支援総額
目標金額 5,000,000円
- 支援者
- 318人
- 募集終了日
- 2023年9月30日
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- 2,233,000円
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- 現在
- 12,455,000円
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- 残り
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- 15,490,000円
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- 430人
- 残り
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- 総計
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【継続寄付】DD51技術支援・鉄道を通した日タイ友好活動を続けたい
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- 総計
- 54人
プロジェクト本文
クラウドファンディング終了の御礼
此度は講談協会クラウドファンディングに御協力を頂き有り難う御座いました。
協会運営を円滑にするためにもクラウドファンディングに挑戦してはどうだとと御助言を賜り、未来の講談会の躍進につながればと、挑戦を決意いたしました。
元より初めての試みで、会員一同如何なる事に成るやと、小川に浮かべし笹舟を見る如く見守っておりましたところ、有り難くも多くの皆様がお力添えを下さり、日ならずして目標金額に達し、九月三十日の終了迄に、
三百十八人の皆様から、総額九百七十四万円という思いもよらぬ御援助を頂く結果となりました。
従来の講談御贔屓の皆様のみならず、日本中から、さらに遠くイタリアからも御参加いただきました。協会員一同、有り難さに深く頭を下げさせて頂くとともに、これ程、多くの皆様が講談を愛して下さっている喜びに浸っております。
この上は皆様の温きお志を一切無駄にする事なく、一同芸の習練に努め、後継者の育成に力を注ぎ、頂いた御厚情に御答えして参ります。改めて御礼申し上げます。
是非とも、会場に足をお運びいただいて、その様子を楽しんで下さいますようお願い申し上げます。
令和五年 秋 吉日 講談協会会長 宝井琴調
・講談とその歴史
・現在の講談
・しかし…定席継続の危機に
・興行の場を守り続けるために
・講談の明日に向かって
・応援の声
・返礼品のご紹介
日本の伝統話芸の中でも、長い歴史を持つといわれている「講談」。張り扇で釈台を叩きながら、調子よく語る話芸です。
大衆芸能として庶民に愛され、江戸末~明治期には260件を超える講談専門の寄席、講釈場があったと言われています。
しかしながら 、他の大衆メディアの登場、第二次世界大戦などを経て、講談は衰退の一途をたどりました。
一龍齋貞鳳著 講談師ただいま24人
講談師の奮起、女流講談師の登場などもあり、復活の兆しをみせたものの、安政4年(1857年)から続いていた唯一の講釈場「本牧亭」が、平成2年(1990年)に閉場。
平成4年(1992年)に上野に規模を縮小して本牧亭が再開されるも、黒門町に移転したのち、平成24年(2012年)に本牧亭は再度閉場しました。
講談界は「講釈場」というホームグラウンドを失ってしまったのです。
国立演芸場での「講談まつり」の様子
本牧亭が閉場した後も、伝統を守るべく、主に永谷商事が運営する「お江戸日本橋亭」「上野広小路亭」、また「国立演芸場」等で興行を続けてきました。
平成14年には、一龍齋貞水師が講談師初の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
一龍齋貞水師
かつては日本に20余名しかいなかった講談師。
しかし、講談復興の機運の中、興行を重ねてきた結果、令和5年(2023年)現在、講談協会だけでも講談師の人数は50名を超え、全国では100人を超える講談師が活躍するまでになりました。
また、かつては「男の芸」と言われておりました講談界でしたが、昭和43年(1968年)、宝井琴桜師が入門。
宝井琴桜師
その後、次々と女性の講談師が誕生し、各方面で活躍しています。現在では協会員の半数を超えるまでとなりました。
近年では若手も力をつけ、新しいファンもつきはじめ、業績も回復傾向。未曽有のコロナ禍もなんとか乗り越え、入門希望者も増える一方です。
いよいよこれから、と講談界は明るい未来に期待を膨らませておりました。
