見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 5枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 2枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 3枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 4枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 5枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 2枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 3枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 4枚目
見えなくても旅の感動を一緒に|"さわる"模型を鎌倉建長寺から全国へ 5枚目

支援総額

6,545,000

目標金額 5,000,000円

支援者
406人
募集終了日
2023年7月28日

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第一目標達成の御礼とネクストゴールの挑戦について

 

2023年6月1日から始めたクラウドファンディングが、このたび第一目標金額の500万円を達成しました。

 

一人の母の9年越しの夢が、たくさんの方々の後押しを得て、実現へ大きな一歩を踏み出せたことに、言い表せない喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。この場を借りて、改めて皆さまの温かなご支援と応援に、心より御礼申し上げます。


ファーストゴールの500万円を達成で、建長寺のさわる模型+台座制作費の一部をカバーできました。それ以上の分は案内板や広報、また維持管理のために大切に使わせていただきます。

 

クラウドファンディングの期間はあと残り14日。悩みに悩んだ末、このプロジェクトの新たなフェーズを見据えたゴールを設定させていただくことに致しました。

 

今回の制作にあたり、プラスチック樹脂製の模型を用いて視覚障害のある方々へヒアリングを行った結果、わたしたちの想像以上に細かな情報を得られること、そしてそれは個人差が大きいことに気付かされました。実際に触れてフィードバックを得ることで、個々の部分の精度や安全性を確認し高めていく重要性をひしひしと感じました。

 

本番の模型はブロンズでの鋳造で、樹脂製の試作とは素材も製作方法も全く異なることから、実際に鋳造して初めて見える問題点や発見がある可能性を懸念し、細かな意匠に関して部分的な試作を増やしたいと考えます。

 

そこまでできれば、建長寺仏殿模型本体としても、今後の新たな製作の知見の礎としても、私たちは最善を尽くしたと言えます。そして次はいよいよあなたの街へ、全国へ、広げる活動に歩を進めることが出来ます。

 

ただ、部分的な模型でも百万円単位の費用を要することから、その工面も容易ではありません。そこで最終日の7月28日(金)まで、試作模型費用にかかる200万円とクラウドファンディング手数料を合わせた750万円をネクストゴールに掲げ、挑戦を続けさせていただくことを決意いたしました。

 

いただいたご支援は試作鋳造模型の費用として大切に活用させていただきます。なお、最終的な見積もりによって余剰となった分に関しては、模型設置後の維持管理費に充てさせていただきます。

 

より良い形で"さわる"模型を製作し、見える人も見えない人もより忠実に建長寺仏殿を感じられるように。引き続きのご支援と応援をお願いいたします!

2023年7月14日 追記

 

目の見える人・見えない人が、分け隔てなく

感動を分かち合える世の中をつくりたい。

 

ユニバーサル絵本ライブラリ―UniLeaf(ユニリーフ)は、鎌倉・建長寺様ご協力のもと、誰もがさわって楽しめる歴史的建造物の"さわる"模型(ユニバーサル模型)をつくるプロジェクトを始動します。

 

国の重要文化財にも指定される建長寺仏殿の1/50ミニチュアブロンズ模型を制作し、建長寺境内への設置を目指すプロジェクトです。

 

今回制作する建長寺仏殿の"さわる"模型は決して"障害者専用"ではありません。老若男女、障害の有無に関わらず、誰でも見て・さわることができるものです。

 

見えない人はさわって建物の形がわかるようになり、見える人には鳥瞰図といった新しい視点を、"さわる"模型は与えてくれるでしょう。


特に目の見えない人にとって、手のひらから得る情報は非常に重要です。

しかしながら、有名な景色や歴史的建造物も「見る」観光ばかりで、「触れられる」観光はこれまでほとんどありませんでした。

 

目の見える人・見えない人が等しく"さわる"模型を囲み、喜びや発見を分かち合う、そんな未来をつくるお手伝いをしていただけませんか。

 

建長寺"さわる"模型 3Dイメージ図

 

 

 

はじめまして、

ユニリーフです

 

ページをご覧いただきありがとうございます。ユニバーサル絵本ライブラリ―UniLeaf(ユニリーフ)代表の大下利栄子と申します。

 

ユニリーフは、透明点字シート付ユニバーサルデザイン絵本の製作貸出・普及活動を行う団体です。目が見える子も見えない子も、同じ絵本を使って感動を分かち合うことで、誰もが尊重され共に生きていく社会の実現に貢献することを目指し、2008年7月より活動しています。

 

