輸入品目を福井産へ! 福井県立大学30周年研究プロジェクト

輸入品目を福井産へ! 福井県立大学30周年研究プロジェクト

寄付総額

1,095,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
73人
募集終了日
2023年10月31日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

福井県立大学は1992年に福井県永平寺町に、「経済学部」と「生物資源学部」の

2学部で開学しました。翌1993年には小浜市に「海洋生物資源学科」を開設したほか

以降、看護学部や食・農・環境・文化・生活を実践から

総合的に学ぶ「創造農学科」を開設しました。

 

また、昨年4月にICTやゲノム編集技術等を取り入れた

最先端の増養殖の実践を学ぶ「先端増養殖科学科」を開設し

現在では、永平寺キャンパスのほか、あわら、小浜、かつみの

4つのキャンパスで4学部、8学科からなる大学です。

 

今後は、さらに県立恐竜博物館が立地する勝山市に

全国初となる「恐竜学部(仮称)」の開設を進めております。

 

※参照:福井新聞記事

 

福井県の持続可能性を支える大学を目指し

「オープン・ユニバーシティ」の理念を掲げ

地域と連携し、地域の特色を現地で学ぶ授業を重視しています。

 

 

 

日本の食料自給率は38%と非常に低い水準であり

近年、ロシアのウクライナ侵攻による穀物輸出量の激減や

世界的な人口増加等による食料需要の拡大に伴い

食糧価格が高騰しており、私たちの日々の生活が脅かされております。

 

そこで、福井県立大学のこれまでの研究実績を基に

輸入に頼っている食料を県産化するプロジェクトを立ち上げました。

 

様々な食料の県産化に向けた研究開発を進め

「ふくい」で生まれた品種を「ふくい」の技術で生産すことで

日本の食料安全保障と福井県の持続的な発展につながることを目指します。

 

※参照:農林水産省HP  

※参照:農林水産政策研究所資料

※参照:農林水産省資料

 

 

 

 

 

  

    

小浜湾ではマガキの養殖が盛んで「若狭ガキ」として親しまれています。

しかし、この養殖マガキは全て県外産種苗に頼っているのが現状です。

そこで、小浜湾で天然発生した稚貝を採取して養殖する

「純小浜湾産」のカキ養殖技術を開発しました。

まず、小浜湾内でマガキの浮遊幼生モニタリング調査を行い

採取時期やポイントを定めて天然稚貝の採取を行いました。

こうして採取したマガキの稚貝を小浜湾内で養殖したところ成長が早く

約7カ月で出荷可能なサイズとなりました。国内では数少ない一年ガキとして

新たなブランドガキ「小浜はるかぜカキ(仮称)」の創設を目指します。

 

 

 

 

 

 

現在、我が国の水産養殖は魚粉中心の飼料を与える

「魚で魚を作る養殖」が主体です。

しかし、世界的な養殖魚の需要拡大により魚粉の価格は高騰しており

安定的な魚粉の入手が難しくなる懸念があります。

またSDGsの観点から魚以外のものを与えて魚を作ることが重要かと思われます。

そこで、魚紛の代替タンパク質原料として

アメリカミズアブの粉末を配合した飼料の開発を進めています。

マサバで飼育試験を行ったところ、

魚粉の50%をアメリカミズアブに代替した飼料を与えてもマサバの成長が良く

脂ののりも増加することが分かりました。

生産が容易な昆虫活用飼料の開発を進め、福井発の持続可能な水産養殖を目指します。

 

 

 

 

 

 

海面での魚類養殖は、飼料代が生産経費の 60 ~ 70 % を占めています。

一方、給餌量は勘と経験に依存する部分が大きく

残餌の発生が生産コストの増大と養殖場の汚染につながっています。

そこで、食欲の時間  変化をモデル化して、

適切に自動給餌するシステムの開発を目指しています。

本技術は、特別な機器を追加する必要がなく

給餌スケジュールのプログラミングで対応できるため、短期間での実用化が期待できます。

 

 

 

 

 

 

