支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 224人
- 募集終了日
- 2020年9月10日
「誰でも当たり前に参加できる場」を目指して
#まちづくり
- 現在
- 386,000円
- 支援者
- 54人
- 残り
- 4日
女性のための新しい医療メディア|女性が納得して医療を選べる未来へ
#医療・福祉
- 現在
- 2,902,000円
- 支援者
- 223人
- 残り
- 44日
【第四弾】殺されるジャージーの子牛(♂)を助ける
#動物
- 現在
- 2,130,000円
- 支援者
- 188人
- 残り
- 14日
多様な人が「働ける能登」を未来に繋ぐ|復興プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 2,971,000円
- 支援者
- 234人
- 残り
- 65日
地域の「みんなの居場所」になる本屋カフェ&バーを日野市で開きたい!
#地域文化
- 現在
- 1,510,000円
- 支援者
- 160人
- 残り
- 28日
高校生が北海道に平和の響きを届ける【高校生被爆ピアノコンサート】
#子ども・教育
- 現在
- 1,610,000円
- 支援者
- 190人
- 残り
- 13日
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 36,193,000円
- 支援者
- 2,241人
- 残り
- 34日
プロジェクト本文
終了報告を読む
【7/1追記:目標達成のお礼とセカンドゴールの設定について】
皆様のおかげで、シェルター新設に向けた当初の目標、100万円を達成しました。先行きが見えないこの時期に貴重なご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
この先も、住まいのニーズが高まることが予想されます。私たちは、さらにもう1部屋、合計2部屋を新設するために、セカンドゴールを200万円に設定いたします。それらも、3部屋目の家賃、光熱水費などシェルターを運営する経費に充てさせていただきたいと考えています。クラウドファンディングが終了する9月10日までの間、引き続き、ご協力を宜しくお願いいたします。
LGBTハウジングファーストを考える会・東京
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【自己紹介】
はじめまして。私たちは貧困などさまざまな理由で住まいを失ったLGBT当事者のサポートを行う非営利団体です。HIV陽性者、生活困窮者、精神疾患のあるLGBT当事者などへの支援者有志によって、2017年に始まった本活動の中で、ホームレス状態になった当事者の方が、安心して利用できるシェルター1部屋(支援ハウス)を2018年末に都内に開設し、これまでに4名の方が社会復帰していきました。
【2019年度事業報告書】→https://lgbthf.tokyo/wp-content/uploads/2020/03/lgbthf12p.pdf
たとえばシェルターを利用したAさん(ゲイ男性、40代)。
同居人から暴力をうけ、路上生活になり、その後就職した先でゲイだとバレ職場いじめにあい、友人宅に身を寄せていた方でした。
シェルターに入居後、健康状態などついて不安があるとのことで、それらの解決に資する相談先の紹介などを実施。数ヶ月後、仕事が決まり自立につながっていきました。
シェルターを利用したBさん(ゲイ男性、30代)は、工場などの住み込みの派遣の仕事を、短い期間で転々とされていたという方でした。
直近の職場の中で、職場内の男性からのセクハラを受け、申し入れをするも適切な対応をされなかったため、仕事を失い、同時に住まいをなくされたとのことです。
シェルター利用中、こちらも就職がきまり、自立生活につながりました。
これ以外にも、他団体を紹介したり、医療機関への同行などをおこなったケースなど、利用に関する問い合わせは多く寄せられています。