この度のプロジェクトの詳細について語る前に、ぜひ私たちの活動のきっかけについてお話しさせてください。

 

見開きごとに透明点字シートが付いています (『ぐりとぐらのおきゃくさま』なかがわりえこ と やまわきゆりこ 福音館書店刊より)

目が見える子も見ない子も同じ絵本を使って楽しめます (『そらまめくんのベッド』なかやみわ 福音館書店刊より)

 

ユニリーフの活動のきっかけは私、代表大下の二女が目のがんで1才と2才のときに右左それぞれの眼球を摘出して失明したことでした。

 

当時、いきなり障害児の母となった私は、「拒絶」という初めて知る現実に打ちのめされます。姉や兄はどこでも歓迎されたのに、目が見えないと言うと、保育園やプール、“耳で学ぶ”と言われるピアノまで断られました。たとえ幼い子どもであっても社会は受け入れてはくれない、障害者には関わりたくないのだ…それは悲しみに追い打ちをかけるものでした。

 

 

そんな中、学校教育法施行令が改正され、娘は普通小学校への在籍が認められました。ここでも周囲の戸惑いは同じでした。が、工夫と準備を重ね、漢字、ソーラン節、書初め、一輪車と、何でも皆と一緒にやりました。遜色のない出来栄えだったと思います。

 

卒業を迎えた頃、副校長先生から「彼女と過ごしたことは、子どもたちにとって財産だね」と言っていただき、その言葉は大きな糧となりました。「誰でも知らなければ怖い。でも時と場を共有すること、慣れることが大切なのだ」と、娘を通じ身をもって学んだのです。

 

娘が書いてくれた手紙

一番の仲良しAちゃんとはいつも一緒に遊びました

学校行事では代表で挨拶もしました

学校行事(修学旅行)の様子

 

 

 

日本初のユニバーサル

デザイン絵本の誕生

 

 「見える・見えない、障害がある・ない、に関わらず、時と場を共有する機会や手段は多いほうが良い」と考えていたある日のこと。2008年、私はイギリス発祥の透明点字シート付ユニバーサルデザイン絵本に出会いました。

 

 

視察された先生から意義があるけど誰もやらないと聞いた私は、やってみようかな…と思い立ち、イギリスからサンプル本を送ってもらうことにしました。そして見よう見まね、軽い気持ちで一人作り始めたのです。これが日本初のユニバーサルデザイン絵本、そしてユニリーフの活動の始まりとなりました。   

 

ユニバーサル絵本とは?

市販の絵本をいったん解体し、透明シートに本文を点字で打ち、見開き毎に挟んで再製本した絵本。こうすることで見える子と見えない子が一冊の絵本を一緒に使えるようになります。
 

(すべて『ぐりとぐらのおきゃくさま』なかがわりえこ と やまわきゆりこ 福音館書店刊より) 

 

それから15年が経ち、手作り絵本は現在1,200冊を超え、郵送貸出図書室として年間延べ1,800冊、毎月35家庭・学校に定期貸出しをするまでになりました。まだまだ国内では認知度の低い取り組みを知ってもらうために、高校や大学、地域や企業でも絵本製作講座を開催しています。

 

2019年には「障害のある子供が孤立するのではなく、多様性を受容する姿勢を重視し、同じものを同じ環境で分かち合える場づくりは貴重な取り組み」と評価していただき、内閣総理大臣表彰を受賞しました。

※出典:令和元年度 子供と家族・若者応援団表彰受賞者(https://www8.cao.go.jp/youth/ikusei/katudou/r01/pdf/p004.pdf

 

2019年 社会貢献支援財団 社会貢献者表彰式典 祝賀会

ユニバーサル絵本製作講座

ユニバーサル絵本製作講座

ユニバーサル絵本製作講座

 

 

観光のユニバーサル化

9年越しの夢を追って

 

遡ること9年、2014年に旅行で訪れたポルトガル リスボン、世界遺産ベレンの塔の前で初めて見つけたミニチュアブロンズ模型は、一目見て「絶対日本にも欲しい!」と強烈に願うほど、私の心を鷲掴みにしました。

 

目の見えない人にとって、手のひらから得る情報は非常に重要です。しかしながら今日の日本では、有名な景色や歴史的建造物も「見る」観光ばかり。「触れられる」ものや資料はほとんどありません。

 

観光立国の日本でもあっても、こんなにも観光が"見ること"に偏っている中で、老若男女・障害の有無に関わらず、誰もが見て・さわることができる、このベレンの塔のミニチュアブロンズ模型には衝撃を受けました。

 


