っています。そうした国の若いリーダーを広島で育成することができれば、将来に繋がる大きな貢献になるでしょう。
また、核実験で特に被害を受けてきたのは、マーシャル諸島などの太平洋諸国です。こうした地域の若者に参加してもらえれば、核兵器の影響に関する議論がさらに多角的に深まるはずです。
しかし、これら太平洋諸国から日本に渡航するのは所得水準や航空運賃の問題から、大きな困難を伴います。核保有国はもちろんのこと、アジア太平洋、アフリカ、ラテンアメリカなどの非核保有国からも幅広く若者たちを集め、核兵器の問題をグローバルな人類全体の問題としてとらえていくことが「広島-ICANアカデミー」の成功の鍵を握ります。
ぜひ皆さまのサポートをお願いします。
いただいたご支援でできること
今回皆様からいただいた支援金は、広島への渡航について、経済的に困難を伴う参加者、とりわけ開発途上国出身の参加者の渡航費として大切に使用させていただきます。
皆様に御支援いただくことにより、たとえ有望で意欲的な若者であっても、経済的な問題から不参加を余儀なくされるような若者への門戸が開かれ、核兵器廃絶に向け、グローバルに活躍できるリーダーへと成長してもらうきっかけとすることができます。
また、核兵器廃絶に向けた状況がかつてないほど厳しくなっている中、核兵器廃絶に向けた具体的な協力をクラウドファンディングという形で皆様にお願いすることにより、世界中に方々と核兵器に関する問題を共有し、考えるきっかけとしたいと考えております。
●資金使途
参加者に交付し、渡航費用の補助として、使用させていただきます。
参加者は、今後の選考の過程で決定します。
・補助対象者:主として、経済的に日本への渡航が難しい国出身の方 およそ3~4名。
・募集方法:申し込みの際に、補助の希望を受け付け、その中から対象者を決定します。
・補助額:一人当たり、25万円程度を想定しています。
※今後の航空券料金の変動により、対象人数が変動することがあります。
・決定方法:以下により決定します。
- 申込時の課題エッセイの内容
- 参加者の多様性の観点から、国籍、人種、民族、性別等を考慮し、できる限り偏りの出ないよう選考します。
・必要に応じ、応募者からヒアリングを実施します。
●実施スケジュール
9月中旬 参加者決定
11月上旬~中旬(予定) アカデミー 広島セッション 開講
参加者からのメッセージ
【ヤニス・カペルマン(ドイツ/2019年参加)】(動画はこちら)
チャンスがあるなら参加するべきだと思います。実際の被爆者の方と話すなど、広島でなければできないし、貴重な経験をすることができました。広島で、核兵器についてより深く学び、核兵器をなくすために何をすべきか学ぶことは、これまでの人生でも、最も意義深い体験だったと思います。
【ツブシンジャガル・ドルジナムジム(モンゴル/2020年参加)】(動画はこちら)
もしこのプログラムに興味を持っているなら、私は自信を持ってお勧めしたいです。被爆者の方から直接お話を聞いたり、核軍縮の専門家の方とお話する機会など、一生に一度の機会だし、それに加えて、核兵器にまつわる国際法や現在の国際政治についても学ぶことができる貴重な機会を、ここで得ることができます。
【イルヤ・クルシェンコ(ロシア/2020年参加)】(動画はこちら)
なぜこのアカデミーに参加するべきか。それは「ネットワーク」があるからだと思います。私たちは世界中のそれぞれの場所で暮らしているが、考えに迷うこともあれば、孤独に感じることもあります。
しかし、このアカデミーで得る「ネットワーク」は、考えを共有したり、広めたり、ひとつにまとめることもできます。これは、まさに今、世界に必要なことだと思います。アカデミーに参加して、世界中に考えをシェアできる友を見つけ、そして世界の平和のために何ができるか、考えましょう。
プロジェクトに掛ける想い
将来、外交官や国連職員、国際NGO職員を志す世界中の様々な国や地域の若者が、被爆の実相や、核兵器と安全保障について正しい知識を身に着けることは、核兵器廃絶に向けた国際的な共通認識をつくるために極めて重要なことです。
今回のプロジェクトを通して、外交官や国連職員、国際NGO職員を志す世界各国・地域の若者が、核兵器と安全保障をめぐる様々な問題についての理解を深め、将来、核兵器廃絶に具体的に貢献することが可能になります。
今年8月6日に、広島で開催された平和記念式典で、グテーレス国連事務総長は以下のように述べられました。
今こそ、平和を拡散させるべき時です。
被爆者の方々のメッセージを聞き入れてください。
「もう二度と、広島の悲劇を引き起こさないでください。もう二度と、長崎の惨禍を繰り返さないでください。」
そして今日ここにいる若い世代の皆様へ。
被爆者の方々が始められた任務を成し遂げてください。
世界は、この地、広島で起こったことを決して忘れてはなりません。
私たちは、ここ広島から、その任務を成し遂げる志ある若きリーダーに巣立っていってもらい、世界に向け平和のメッセージを発信してもらいたい、と考えています。
その大きな、直接的な助けとなるのが、皆様の温かいご支援です。皆様のご支援により、ひとりでも多くの志ある若者がここ広島に集まり、成長してくれることを私たちは心より望んでいます。
なにとぞ、皆様の温かいご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 栗原 あゆみ(核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー実行委員会)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
2022年11月に実施予定の,「広島-ICANアカデミー 広島セッション」参加者への渡航費用補助として,使用させていただきます。(1名あたり目安 / 25万円程度)
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プロフィール
広島県と2017年にノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)が協力し、核兵器と安全保障を学び,グローバルに活躍できるリーダーの養成を目指す、「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」を開講しています。 「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」実行委員会は、広島県とICANから、それぞれおよそ半数ずつのメンバーにより構成されており、核兵器廃絶という一致した目標に向け、運営しています。
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リターン
5,000円+システム利用料
5,000円応援コース
●感謝のメールをお送りします
●実施報告書をお送りします。(PDF形式でメールで送付)
●「国際平和拠点ひろしま」のHPに,お名前を掲載させていただきます。イニシャル,ニックネーム(10文字まで)も可能です。
※掲載するHPのURL:https://hiroshimaforpeace.com/
※注意事項:このリターンに関する条件の詳細については、リンク先
(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
- 申込数
- 56
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年12月
10,000円+システム利用料
10,000円応援コース
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5,000円+システム利用料
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広島県と2017年にノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)が協力し、核兵器と安全保障を学び,グローバルに活躍できるリーダーの養成を目指す、「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」を開講しています。 「核兵器と安全保障を学ぶ広島-ICANアカデミー」実行委員会は、広島県とICANから、それぞれおよそ半数ずつのメンバーにより構成されており、核兵器廃絶という一致した目標に向け、運営しています。