トランス女性であるCさんは、ストーカー被害から逃れて都内にやってきました。福祉事務所で生活保護を申請するまでの間、私たちが連携しているアンブレラ基金へつなぎ、3泊分の宿泊費を緊急に渡しました。
私たちの活動は、福祉制度による補助を受けたものではなく、現状では、シェルターを1部屋のみ確保するのが限界で、支援にあたるスタッフも十分に確保できていません。
その一方で、利用に関する問い合わせは多く寄せられており、入居までに待機していただかなければならない状況が何度もありました。
現在、新型コロナウイルス感染予防のための自粛要請によって、仕事が急減したり、雇い止めにあうなど、多くの人々の生活に影響が現れています。
こうした経済面に影響が及ぶだけでなく、社会的孤立状態により精神的にも追い詰められることで、この先、生活困窮状態になる人が増えることも予想されています。
もちろん、これらの課題はLGBTだけに限られたことではありません。
生活や住まいをサポートする制度を活用したり、生活困窮者の支援を行う団体等とも連携しながら、取り組んでいく必要があります。
しかし、これまで受けてきた差別経験から、弱みを見せることへの不安や偏見にさらされることを恐れて、行政や支援の窓口、身近な人たちにもSOSがなかなか出せずに、生活や健康状態を悪化させてしまうLGBT当事者が少なくないことも、私たちのこれまでの活動をとおして実感してきました。
また、シェルターを開設してから1年以上が経ち、LGBT当事者が貧困状態となる背景には、いじめやDV、病気や障害、HIV、メンタル面の不安定さや依存などさまざまな課題が複雑にからんでいることが見えてきました。
5月初旬、私たちは、仕事と住まいに関する緊急アンケートを行い、100名以上の当事者の方々から回答をいただきました。その中には、
「勤めていたゲイバーが休業で収入がなくなり、家賃が支払えなくなったので、荷物をレンタカーにつめて地方の実家に戻った」(ゲイ 40代)
「失業中で次の仕事も入社が先延ばしになっており、生活が苦しい。今のところ家賃の支払いを待ってもらっている」(ゲイ 20代)
「夜の仕事なので、生活保護から抜け出す予定が白紙になってしまった」(トランス女性 40代)
などの声もありました。
こうした状況をふまえ、特にコロナ禍の中で困窮されているLGBT当事者を支援するため、現在私たちが運営しているシェルターに加えてもう一部屋を新しく借り上げ、サポートの体制を広げていきたいと今回考えました。
もう一部屋、増設することで、住まいを失くしたLGBT当事者を、これまで以上にサポートすることが可能になります。
また、LGBT当事者向けの支援団体のほか、HIV陽性者や生活困窮者、難民などの関連支援団体や自治体の福祉事務所等とのネットワークを強化しながら、支援を必要とする方々の課題に取り組んでいきます。
関係団体やセクター間の垣根を越えたネットワーク強化の一環として、2019年5月には中間報告イベントを実施。関西の支援団体の方やLGBTアクティビストをお招きし、多数の来場者を迎えることができました。
こうした活動をとおして、既存の福祉制度や支援施設が、LGBT当事者にとっても使いやすいものとなるよう、さまざまな機会を捉え、各所に連携をつくり働きかけていきたいと考えています。
本クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、シェルターをもう一部屋増設するための家賃や光熱水費、日用品費に充てたいと考えています。
また、スケジュールとして、7月に部屋の決定、8月に家財道具の整備など入居できるよう準備をおこない、9月から本格的に入居者を受けいれていこうと考えています。
■作家 もちぎさんからのメッセージ
「あたいは母親にゲイだとバレてしまったことをキッカケに家出をし、掲示板で見つけた顔も知らないゲイ男性の家へ転がりました。様々な物事が上手く運び今まで生きてこれましたが、こんな運任せな選択しか無いことを決して容認してるわけじゃありません。誰もが当たり前に生活できるための、その制度の一つとして応援させていただきます。今回はLGBTs関連についてですが、世の中にはこのような《制度》と《支援者の方々》がいるという事実と、そこに頼るという発想をたくさんの人々に届けられると幸いです。」