模型の生みの親はドイツの彫刻家、Egbert Broerken氏。20年前、シティーツアーで戸惑う視覚障害の子どもたちの様子にショックを受け考案したそうです。今ではヨーロッパ60の都市に120もの模型が作られ、増え続けているといいます。

 

しかしそれは、いくら願っても一人の母に作れるはずがありません。コロナ禍によって外出が減り時間ができたのをきっかけに、情報や協力を求めて動き出したもののけんもほろろ。紆余曲折を経て2年たった頃、絵本の活動をご支援くださっていた財団の方が鎌倉市と私を繋いでくださいました。

 

「観光のユニバーサル化」とも呼べる趣旨に共感してくださり、ご一緒に建長寺様を訪問。建長寺様もその場で是非!と言ってくださり、夢への一歩を踏み出せることになったのです。

 

数か月の検討の後、国の重要文化財にも指定される建長寺仏殿の1/50ミニチュアブロンズ模型を制作し、建長寺境内に設置するという内容で、ついに本格的に動き出すことになりました!

 

臨済宗建長寺派大本山 建長寺

神奈川県鎌倉市に鎮座する建長寺は、鎌倉五山第一位、臨済宗建長寺派の本山です。

 

1253(建長5)年、鎌倉幕府第5代執権北条時頼が中国(宋)の高僧蘭渓道隆を迎えて創建した日本最初の禅宗専門道場で、幕府と強い結びつきがありました。鎌倉時代末期の寺の僧侶や関係者は、千人にものぼる数であったと伝わります。

 

ご本尊の地蔵菩薩坐像をお祀りする仏殿は、国の重要文化財に指定されています。

 

 

 

なぜクラウドファンディング?

 

ユニリーフの絵本活動は、毎年申請する助成金(約30万円)といただくご寄付(約10万円)の年間40万円程度で運営されています。UniLeaf Books(ユニバーサル絵本)の貸し出しは、目の不自由な子のお母様たちの気持ちを知るからこそ無料です。絵本は著作権の関係があり販売できないため、収益などはもちろんなく、100%ボランティアによって成り立っています。

 

 

建長寺"さわる"模型の制作・設置にあたり、必要な経費は620万円という見積もりです。しかしながら本プロジェクトが始動してからこれまで、助成金やご寄付のご協力を募り、資金調達に尽力してきたものの、未だ400万円あまりが不足している状態です。

 

また、さわって分かりやすく、誰もが安全に利用できる模型にするためには何度か試作が必要になりますが、実物大3D模型試作にはさらに50万円ほどの費用を要します。近年の物価の高騰や、今後の制作方法によってはもう少しかかるかもしれません。

 

このような理由から、この取り組みに共感してくださる皆様に、夢の実現の後押しをしていただければと思い、クラウドファンディングを通じて広くご支援を募らせていただこうと考えました。

 

クラウドファンディング概要

・ご支援の使い途:建長寺ブロンズ模型の制作・設置費用ならびに周辺費用の一部/クラウドファンディング手数料

・第一目標金額:500万円


プロジェクトに必要な金額との差額は、パルシステム共済生活協同組合連合会「ささえあい基金」・キクシマSDGs基金「かがやき活動応援コンペティション」・かまくらファンドからの助成金とこれまでの寄付金によって補います。

なお本プロジェクトは建長寺様より寄贈を行うことおよび名称掲載の許諾を取得しております。

 

見積もりの詳細(6/1時点)


1. 模型+台座 小計:491万円

・模型制作/設置費用:352万円

・台座石/運搬設置費用:66万円

・諸官庁協議手続などの諸経費:73万円

 

2. 周辺費用 小計:129万円

・案内説明板(点字/墨字)制作設置費:49万円

・広報費(印刷代等):20万円

・維持補修管理費用:60万円

 

 

3. 試作費用 小計:50万円

・3D模型の試作:50万円

 

※今後採択する製法や資材費の高騰により、見積もりは変更になる可能性がございます。

 

第一目標金額は制作・設置に最低限必要な費用とクラウドファンディング手数料などの諸経費を加え、500万円を設定させていただきます。目標に届かなければ全額返金となるAll or Nothingというルールでの挑戦です。

 

第一目標金額を超えてご支援が集まった場合には、3D模型の試作費用やその時点での見積もりの中の不足分に充てさせていただければと考えております。

 

「活動を応援したい!」「私も見て、さわって体験してみたい!」と思っていただけましたら、ご支援を通じて、プロジェクトへの参加をお願いできますと幸いです。

 

