1匹でも多くの命の幸せのために、保護活動を継続していきたい！

残り一週間となりました。

カウントダウンです。

最後までお付き合いよろしくお願いいたします。

 

今日のほごっこファイルは

ほごっこ♡ＣＡＦＥの「やさぐれ組」

三郎&ミッチー&スバルです。

左からスバル・三郎・ミッチー

 

三郎は約2歳半、スバルとミッチーは約半年で

ほごっこ♡ＣＡＦＥにやってきました。

元野良猫です。

この子達がいた場所は、残念ながら猫好きではない人達が

多くいて、棒で追い掛け回されたり石を投げられたりしました。

そんな中、三郎がまだ子猫だったスバルとミッチーを

守ってきました。

餌やりさんが人目を盗んで餌をやると

三郎はスバルとミッチーを先に食べさせ

自分は最後に食べてたそうです。

毒エサを撒かれるという事件が起きて

この子達が殺されてしまうことを心配した餌やりさんから

相談を受けて、捕獲から去勢手術までしていただくことを条件に

引き受けることにしました。

 

ほごっこ♡ＣＡＦＥに来た3匹は

隠れるか

逃げるか

威嚇するか

スバルとミッチーの側には

三郎がいて常に守っています。

私のことを敵だと思っているので

カーッッ！！て唸って

一切近寄らせようとしませんでした。

 

1ヶ月経っても、2ヶ月経っても

一向に心を開いてくれません。

ご飯はよく食べてたし

他の猫ともトラブルはなかったので

問題はなかったけど

前を通るだけで「カーッ！！」って

怒られる日々です。

大人げない私は、時々「カーッ！！」って

言い返したりして余計に怒らせてました。

 

私にはキツイ三郎ですが、

餌やりさんが会いに来ると

「ニャ～ン♡」と甘えた声を出して

擦り寄ります。

厳しい生活の中、唯一の救いは

餌やりさんの存在だったのでしょう。

猫は薄情だと思っていましたが

三郎はとても情の厚い猫です。

 

三郎は猫にはとても優しいので

三郎組に仲間入りする子もチラホラ

 

私には慣れてくれないけど

3匹とも、ここでの暮らしは落ち着いたようです。

 

5カ月目で

三郎が突然私に擦り寄るようになりました。

「甘えたい・・・でも甘えられない」

そんな葛藤はどことなく感じ取っていたのですが

頑張って壁をぶち破ったようです。

 

今ではとっても甘えん坊です。

 

ミッチーとスバルは三郎ほど

触らせてはくれませんが

三郎に見習ってこれから少しずつ

変わっていくと思います。

 

ほごっこ♡ＣＡＦＥは

傷ついた犬や猫達の

リハビリ施設みたいなところです。

一度傷ついた子達が二度と傷つかないためには

その子達も可愛がられる子に変わっていかないと

いけません。

例えどれだけ遠回りになっても

じっくりと時間をかけて人に慣らしてから

里親探しをします。

 

ご来店いただくお客様には

犬や猫を人に慣らさせるという

大切な役割がございます。

ご協力よろしくお願いいたします。