福井の気候に合う小麦としては、村井教授が開発「しふたくこむぎ」があり

現在うどん、ラーメン等様々な食品に使用されていますがパン向きではありません。

そこで、福井県の気象状況に適した早生型パン用小麦の育成・開発を進めています。

早生型の合成小麦を用いたレトロプリーディングというユニークな手法により、

東北地方向けの晩生パン用小麦「ゆきちから」を早生化し、

福井県の気候に適した早生型のパン用小麦を開発しています。

令和4年度の調査により、既存品種より早生化し、

遺伝的にも安定した系統の育成が確認できました。

新品種名候補として「パンの丘(仮称)」と命名し、現在収穫物の調査を進めており

脱穀して製パン適正試験を行う予定です。

 

 

 

 

 

 

大豆は完熟種子を利用する穀物(豆)としてばかりでなく、

未熟種子も野菜(枝豆)として利用できます。

そこで、タンパク質源としての大豆(豆・枝豆)の福井県内での栽培限界を把握し

効率的な作付けや土地利用に繋げることを目的とし

いつ種まきするといつ開花、収穫の時期を迎 えるか

どれだけの収穫量があるかなどについて調査しています。

この調査を通して、福井県の気候に合う収穫量や収益性の高い大豆の

品種選定や新たな作型の提案を目指します。

 

 

 

 

 

 

世界人口が80憶を突破した現在、動物性タンパク質の供 給不足に備えて、

代替食品の開発が世界レベルで急激に進んでいます。

そこで、原主料に福井県産大豆を使用してハンバーグに類似した

植物性代替肉の開発を進めています。

粒状大豆タンパクを原料に加えるとともに、

スパイスの利用など調理方法を工夫することで

大豆臭を感じない肉らしい香りと食感の「大豆肉ハンバーグ」を開発中です。

今後は県内   食品業者と連携して共同開発を進め、完成度を高めるとともに

新しい代替肉食品の創出を目指します。

 

 

 

 

   

 

我が国のチーズの輸入星・消費量は年々増加しており

チーズの需要が益々高まっています。

そこで、県産のソバから取得—した福井 生まれの乳酸菌を用いた

新しい製法によるチーズを開発し、福井ブランドのチーズの創出を目指します。

まず、福井県産のソバから植物性乳酸菌を取得し、試験したところ

従来の乳酸菌と遜色ない旨味と腸内環境を整えるのに役立つ

短鎖脂肪酸の高い産生能が確認されました。

この植物性乳酸菌に最適なチーズ製法の開発を進めるとともに

食品としての新たな機能性について検証していきます。

 

 

 

 

  

 

シリアル食品の原料となるオーツ麦は、

国内では産地が北海道に限られるなどの栽培適地の狭さや

生産性の低さが問題となり国内生産が非常に少ない状態です。

そこで、福井県の気候でも生産可能な収穫量の多いオーツ麦の品種開発を行います。

重イオンビーム照射により変異誘発し

大学内の圃場で栽培して収穫量や育てやすさの優れた個体を選抜していきます。

 

 

リターン品について

 

米「ピカツンタ」「ふくむすめ」 

「ピカツンタ」はコシヒカリを遅く植えても収量が期待できる品種に改良し、麦との二毛作が可能なことが特徴で、粒が大きく食べ応えがあり甘みを感じやすいコメです。「ふくむすめ」は、もちもちとした食感が特徴のミルキークイーンとピカツンタを交配。コメの粘りを決めるでんぷん中のアミロースの割合が低く、大粒のコメを選抜して開発しました。もち米のような香りと甘みが特徴的な「半もち米」です。この2品種は、福井県立大学三浦孝太郎准教授が学生らと開発しました。

【県内スーパーで販売されているピカツンタとふくむすめ】

 

【粒が大きく甘みを感じやすいピカツンタとふくむすめ 他の米との比較】 

 

 

酒米「山田錦FW1号」    

 福井県立大学 三浦 孝太郎准教授と公益財団法人若狭湾エネルギー研究センターで開発された、福井での栽培に適する山田錦の新しい品種です。これまで、酒米の最高ブランドである「山田錦」は、気候などの生育条件が限られており、福井県での栽培には適していませんでした。福井県立大学と若狭湾エネルギー研究センター は、2018年から共同研究を行い、イオンビーム育種法を用いて福井の気候条件などに合った品種改良に取り組み、新品種登録申請に至りました。現在、共同研究を行っている久保田酒造(坂井市)による試験醸造の下、試験販売を実施しています。