そんな最中、定席の場である「お江戸日本橋亭」「国立演芸場」が建物の老朽化により令和5年(2023年)末をもって5年間の建て替えとなることが決定されました。
建て替えとなるお江戸日本橋亭
定席興行の場が新しく改築されるということは、講談界にとって大変嬉しいこと。
しかしながら、建て替えの間の代替の会場は自分達で探さなくてはなりません。
これまでと同様の興行を行えるよう、一般の貸会場を検討いたしましたが、公共の会場は抽選が多く、定期興行を安定的に行うことができません。また、民間の会場には高額な利用料がかかります。
協会が一般の貸会場を利用する場合、会場費に対しての補助はなく、またコロナ禍を経たばかりで協会の資金は乏しく、新たに会場を確保して定席興行を継続していくのが難しい状況です。
このままでは、安定して定席興行を続けられなくなることを危惧しています。
大衆芸能である「講談」。これは、お客様あってのもの。
これまで600年もの間、講談が継続できましたのも、足を運んで聞きに来てくださるお客様があってのことです。
「芸人はお客に育てられる」
などというように、芸人の修行は家で稽古するだけでは成立いたしません。高座で、お客様の前で披露して、初めて身につくのです。
どれだけ時代が移り変わっても。
長年、講談を愛してくださるご常連のお客様のためにも。
また、近年、講談に興味を持ち始めた若いファンのためにも。
講談を聞いていただくための場を失うわけにはいきません。
現在、講談協会には入門者が続々と増え、前座の数は過去最多となりました。
講談は、落語などと同じで、師匠に入門を認められますと、まず「前座」になります。協会の定席などを中心に下働きを行いながら、話や礼儀作法等を学びます。
そして、一通りのことを覚えたと認められると「二ツ目」に昇進。下働きから解放され、話の稽古と高座に集中し、一人前と認められる「真打」を目指します。
「弟子の教育は師匠が行うもの」
「弟子をとったならば子供と同じ、師匠が全力で育てていかなければならない」
講談界では昔からそう言われてきました。
その言葉通り、弟子を持つ講談師たちは、全力で弟子の指導に当たっております。
しかし、現在では、師匠ひとりの力で一人前の講談師を育てることは極めて困難です。前座には、協会の定席興行での修行が必須だからです。
ー稽古ー
「高座百篇」などと申しますが、講談の稽古は家でだけやればいいものではありません。
高座で、大きな声で講談を読む。そして、お客様に聞いていただく。その経験を重ねていかなければ、上達はできません。
ー礼儀作法ー
前座の仕事は高座だけではありません。
先生方の着替えをお手伝いする、着物を畳む、お茶を入れる、ネタ帳を付ける…前座は、楽屋でたくさんの仕事をこなします。
先生方のそばで働きながら、楽屋の礼儀作法を覚え、寄席のしきたりを覚える。そして段々と芸人らしさが身についていきます。
多くの先輩方からの指導と、沢山の経験、高座を勤めなければ、一人前の講談師になることはできません。
前座の修行は、定席興行の場で、その空気を感じ、高座にあがることが必要不可欠なのです。
2023年6月現在、前座の数は13名、入門待機者も数名おります。
現状維持だけでは、前座の修行もままなりません。
できることならば、未来の講談師を目指す前座の修行の場である興行をもっと増やしていきたい。
そこで今回興行を継続・増加するためにクラウドファンディングにチャレンジすることを考えました。
目標金額:500万円
資金使途:
①建て替えが決まっている「日本橋亭」「国立演芸場」が使用できなくなる5年間、定席興行を行うためにかかる費用
②クラウドファンディング諸経費
前座一同
今回のクラウドファンディングは、単に5年間の興行の場を支えるものだけではなく、未来の講談界を作っていくためのものであると、私たちは考えています。
皆様に、生の高座を届け続けたい。
そして、講談界の未来を背負う若手の修行の場を守りたい。
そのためには、興行の数を減らすことはできません。
興行を重ね、いまよりももっと力をつけて、改築後の「お江戸日本橋亭」「国立演芸場」で賑々しく興行を行いたい。
さらには、都内近郊だけでなく、講談に興味を持ってくださるすべての方に、見ていただける機会を作りたい。
それが私たちの願いです。
そのために。まずは、講談定席継続のためにお力をお貸しください。
頑張れ!
講談界頑張れ~!
講談界頑張れ~!
講談界頑張れ~!
講談頑張れ〜!
私も噺家の一人といたしまして講談を応援しております。
どうかお客様もご協力いただいて、若い講釈師に力を与えてやっていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
お互い切磋琢磨しているわけですから、そう意味では、修練の馬が無くちゃいけないわけです。
今回の講談のクラウドファンディング。ぜひともよろしくお願いいたします。
落語界からも応援いたします!
