プロジェクト終了報告
ご支援いただいたみなさまへ。
全国的に寒さ厳しい新年を迎えましたが、
お元気でお過ごしでしょうか?
日頃よりお世話になっております。
『自分でやる防災 研究・普及所』所長の佐野哲史です。
昨年4月5月の2ヶ月間に渡って、READY FORを通じて、
大切なご寄付金を賜りまして、誠にありがとうございました。
みなさまの温かいご支援に、改めて心より御礼申し上げたく、
筆を執りました。
そして、みなさまのご支援のおかげで、
『自分でやる防災 研究・普及所』立ち上げを、無事行なう
ことができました。
以下、昨年6月から12月の間の活動報告をさせてください。
★活動報告
■完遂できたもの
□防災LINEメルマガ配信
・ご支援者対象に、8月から配信を開始しました。
・1月3日現在で、最も早い方は全50通のうちNo.16まで
読まれています。
□ウェビナー実施(6月28日から8月28日にかけて)
・ご支援者対象に、
「大規模災害と避難所の基礎知識/在宅避難という選択肢」
という内容で、通算11回実施しました。
□新・避難訓練実施
・愛知県・豊橋中央高校(8月31日、9月1日)
・愛知県・岡崎城西高校(11月10日)
・いずれも、生徒と先生方の有志のチームを組成し、
当研究・普及所の知見を入れ、
「当事者として」ともに作り上げた避難訓練でした。
□西日本豪雨・台風15号19号のケーススタディ収集
・2018年西日本豪雨で被災された広島県の方2名
・2019年台風15号水害で被災された千葉県の方1名
・2019年台風19号水害で被災された宮城県の方2名
・2019年台風19号水害で被災された東京都の方1名
…以上6名の方に取材し貴重な知見を得られました。
さらに今後も取材の予定が入っております。
□オンラインセミナー等充実のための基盤整備
・ZOOMへの課金強化
・カメラなど映像周りの改善
・マイクやヘッドフォンなど音響周りの改善
・(ウェビナー実施時等の)スタジオのレンタル
これらは、NEXT GOAL設定後に掲げたものでしたが、
ご支援のおかげで早速取り組むことができました。
■途中のもの、未着手のもの
□宮城 保育園向けの講演会
・本件は、依頼者側の事情で実施延期になっています。
状況の変化次第、実施見込みです。
□『自分でやる防災 研究・普及所』ウェブ制作
・本件は、初期ページオープン後、事業の進捗に伴う
ウェブコンテンツの改変が相当量必要となっているため、
一旦保留にしております。
・来年度期首の完成を目標にしております。
□自主防災コンテンツの英訳
・本件は、他の事業で手一杯のため未着手です。
・来年度以降に延期して着手の計画です。
…以上です。
2021年以降にずれ込んでしまったものがいくつかあるものの、
これらの成果を受け、いくつかの企業、自治体から新たな案件を
受注することにも繋がっており、全ては、賜ったご支援のおかげ
だと思っております。
続きまして、収支報告です。
★収支報告
☆収入の部
■寄付金 ¥4,412,000
総計 ¥4,412,000
☆支出の部
【消化済み】 ¥3,633,876
■『自分でやる防災 研究・普及所』ウェブ制作費
ウェブ制作費(現状完成分) ¥100,276
■防災LINEメルマガ配信システム構築費
ケーススタディ取材謝金 ¥250,000
配信システム利用費等 ¥250,000
■愛知・防災訓練アップデートプロジェクト関連費用
□豊橋中央高校
基本設計及びプログラム開発費 ¥300,000
各種ワークショップ実施費 ¥150,000
事前学習会及び防災訓練実施費 ¥150,000
旅費交通費 ¥255,200
□岡崎城西高校
基本設計費 ¥100,000
(※上記以外の費用は、他手段で調達の上実施)
■運営スタッフ人件費
プロジェクト事務局人件費(3〜6月)¥1,041,200
■READYFORへの手数料
・システム利用手数料. ¥825,044
・早期入金サービスオプション料金 ¥33,000
■オンラインセミナー等充実のための基盤整備
・ZOOMへの課金強化 ¥52,800
・カメラ、マイク等機材への投資 ¥66,000
・ウェビナー時スタジオレンタル ¥13,200
■その他
消耗品費等 ¥47,156
【未消化・留保分】 ¥778,124
■『自分でやる防災 研究・普及所』ウェブ制作費
ウェブ制作費(今後制作分) ¥399,724
■西日本豪雨・台風15号19号のケーススタディ収集関連費用
旅費交通費(今後取材分) ¥323,400
(※期間中は、コロナ禍下でオンライン取材が中心)
■自主防災コンテンツの英訳関連費用 ¥55,000
(※来年度以降に延期の上、実施の予定)
総計 ¥4,412,000
最後に、リターンの発送状況についてです。
★リターンの発送状況
■感謝のメール
全員に発送完了しています。
(※何らかの事情でメールアドレスが使用不可の方々を除きます。)
■報告書(PDF)進呈
2021年2月中に、PDFデータ形式のものをメール添付して発送予定です。
■防災LINEメルマガの1年分ご購読
・1月3日現在で、最も早い方は全50通のうちNo.16まで読まれています。
・ただ、購読の権利をお持ちにも関わらずお手続をされていない方が多数
いらっしゃいます。
・そうした方々には近日中にお手続のご案内を改めてさせていただきます。
■「コロナ禍の今、地震や水害など複合災害が起きたらどうするか?」
有料ウェブセミナー(1回)にご招待
・6月28日から8月28日にかけて通算11回実施しました。
・ただ、日程が合わず、あるいは最少催行人数に届かず不成立の回もあった
ため、未参加の方も少なくない状況です。
・そうした方々には、最速2月から埋め合わせの意味合いのウェブセミナー
をご案内する予定です。
■ご芳名を、活動報告書(PDF)に掲載(希望者のみ)
・2021年2月に発送予定の報告書に掲載いたします。
■ご芳名を、ホームページに掲載(希望者のみ)
・2021年4月に完成予定のホームページに掲載いたします。
■あなたの地元で講演会orワークショップ
・未着手ですが、遅くとも来年度中には実現しようと、
ご寄付者の方とお話しております。
■あなたの会社で講演会orワークショップorスタディツアー
・講演会をご希望の方とは、遅くとも来年度中には実現しようと、
お話しております。権利が消えることはありませんので、
焦らず実現するつもりです。
・スタディツアーをご希望の方とは、コロナ禍の状況を観察しながら、
実施時期を相談中です。権利が消えることはありませんので、
焦らず実現するつもりです。
プロジェクト終了報告は以上です。
4月5月のクラウドファンディングの期間、
多くの方に構想を聞いていただき、
そして様々なご意見を頂戴しました。
まさに、「事業は顧客から教わる」という言葉を地で行く、
大変貴重な2ヶ月間でした。
重ね重ねになりますが、本当にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
ご支援をしてくださった皆様のお知恵も盛り込みながら、
本事業を真に世の中の役に立つものとすべく、
引き続きお志を使わせていただく所存でございます。
末筆ながら、みなさまのご健勝とご多幸、
さらなるご活躍をお祈り申し上げます。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
一般社団法人 復興応援団 代表理事
自分でやる防災 研究・普及所 所長
佐野 哲史