プロジェクト概要

 

シェレ,ジュール(1893)
『「パリ-シカゴ 全2幕」エッフェル塔劇場』
クリムト,グスタフ(1898)
『第一回ウィーン分離派展』
H.ド・ロートレック(1892)
『ディヴァン・ジャポネ』
カッサンドル,アドルフ・ジャン=マリー・ムーロン(1935)
『ノルマンディ号』

 

ミュシャやシェレ 100年前のポスターの危機を救う
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館の挑戦

 

はじめまして。京都工芸繊維大学 美術工芸資料館です。

ここには、同大学の前身である京都高等工芸学校(明治35年創立)における収集品をメインに、5万点を超える所蔵品が保存・展示されています。

 

デザイン教育の教材として役立てることを目的に収集され、国内外の絵画・彫刻・金工・漆工・陶磁器・染織・考古品まで多岐に渡りますが、そのなかでも、中心的な位置を占め、とくに力を入れているのが、ポスターコレクションです。


ヨーロッパの代表的な作家ミュシャやシェレなど、19世紀〜20世紀前半にかけて制作された1万点を超える貴重な作品を、100年以上前から収蔵しています。



 

 

デザイン教育に力を入れた京都高等工芸学校。
当時最先端のポスターを手に入れ、学生たちの教材に


ポスターは19世紀末のヨーロッパで普及した新しい芸術表現で、印刷技術の発展とともに多彩な表現を獲得し、都市生活の近代化のなかでは欠かせないメディアになりました。

 

日本でも20世紀に入ると、デパートの普及や交通機関の発展という社会背景のもとで、商品や店、観光地などの「宣伝」が重要な位置を占めるようになります。

 

いかに人びとの目を引くような広告にするかという工夫から、文字や色使いを工夫する「デザイン」という考え方も登場し、その新しいデザインを明治時代の日本にも移植しようとして設立されたのが、前身校にあたる京都高等工芸学校でした。

 

京都高等工芸学校では、創設時の教授陣に洋画家の浅井忠や、建築家の武田五一が加わり、ヨーロッパにおける新しいデザインの動向を展望し、図案科を設置。本格的なデザイン教育をはじめ、教材として、当時最先端のポスターやその他の美術工芸品を浅井や武田自らがヨーロッパで購入・入手してきました。


 

損傷が激しいポスター20点を修復し、
本学70周年記念を祝う展覧会でお披露目できる状態に

 

資料館では、これまでも、ポスターの展覧会をはじめ『フランスのポスター』『チェコ ポーランド ハンガリーのポスター』『日本のポスター』といったデザインコレクションを書籍として出版しています。

 

そして、今年で京都工芸繊維大学が開学70周年を迎えるにあたり、5月~7月に、記念事業として「近代デザインの受容と展開-京都工芸繊維大学美術工芸資料館収蔵名品展」(仮称)を企画することになりました。

 

この展覧会では、京都高等工芸学校開校(1902年)時から収集しているヨーロッパやアメリカ、さらに日本のポスターなどを展示すると同時に、それらのポスターを教材として活用した学生たちの作品も展示します。

しかし、展示予定作品のなかには、状態が良くなくこのままでは展示が難しい作品もあります。

 

今回修復予定の作品の一部
ミュシャ,アルフォンス 「リジー」

 

とくに、19世紀末から20世紀の初頭にヨーロッパやアメリカで購入した代表的なポスターは、100年以上経っていることもあり、折れや破れといった損傷が激しく、また、ベニア板に直接貼り付けてあるなど今後の保存に懸念を抱かせるものも複数あります。

 

世界的にみても貴重なポスターですし、デザイン資料としても素晴らしいものばかりで、今後も次世代を担う学生をはじめ、多くの方々に見ていただきたいのですが、このままでは展示を続けることができません。

 

資金の使い道について

 

しかしながら、大学から配分される美術工芸資料館の運営費だけでは、展覧会の開催や実習の主催など、日常業務をこなすことしかできず、ポスター修復のための特別な予算を確保することができません。

そこでこの度、クラウドファンディングを通して、貴重なポスターを守り、伝えていくために広くご支援を集めることにいたしました。

 

今回は、皆さまからいただくご支援を使い、展覧会出品予定ポスターのなかから、とくに損傷の激しい【20点】を修復します。

 