 

【坂井市丸岡町にある久保田酒造】

 

 

県大レストランにおける試食会への招待

 福井県立大学永平寺キャンパスのレストランは、地元永平寺町で食と農に関わる活動を行っている女性グループ「TEAM Zen」が運営し、地元農家と連携した地産地消の「おふくろの味」を提供しています。このレストランにおいて、県大発の農産物「ふくこむぎ」「ピカツンタ」などを使った新メニューを味わっていただく試食会を開催します。

 

【県大レストランでは、福井県産お野菜をふんだんに使用した料理を提供しております】

 

 

 

本プロジェクトに対する個人様からの寄附金は「ふるさと納税」の対象となります。

ふるさと納税では、寄附金のうち2,000円を超える部分について

住民税の概ね2割を上限に、所得税と合わせて全額が原則として控除・還付されます。

 

例)30,000円の寄附をした場合

還付又は住民税からの控除額は28,000円となり

実質負担額は2,000円となります。

 

福井県認定プロジェクトの一覧はこちら

 

今回のプロジェクトでは、

実質2,000円の負担でふるさとへの想いをカタチにできるとともに、

リターンがあるプロジェクトについてはリターンを受けることができます。

 

※寄附者様の収入や家族構成に応じて、還付・控除額は変わります。

 詳細は福井県のHPをご覧ください。

※企業版ふるさと納税の対象ではないため

 法人様による寄附はふるさと納税の対象にはなりません。

※福井県内の方は対価性のあるギフトを受け取ることはできません。

 

 

 

・本プロジェクトは、福井県の「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の

 対象事業として認定されています。

・このプロジェクトに対する個人による寄附はふるさと納税の対象となり

 ご寄附頂いた額に応じて、個人住民税等から一部が控除されます。

・企業版ふるさと納税の対象ではないため

 法人による寄附はふるさと納税の対象となりません。

・寄附金は福井県がふるさと納税として領収し、

 その寄附金から寄附代行手数料を除いた額を、奨励金として事業者に支給します。

 

・その他、ふるさと納税の詳しい内容や注意点については、福井県HPをご参照ください。

 

 

ワンストップ特例制度の申請をご希望の方へ

ふるさと納税制度の適用において、確定申告が不要となるワンストップ特例制度の申請を

ご希望される場合は、寄附申込の際に必ず希望有りを選択してください。

 

令和6年1月10日(水)(必着)までに、福井県に申請書をご提出いただく必要があります。

※期日を過ぎた場合、確定申告が必要になります。

 

プロジェクトが成立して寄附金額が確定した後

県から領収書とともに、ワンストップ特例申請書の様式をお送りしますが

予め「ふるさと福井応援サイト」より申請書様式をダウンロードし

ご準備いただくことも可能です。

また、申請にあたり、マイナンバーに関する添付書類を

ご提出いただく必要がありますので、ご遺漏の無きようお願いいたします。

 

 

▼個人情報の取り扱いについて

本プロジェクトは福井県の「ふるさと納税を活用した新事業創出支援事業」に

認定されたプロジェクトであり、ご寄附者様の個人情報は、福井県に提供されるほか

福井県を通じて本事業者にも提供されます。

この点をご了解頂いたうえで、ご寄附をお願いいたします。

 

 

▼返礼品についての注記

・福井県は、地方税法第37条の2第2項各号及び第314条の7第2項各号に掲げる

 基準に適合する地方団体として総務大臣の指定を受けています。

・当該お礼の品は、総務省告示で定める地場産品基準を満たしたものです。

・福井県内の方は対価性のあるギフトを受け取ることはできませんのでご注意ください。

・お酒が含まれるリターンは、20歳未満の方はご支援いただけません。

ーーーーーーーーーーーー
20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

酒類販売管理者標識
・販売場の名称及び所在地:久保田酒造合資会社 福井県坂井市丸岡町山久保27-45
・酒類販売管理者の氏名:久保田直邦
・酒類販売管理研修受講年月日:2021年9月17日
・次回研修の受講期限:2024年9月16日
・研修実施団体名:坂井小売酒販組合
ーーーーーーーーーーーー

