
避難民の方のストーリー (1)
皆さま、こんにちは!
IVYイラク事務所の片野田です。
これまで、53人の方々にご寄付いただきました。
ご支援ありがとうございます!
しかし、12月19日までに、目標の150万円を達成しなければ
せっかくいただいた寄付金も返金となってしまうので
これからも広報を頑張ります!
以前、イラクで暮らす避難民の方々について知っていただこうと
キャンプに住んでいたザイドさんのお話を掲載しました。
今日は、別の方のインタビューを読んでいただきたいと思います。
お話を伺ったのは、時々イラク事務所でも働いてもらっている
アイタンさん(仮名)です。
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私は41歳で、夫と4人の子どもがいます。2014年より前は
イラク北部のモスル市から、約30km離れた町に住んでいました。
夫は、自営業をしていて、私は、仕立て屋さんとして働いていました。
子ども達は、学校に通っていました。
近所の人たちとも、良い関係を築けていました。
当時の私たちの生活は、素朴で普通でした。
政治的な問題や、いざこざには関わらないようにして
ただ平和な暮らしを続けたかった。それだけなのです。
2014年の夏、突然、過激派組織ISがモスル市を占領しました。
ISがどれだけ残酷なのかを聞いていたので、近くまで来たことを知って
すごく怖かったです。
町役場の人や軍人たちは
「ここは大丈夫だから、心配する必要はない」と言っていました。
しかし、2014年の8月14日、恐ろしく激しい爆発音が聞こえました。
ISが、とうとう私たちのところまで、やってきたのです。
町の住人は、みんな恐怖を感じて、避難を始めました。
でも町には、公共の交通手段がなく、私たちは車も持っていませんでした。
2-3時間かかって、ようやく友達の車に乗せてもらえることになりました。
お金と貴重品、ほんの少しの服だけを持って、町を出ました。
家や、ほとんど全ての生活用品は、置いていくしかありませんでした。
私たちは、安全な場所を目指して
東にある、エルビル市の方向へと向かいました。
私たちの、町からエルビル市までは、普段なら車で1時間位です。
でも、このときは、何千、何万人もの人々が押し寄せていたので
県境にある検問所にたどり着くだけで、4時間かかりました。
検問所に行くのに、15時間かかった親戚もいました。
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次回に続く。次回は、アイタンさんの避難生活について書きます。
2014年6月、モスル市より避難し、検問所にたどり着いた家族
(写真は、NPRより)
避難民の方々は、どんな思いで、自分の家や町から避難したのでしょうか。
イラク全土で、避難民の方々は300万人います。
一人ひとりが、つらい過去を抱えながら暮らしています。
イラクも、もう冬です。キャンプに住む避難民の方々に
温かいご支援をよろしくお願いいたします。
【アイタンさんのインタビューの続きは、こちら。】
ギフト
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