こういう時に頼りになるのが、我々でいう「ご贔屓」。「お旦」でございます。
クラウドファンディングなんてそんな小洒落た事言わない。ひとつ、講釈界の「お旦」になって、協力をしていただきたいと思います。お願いします。
それだけ講談を愛している方がたくさんいらっしゃるという事で我々演芸仲間としても非常にうれしいことでございます。
噺家は講談の先生方に大変お世話になっております。ぜひぜひこれからも講談協会発展のために!ただまだいっぱい(実施する)日にちが残っておりますのでどうぞ皆さん、ご協力のほどよろしくお願いいたします。柳家喬太郎からも切にお願いを申し上げる次第でございます!
講談協会頑張れ!万歳!一緒に発展していきたいと思います。
あなたも講談を始めてみませんか?これさえあれば、すぐに始められます!
また、公演前には若手講談師による四谷史跡巡りも行います。
田宮稲荷神社
荒木町界隈は、四谷怪談でおなじみ「田宮稲荷神社」をはじめ、さまざまな史跡がございます。講談師がその史跡にまつわるお話と共に皆様をご案内いたします。午前中に集合し、昼食は、「美舟」にてお弁当をご提供します。散歩後、そのまま「津の守講談会」にご参加いただきます。
●「津の守講談会」入場券(12月1日(金)or12月2日(土))
●若手講談師による歴史散歩
※時間等の詳細は2023年11月を目処にお知らせいたします。
※現地集合現地解散。現地までの交通費はご負担ください。
●お礼のメッセージ(お礼状orメール)
講談協会会長・宝井琴調特製グッズ詰め合わせセット(他では買えない琴調本人による絵本朗読CD付)をお届けいたします!
●会長のサイン付き・会長監修講談絵本(全5冊)
●会長自身による絵本の朗読(非売品、完全オリジナル)
※読み聞かせCDは絵本の中から1冊分を収録します。どの絵本になるかはおまかせください。
●幼少時代の会長をモデルにしたオリジナルTシャツ
※TシャツのサイズはS・M・L・XLよりご選択ください。色はおまかせとなります。
●お礼のメッセージ(お礼状orメール)
留意事項
●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
●プロジェクト・リターンの各種企画について、天災等やむを得ない事情により延期・中止・プログラムの変更など、予定通り開催できなかった場合でも、いただいたご支援は今後の準備費用やその他の経費として使用させていただくこととし、ご支援の返金はいたしかねますのでご了承ください。
●プロジェクトが第一目標金額を超える資金が集まり、達成している場合はキャンセルできません。
●本プロジェクトへのご支援は税制控除の対象外です。
- プロジェクト実行責任者:
- 講談協会会長 宝井琴調
- プロジェクト実施完了日:
- 2028年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
①建て替えが決まっている「日本橋亭」「国立演芸場」が使用できなくなる5年間、定席興行を行うためにかかる費用 ②クラウドファンディング諸経費
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上でのリスクについて
- 日本橋亭の代替としては定席会場としては荒木町舞台「津の守」を毎月1日~3日借りることが決定している。 年2回の国立演芸場講談まつり会場については未定だが、300席ぐらいの公共施設などを借りて興行する予定
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
「パパン、パン、パン、パン」と張り扇を使ったリズミカルな日本の伝統話芸「講談」 講談協会は600年の伝統を誇る話芸、講談を継承するプロの講談師のみが所属する団体です。真打ちの講談師に弟子入りをし、認められたものだけが、協会員の資格を得ることが出来ます。
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リターン
1,000円+システム利用料
松の葉コース
講談に興味を持って応援したいと思ってくださった方へ。
●お礼のメッセージ(メール)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
5,000円+システム利用料
全力応援コース(5千円)
特別な返礼品をお送りしない代わりに、より多くの金額を講談の未来のために活用させていただきます。
●お礼のメッセージ(お礼状orメール)
- 申込数
- 59
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
1,000円+システム利用料
松の葉コース
講談に興味を持って応援したいと思ってくださった方へ。
●お礼のメッセージ(メール)
- 申込数
- 8
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
5,000円+システム利用料
全力応援コース(5千円)
特別な返礼品をお送りしない代わりに、より多くの金額を講談の未来のために活用させていただきます。
●お礼のメッセージ(お礼状orメール)
- 申込数
- 59
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
プロフィール
「パパン、パン、パン、パン」と張り扇を使ったリズミカルな日本の伝統話芸「講談」 講談協会は600年の伝統を誇る話芸、講談を継承するプロの講談師のみが所属する団体です。真打ちの講談師に弟子入りをし、認められたものだけが、協会員の資格を得ることが出来ます。