より明るい未来を目指して。皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。

 

 

"さわる"模型

プロジェクトの詳細

 

今回のプロジェクトで改めて重要なのは、"さわる"模型は決して"障害者専用"ではないということです。老若男女、障害の有無に関わらず、誰でも見て・さわることができるものです。

 

見えない人はさわって建物の形がわかるようになり、見える人には鳥瞰図といった新しい視点を、"さわる"模型は与えてくれることでしょう。

 

「ユニバーサル模型」として設置をするには、展示としての模型とは大きな違いがあります。この違いが設置のハードルを高くするわけですが、建長寺様は快く受け入れてくださいました。

 

1:さわるための模型であること

大きさや高さを配慮し、ガラスケースにも入れません。

車椅子ユーザーでも手が届くような設計を予定しています。

 

2:屋外の実物前に設置すること

誰の目にもふれるように、誰もが自由にさわれるように、境内の仏殿の真ん前に設置されます。

もちろんさわるための入場料なども不要です。

 

3:誰でもさわれること

頑丈なブロンズ製で壊れないため、お子様にも安心してさわっていただけます。

またこの模型は決して“障害者専用”ではありません。

誰でも見て・さわることができ、互いに気づき、興味を持つきっかけになります。

交流が生まれる場所になります。

 

 

建長寺様の他にも、趣旨に賛同し意義を感じてくださる様々な方のご協力のもとに、このプロジェクトは成り立っています。

 

模型の制作を担う方々の「目にも手にも美しい最高のユニバーサルデザインを」と願う、その情熱は並大抵ではありません。例えば、全体を一気にブロンズで作ろうとすると、寺社建築の華、屋根を支える繊細な舛組層を再現することができないのだそうです。そのため、舛組層だけ素材を変えて組み立てるという例を見ない方法を試行錯誤し、今、果敢に挑戦しています。

 

建長寺仏殿 舛組層の様子

サイズ確認用の試作模型

 

"さわる"模型の台座には、「花崗岩のダイヤモンド」と言われる高級ブランド石、香川県の庵治石(あじいし)を使用させていただけることになりました。と言うのも、墓石などの製品にするには小さな傷も許されず、9割以上が捨てられてしまうとのこと。そんな美しい自然石を安価で譲っていただき、遠くの地鎌倉で大切に使わせていただきたいと考えています。

 

また、さわって分かりやすく、誰もが安全に利用できる模型とするための試作には、自らも視覚障害者で、3Dプリンタを使った立体模型の普及について研究/活動されている、大学入試センター教授の南谷和範先生のご協力をいただき、模型の精度や、台座や周辺設備の利便性などを検証していきます。

 

このように今回の"さわる"模型は、細部にまで想いがこもった温かい芸術作品に仕上がることは疑いありません。お金のため・見せるためではなく、人のためになるという喜びを感じながら熱く取り組む仲間たちは、このプロジェクトの何よりの自慢です。

 

左から建築士さん、模型屋さん、大下、建長寺御僧侶

加工を待つ美しい庵治石

庵治石の採掘場の様子

建長寺ミニチュアブロンズ模型完成まで(予定)


2023年6月~2023年7月:クラウドファンディングへの挑戦

2023年6月:樹脂製試作完成
2023年9月:クラウドファンディングのご支援金の振り込み/模型の発注
2023年11月頃:2回目試作完成
2023年12月頃:本発注
2024年3月頃:完成、除幕式

※スケジュールの進捗により、活動の開始時期は多少前後することがございます。
 大幅な変更がある場合には、新着情報などで連絡させていただきます。

 

 

夢への大きな一歩を

皆様と共に

 

最後に、京都の蓮華王院三十三間堂へ娘と一緒に行った時のエピソードを紹介します。


国宝に指定される三十三間堂には、本堂の出口に近い廊下に「さわってOK」とのマークが付いた、建物の模型が置いてあります。娘が模型をさわり始めてしばらくすると、なんと「三十三間堂なのに、35あるよ」と言い出したのです。


えっ!?と驚いた私が、通りがかった御僧侶をつかまえてお尋ねすると「両端に廊下があるので、その分だけ1つずつ余計にあるんです。そうです、だから35で正解です!」とおっしゃいました。

 

 
さらに娘は、「柱の間隔が正面より後ろ側のほうが狭いです」と言うのです。これについては、「柱の間隔は同じなんですが、後ろ側は明かりを取る必要がないので、壁が多くなっています。反対側は、朝夕、天皇が、仏様に向かい合うので、上から下まで開けられるようになっているから、壁が少ないのです」とおっしゃいました。
 
