プロジェクト概要

私には、10万人に1人の確率で発症するガンにかかった友人がいます。彼は、2016年の時点で余命半年と宣告されながら、現在必死にガンと戦い、乗り越えています。子どもや大人、多くの人を元気付ける絵本をつくりたい、という彼の願いをなんとか叶えたいと思っています。

 10万人に1人の難病。今、友人がガンと戦っています。

 

はじめまして、河野ルルと申します。

 

私は普段、イラストレーターとして、カフェや小児科などの壁画を描いたりしています。私には、10万人に1人しか発病しない神経内分泌癌[MANEC]になってしまい、それからずっと闘病している友人、玉木 亮くんがいます。

 

玉木くんは現在28歳で、2016年6月の27歳のときガンが見つかりました。この癌はかなり進行が早く、研究が進んでいない為しっかりとした治療法も確立されていません。2016年の時点では余命半年の上、医者からは手術不可能と言われました。2016年8月より抗ガン剤治療を開始しました。この一年間で胃静脈瘤破裂で失血死寸前だったり、脳転移による脳出血を起こし後遺症を残し半身麻痺になってしまいました。

 

現在も、彼は病床で病気と抗がん剤の副作用の苦しみに耐え、戦っています。そんな玉木くんの「自分という存在を介して、子どもから大人までみんなが心を寄り添わせることのできる絵本がつくりたい」という想いを、なんとかして叶えたいと思い、このクラウドファンディングを立ち上げました。

 

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絵本を読みながら、作成する絵本の構成を練る玉木くん

 見舞いで贈った孔雀の絵が、彼の心に届いた

 

私は以前、彼のお見舞いに大きな絵を持って行ったことがあります。お見舞いに行った時、殺風景な部屋で一生懸命リハビリしている彼を見て、なんでもいいから少しでも彼の助けになることはできないかと思ったからです。その絵はわたしが初めて個展を開いた時に描いた絵で、孔雀の羽がたくさんの花になっている絵でした。

 

抗がん剤の治療で苦しみながらも戦っている玉木くん。明るい絵が部屋にあったら、ほんの少しでも気分が違うのではないかと思い、その絵を本人には知らせずにある日突然病院に持ち込みました。玉木くんはびっくりしていましたが笑ってくれました。

 

わたしは、わたしの絵で人を笑顔にできたら素敵だなと思っていつも絵を描いていました。玉木くんがその時喜んでくれたことで、絵を通してわたしがやっていきたいことが、より明確になりました。自分の絵で人を少しでも明るくできることがとても嬉しかったのを今でもしっかり覚えています。

 

玉木くんの病室に持って行った孔雀の絵

 

 子どもから大人まで、たくさんの人の心に寄り添う絵本をつくりたい

 

玉木くんのお見舞いに行く度に彼が言っていたのが、

 

「元気なうちに自分の気持ちや経験を本で残して、みんなに知ってほしい。他の病気の方の励みになりたい」

 

ということでした。相談の結果、大人も子どもも読める絵本と玉木くんの闘病エッセイをくっつけたものを作ろうということになりました。

 

きっかけは玉木くんの「闘病記」であったけれど、彼が困難を乗り越えたその経験を通して、「みんなを勇気づけたい」ということが、幅広い年齢層にも読んでもらえる「えほん」という形になりました。

 

大人から子どもまで、みんなが心を寄り添わせることのできる絵本がつくりたい、という玉木くんの想いを汲み、クラウドファンディングで資金を集め、実現させたいと考えております。

 

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絵本のストーリー構想

 

かえるが蛇の背を乗り越え、前に進んでいきます

 彼のように、諦めず前を向いていたい。

 

わたしは玉木 亮くんがこの病気になったことで、今まで見ることのなかった病気と戦う彼の強さや、リハビリに励む姿を見ました。それと同時に、彼の病気に対して自分は何かできないかと考えれば考えるほど、本当に何もできないということも痛感しました。

 

でも何回もピンチがやって来ても、彼のように諦めなければ、彼がなんども病気と戦い乗り越えてきたように、乗り越えられることもあるということを、みなさんに伝えたい。そう思うようになりました。

 

玉木くんの諦めない姿を絵本で描いて、大人から子どもまで、多くの人に伝えたいと思います。こうやって一緒にクラウドファンドに挑戦させてもらえるのも玉木くんのおかげです。

 

本当にありがとう。絶対成功させよう!

 

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絵本を作り上げるため何度も打ち合わせを重ねています

 

闘病中の玉木亮からのメッセージ

今現在28歳で2016年6月より闘病しております。

癌の中でも10万人に1人しか発病しない神経内分泌癌[MANEC]になってしまいました。

現在、なんとか奇跡的に生きております。

今はまだ腕の方に麻痺と高次脳機能と診断を受けたので回復期のリハビリ病院でリハビリをしつつ抗ガン剤治療をしています。こうやって生きているのも生命力があり生きる力があったからだと思っています。

 

どん底に落ちたりしても諦めない、前を向く精神や脳出血後の半身麻痺などもリハビリで諦めない力が今もこうして生活出来ていると思っています。諦めない事、前を向く事を今、僕と出会ってくれた多くの人に伝えたいと思っております。

 

また、いつ死んでもおかしくない状態で、3回も生きながらえたのも、まだ死ぬな。まだやる事があるから生きろ、と何かが背中を押してくれたのだと思います。本に残して私の生き様を、出会ってくれた皆さんの心に残したいと思いました。

 

また、脳出血を起こした際、魔法の様に病室を明るくしてくれた河野ルルさんの絵を子どもたちに届けたく、絵本というかたちを選びました。様々な年代の方々に本に目を通して頂きたいと思い、えほんのさいごの数ぺージに、ぼくの闘病記録とことばをエッセイとして掲載したいと思います。

この本を通して、だれかと誰かがつながっていけるような、心を繋ぐようなえほんを出版したいと思っております。


今回のクラウドファンディングでは、みなさまからいただいたご支援で、絵本を印刷します。絵本は、上製本ではなく、柔らかい表紙の製本になります。小さい子から大人まで楽しめるカラフルな絵で、たのしいお話になる予定です。

困難は乗り越える勇気があれば大丈夫なんだ、ということや、前向きに生きることが自分だけでなく、周囲も勇気づけることなどを絵本を通じて伝えたいと思っています。

 

なお、皆さまのご支援により、目標額の達成はしておりますが、このままご支援をいただき、広めていくことで、この病気の周知もされ、関心が高まれば研究などもしてもらえるきっかけになるのではと考えています。また、部数を増やせることで幼稚園や小児科さんに寄贈もできます。さらに、丈夫な製本にも出来ると思います。

 

どうか、ひろくながくみんなのお手元に残してもらえるよう、引き続き応援、シェアなどよろしくお願いいたします!

みなさま、どうかご支援よろしくお願いいたします!

 

闘病中の玉木くん

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