■ドラァグクイーン レイチェル・ダムールさんからのメッセージ
「自分が活動の場としている『クラブ』は『派手で、華やかな』イメージが強い場所ですが、一見充実した社会生活やナイトライフを送っている人達も、其々が其々の悩みを抱えているという話を耳にします。新宿二丁目はそうした悩みを抱えた性的少数者達の息抜きの場でもあり、シェルターでもありますが、全ての人達が『友人』に相談したり、頼ることができるという訳ではありません。自分は『普段接することのない/接点のない人達に対する想像力』を持ち、『表に出てきにくい性的少数者故の問題や貧困』を常に意識し、考え、動くことが『性的少数者の連帯』だと思っています。 自分は『3つのサポート』を柱とし、負のスパイラルを断ち切るべく問題解決に取り組むLGBT支援ハウスの活動を応援します☆」
■美容師/GOGOBOY NAOKIさんからのメッセージ
「住まいや居場所を失った仲間たちがいること、そして、そうした仲間に住まいとサポートを提供している活動のことを知りました。この活動をもっと盛り上げるために協力していきたい。僕も出来ることは、みなさんに伝えること。みなさんの力で盛り上げていきましょう! また、悩んでいたり、心のつかえがある方は、勇気を出して助けを求めてください。僕は、あなたが、一歩でも新しい環境を作れること応援しています。」
■新宿区議会議員 よだかれんさんからのメッセージ
「コロナ禍を生きてゆくのは誰にとっても本当に大変ですが、セクマイ(セクシュアル・マイノリティ)当事者は、非当事者よりも、助けてと声を上げるのにハードルが一段高いのです。声をあげる際には、カミングアウトの必要が生じることが多いですから。だから、セクマイでも安心して助けを求められるこのプロジェクトにお気持ちを寄せて頂けたら、とっても嬉しいです。よろしくお願いします!」
■Rainbow Refugee Connection Japan 嶋田聡美さんからのメッセージ
以前ハウジングファーストの報告会に参加させていただきました。あるLGBT難民は母国で死刑を宣告されUNHCRの難民認定書をもって日本に到着しました。それなのに、憧れの豊かな日本でホームレスになっていたのです。それから日本で難民認定を受けるまでの間、ギリギリの生活でした。そのようなLGBT難民にも部屋を用意できる未来が来ることを切に望みます。
■バー・タックスノット店主/造形作家 大塚隆史さんからのメッセージ
社会の中で困窮している人に手を差し伸べるのに、なぜ性的マイノリティであることを考慮しなくてはいけないのか。大きな枠組みで取り組むと、小さな枠組みの問題が漏れてしまうことがよくあるからです。両方の枠組みに対しての目配り・気配りを持つ社会活動があることは、性的マイノリティの当事者である僕には、とても頼もしく思えます。本プロジェクトを心から応援しています!
■初代MR GAY JAPAN SHOGOさんからのメッセージ
新型コロナ感染症の影響もあり、人と人との繋がりが途切れがちでますます社会的マイノリティの方達が追い詰められてしまうという状況になってきています。社会復帰には安心・安全を感じられる【家】の存在が不可欠です。小さな声をしっかり受け取って、地に足をつけて再び歩き出すのを支援するこのプロジェクトを私は応援いたします!
■中村キース・ヘリング美術館 プログラム&マーケティングディレクター Hirakuさんからのメッセージ
「LGBT支援ハウス」の立ち上げを耳にした時、ほっとしました。私は22歳のとき、生活が困難になり、真剣にセックスワークを考えました。その時もしLGBT支援ハウスに駆け込んでいれば、大学も中退せず、もっと安心して大人になれたかもしれない。LGBTQコミュニティーの可視化が進み、肯定的な空気が流れる一方、メンタルヘルス問題や家族問題から生まれる「ホームレスネス」はコミュニティー内でとても深刻です。私たちが少しでも安心して生活できる世の中になる様に、LGBT支援ハウスを心から応援しています!