「一般の人より、よほど理解が深いですわ」と、御僧侶。視覚健常者であっても気が付く方が少ない中で、"さわって知る"ことの驚きや面白さ、可能性を強く感じた瞬間でした。気が付くと周囲には人だかりができ、話が終わると子供たちが「さわりたい!」と寄ってきて一緒に楽しんでいきました。

 

三十三間堂は千体もの観音像で有名ですが、その千手観音像のレプリカもさわることができます。


大切な信仰の対象をさわってもいいのかとお尋ねすると、御僧侶は「目の不自由な人のためになるなら、それをふさわしくない、と言う人はいなかった」、そして「人として、お寺として、そこに疑問を持ったらいけない」とおっしゃいました。私は深い敬意を覚え、三十三間堂は今も私にとって、思い出す度温かい気持ちが蘇る特別な場所になっています。

 

 

障害者は、断られたり受け入れられなかったりという経験をたくさん持つ人たちです。建長寺の"さわる“模型が、そうした人たちにとって、私の三十三間堂のような温かく特別な場所になることを、私は切に願っています。

 
そして”さわる”模型の先に夢見るのは、"さわること"も"見ること"と同じように誰もが楽しむことができ、新しい発見を互いに分かち合える、今より2倍豊かになった世界です。盲目の娘との歳月にどれだけの驚きや発見があり、日々が豊かになったか…それは私自身、繰り返し経験してきたことに他なりません。 

 


個人の夢と思っていたミニチュアブロンズ模型ですが、地域の眼科医の方々や、視覚障害の当事者とそのご家族、医療関係者にも、共感の声が上がり始めていることを実感しています。中途失明で引きこもっている方々が、さわりに出かけるのを楽しみにしてくださっているのも嬉しいことです。

 
あなたの郷土が誇る文化財も"さわる"模型となり、一層多くの方々の心の拠り所になっていく、そんな未来をつくる一歩になります。どうぞあたたかいご支援をお願いいたします。

 

 

プロジェクトメンバーより

 

  ユニリーフ代表
大下 利栄子

 

 

視覚障害なんて誰も興味ないよね… そう思って15年間活動してきました。


が、このプロジェクトが始まってから、思いがけなく多くの方(医療関係、病児や自閉症児のママたち、鎌倉市民、建築分野の方々まで)が共感し、自分ごととして言葉をかけてくださいました。

それは多くの場合涙を伴い、心の深いところでつながっているような感覚がありました。


鎌倉を代表する建長寺様はお寺を上げて応援すると言ってくださり、パルシステム様は破格の助成決定をされた上、「取り組みに敬意を表します」とのお言葉まで…これまでの日常で何度嬉し泣きをしたことか知れません。


一方で、このプロジェクトを紹介すると、「見えない人が建物が分からないなんて考えたこともなかった」と、100%言われます。知ってもらうだけでも障害理解につながるなら嬉しいこと!

 

模型を囲みいろいろな人が集い、お互いちょっと身近な存在になったら…
今、そんな日が来ることを夢見ています。

 

  建長寺一同
 

 

昨年の1月、ユニリーフの大下さんに初めてお会いしました。


視覚障害の方が建長寺にきても何もさわるものがない。
心に残るものがない。
さわる模型があればどんなにうれしいか。


大下さんの言葉にとても深く考えさせられました。

ぜひ建長寺仏殿のさわる模型を作りたい、心から強く思いました。


私たちもこのさわる模型を通して、ユニバーサルな境内環境作りを学んでいきたいと思います。

 

(写真右より)総務兼財務部長 村田靖哲
内務部長    森 裕行
教学部長    永井宗明

 

  アトリエノア 一級建築設計事務所 所長
田邉 能久

 

 

(メッセージ全文はこちら

 

私は20数年前より国指定史跡建長寺境内で、重要文化財建造物の保存修理業務や、境内復興のお手伝いをさせていただいております。


しかし、昨年、建長寺の内務部長との打ち合わせの際、全国の盲の子どもたちの学びを支えてきたユニリーフ代表の大下様から「寺社仏閣を盲の子達が訪れても、感じ取れることがないのです。」と伺い、頭をハンマーで殴られた様な衝撃を受けました。

 

当時私は境内絵図をもとに、裏山を含めた山陵部境内を調査及び整備し、訪れる参拝者に建長寺の素晴らしさを伝える活動を、障害者を含むすべての皆さんにも配慮できるよう整えてきたつもりでした。しかし、視覚障がいのある方の事を全く意識していなかった事を明確に自覚したのです。