文化財として貴重な「宝」を次世代へ

 

修復を希望しているポスターは、いずれも19世紀末から20世紀はじめにかけて、フランス、ドイツ、オーストリアなどで制作されたもので、本学だけではなく、日本のデザイン制作に大きな影響を与えたものばかりです。

 

今回のプロジェクトでポスターの修復が行われれば、今後も展示・公開を継続し、日本近代のデザイン教育の様子をイメージすることが可能になるとともに、文化財として貴重な「宝」を、次世代の人びとに安全な状態で引き継いでゆくことができます。

 

また、他館へのポスターの貸出なども含めて、多くの方々に作品を鑑賞していただく機会も増え、世紀末のパリの様相や近代化が進む20世紀初頭のヨーロッパの街並みを追体験できるようになります。

 

もちろん、社会に出てポスター制作を仕事とする学生の教育も行う京都工芸繊維大学では、多くの優れたポスターを学生に示すことが必要です。

 

100年以上前のポスターが今に伝わっていること自体、とても価値のあることですので、これを次世代に繋ぐためにもどうか、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

 

美術工芸資料館 外観

 

ギフトについて

今回、ご支援いただいた方には下記をギフトとしてお送りいたします。


■3,000円コース:

サンクスメール

■5,000円コース:
サンクスメール

美術工芸資料館招待券2枚



■10,000円コース:
サンクスメール
美術工芸資料館HPにサポーターとしてお名前掲載

美術工芸資料館招待券2枚

ポスター絵葉書Bセット1組
(ウジョーヌ・サミュエル、クリムトなどを含む12枚組のポスター絵葉書)


※ポスター絵葉書の詳細はこちら

 

■30,000円コース:
サンクスメール

美術工芸資料館HPにサポーターとしてお名前掲載

美術工芸資料館招待券2枚

『1902年の好奇心』(カラー版名品図録)



 

■50,000円コース:

サンクスメール

美術工芸資料館HPにサポーターとしてお名前掲載
美術工芸資料館招待券5枚

『1902年の好奇心』(カラー版名品図録)

ポスター絵葉書Aセット1組
(ロートレック、ギョームなどを含む12枚組のポスター絵葉書セット)


※ポスター絵葉書の詳細はこちら

 

■100,000円コース:
サンクスメール

美術工芸資料館HPにサポーターとしてお名前掲載

美術工芸資料館招待券10枚

『1902年の好奇心』(カラー版名品図録)

ポスター絵葉書セットA・B各1組
※上記展覧会会期中にご来館される場合は、ギャラリーツアー(30分)を実施


※ポスター絵葉書の詳細はこちら


 

 

特定寄附金による税制優遇について

 

京都工芸繊維大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。

 

個人や法人からのご寄附については、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)又は、法人税法上の全額損金算入を認められる寄附金(法人税法37条第3項第2号)として財務大臣から指定されていますので、ご寄附いただいた寄附金は、下記の基準により個人又は法人の所得から控除され、税制上の優遇措置を受けることができます。

 

なお、個人の場合、住民税が軽減される場合があります。
 

●個人の皆様
①所得税について

所得控除
寄附金額が2千円を超え総所得金額等の40%を上限とする寄附金額について、その超えた金額が当該年の所得額から控除されます。
  

所得控除額 = 寄附金額 - 2千円

 

②住民税について
京都府、京都市にお住まいの方は、寄附金額が2千円を超え総所得金額等の30%を上限とする寄附金額について、府民税は税率4%、市民税は税率6%を乗じた額が寄附をした翌年の個人住民税額から控除されます。
控除額 =(寄附金額 - 2千円)×(4%【府民税】+ 6%【市民税】)
京都府、京都市以外にお住まいの方は、それぞれの都道府県・市区町村にお尋ねください。

 

●法人様
寄附金全額の損金算入が可能です。


※優遇措置の手続きについて
優遇措置を受ける手続きは、寄附をされた翌年の確定申告期間中に、銀行振込された際に銀行が発行する振込金受領書、又は本学が発行する「寄附金領収書」を添えて、所轄税務署に確定申告をしてください。


なお、寄附の受領日(領収日)は、Readyforから本学に入金された日(5月10日付け)となります。
 


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