■ラジオパーソナリティ レイチェル・チャンさんからのメッセージ
映画『Saturday Church / サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所』をご存知だろうか?NYで土曜日にLGBTQのために解放されるのですが、それをベースにした物語で、多くの方にぜひ観て欲しい作品です。
私はLGBTQ先進都市と言われるNYやロンドンに11年ほど住んでいましたが、そう言った都市に比べて東京はまだまだ遅れを取っているなと感じます。
ネットで気軽に情報が入るようになっても、家庭や学校、職場などの社会の狭い概念が真の「自分らしさ」を生きる・表現する事を阻むのはとても悲しい事です。
もし愛する我が子や友人、仲間などの身近な人が人が行き場を失い追い詰められていたとしたら。
いざという時に支えになる場所は誰にでも必要なものです。LGBT支援ハウスがそうした希望の場所として、広がっていきますように。
■俳優・一般社団法人Get in touch 代表 東ちづるさんからのメッセージ
「今の日本社会では、住処を持てない人たちが増えています。頑張れない、頑張っても報われない社会の仕組みなど、複合的な理由があるからです。しかも、マジョリティが構築してきた『フツウ』『常識』『自然の摂理』などが、マイノリティの存在をないものとしてきたので、ダブルパンチ。普段から生きづらさを抱えている人が、ますます追い詰められてしまう現実があるのです。
困っている人、弱っている人は、家族に、親戚に、友だちに、友だちの友だちに、必ずいます。
自分ごととしてアクションをしていけば、必ず社会は変わります。
どんな状況でも、どんな状態でも、誰も排除しない『まぜこぜの社会』は、全ての人に居心地いいはず。
浅く広くゆるく、どんどんつながっていきましょう。」
コロナ禍の中、誰もが住まいを失う可能性が格段に増加してきました。
そのような社会で、どんなセクシュアリティだったとしても、必要な支援を受けることができ、生きやすい社会を実現するために。
どうか皆様のお力をお貸し下さい!
代表
松灘かずみ
運営スタッフ
生島嗣(認定NPO法人ぷれいす東京代表)
石坂わたる(中野区議会議員)
稲吉久乃
金井聡(東京ボランティア・市民活動センター)
金谷勇歩
前田邦博(NPO法人グッド・エイジング・エールズ)
相談役
稲葉剛(一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事)
大江千束(LOUD代表)
広報
佐々木大志郎(一般社団法人つくろい東京ファンド)
プロジェクト終了要項
運営期間
2020年7月1日~2021年3月31日
運営主体
LGBTハウジングファーストを考える会・東京
運営内容詳細
住まいを失ったLGBT当事者向けのシェルター運営
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
「ハウジングファースト」の理念の元、ホームレス状態になったLGBT当事者が利用できる支援ハウス(個室シェルター)を開設し、複数の団体・個人が協働して支援にあたることで、この問題の解決を目指している団体です。 中野区内に個室一室を借り、そこを「LGBT支援ハウス」として運用。多数の相談支援団体と連携して、支援を必要としている人につながり、ハウスを利用しながらニーズに合った支援を継続しています。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
リターン
3,000円
お礼と報告書をお送りします
・当会からのサンクスレターをメールにて差し上げます。
・プロジェクトについての報告書をPDF形式でお送りします。
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円
お礼と報告書をお送りします
・当会からのサンクスレターをメールにて差し上げます。
・プロジェクトについての報告書をPDF形式でお送りします。
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
3,000円
お礼と報告書をお送りします
・当会からのサンクスレターをメールにて差し上げます。
・プロジェクトについての報告書をPDF形式でお送りします。
- 申込数
- 95
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
5,000円
お礼と報告書をお送りします
・当会からのサンクスレターをメールにて差し上げます。
・プロジェクトについての報告書をPDF形式でお送りします。
- 申込数
- 52
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年3月
プロフィール
「ハウジングファースト」の理念の元、ホームレス状態になったLGBT当事者が利用できる支援ハウス(個室シェルター)を開設し、複数の団体・個人が協働して支援にあたることで、この問題の解決を目指している団体です。 中野区内に個室一室を借り、そこを「LGBT支援ハウス」として運用。多数の相談支援団体と連携して、支援を必要としている人につながり、ハウスを利用しながらニーズに合った支援を継続しています。