 

先日、3D試作品を全盲の方と共に触れる機会をいただくことができました。

 

全盲の方が、指先から丁寧で慎重に読み取る様子、湧き出る言の葉の数々、表情の輝き。私も、建長寺の維持管理を請け負っている者として夢中でどうしてこのような構造なのか?ここには何があるのか?など質問にお答えするのですが、その場から受け取れるエネルギーは大変大きく、関わる私にとっても何にも変えがたい幸せで尊い学びの経験となり、感動で胸が高鳴りました。

 

ここでの取り組みは近い将来、全国のあらゆる文化財や建造物に広がることで、歴史文化の継承にも寄与できることでしょう。

 

皆様のお志と、お互いを思う温かい心を乗せ、共生社会の実現の一歩として、想いを形にしてまいります。ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

 

  建築デザイナー
田中 麻未也

 

 

私は普段は建築デザインの仕事をしています。8年前、建長寺境内の中にある「虫塚」という虫のための供養塔を前職の設計事務所で担当して以来、北鎌倉には縁があり、今回のプロジェクトも模型製作・3Dやデジタル関連の担当として関わらせていただいています。


建築設計、特に公共建築に携わっていると目の見えない方だけでなく、多くの障害を持った方への配慮が求められます。例えば、点字ブロックは配置やサイズ・色など、その設計指針が条例で定められており、私はいままではそれに従うことが、障害者の方に対して「配慮」だと思っていました。

 

しかし、初めてこのプロジェクトを大下様より聞いたとき、これまでの「配慮」が最低限のことに過ぎず、このプロジェクトの目指している「健常者も障害者も一緒に建築を楽しむ」という事が全く実現できていなかったと事を知り、大いに反省しました。

 

このプロジェクトは公共の空間に携わったことのある人にとって無関係な話ではありませんし、もっと多くの場所で実現されるべきプロジェクトの一歩だと考えています。


ぜひ北鎌倉・建長寺から始まるこのプロジェクトにご支援をいただければと思います。

 

  アドバイザー
岡本 志郎


 

 

誰もがさわれる「歴史的建造物模型」で、目の見える人・見えない人、みんなが一緒に、発見・感動・喜び・想い出を分かちあえます。


一人でも多くのみなさんと、そんな素敵な明日を作れたら最高だと思って参加しています。

ご協力よろしくお願いします。

 

 

応援団より

 

  鎌倉市副市長
千田 勝一郎


 

 

建長寺の境内から山門の先に進むと、荘厳な仏殿(国重文)が眼前に現れます。その圧倒的な存在感に息をのみ、そして安心感に包まれます。しかし、私の隣に、目の見えない友人が一緒にいたならば、その空間の情報は限られ、じっと佇んでいることになるでしょう。


そこに仏殿の姿形を手で触れる「ミニチュアブロンズ模型」があれば、二人は感動を共有し、語り合うことができるのです。寧ろ、私には意識すら及ばなかった、屋根の形式が一般的な禅宗の仏殿とは異なる寄棟造であることや、方三間裳階付の大建築であることを、私に楽しく語ってくれるかもしれません。


このプロジェクトは、障がい者の支援にも繋がりますが、異なる視点や感性、価値観が共有でき、それを可視化できる可能性のある取り組みです。「支援」という考え方ではなく、お互いに「気づき」、「得るもの」がそこにはあるのです。

 

このWin-Winの状況を引き出すことこそが、共生社会の可能性だと思います。みんなが一緒に生きていることで社会はより良くなると信じています。

 

あなたが、君が、みんながいてくれて良かった、そんなお互いに豊かな共生社会になるような、一燈照隅の取り組みになると思います。

 

  国立特別支援教育研究所特任研究員
前筑波大学附属視覚特別支援学校長

星 祐子


 

ゴールボールの練習に来校した卒業生とともに
「みんな、応援しています!」

 

誰もが触って楽しめる歴史的建造物(鎌倉の建長寺仏殿)のさわる模型プロジェクトの趣旨に賛同し、その実現を応援します。建長寺仏殿の50分の1のミニチュアブロンズ模型が、建長寺境内に設置されたらどんなに素敵なことかとワクワク楽しみにしています。


私は、視覚に障害のある子どもたちの教育に長年携わってきましたが、子どもたちと関わる中で、実際に体験すること、触ってみることの大切さを実感してきました。

「ことば」は聞いたことがあっても、実際に見たことがない、触った経験がないことも多いものです。特に、大きな建造物、反対に小さな生き物、遠方の物、危険を伴う物などは、触ることがとても難しいものです。