プロジェクト実行責任者:
福井県立大学 理事長 窪田 裕行
プロジェクト実施完了日:
2024年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

福井県立大学がこれまでの研究実績を基に、輸入に頼っている食料を県産化するプロジェクトを立ち上げました。様々な食料の県産化に向けた研究開発を進め、「ふくい」で生まれた品種を「ふくい」の技術で生産することで、日本の食料安全保障と福井県の持続的な発展につながることを目指します。集まった資金は、プロジェクト実施のための経費として使用します。

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プロフィール

経済学部、生物資源学部、海洋生物資源学部、看護福祉学部等を有し、さらに食・農・環境・文化・生活を実践から総合的に学ぶ「創造農学科」やICTやゲノム編集技術等を取り入れた最先端の増養殖の実践を学ぶ「先端増養殖科学科」などの特徴的な学科を有した県立大学です。

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ギフト

5,000


【福井県内外在住の方】全額応援!(5千円)

【福井県内外在住の方】全額応援!(5千円)

●感謝のメールをお送りいたします。
●ご支援いただいた金額全額をプロジェクト実施のために使わせていただきます。

〇領収書(税制上の優遇措置対象)
※寄附金領収書は、ギフト送付先としてご登録いただいたお名前を宛名として作成いたします。(寄附金領収書は、ギフトとは別途、福井県より送付します。)

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000


【福井県外の方限定】福井県立大学開発!山田錦FW1号による日本酒(4合瓶1本)

【福井県外の方限定】福井県立大学開発!山田錦FW1号による日本酒(4合瓶1本)

※こちらのリターンには、酒類が含まれるため、20歳未満の方はご支援いただけません。
●感謝のメールをお送りいたします。
●福井県立大学にて開発した改良酒米「山田錦FW1号」にて製造した日本酒4合瓶を1本お送りいたします。
日本酒は、久保田酒造より発送いたします。

災害等により十分な返礼品の数量が確保できず、ご希望の返礼品をお届けできない場合には、同等額の返礼品に代えさせていただきます。

〇領収書(税制上の優遇措置対象)
※寄附金領収書は、ギフト送付先としてご登録いただいたお名前を宛名として作成いたします。(寄附金領収書は、ギフトとは別途、福井県より送付します。)

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月

5,000


【福井県内外在住の方】全額応援!(5千円)

【福井県内外在住の方】全額応援!(5千円)

●感謝のメールをお送りいたします。
●ご支援いただいた金額全額をプロジェクト実施のために使わせていただきます。

〇領収書(税制上の優遇措置対象)
※寄附金領収書は、ギフト送付先としてご登録いただいたお名前を宛名として作成いたします。(寄附金領収書は、ギフトとは別途、福井県より送付します。)

申込数
31
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000


【福井県外の方限定】福井県立大学開発!山田錦FW1号による日本酒(4合瓶1本)

【福井県外の方限定】福井県立大学開発!山田錦FW1号による日本酒(4合瓶1本)

※こちらのリターンには、酒類が含まれるため、20歳未満の方はご支援いただけません。
●感謝のメールをお送りいたします。
●福井県立大学にて開発した改良酒米「山田錦FW1号」にて製造した日本酒4合瓶を1本お送りいたします。
日本酒は、久保田酒造より発送いたします。

災害等により十分な返礼品の数量が確保できず、ご希望の返礼品をお届けできない場合には、同等額の返礼品に代えさせていただきます。

〇領収書(税制上の優遇措置対象)
※寄附金領収書は、ギフト送付先としてご登録いただいたお名前を宛名として作成いたします。(寄附金領収書は、ギフトとは別途、福井県より送付します。)

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年5月
1 ~ 1/ 15

プロフィール

経済学部、生物資源学部、海洋生物資源学部、看護福祉学部等を有し、さらに食・農・環境・文化・生活を実践から総合的に学ぶ「創造農学科」やICTやゲノム編集技術等を取り入れた最先端の増養殖の実践を学ぶ「先端増養殖科学科」などの特徴的な学科を有した県立大学です。

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