そして、触っている子どもたちから、「ここがちょっとへこんでいるよ」、「厚みがだんだん増している感じがする」といったように、視覚では気づけなかった、見過ごしていたことを教えられることもしばしばでした。まさしく、大下さんのお嬢さんの三十三間堂のエピソードです。


目が見える人も見えない人も様々な人たちが、さわるブロンズ模型を囲み、それぞれが感じ、考え、発見と感動を分かち合うことができたらどんなに素敵なことかとワクワク楽しみにしています。

 

  一般社団法人ソーシャルコーディネートかながわ代表
手塚明美

 

 

本プロジェクトがここまで進んできたことにとても感激しています。


代表から、世界遺産ベレンの塔のミニチュアブロンズ模型の写真を見せていただいたときの感動と、これを日本で実現したいと熱く語っていた姿は、今も忘れることはできません。


本プロジェクト発足当初、湘南近郊で模型にしたい建造物や地区を一つひとつ回り、現場や関係者との調整に、いつも真正面からまっすぐな気持ちを伝えてきた真摯な姿を見ていました。

今回のプロジェクト企画の根底には揺るがない想いがあり、その想いに共感している関係者の皆さまの気持ちが幾重にも重なっています。きっと、どんなことがあっても歩み続けるのだろうと確信しています。


ユニバーサル絵本との出会いの時から、代表の想像力と行動力に驚かされ続けてきた応援者の一人として、本プロジェクトの成功を心より応援いたします。

 

そのほか、応援コメントをお寄せくださった皆さま (随時追加予定)

※各リンク先で応援コメントをご覧いただけます

 

● 澤崎 弘美先生(アリスの会)

青木 恭代さん(パルシステム共済連 ささえあい基金)

● 伊藤 宣真さん(日本点字図書館附属ふれる博物館館長)

 

リターンについて

 

ご支援への感謝の気持ちを込めて、多様なリターンをご用意させていただきました。またリターンが不要な方に向けてのコースもご用意しておりますので、それぞれの形で本プロジェクトを支援いただけますと幸いです。

 

今回のプロジェクトはユニリーフや前述した模型制作に関わる協力者様の他に、視覚障害の当事者とそのご家族からも大きな期待とご協力をいただいています。このプロジェクトにご賛同いただく皆様へ、感謝の気持ちを伝えたい、というお気持ちから、視覚障害のある中学生たちからサンクス動画と点字サンクスレターをお渡しさせていただくことが決まりました。

 

ユニリーフからの感謝のお手紙メールと、視覚障害のある中学生からのサンクス動画は、ご支援いただいた皆様にもれなくお届けさせていただきます。そのほか詳細のリターン内容は、下記のリンクからそれぞれご確認ください。

 

タイトル 限定数 金額

▼リターン(グッズ・体験)で応援いただける方へ
※様々なリターンをご用意しています。

点字サンクスレターコース 30 ¥10,000
建長寺クラウドファンディング特別御朱印 300 ¥10,000
制作関係者トークイベント(現地/LIVE視聴)とお披露目式典(LIVE視聴)のご招待   ¥15,000
【ユニリーフ主催】触覚で遊ぶワークショップ 30 ¥20,000
【ユニリーフ主催】ユニバーサル絵本製作講座 15 ¥30,000
建長寺ミニチュア部分模型(小)   ¥30,000
建長寺境内特別拝観へのご招待 20 ¥50,000
お披露目式典の現地ご招待とユニバーサル仕様の記録冊子 20 ¥100,000
建長寺ミニチュア部分模型(中)とユニバーサル仕様の記録冊子 15 ¥100,000
記念式典ご招待と建長寺ミニチュア部分模型セットとユニバーサル仕様の記録冊子 15 ¥300,000
▼とにかく応援いただける方へ
※特別な返礼品をお送りしない代わりに、より多くの金額をプロジェクトのために活用させていただきます。
感謝のお気持ちコース|5千円   ¥5,000
感謝のお気持ちコース|1万円   ¥10,000
感謝のお気持ちコース|3万円   ¥30,000
感謝のお気持ちコース|10万円   ¥100,000
感謝のお気持ちコース|30万円   ¥300,000

 


●プロジェクトに関するご留意事項

◯本プロジェクトのストーリー、リターン画像に使用している画像はユニリーフが掲載許諾を得ています。

○ 本プロジェクトへのご支援は寄附控除の対象にはなりません。

○ 返礼品の各種企画について、天災や新型コロナウイルス感染拡大等の社会情勢の変化により、中止・延期・内容の変更等が生じる可能性がございます。万が一中止・延期・内容変更となった場合も、いただいたご支援金は返金いたしかねますので予めご了承ください。

○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。

○本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

○ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
大下利栄子(ユニバーサル絵本ライブラリ―UniLeaf)
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

鎌倉建長寺仏殿の50分の1のさわるためのブロンズ製模型の制作・設置費用ならびに周辺費用の一部に充てさせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
模型の台座の形状と植え込み内に設置する案内板設置に関しては、下記3点の許可が必要です。 ・国指定史跡現状変更許可(国許可) ・歴史的風土特別保存地域内現状変更許可(県許可) ・風致地区内行為現状変更許可(市許可) いずれも2023年12月末までに取得を予定しています。
プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
助成金とこれまでの寄付で補い実行いたします。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

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    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
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プロフィール

新しい欧州の2つのユニバーサルデザインをツールに、「教えてあげる」「助けてあげる」という一方的な関係から、お互い新しい発見があるような、よりフラットで豊かな社会を夢見て活動中。 2008年7月、英国ClearVisionから取り寄せた1冊の絵本を頼りに一人でスタート。100%ボランティアで運営される私設図書室だからこそ、理想を掲げ想いを持って、視覚障害のお子さんのいるご家庭30以上に、毎月5冊こちらで選書し郵送するという例のないサービスを15年間ご利用無料で実現している。 歴史的建造物ミニチュアブロンズ模型はドイツ発祥。9年越しの夢はもうすぐそこ!こちらはいわば一緒に読める絵本の立体版で、観光をユニバーサル化。福祉の場面ではなく心楽しい観光地を舞台に、自然な形で新たな風を心に吹き込んでいく。

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リターン

5,000+システム利用料


感謝のお気持ちコース|5千円

感謝のお気持ちコース|5千円

特別なリターンがない分、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
30口までご支援いただけますので、ご希望の口数にてご支援いただけますと幸いです。

●感謝のお手紙メールと視覚障害のある中学生からのサンクス動画
●UniLeafホームページへお名前掲載(希望制)

申込数
216
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


点字サンクスレターコース

点字サンクスレターコース

●視覚障害のある中学生から点字サンクスレターのお届け
プロジェクトに協力してくださっている視覚障害のある中学生から点字サンクスレターをお届けします。(点字表は別途メールにてお届けいたします)点字でお手紙をいただければお返事もいたします。
---
●感謝のお手紙メールと視覚障害のある中学生からのサンクス動画
●UniLeafホームページへお名前掲載(希望制)

申込数
20
在庫数
10
発送完了予定月
2023年12月

5,000+システム利用料


感謝のお気持ちコース|5千円

感謝のお気持ちコース|5千円

特別なリターンがない分、いただいたご支援をより多くプロジェクトへ充てさせていただきます。
30口までご支援いただけますので、ご希望の口数にてご支援いただけますと幸いです。

●感謝のお手紙メールと視覚障害のある中学生からのサンクス動画
●UniLeafホームページへお名前掲載(希望制)

申込数
216
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


点字サンクスレターコース

点字サンクスレターコース

●視覚障害のある中学生から点字サンクスレターのお届け
プロジェクトに協力してくださっている視覚障害のある中学生から点字サンクスレターをお届けします。(点字表は別途メールにてお届けいたします)点字でお手紙をいただければお返事もいたします。
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●感謝のお手紙メールと視覚障害のある中学生からのサンクス動画
●UniLeafホームページへお名前掲載(希望制)

申込数
20
在庫数
10
発送完了予定月
2023年12月
1 ~ 1/ 15

プロフィール

新しい欧州の2つのユニバーサルデザインをツールに、「教えてあげる」「助けてあげる」という一方的な関係から、お互い新しい発見があるような、よりフラットで豊かな社会を夢見て活動中。 2008年7月、英国ClearVisionから取り寄せた1冊の絵本を頼りに一人でスタート。100%ボランティアで運営される私設図書室だからこそ、理想を掲げ想いを持って、視覚障害のお子さんのいるご家庭30以上に、毎月5冊こちらで選書し郵送するという例のないサービスを15年間ご利用無料で実現している。 歴史的建造物ミニチュアブロンズ模型はドイツ発祥。9年越しの夢はもうすぐそこ!こちらはいわば一緒に読める絵本の立体版で、観光をユニバーサル化。福祉の場面ではなく心楽しい観光地を舞台に、自然な形で新たな風を心に吹き込んでいく。

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